(後編)養老渓谷の梅が瀬渓谷を歩く~ヤマビルとの闘い~

養老渓谷の梅が瀬渓谷を歩く~ヤマビルとの闘い~の後編です。

沢沿いに歩いていると段々トレッキングコースを歩いている、というより沢登りをしているような感じになってきます。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC
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こういう小石の積まれた部分を何度も渡河していると、これ、(コース)合っているのかな?と疑問に思ってきます。
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なので、渡河する小石の先に、こういう階段があるとホッとしたり。
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ところどころ、赤い目印のようなものがあって、これが目印なのかな、、、と思いつつ、、、下草は刈ってあるし、周囲の小枝も良く払ってあって人手が掛かっているなと思う部分もあるのですが、何しろ表示が全然ない!
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でも冷静になってみると、こうやって渡河しながら歩くのって、楽しかったです。ヤマビルさえいなければ。
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実はこの頃、ちょっと歩けばすぐ靴をヤマビルが上がってくるという状況で、見つけては取る、見つけては取る、、、の繰り返し。ブヨがブンブン寄ってくるしで大分精神的にはキツかったのですが、この景観には思わず足を止めてみてしまいました。壁一面からしっとりと山水がしみ出してしずくが落ちています。とてもキレイでした。ここは冬ならツララスポットとなるのでしょう。
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この渓谷沿いの足下なんですが地面が海岸みたいな砂地なんです。砂まみれの沢ガニを見ていると海に来たみたい。
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それにしても今時の高画素機って凄いものです。上の写真って実は下の写真のトリミングなんです。
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まん中の葉の辺りを切り出してみると、小さな砂粒の一粒一粒を明瞭に描きだしています。驚き。
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気を取り直して、沢づたいに歩いて行きます。この写真は画面右側から渡河して左側に渡っていきます。この時点で歩き始めてから40分。タフです。
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左側に明らかにコースっぽい坂があるのですが、その先に倒木があって行かれない。倒木を避けても道がなさそう、、、でまん中右のl沢沿いを見るとコースのようなものがある、、、と疑いながらのトレッキング。もう少し表示をして欲しいものです。危ないですしね。
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見所のひとつ、大壁。一面の地層の断面に苔むす緑、、、とても美しい、写真に入りきれない景観でした。
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渓谷部分の最後のところ、もみじ谷。この辺りは季節になると辺り一面の紅葉が見事だとされているところです。
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梅ヶ瀬川のせせらぎともここでお別れ。左奥に進むと、この地を切り開き、梅を植えて今日まで梅ヶ瀬渓谷として観光地に育った始祖である明治時代の偉人、日高誠実(のぶざね)氏の邸宅跡「日高低跡」となりますが、しつこいヤマビルに懲りていたので、先へ進むことに。ここから沢から分かれて尾根伝いに縦走する尾根道になります。
ここでようやく表示が出ます。
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ここから比較的すぐに急登になって、場所によっては道幅が非常に細く左側は絶壁、ロープはない、、、とかなり危険な箇所がありました。私たちは登りだったのでまだ良かったのですが下りではかなり危ない箇所のように思いました。登山者なら大丈夫だと思いますが、もみじ谷は観光地です。とにかく足下だけはちゃんとしてこないと危ないです。
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急登部分をやりすごすと、後は細い尾根道を淡々と超えていくだけ。時折明るくなって開けると着いたかな!と思うとまた少し下りになって、、、を何度か繰り返しているとようやく林道らしき気配が感じられます。そこで一気に登坂すると、林道に出ました。ご丁寧に東屋まである!これは嬉しかったです。
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早速腰を下ろして、靴を脱いで、、、点検すると、左右の靴の中に一匹づつヤマビルが入り込んでいました。幸い厚手の靴下を履いていたのでかまれることはありませんでした。早速撃退します。
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クルマを降りて歩き始めたのが10:30で、東屋についたのが、12:50頃なので、2時間20分ほどの道程でした。
帰りは、林道を歩いてスタスタと降りていきます。舗装路だし、下りだし楽々。
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50分くらいで、駐車場の近く、渓谷の入り口までたどり着きました。
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梅ヶ瀬渓谷、今度は紅葉の時期に来てみたいなと思います。

2016.8.28 @養老渓谷にて
SIGMA sd Quattro
SIGMA 18-35mmF1.8DC

by bjiman | 2016-09-01 01:52 | 養老渓谷、久留里旅日記
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