東慶寺は弘安8年(1285年)、北条時宗の子、北条貞時が建立したお寺。
このお寺は明治36年までは尼寺で、夫と縁を切りたい女性が駆け込んで修行すれば離婚が認められるという、いわゆる「縁切り寺」でした。
江戸時代には駆け込んで3年修行すれば離婚できる「縁切寺法」という制度があったとか。
夫婦双方の言い分を聞いて調停が行われ、復縁する夫婦も多かったとか。(ホッ)
国歌に歌われる「さざれ石」とは、石灰石が雨水で溶解し、地中の小石を含んでやがて大きくなった、このような石なんだそうです。
マーガレット。尼寺によく似合いますね。あ、ちなみに今では尼寺ではないそうです。
クレマチス。きれいだなぁと思いつつ。
スズランがきれいに並んで咲いていました。
駆け込まれないようにしなければと思いつつ、次へ行きます。
東慶寺脇に、ちょっとしたお食事ができるところがあって、2階が気持ちのよいテラス席になっています。和傘の下で休憩。
暑い日も、北鎌倉ビールで和やかに。
東慶寺近くにある浄智寺。浄智寺は鎌倉五山のひとつ。北条時頼の三男、北条宗政の菩提を弔うために建立されたお寺。
弘安6年(1283年)に創建されたこのお寺、境内全体が国指定の史跡になっています。
北鎌倉のそぞろ散歩は、静かな時間です。
2010.5.5 北鎌倉にて
PENTAX K20D
PENTAX DA☆16-50mmF2.8ED
RAW,PENTAX PHOTO LABORATORYにて現像。(MIYABI)
(ビールのみRICOH GRD2)