(1) 旧岩科学校の2階に上がってきます。
(SIGMA SD1 Merrill,SIGMA 17-50mmF2.8)
(2) 特徴的なバルコニーに出てみます。
カーブするバルコニーの手すりとその向こうに見える整然とした屋根瓦。まさに和洋折衷の美。
松崎町ならではの「なまこ壁」も目に入ってきます。
(3) 見上げると「岩科学校」の金色の書。
(4) バルコニーからの眺め。まさに眼下にゆったりとした岩科の町の雄大な展望。子どもたちを包み込む豊かで優しい自然があります。
(5) 屋根瓦の整然とした姿に強く惹かれます。
(6) バルコニーから戻って天井を見上げると、美しい青の背景に映える鏝絵の美があります。
(7) そしてこの建物最大の見所といってもいいのではないかと思います。入江長八作の138の鶴が描かれた「鶴の間」です。
裁縫室としても使われていたそうです。
(8) 長八66歳の時の作という鶴たちが、若人達の未来に輝くように羽ばたいています。
(9) この急な階段がいかにも時代を感じさせるディティールです。
(10) 1Fに降りてきました。この町らしい、なまこ壁が覗いています。
(11) 見所満載の旧岩科学校、ぜひお近くを御旅行の際は寄っていただけると嬉しいな。
(12) 開花亭
入り口脇には、旧岩科役場として使われていた建物も展示されています。
(13) ここの天井にも見事な鏝絵があります。入江長八の高弟・佐藤甚作氏の作とのこと。
これも、片目は入っていません。半分つぶって、といいますが、世の中、余り見えすぎても良いことはありません。少しこんな余裕がある方がいいですね。
これで松崎町特集を終わります。
2013.5.6 松崎町 旧岩科学校にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8EXDCOSHSM