COUGAR No6 National Panasonic RF-855

クラウン特集は今回だけお休み。実は、BCLラジオ・クーガNo6 を買いました。

〈COUGAR No6(National Panasonic RF-855)〉 (SIGMA DP2 Merrill,30mmF2.8,F6.3,1.3秒,ISO100)
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私が小学生時代、BCLブームというのがありました。「ラジオ・オーストラリア」や、「RAEアルゼンチン国営放送」などの短波海外放送局の受信にチャレンジして、受信できたら受信報告書を送り、ベリカードという受信確認のカードをもらうという趣味で、私もずいぶん凝っていました。
当時、ラジオの人気機種といえば、ナショナル・クーガ2200やソニー・スカイセンサー5900などが定番でしたが、私が凝り始めた頃は、まだクーガは1500、スカイセンサーは5800の頃でした。当時、小学生にはこれらのラジオは高嶺の花で、私も毎日のように地元の電気屋さんに行ってラジオを眺めていました。
そんなとき、いつも気になってみていたのは、高価なクーガ1500やスカイセンサー5800ではなく、並んでいたラジオの中でいちばんお手頃価格だったTRY-X1500やCOUGAR No6のような廉価モデルでした。これらのモデルは、上級機種のようなマルチバンドではなく、短波(SW)帯も3.8MHz~12MHzしかなく、外部アンテナ端子もついていないようなものでしたが、ちょっと背を伸ばせば手が届くような気がしてこういうラジオが欲しい!と思って見つめていたものです。特にナショナルのクーガは、AM放送用のジャイロアンテナが格好いいと思って憧れていました。
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結局、当時はねだってねだって後になってから、東芝のTRY-X2000を買ってもらい、中学生時代まで愛用しました。
でも、大人になってもかつての熱い時代が忘れられず、もう一度短波が聴きたいと思って、SONYの現代的なSWラジオを購入したりしたこともありました。現代の住宅密集地域では、高性能ラジオの高感度を持ってしても十分な受信ができず、結局、とってもいい音がする、ステレオ出力もMPX-OUTから取れるということで、我が家では高性能なFMチューナーとして活躍しています。
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それでもやっぱり、あの頃、胸を熱くしたモデルが欲しい、あの頃のカチッとしたツマミのついたモデルが欲しいという思いは絶ち難く、秋葉原の専門ショップなどを2、3年に一度は見ていました。
もう今更、クーガ2200などの高性能モデルはいらないんです。デザインの好みでいえばTRY-X1600やクーガ1300なども好きなのですがこれらは稀少でめったに出ませんし高価です。それならあの頃、これなら買ってもらえるかもと思った思い出の廉価モデルを手元に置いておきたいとの思いがありました。
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そんなことでとうとう買ってしまったクーガNo6。音が抜群に良いのが驚きでした。
ライトもかわいらしく点灯します。
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今、ラジオ深夜便を聞きながら、この記事を書いています。
このクーガNo6、リンクをいただいている「カメラ夢遊」さんのひそみに習えば、「想い出カメラ」ならぬ「想い出ラジオ」です。(夢遊さん勝手にごめんなさい。)
昭和49年発売とのこと。もう40年以上も前に作られたラジオなのに、平成27年の今夜も、アストラッド・ジルベルトさんのFly Me To The Moonをあの頃と同じように優しい歌声で聴かせてくれます。

fly me to the moon

by bjiman | 2015-07-22 01:53 | PCオーディオへの道
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