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レクサス・HS250h インプレッション⑧ HS250hの燃費

レクサス・HS250h はハイブリッドセダンとはいえ、快適性や静粛性の向上など、必ずしも燃費だけを狙ったコンセプトではないものの、やはり燃費の数字は私もいつも気にしています。今回からは、そんな燃費についてです。

(2015.6 近郊の温泉施設駐車場で、珍しいファイヤーマイカメタリック(濃い茶色)のHSと一緒に。)
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レクサス・HS250h が我が家に来たのは2013年9月末。以来、今年の6月末日で1年9ヶ月。9,744km走って、ここまでの総合平均燃費は、16.1km/ℓでした。HS250hのカタログデータは、JC08モードでは、20.6km/ℓなので、その約78%程度で走ったということになります。
(一般社団法人)日本自動車工業会の記事によると、実走行燃費は JC08モードより約2割程度低い傾向にあるとのことなので、私の場合、平均的なところかと思います。
 ちなみに、レクサス車の場合は、全国の同型車(2013.1月MC後のHS車)ユーザーの中でどのくらいの順位かが分かるようになっています。16.1km/ℓは、約1万台の同型車のうち、1,500番台の後半くらいです。
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ハイブリッド車が多くなり、高燃費のクルマが増えたとはいえ、2,400cc のセダンとしては、いつも16km/ℓ以上の燃費で走ってくれるというのは嬉しいことです。
それだけ足が長いということになり、下の写真の6月末時点の場合、満タンから285.7km走って、燃料タンクはまだ1/4を過ぎた程度。このまま走った場合の航続可能距離が486kmとなっているので、1回の燃料補給で、計算上は771.7km走る(そこまで走らないにしても)という事になります。
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ひとくちに16.1km/ℓといっても、総合平均なので、月によってかなりのバラツキがあります。
HSが我が家に来たのが2013年9月末なので、2013年9月~2014年8月を第一期、2014年9月~2015年6月末日までの第二期として月平均燃費を表にしてみたのが以下です。
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第一期よりも2年目となる第二期の方が全体的に燃費が良いのは、2014年の4月以降は、ほとんどエコモードで走っていることと、何となく燃費を出す運転が身についたからだと思いますが、年間を通じたバラツキの傾向は第一期も第二期も似ており、このことから私の体験をまとめると、
① 快適な季節の9月~11月と4月~5月は、安定して17km/ℓ程度となるものの、2月や8月は数字が伸び悩んでいます。
  普通に考えればエアコンの負荷がかかるからだと思います。
② 12月が極端に落ちているのは、年末が多忙でドライブに出かけられず、近所のスーパーなど短距離走行が多くなることが要因だと思います。
  ロングドライブをした1月は、第一期も第二期も燃費が伸びているので、必ずしも気温だけが要因ではないと思っています。

続きは次回。

by bjiman | 2015-07-03 01:33 | CAR | Comments(2)

夏の着物は薄物(うすもの)

7月になったら、着物は薄物(うすもの)というものになります。
絽(ろ)や紗(しゃ)といった涼やかな織り方をしたもの、麻などこれはこれでバリエーションが豊富にあり、私は薄物の着物がとても好きです。夏は色々お祭りなどもあり、着物を着る機会もそれなりに多くありますので、今年の夏も着るのを楽しみにしています。

小千谷縮は麻の着物です。とても軽く、爽やかな着心地の夏の定番です。これについてはまた別途詳しく書きたいと思います。帯は福島県昭和村の伝統工芸品・からむしです。
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by bjiman | 2015-07-02 08:06 | 和装・着物生活・伝統的工芸品 | Comments(2)

レクサス・HS250h インプレッション⑥ SAIとの違い

〈ヤブカンゾウ〉 2015.6.28 川崎市立日本民家園にて (SIGMA DP3Merrill 50mmF2.8/開放、1/400秒,ISO200)
天気のいい日曜日。川崎市の生田緑地にある日本民家園の庭先で、もうヤブカンゾウが咲いていました。このオレンジのお花を見ると、夏だなぁと思うのです。DP3Merrillの50mmF2.8を開放で使って。
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さて、前回は、トヨタのレクサスブランドとトヨタブランドの作り方の違いなどに触れてきました。HSの場合、トヨタブランドには兄弟車のSAIがあります。

〈TOYOTA SAI〉 2015.1.17 お台場・TOYOTA MEGAWAVE にて (SIGMA DP1Merrill/F4.5,1/80秒,ISO200)
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SAIは、コロナサイズでミニクラウンのようなFRの小型セダン・プログレの後継車として開発されたセダンです。プログレは小さな高級車という日本では難しいコンセプトのクルマでしたが、私はこのクルマ、とても好きでした。私の周囲でも、お世話になった先輩がマークⅡの代替えにプログレを購入したのですが、色々な事に拘りのあるその方らしい選択でした。一方、SAIはプリウスに次ぐハイブリッド専用車として初めてのセダンでした。2009年にこのクルマが登場したとき、アップデートしたマークⅡのように感じ、トヨタが新しい時代に入ったのだなと実感したことを覚えています。
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SAIは、全長が4,695mm とHSよりもわずかに小さなサイズで、HSの全長が4,710mmと日本の小型車規格である5ナンバーサイズの全長(4,700mm以下)を僅かに超えるのに対し、4.7m以下にされている点が国内専用車として考えられている設計だと感じます。
SAIはトヨタブランドなので、内装の素材・カラーは、メーカーが仕立てた組み合わせを選ぶ「吊し」の作り方です。HSとインテリアの基本的な造形は同じであるものの、ずっと落ち着いたオーソドックスな印象です。
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SAIの内装色はトヨタブランドとしては多い方で、ファブリックで3色。写真はブラックですが、濃い茶色の差し色が入っています。細かいディティールでいうと、右側に青いパワースイッチがあるのはトヨタブランドならでは。レクサスは輸出があるので国際的に一般的な中央に配置されている点が違いです。
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(HSの場合は、パワースイッチは、ダッシュボードエアコン吹き出し口の横にあります。左ハンドル車の場合は、右手で押せるのでいいのですが、国内用に右ハンドルにすると左手で押さないといけないので、大したことではありませんが、あえて国内用と限定するなら、SAIのように右側にあった方が違和感はないと思います。)
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SAIの場合、ボディカラーが7色、内装はファブリックが3色で本革はブラックのみという風に仕様が絞られている吊しの作り方である点がトヨタブランドならではで、HSのように、ボディカラーが10色、インテリアの素材がファブリック、本革、セミアリニン本革と3種類、色が6色ある中から自分の好きな組み合わせをオーダーする方法との違いです。
内装色も、MC後のHSのイメージカラーは「エクリュ」(生成り色)という日本では伝統色ではないフランス由来の色を中心に明るい華やかな色を配しており、これらを自由に組み合わせてオーダーすることで、欧州(風)のエレガントなクルマの仕立て方を楽しむという狙いだと思います。一方、MC後のSAIは、トヨタ車に多いフラクセン(亜麻色)、ブラックの他に「アカネ」=茜色を設定し、この中から選んでくれという吊しの仕立て方です。色合いも落ち着いていますので、この方が面倒では無くて良いという場合には、価格も抑えられているのでずっと合理的な選択だと思います。また、茜色は、万葉の時代から古来日本にある伝統的な色です。メディアはそういう事を全然触れていませんが、メーカーは、非常にコンセプトを煮詰めている感じがします。SAIは、女優さんをCMのイメージに使って、女性に対するアピールを高めていますが、私は、実はSAIのコンセプトのターゲットには、落ち着いた色合いを好む中高齢の男性に違和感がないようにしているのではないかと考えています。実際、トヨタのショールームであるMEGAWAVEに展示されていたこのSAIも、内装色はいちばん落ち着いたブラックを展示しているわけですし、SAIのHPに載っている「オーナーズヴォイス」の欄を見ても、今日時点では、全員が40代以上の男性です。それがまさに、ミニクラウンのようなプログレの後継車ということではないかと思います。
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SAIは、私はよりオーソドックスなMC前のスタイルの方が好きでした。HSもボディはそうなんですが。HSとSAI、どちらが好みかははっきり分かれると思います。
HSに魅力を感じる方に、SAIは検討対象にならないでしょうし、SAIがいいという方にはHSはピンと来ないでしょう。
私はこの2車はいい作り方をしていると思いますが、自動車車評本などを見ていると、こういう兄弟車的な作り方がブランド戦略上不利ではないか的な意見を目にします。
私からすれば少々違和感がある意見ということになりますが、この辺りは次回。


by bjiman | 2015-06-29 07:59 | CAR | Comments(0)

レクサス・HS250h インプレッション④ HSとSAI ~レクサスとトヨタのスタイルの違い~

〈ライラック〉 2015.5.5 札幌市北区 若草公園 (SIGMA SD1Merrill/SIGMA 70-300mmF4-5.6DG/F5.6,1/400秒/ISO200)
 札幌に暮らした2年間の思い出は尽きることがありませんが、札幌というとまず思い出すのが、市の木でもあるライラックのお花。北の地に春が来たことを告げてくれる可憐なピンクは、私たち夫婦の心をときめかせてくれました。今年のGW、久しぶりに訪れた北区の若草公園で、ちょっと気の早いライラックが私たちを出迎えてくれました。 ライラックは、フランス語由来の「リラ」とも呼ばれます。リラというと、80年代に青春を過ごした私は、Rajie さんの「リラの日曜日」を思い出します。「通りはリラの香りに包まれて~♪」なんて、私が大好きな大貫妙子さんの提供したこの曲を、Rajieさんは、独特の歌声で聞かせてくれました。Rajieさんというと、同じく大貫さん提供の曲である「アパルトマン」も好きでした。そういう点では、フランスに対する憧れがありました。
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私はレクサス・HSを見たとき、フランス車的だなと思ってかなりびっくりしました。
学生時代からのシトロエン好きで、X'sara に14年も乗っていた私ですが、HSを試乗した時、その座った座面位置の高さ、視界の感じ、フロントスクリーンから見える景色がシトロエンから乗り換えた違和感がなく、あぁこれなら付き合っていけると思いました。

〈インテリジェントAFS〉2015.4 レクサス店にて(SIGMA DP1 Merrill/F3.5,1/125秒,ISO200)
 カーブ時などステアリングを切った方向にヘッドライトの照射軸を動かす仕組みは、シトロエンDSのディレクショナル・ヘッドライトを思い出させます。
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レクサスにおけるHSの位置づけは、エントリーレベルを受け持つだけではなく、より上級のIS、GSがいずれもFRでドイツ車的なスポーツセダンの性格を持つのに対し、HSはフランス車的なFFのエレガントなセダンを指向したのではないかと思います。もちろん、GSやLSのユーザーであるお父さんのご家族である奥様やご令嬢に向けた用途ということも考えたのでしょう。実際、私がHSを購入した時にも、セールスマン氏から「HSは女性のファンが多いですね」と聞きました。
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トヨタの中でも、レクサスブランドとトヨタブランドの違いのひとつに、クルマの発注方法を挙げることができると思います。
トヨタブランドの場合は、ボディカラーとシートカラーなど、一定の仕様を決めて予め生産してしまう方式。内装の素材や色の種類は少なく、グレードによって仕様が決まっています。これは、スーツでいうところの「吊し」。ボディカラーも特別色は別料金になります。クルマを注文するとき、「在庫を確認します、、、」とセールスマン氏がいい、在庫があれば納期が早くなったりします。在庫がなくても、「別の色だったら在庫があるのですが、、、」と特別にお値引きしていただけることなどもあったりしました。日本では、伝統的な注文方法です。トヨタブランドの場合は、最高級車のマジェスタの場合でも、この吊し方式です。
例えば、クラウンで、写真のクラウン・アスリートの場合、内装は、素材がファブリックだと、色は写真の黒/赤と、黒/黒の2色ありますが、標準は黒/黒で、黒/赤は注文時に指定が必要になります。そもそも「指定がなければ黒になります。」という断り書きが、この方式の特徴を表しています。また素材が本革の場合は、色は黒しかありません。それで良いという考えの方向けなのです。むろん、色・素材はクルマの性格によく合わせて吟味されており、仕様を絞ることで合理的に生産し、価格を抑えていると思われるので、これはこれでいいんだと思います。
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一方、レクサスの場合は、ボディカラーと内装のカラー、ダッシュボードやドアパネルなどに貼るオーナメントパネルの色を注文者が一つ一つ選んでから発注する受注生産方式です。一部の限定車を除き、在庫車という考え方がなく、一台一台、購入者の希望に合わせて受注するので、注文したら取り消しが出来ません。これは、スーツでいうところの「パターンオーダー」。ボディカラーと内装色、パネルの組み合わせは自由で、ボディカラーによる価格の違いもありません。全部同じです。いうまでもなく、これは欧州の注文方法を一部、取り入れたものだと思います。価格は上がりますが、そういう選択が出来る方が良いという方も多いと思いますし、特にイタリアやフランスのクルマには、昔から内装色に豊富な色を揃えているものが多く、私が好きだったエンリコ・フミア氏デザインのランチア・イプシロンなんて、シートの素材が、ファブリック、アルカンタラ、本革とあって、ファブリックはデザインが4種類あって、それぞれにカラーが数種類、全部で14種類もの設定がありました。こういうものをじっくり選んで、ゆっくり納車を待つというのがヨーロッパのスタイルだということを、「昔は自動車専門誌で」勉強したものです。
では具体的には、というのは長くなりましたので次回。

by bjiman | 2015-06-21 02:49 | CAR | Comments(0)

レクサス・HS250h インプレッション③

〔トラノオ〕 成田市坂田ヶ池総合公園にて SIGMA DP3 Merrill/50mmF2.8、F4.5,1/200秒,ISO200)
 トラノオには、山地で咲くオカトラノオと沼地で咲くヌマトラノオがあるそうですが、花穂が曲がるこちらは、オカトラノオのようです。森の散歩路のしっとりした空気感の中で、美しく輝く純白が印象的でした。
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 前回は、自動車専門誌のWeb記事で、クラウンやカムリ、SAIなどトヨタハイブリッドに比べて、HSを積極的に買おうとする理由が見つけにくい、というような、(私から見れば)実におかしな記事について、書きました。
 私のような素人が言うまでもなく、今の日本の自動車は、①販売量が桁違いに多い北米市場のために作られたモノ、②反対に、国内事情を考慮した国内専用車、③その他、に分かれると思います。
 カムリは、北米市場で13年連続乗用車販売ランキング1位の金字塔を打ち立てた①を代表するクルマ、反対にクラウンは、国内のクラウンユーザー(だけ)を見つめてきた、豊田社長のお言葉を借りれば「日本人のプライドを乗せて走ってきた」国内用のクルマです。ではHSやSAIはというと、HSは、アメリカにも輸出されていましたが販売不振で2013年1月のMC後は、国内専用車になっています。SAIは最初から輸出はされていません。でも②とは違い、③のうち、欧州風に仕立てられた国内専用車というタイプです。
(Lexus HS250h ’Harmonious Leather Interior II’/SIGMA DP1 Merrill)
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 言うまでもなくクルマを作るのは人間であり、クルマの性格は、自ずとその国の人間性、社会性、嗜好が反映すると思います。ドイツ人の作る機械は精巧だけどエモーショナルな感受性という点ではイタリア車、合理性という点ではフランス車、貴族的な階級社会を感じさせるものといえばイギリス車です。その国の文化は、当然食文化にも色濃く反映される訳で、イタリアンしか食べないイタリア人の作るクルマは、非常に保守的な面があります。食の美を追究し、常に新しいメニューを追求するフランス人は、柔らかく美しい乗り心地と、シトロエンのような時にアヴァンギャルドなスタイルを出してきます。そうすると、日本人を表すものは、私は「多様性」だと思います。懐石を愛する一方で、イタリアンも大好き、デートはフレンチでして、世界中で有数のカレー好き、、、こんな国民性がクルマにも反映するのはある意味当然だと思います。アメリカン的な日本車、欧州車的な日本車、日本車的な日本車、私はどれも大好きです。
そんな中で、HSやSAIは、欧州車的な日本車、という部類に入ると思いますが、HSとSAIは、自動車の作り方の点で異なります。それが、レクサスとトヨタの作り方の違いでもあります。

続きは次回。



by bjiman | 2015-06-17 02:26 | CAR | Comments(0)

レクサス HS250h 1年7ヶ月のインプレッション①

レクサス・HS250h を購入してから2年近くが経過しました。
自分にとってはとても用途にあった選択で、とても気に入っています。
この間、色々な新車が出たり、時代の変化もありますが、私にとっては、今選んでもやっぱりコレになるだろうなと思うのです。HSは、レクサスにあっても、また、このクラスのクルマの中でもメジャーな存在ではないので、メディアへの露出量が多くありませんし、自分なりに感じた魅力に触れているものもあまり見かけません。
素人ではありますが、自分なりの言葉でHSの魅力を書きたいと思います。
(長くなりますので、興味のない方は読み飛ばして下さい。)
(市内にて。SIGMA DP1 Merrill)
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◎魅力のひとつは、手頃なサイズ。
 以前も書きましたように、このクルマの魅力のポイントは、全長4,710mm×全幅1,785mm×全高1,495mmというほどよいサイズ設定にあると思っています。
 このクルマを買ったのは40代も最後になる頃でした。年齢に応じた落ち着きと親世代でも乗りやすいゆとりがありながら、最低限の大きさに納めたいと思うと、全長4,710mmと全幅の1,785mmというのは今の日本で使うには無理なく乗れるギリギリのところだと思います。
このサイズがフィットしているのは、まず第一には駐車場のサイズ設定があります。クルマは出かけたら必ず駐車しなければならないので、どんなところでも無理なく駐められるサイズが重宝します。
 日本では長く5ナンバーの小型車規格(全長4.7m以下、全幅1.7m以下)が定着してきたので、この写真の駐車場もそうですが、全長が4.7m程度のクルマまでであれば、大体の駐車場は無理なく収まるように設計されているように思います。 
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また、全幅の面においても、最近はどんどんクルマが大型化しているので、この駐車場もそうですが、線を引き直している駐車場をよく見かけます。この駐車場のように、クルマとクルマの間の線を輪のようにしている例も多く見かけるようになりました。隣のクルマとの間隔を開けるようにとの考え方だと思いますが、横幅が大きくなればなるなるほど、自分が駐車場に入れても、隣のクルマとの都合でドアの開閉に神経を使うようになってしまいます。5ナンバー規格の1.7mから見るとHSの1,785mmは8.5cmオーバーですが、この程度までであれば、それほど無理なく納められ、隣のクルマとも一定のゆとりを持つことができると思います。
5ナンバーは、横幅が1.7m以下でしたから、全幅を1,695mmにしているクルマが多くありましたが、安全性の向上やデザイン性などもあって、欧州車では、カローラクラスのVWゴルフでも全幅は1.8mあり、ましてや、HSのようなDセグメントクラスのクルマでは今は欧州車で1.8mを下回るクルマはありません。このため、HSの全幅1,785mmmというのは欧州でいうDセグメントクラスのクルマとしては縦長の、日本独特のディメンションだと言えると思います。最近では、スバル・レガシィが米国での販売を考慮して一層大型化したために、これでは日本では受け入れられないだろうと日本専用に用意された、スバル・レヴォーグのサイズが全長4,690mm×全幅1,780mで、HSとほぼ等しいことから言っても、この辺りが今、日本国内で使用するには使い勝手の良いところということなのかなと思っています。

次回は、この辺りについて一気に書いてしまおうと思います。

2015.6.13
SIGMA DP1 Merrill




by bjiman | 2015-06-14 03:05 | CAR | Comments(0)

初詣

毎年、年末年始は私とツマの実家を訪問する事が最も比重が大きい行事となる。
面倒だとも思うが、普段は会わない甥っ子や義兄に会うことも楽しみの一つだ。
今年は、自分の実家では、子供のころから初詣に出かけていた地元の神社に大島の着物を着て初詣に出かけたことが思い出に残った。私がいつかは着物を着たいと思っていたのは、父親が正月、元旦の朝には必ず藍色の着物を着て、家族一人一人と新年の挨拶をする習慣を持っていたその姿に憧れていたからだ。今年のお正月は、その姿を胸に甥っ子と神社にお参りすることが出来た。新年早々の嬉しい出来事である。
ツマの実家では、義兄が購入したテレビゲームマシンのテニスゲームが望外に面白く、ツマも一緒に夫婦対決や義兄対決に深夜まで興じ、楽しいひとときを過ごした。
そんな行事が終わると、我が家では毎年、地元の松戸神社に初詣に出かける。

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少し空くのを待ってからにしようと出かけたが、結局夕方になってしまった。
いつものように、1年間の健康と、無事に過ごせるように祈念するとともに、1年の健康や無事に感謝しつつ、昨年のお札やお守りをお返しし、新しい今年のお札、お守りをいただき、おみくじを引いて今年一年の無事を願う。
いつもの繰り返しであるが、毎年毎年、このような行事が好きになる。不思議なものである。
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着物はシンプルな紬が好きで、最近はリサイクルで購入した結城紬のアンサンブルを好んで着ている。真綿を使う結城紬は着心地が柔らかく、特に冬は暖かいのも嬉しい。男性の着物といっても、秋から春までを着る袷(あわせ)、春先と秋口の単衣(ひとえ)、夏の薄物と季節や用途に応じて色々な着物があり、素材も正絹の紬、お召しなどの織物や、江戸小紋などの染め物などとても幅が広い。
紬といっても実際には紬ではない大島と紬の代表格である結城では着心地がまるで異なり、両者それぞれに味がある。
正絹に限らず、夏物の小千谷縮などの麻、普段着に綿の会津木綿、同じ綿でも着心地の異なる久留米絣は、今とても気に入っている着物である。
最近は「着物男子」という言葉もあるようであるし、着物姿の男性も見かけるようになった。
リサイクル店では、ふと目のあった着物姿の男性とお話しさせていただいたこともある。
私は、着物は日本の大切な文化だと考えており、今年も、あまり着こなしは上手ではないが着物姿で出歩く回数を増やし、着物のPRをしたいと考えている。
そんなことを考えた、終わってみればあっという間の冬休み最終日であった。

camera: SIGMA DP1 Merrill


by bjiman | 2015-01-05 00:02 | 松戸周辺の庭園、寺社仏閣等 | Comments(2)

LEXUS HS250h1周年インプレッション① 自動車サイズ考察

◎はじめに
LEXUS HS250h が昨年9月末に納車になって、あっという間に1年と2ヶ月が過ぎました。この辺で、HS250hの良いところ、気になったところを振り返って見たいと思います。
前車のシトロエン・X'sara('99年式)には、14年も乗っていて、かつ、とても満足していたこともあって、この間、自動車雑誌などのジャーナリズムにはまったく関心がありませんでした。久しぶりにクルマを買い替えたことを機会に、この1年、だいぶ色々なものを読んでみましたが、正直に言って非常に疑問に思う内容のものが多く見られ、自動車会社も大変だな、と思わされました。そんなこともHSの感想と一緒にまとめてみたいと思います。
(2014年1月 東名高速駒門PAにて/SIGMA DP1Merrill)
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(2014年1月 千葉県印西市 農産物直売所 グリーブにて/SIGMA DP1Merrill)
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◎Dセグメントセダン
HS250hの良いところで最初に思い浮かぶのが「使いやすいサイズ」ということです。HSは、欧州流で言うDセグメント・セダンだと思いますが、驚くべき事に、国産車ではこのDセグメントセダンに位置づけられるものがとても少なくなりました。
 LSやGSなど、レクサス・セダンのラインナップは、大まかに言えば欧州流に準じたものです。欧州の車両サイズ区分(車挌)は、欧州委員会(European Commission)が示した狭義の定義では、
セグメントA: mini cars
セグメントB: small cars
セグメントC: medium cars
セグメントD: large cars
セグメントE: executive cars
セグメントF: luxury cars
となります。
http://ec.europa.eu/competition/mergers/cases/decisions/m1406_en.pdf
レクサスでいえば、CT=Cセグメント(VWゴルフなど)、HS=FFのDセグメント(VWパサートなど)、IS=FRのDセグメント(BMW3シリーズ、メルセデスCクラスなど)、GS=Eセグメント(BMW5シリーズ、メルセデスEクラスなど)、LS=Fセグメント(BMW7シリーズ、メルセデスSクラスなど)となります。
DセグメントのFF車とFR車では、車挌の違いに応じて、Large family car もしくは compact executive car の位置づけを持つものがあり、代表的なドイツ車の例で言えば、FFのVW パサートは「Large Family car」、FRのBMW 3シリーズは「compact executive car」だと思います。同じFFでもアウディA4はBMWの3と同じように、「compact executive car」ですね。
では、HSはというと、全長4,710mm×全幅1,780mmというサイズは十分に Large Family car ですが、性格的には compact executive car だろうと思います。
(レクサス松飛台店に展示されていたシルバーのHS。HSは、CT や IS より全長が長く、レクサス・セダンの中で最も全高が高い(1,495mm)ので、意外に大きなクルマに見えます。SIGMA DP1Merrill)

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古いクルマファンなら誰でもご存じのように、A4の先代のアウディ80は、もともとはVWパサートとエンジン、ドアパネルやフェンダーなどの基本部分を共用して開発された(デザイナーは両方ともジウジアーロさん。)もので、日本でもニッサンがライセンス生産した「サンタナ」(パサートのノッチバック版:中国でもタクシーのサンタナをよく見た。)の頃も、アウディならではの直列5気筒エンジンが縦置きで鎮座していたものです。しかしモデルチェンジを重ねるごとに、アウディはプレミアムブランドとしての地位を確立し、A4になって2代目の時に、VWパサートの方がゴルフベースの横置きFFに変更され、もともとファミリーな性格のパサートとプレミアムなA4で明確に区分されたのは記憶に新しいところです。
 アウディ80は、基本骨格をパサートと共用している時代から、パサート=ファミリーセダン、アウディ80=お洒落なスポーティセダンという風に性格分けがされ、日本では、アウディ80といえば、バブルの頃、「赤のアウディ」としてお嬢様や奥様御用達と言われた時代がありました。当時、アウディはメルセデスの代理店だったヤナセで売られていました。メルセデスは今と違って、「子ベンツ」と揶揄された190E(実際に入ってきてからは出来の素晴らしさに賞賛された。)が来るまでは今で言うEクラスやSクラスのような大きなクルマしかありませんでしたから、メルセデスを買いに来たプレミアムなお客様のご家族用に、ちょっとお洒落なアウディ80が流行ったのだと思います。
 なぜ、クドクドこんな事を書いたかと言えば、レクサスに来てHSを見て、あの時の「赤のアウディ」と狙っているところが似ているなと思ったからです。
(「赤のHS」。HS250h “Harmonious Leather InteriorⅡ” BLACK&WHITE)
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HSは、レクサスの中ではエントリーレベルとはいえ、レクサスの共通文法(L-finessというそうです。)の中でデザインされ、トップレンジのLSと並んでも、単にスピンドルグリルだけではなく、同じイメージを持つようにデザインされていると感じます。こう思って見ると、レクサスの中におけるHSの位置づけが分かるように思うのです。
(展示中の LS600h。さすがの塗装の美しさ、プレミアム感。/SIGMA DP1 Merrill)
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(展示中のHS250h VersionC。グレード感はともかく、イメージは共通に感じます。乱暴に言えば、LS=お父さん、HS=長女という感じでしょうか。)
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 会津に旅行に行った時に泊まったホテルでLS(4代目前期型:左奥のクルマ)と並んだ時の写真。
 リアドアの小窓のデザインや、リアコンビランプ下のバンパーとフェンダーのラインの切り方なんかに共通性を感じます。
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◎全長4,710mm、全幅1,780mm、全高1,495mm。
 HS250hを1年ちょっと使ってみて、いちばん良いと感じる点は、このサイズ設定です。十分にゆとりがありながら、全長4,710mmは、日本の伝統的な小型車枠(5ナンバーサイズ:全長4.7m以下×全幅1.7m以下)に近いことが一つ。全幅面でも、DセグメントセダンはHS/SAIやマークXなど、国内専用のもの以外は1,800mmを超えているものがほとんどだと思いますが、こういう中では、1,780mmに留まっている全幅は今やコンパクトな部類であることから、ドライブに出かけた時に、駐車スペース探しで苦労することはほとんどないだろうと思います。

ケース1:近くのスーパーの駐車場にて。
 最近の駐車場は、横幅にゆとりを見てるいるものが多くなりましたが、全長面では、4.7m程度に合わせてあるものが多いようです。(SIGMA DP1 Merrill)
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ケース2:ディズニーランドの駐車場にて。
 TDLでは、大型集客施設らしく、駐車場でも全長面ではゆとりをもたせてくれていますが、全幅面では余裕があるというほどではなく、隣のTIDA LATIO が5ナンバーだからいいようなものの、ツマは助手席のドアを開ける時、慎重に開けていました。 
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ケース3:横須賀市内の駐車場にて。
 一方、旧い施設では、5ナンバー規格の横幅1.7mを超えるHSの場合、乗降がギリギリになることもあります。私としては、日本でストレスなく日常使いする範囲では、HSの全幅1.78m程度がギリギリではないかと思います。
(止めた時は隣がいなかったので良かったのですが。)
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(帰ってきてみたら隣のクルマとの間隔はギリギリでした。)
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ケース4 クルマ止めがない駐車場のケース(香取神宮)
 クルマ止めがない駐車場の場合、後ろのクルマとの間隔が気になります。HSの場合は、バックモニターカメラが付いているし、私はオプションのコーナーセンサーを付けたのでまず心配はありませんが、やはり全長が長すぎない方が良いことはいうまでもありません。
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まれに、こうしたポールが立っている場合がありますよね。こうした時も後ろが出っ張りすぎないHSは、駐めるのにストレスをあまり感じずに済むと思います。(野田市の温泉施設、グランローザにて。)
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◎ひとつだけ望むことがあるとすれば。
  ドアの開放角度なのですが、最初にクリックが止まる開放角度をもう少し狭くして欲しいと思っています。
 この点だけは、以前のシトロエン・X'saraの方が使いやすかったです。
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クルマのサイズ考察、次回に続きます。
2014/12/10
camera SIGMA DP1 Merrill


by bjiman | 2014-12-11 02:06 | CAR | Comments(2)

「趣味の探訪」始めます!

長々とブログをお休みしていましたが、そろそろ再始動していきたいと思います。
仕事は非常に多忙な状況が続いているので休み休みだとは思いますが、写真はだいぶ溜まっているので、少しずつまとめていけたらと思います。

(銚子ポートタワーにて) SIGMA DP1Merrill,19mmF2.8
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お休みしている間もたくさんの方にご訪問いただき、感謝しております。
再始動するまでの間、ブログをどんなコンセプトにしていくか、ずっと考えていました。
どんな記事を読んで頂いているのかなぁと記事ランキングの欄をたまに見ていると、シグマの記事、着物(和装)の記事と並んで、レクサスHS250hの記事もずっとベスト10に入っていました。

レクサスHS250hがやってきてからちょうど1年、この間、いろいろなところに走りに行きましたが、クルマの性能も良くなったので以前よりずっと楽に遠くまで走って行けるように思いました。
日本各地には美しい美の数々があり、それぞれの歴史があり、改めて知らない事ばかりだと思い知らされた1年、これからもずっと好奇心を持って探訪していきたい、そんな思いを込めて、サブタイトルに「趣味の探訪」を入れました。

そんなレクサスとのドライブの数々、そして我が儘な趣味として楽しんでいる着物(和装)、もうずっと以前からの趣味である食器、器の数々などを中心に、「趣味の探訪」をこのブログでまとめていけたらと思っています。
どうぞよろしくお願いします!

                                           2014.10.19  bjiman
by bjiman | 2014-10-19 01:13 | ご挨拶・お礼 | Comments(4)

(続)芝・増上寺

(1) 増上寺の三解脱門をくぐって境内へ。 (SIGMA DP1 Merrill)
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(2) 全体を俯瞰するのもいいけれど、こうした部分に雰囲気が感じられます。
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(3) ちょっとのぞく紅葉がキレイ。
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(4) 境内のところどころに、この時期ならではのキレイを。 (SIGMA DP2 Merrill)
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(5) 東京タワーが覗く景観が好みです。 (DP2)
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(6) 境内をしばらく進んで振り返った時の三解脱門。これはツマが撮ったこの構図がいい感じでした。 (SONY Cyber-Shot RX100/ツマ撮影)
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(7) 昭和49年に再建されたという大殿と東京タワー。 (DP2)
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(8) ご本尊は阿弥陀如来さまです。撮影はルールを守って。 (DP2)
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(9) 銀杏を楽しんでこの日の散策を終わりました。 (DP1)
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(10) ランチは近くのプリンスホテル東京で。ここは1964年、東京オリンピックに合わせて開業された由緒あるホテルです。 (RX100,ツマ撮影)
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(11) 内部はとてもシック。ホテルに来た安らぎがあります。 (DP2)
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(12) ランチは中華の土日限定ランチメニューをいただきました。 (RX100)
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最初はタコの入った中華サラダ (DP2)
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次が飲茶2種
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麺はお好みで4種類からチョイス。私は黒酢入り酸味と辛みの五目とろみそば。いわゆるスーラータンメン。ツマは牛肉細切りつゆそば。
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シメは五目チャーハン。
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これにザーサイと杏仁豆腐がついて、2,300円は割安感があります。
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なかなか雰囲気がありました。 (RX100)
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(13) この日、クルマはホテルの広い駐車場に止めていました。芝のような都心をドライブするとき、都内の高い駐車場に止めるのも何だかもったいない。そんなときはこうしたホテルでランチと一緒に利用すれば、駐車場は広いし、何時間かは無料で利用できるメリットがあったりするので便利です。
この日の愛車 Lexus HS250hの燃費は、都心ばかり渋滞に引っかかりながら走って13.2km/lでした。
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芝・増上寺散策を終わります。

2013.12.2 東京都港区 芝・増上寺及び東京プリンスホテルにて
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP2 Merriil
SONY RX100
by bjiman | 2013-12-17 01:56 | 東京の庭園・寺社仏閣等 | Comments(2)