カセットデンスケ 買いました! SONY TC3000SD

中学、高校時代は放送部に所属していました。とにかく機械が好きで、放送関係の仕事、特に録音屋になりたいと思っていました。
私が特に惹かれていたのが、「生録」というスタイルの録音機材です。ソニーのカセットデンスケシリーズがもっともポピュラーでした。
当時はSLの運転終了から始まった鉄道録音がポピュラーで、後は野鳥とかでしたね。私も重い放送機材を担ぎながら録音することが何よりも好きでした。
でも個人では放送機材を買うこともままならないので、クラブで使っていたデンスケは思い出の機材です。
もともと「デンスケ」というのはソニーの業務用オープンリール型レコーダーの愛称で、肩から担ぐ機材の姿を新聞の4コママンガ「デンスケ」で取り上げられたのがきっかけという説や、かつてのあまりよろしくない賭け事の俗称から来たという説があり、私がデンスケ現役の頃に聞いたのは後者の方だったと思いますが、いずれにしてもソニーはこれを登録商標とし、民生用のカセットデンスケにも展開しました。これは1973年に発売されたカセットデンスケTC2850SDの大ヒットによって一気に市民権を持っていくというソニー神話の一つです。ソニーはこういうポップカルチャーの作り手でもあったんです。

ソニー カセットデンスケ TC3000SD
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私の場合だと世代的に、この1976年発売の、TC3000SD/TC2500が現役時代の新製品ということになります。
ただ私の所属していた放送部ではもっと古いTC2850世代の機種(機種名は忘れましたが)を主に使っていました。あるとき、先輩が部費が入ったということだと思いますが、このTC3000SDをクラブに買ってくれた時は驚喜したものです。3000SDは当時7万円以上していましたから、中学生高校生がプライベートで買うには高価な機種でしたから。私はせいぜいドルビーなしのTC2500を検討するのがせいぜいでしたし。
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カセットデンスケのこの頃の製品は、設置型の設計が基本で、それを可搬型にも出来るというくらいの考えだったと思います。だから機材がとても重い。重い理由は、この機種もそうですが可搬型を意識するあまり4電源対応になっていて、ACをDCにする重いトランスを内蔵していたり、(今だったらパソコンはACアダプターは別にしますよね)、モニタースピーカーを搭載していたりするのでどうしても重くなる。学生時代、この重さに辟易していた私は、モニタースピーカーいらないのに、と思ったりしましたが、実際に個人で機材を買ってみると、案外便利で旅先などで良く使うのでやっぱり必要なんだなと思ったりしたものです。
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この後、小型軽量を極めた名器TC-D5が登場するので、実質的にはこのスタイルでは最後の機種となった3000SDですが、それだけにもデザインがこなれていて、今見るとその精巧感に驚きます。
野外で使う時は、この大型VUメーターが視認性が良く、録音ダイヤルの二重環スタイルは操作性がとても良かった。野外録音では片手が塞がっていることが多いから片手で両チャンネルが操作できるメリットが大きかったのです。
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早速使ってみました。






by bjiman | 2017-12-16 17:43 | PCオーディオへの道 | Comments(0)
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