Zeiss Sonnar55mmF1.8

ZeissブランドのSonnar55mmF1.8は、カメラをα7Ⅱにスイッチする最初からプランにあったレンズです。サブコンパクトのRX10Ⅳが文句ない24-600mm相当をカバーする中、35mmフルサイズカメラならではというものの一つが標準50mmF1.4~F2程度レンズによる自然なボケにあると思うから。
(SONY α7Ⅱ+CarlZeiss SonnarFE 55mmF1.8ZA/Sony RX10Ⅳ)
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55mF1.8レンズは、1960年代に廉価な一眼レフに組み合わせるレンズとしてありましたが、当時は50mmF1.4レンズを廉価に実現できなかったという事情がありました。だから現代になってこのやや中途半端な規格が復活するとは思いませんでしたが、Zeissレンズとして価格を抑え、全体をコンパクトに収めるという発想からこの「ちょっと前に見た規格」が戻ってきたのかな?と思います。
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早速、地元の公園に連れ出してみました。
まず入り口付近で、どんぐりを接写してみます。F1.8開放の写りはどのようなものか試してみたかったのです。とても美しいボケを描いてくれました。(SONY α7Ⅱ+ZeissFE55mmF1.8ZA、1/400秒、ISO100、開放)
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色づきはじめた葉の赤のグラデーションを撮れるでしょうか。今度はピントを左手前に持ってきて背景の色を見てみました。ピントの固定も、C3ボタンに割り当てられたフォーカスモードでDMFを選べばAFでピントが合ったところからMFに移行できるので、こうしたピント合わせも好みで出来ます。これは使いやすいですね。絞りはひと目盛りだけ入れたF2です。(SONY α7Ⅱ+ZeissFE55mmF1.8ZA、1/640秒、ISO100、F2)
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こちらはまん中やや右にピントを合わせて。再び開放で。(SONY α7Ⅱ+ZeissFE55mmF1.8ZA、1/320秒、ISO100、開放)
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今度を絞りを入れて風景写真を撮ってみます。ピントは左の展望台のところです。ブログの写真では圧縮されて背景がややぼけていますが、元画像ではパンフォーカスになっています。(SONY α7Ⅱ+ZeissFE55mmF1.8ZA、1/50秒、ISO100、F10)
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同じくF10で。
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鮮やかなマリーゴールドのお花畑。F6.3で全体を捉えてみました。
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一つにピントを絞って。F1.8のピントは非常に浅くて花のほんの手前にしかピントは来ていません。(SONY α7Ⅱ+ZeissFE55mmF1.8ZA、1/1000秒、ISO100、開放)
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とても楽しい55mmF1.8での写真。続きは次回。

2019.10.28 松戸市21世紀の森と広場にて
Sony α7Ⅱ
CarlZeiss Sonnar FE55mmF1.8ZA

by bjiman | 2019-10-31 06:17 | SONYのカメラ機材
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