前回までは、明治時代の商家、依田呉服店の中瀬邸をご覧いただきました。
(1) 今回からは、中瀬邸の外へ出て、なまこ壁の町・松崎町をゆっくり歩いてみます。
(SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8,以下同じです。) 
(2) 中瀬邸の道路反対側の邸宅。ここも見事な装飾です。

(3) もうやっていないと思いますが、かつては電器店だったんでしょうね。「レコード」「ステレオ」という文字が郷愁を誘います。 (SIGMA DP3 Merrill)

(4) 堂々とした造り。実際、丈夫なんでしょうね。 (上中SD1,下DP3)

(5) 時計塔
この時計塔は、大正13年に昭和天皇のご成婚を祝して青年団が建てたものの昭和13年の水害により水没したというものを昭和62年に復元したものとのこと。

13時の時刻が刻まれており、実際には存在しないこの時間になると、前を流れる那賀川の川面に松崎町の風景が映し出されるという言い伝えがあるとか。

(6) ときわ大橋を渡ります。

(7) ときわ大橋を渡りながら、中瀬邸、時計塔を振り返って見たところ。

(8) 対岸の邸宅も、見事ななまこ壁。

(9) 橋の装飾にも、漆喰とコテで描かれた「鏝絵(こてえ)」があります。まさにその町に受け継がれる伝統的な文化ですね。

(10) この辺り、観光協会があったり、歴史めぐりの看板があったり、いよいよ観光の中心街「なまこ壁通り」に入ってきます。
続きはまた明日。
2013.5.5 松崎町にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8
SIGMA DP3 Merrill