八王子織物(高尾山特集 おまけ)

高尾山登山のお帰りに、八王子織物などはいかがでしょうか。
八王子の絹織物の歴史は古く、八王子織物の組合が発足したのは明治32年だそうで、市内には絹の道資料館もあります。
着物の反物(多摩織)は、経済産業大臣指定の伝統的工業品になっています。
反物を購入するのはちょっと大変でも、その味わいを現代に伝えるネクタイならば気軽に購入できます。ツマが記念にと購入してプレゼントしてくれました。

〈八王子織のネクタイ〉 SIGMA DP2 Merrill
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何色かのドットが織り柄によって表現された可愛いネクタイです。
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「日本製」です。
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私が尊敬する先輩から、以前、趣味が写真だという話になったときこんなことを言われたことがあります。
「写真が好きだというのはいいですね。写真家というのは、色々なものに興味があるということですから。それは仕事をする上でも大切なことです。」
私は、こんなことをサッと返せる人になりたいという憧れと、写真という趣味を素敵に表現していただいたことの二重に嬉しさを感じました。
一方、カメラマン出身のクルマジャーナリストにがっかりさせられたことがありました。
そのジャーナリスト氏は、私が気に入ったトヨタ・クラウンのダッシュボートの金糸柄パネルを評して、「西陣織のネクタイみたいなヘンな柄」と書いていました。
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私はこの金糸柄は、漆の塗り物などに見られる金糸柄からヒントを得ているのではないかなと思っているのですが、その想像が当たっているか外れているかは別として、「西陣織のネクタイみたいなヘンな柄」という表現はいかがなものかと思いました。西陣織といえば、京都の伝統的な織物を代表する日本文化のひとつです。
織物の技術は着物の反物であれ、ネクタイであれ同じように応用ができるものですし、第一、西陣織の着物の織り技術の素晴らしさを知っているのでしょうかと言いたくなってしまいます。アートを表現するプロカメラマンであればこうした伝統的な美についても意を払っていてもらいたいものだと思います。
戦後、日本は敗戦によって欧米文化をお手本として受け止めてきたのは事実ですが、昔からの伝統を忘れてしまってはいけないと強く感じています。
若い頃は、憧れのブルックスブラザースで買ったネクタイが銀座菱屋製だったりして、「菱屋」という文字がカッコいいなぁと感じたものです。アメリカ製であることよりも。

SIGMA DP2 Merrill

by bjiman | 2015-09-12 17:45 | 和装・着物生活・伝統的工芸品
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