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sd Quattro のMFを市川市・長田谷津で試す

sd-Quattroの先週のテストでは試していなかった70mmマクロや10-20mm広角ズームなどを試したかったのと、MFの練習をしたかったので、それらと合わせ、18-300mmも一緒に持って市川市の貴重な谷津である長田谷津に行きました。

長田谷津で湿原を眺めて。 SIGMA 10-20mmF4-5.6EXDCはAFの動作保証レンズではありませんが、とりあえずAFで撮ってみました。特に問題はありません。
SIGMA sd-Quattro+SIGMA 10-20mmF4-5.6EXDC,@10mm,F6.3,1/30秒,ISO100
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長田谷津はオニヤンマが多数繁殖する貴重な環境が保たれています。まずは、18-300mmF3.5-6.3DCOSを付けて備えます。
sd-Quattro+18-300mm
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そうしたらいきなり足下からブブーンみたいな感じで悠然と大型のトンボ。あぁオニヤンマだ!。慌てて撮影しようとしますが、オニヤンマはかなり慎重な感じでそんなに簡単に枝に止まりません。待つことしばし、ちょっと距離がありましたが止まってくれたので撮ってみました。慌てていたので手持ちです。初めてMFを試しましたが、とても使いやすい!!
(オニヤンマ)SIGMA sd-Quattro+18-300mmF3.5-6.3DC OS,@200mm,F6.3,1/30秒,ISO800
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この写真を撮ったのはこんな場所。暗くて条件は悪いのですが、トンボは同じ場所を行ったり来たりする習性があるので、待っていれば何度かのチャンスはあるように思いました。
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こちらはシオカラトンボ。MFにすると、等倍、×4、×8の3種類がダイヤルでくるくる選べるのですがこれが慣れると使いやすい!おまけに液晶EFVにしたメリットで、液晶は明るいし、ピントの山には好みで選択した色(私は黄色を選択)が輪郭線みたいにマーキングされるフォーカスピーキング機能がわかりやすくピントの合っているところを示すので、これは使いやすいなぁと思いました。お花でやっていると段々ピントがあってくるとプラタリウムの星の強さが強くなっていくような感じでピーキングの範囲が光っていくんです。これはいい!
SIGMA sd-Quattro+18-300mmF3.5-6.3DC OS,@300mm,F6.3,1/200秒,ISO800
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MFが間に合わない!って思った時はレンズ側のMF→AFスイッチをAF側にしてキュッとAFで合わせてやればこんなシーンにも慌てずにすみます。
シオカラトンボは雄と雌の色が違って、雌は虎柄みたいな色なんです。ご用中のところをちょっとお邪魔しました。AFもバッチリです。
SIGMA sd-Quattro+18-300mmF3.5-6.3DC OS,@300mm,F6.3,1/500秒,ISO800
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長田谷津の豊かな自然を支えているのはこの豊富な湧水です。周辺の梨畑からの浸透水などが豊富にわき出しています。
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湧き水は、こうした森の端々からわき出ています。
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シャッタースピード優先モードを練習。これは0.3秒にしてみました。大して変わりませんが(笑)

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半夏生(ハンゲショウ)の葉が白く飾ったようになっています。半夏生の名は、古代中国の頃から伝わる七十二候の一つで夏至から数えて何日か経った頃の季節を表す言葉なんだとか。このカタシログサという草の葉は、半夏生の時期に葉の一部を白く化粧するので、この草の名自体がハンゲショウと呼ばれたりします。この辺はみんなMFで撮っています。
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上が望遠端の300mm、下が広角端の18mm。18-300mmの高倍率ズームって便利ですね。
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小指の先ほどの、小さな小さなカエルと目が合いました。こんな小さなカエルでも、sd-QuattroのEVFならMFで×8にすればピントがバッチリ合わせられます。
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まん中をトリミング
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絶滅危惧種のニホンアカガエルのごく幼齢のものか、はたまた別種か、俄には分かりませんでしたが。いずれにしてもこうした自然を観察できることがここの魅力です。
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こちらのトカゲくんは尻尾の先端が切れています。何か襲われそうなピンチの時に切ったのかな。これもMFでピントはバッチリ。
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清水は集合し小川となりせせらぎが生まれます。そこここに見られるちょっとした段差での音に癒やされます。シャッタースピード優先モード、0.3秒で。
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10-20mmF4-5.6EXDCはSD15時代から愛用する旧レンズですが、広角ワイドズームならではの世界を気軽に楽しませてくれるレンズで、割とよく使ってきました。ブログの掲載回数も54回(今回で55回目)も出ていてまずまず使っている方です。
DP0Quattroは、DP3 Merrillよりは驚かなかったカメラです。21mm単焦点コンパクトというのは、RICOH GR21という偉大な先駆者がいますからね。ただ、21mm単焦点というのは、超広角ならではの使い勝手の難しさもあるだろうと思います。超広角というのは肉眼とは全く違う視野が魅力である一方、ややもすると絵作りという点では単調になる点があります。極端であるが故に飽きるというかポイントを絞りにくい。その点。10-20mmズーム(APS-Cで35mmフルサイズ15mm~30mm相当)は、21mmよりもワイドが楽しめて、かつ狭角側が使いやすい28mm相当をカバーしているので超広角の世界を楽しみやすいメリットがあると思います。超広角ズームであるが故に周辺の画質という点は残りますが。(その点を追求するならDP0Quattroにすればいいわけで。)

SIGMA sd-Quattro+SIGMA10-20mmF4-5.6EXDC (SIGMA DP2 Merrill)
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ワイドズームで長田谷津の世界を楽しみました。
SIGMA sd-Quattro+SIGMA 10-20mmF4-5.6EXDC,@10mm,F6.3,1/30秒,ISO125
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私は学生時代、YMCAでキャンプ活動をしていました。当時は、釧路湿原でカヤックをするような生活に憧れていました。ここ長田谷津にはカヤックをできるような場所はありませんが、こんなに近くで湿原を歩けるということにすごく魅力を感じています。
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長田谷津特集、明日は、併設されている植物園で熱帯植物を撮ってみます。70mmマクロも使ってみました。

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2016.7.16@市川市 長田谷津
SIGMA sd-Quattro
SIGMA 18-300mmF3.5-6.3DC OS
SIGMA 10-20mmF4-5.6EXDC

by bjiman | 2016-07-17 02:18 | 使用機材シグマのカメラ・レンズ | Comments(0)

会津木綿・あいづっこの日常着~男着物・3年目の着物道楽 その8~

 着物生活を楽しむ上で、私は気兼ねなく着られる日常着として、木綿やウールの着物が欠かせないと思っています。私は、木綿では会津木綿と久留米絣、後はウールとシルクウールの着物を愛用しています。

〈私の会津木綿の着物〉 SIGMA DP1 Merrill
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 会津木綿は、会津地方で普段使いの日常着として使われてきた木綿の着物で、福島県の伝統的工芸品です。その由来などについては専門のサイトなどでご覧いただければと思いますが、天正年間に蒲生氏郷が産業振興のために綿花栽培を振興し、豊臣秀吉が取り立てた加藤嘉明が、寛永年間に以前治めていた伊予国から織技術師を招いて技術を広めたというのが会津木綿の起こりだとか。当時の伊予国の織物は後に伊予絣(いよかすり)に発展していきますが、当時は伊予縞(いよじま)と呼ばれる縞柄の時代でしたので、このような経緯から会津木綿の特徴のひとつに、伊予縞伝来の縞模様があります。私の会津木綿も縞柄です。
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 もうひとつの特徴は、会津木綿は木綿糸を使うのですが、結城紬と同じように手紡ぎの糸であるために節(ふし)があることです。節のある織物はふっくらと立体感があり、着物に素朴な暖かみのある味わいを感じさせます。
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 この会津木綿に合わせるなら、何と言っても会津桐の下駄です。
〈私とツマの会津桐の下駄〉
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 「ならぬことはならぬものです。」(什の掟)で有名な会津では、今でもあいづっこ宣言でこの精神を大切にしているとのこと。観光都市としての会津若松市は、震災の際の風評被害で大きな打撃を受けました。
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 会津人は昔から誇り高く、会津人であることを大切にしているといいます。また、会津は、私の愛用するカメラたち、SIGMAのカメラが生産されている工場のある町です。すべてのSIGMAカメラ・レンズは、「MADE in AIZU」であることをSIGMAも誇りにしています。そういう意味でも、SIGMAカメラを愛用する私には会津は特別な町に感じます。
 中でも大正ロマン漂うという七日町通りは風格ある老舗のお店が並ぶ素敵な街並みが魅力です。

〈会津漆器のお店 鈴木屋利兵衛〉 SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6

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〈「会津中将」醸造元・永寶屋/鶴乃江酒造は、寛政6年(1794年)創業〉

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 こうした観光の町が活性化すれば地域の産業も活性化するでしょう。会津木綿は、反物で7千円程度で買えるのでリーズナブルに着物を楽しめますし、下駄と合わせて購入すれば会津の活性化支援にもなります。新産業の創出もいいですが、身の回りにある昔ながらのものは産業・人・生活のインフラが整っている(織り元がある、技術を持った職人がいる、製品を使ってきたユーザーがいて歴史もある)ので低コストで活性化ができるものだと私は思っています。ヒットのヒントがどこに眠っているかなんて容易に想像できるものではありません。私が愛用する真空管アンプのトライオードだって、かつてのオーディオ衰退期を考えればとても21世紀の今日にヒットするなんて経済評論家に指摘できる人はいなかったでしょう。和服だって何が起こるか分かりません。
 私はこの会津木綿の着物は羽織を羽織らない着流しで気軽な町歩きやちょいと近場に飲みに行くときなどに使いたいと思っています。着物は何も高級な正絹の着物だけではありませんし、それにそうした着物を着るときの所作は、やっぱり普段着物を着る場数によってしか身につかないと感じています。普段の食事やそれにお手洗いに行くときの仕方、、、高価な着物でいきなり不安な本番を迎えることのないよう(私は経験があります)、普段からこうしたお気軽な着物生活を重ねて色々な経験を積んでおくことが、着物生活を有意義に楽しめるコツではないかと思います。

2016.1.9 bjiman
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 10-20mmF4-5.6EX

by bjiman | 2016-01-09 14:48 | 和装・着物生活・伝統的工芸品 | Comments(0)

松崎町案内(1)中瀬邸(前半)

なまこ壁の連なる美しい町、松崎町。ゆっくり歩いてみたいと思います。

(1) なまこ壁は、民家や土蔵などの外壁の様式のひとつで、明治時代から昭和初期の頃に見られたものだそうです。壁面に四角い平瓦を並べて貼り、継ぎ目に漆喰をかまぼこ型に盛り上げて塗ってある点が特色。松崎町には、なまこ壁を用いた旧家や土蔵が今も多く残り、町もなまこ壁のある町としてアピールしています。写真は、なまこ壁をフューチャーした「ときわ大橋」です。
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(2) 主な観光スポットには駐車場があります。まず今日はなまこ壁観光の見所のひとつ、「中瀬邸」に行きます。中瀬邸に隣接している駐車場にクルマを止めました。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8)
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駐車場に、このように観光案内があるので迷いません。
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(3) 創業昭和5年なんていうお店がふっとあったり、昭和初期にタイムスリップしたよう。
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駐車場の近くで。番犬役の犬も、どこかのんびり。
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(4) 「中瀬邸」は、明治時代初期に呉服商として財をなした依田家の店舗(依田呉服店)、邸宅で、明治20年築。4代続いた後、昭和63年に町が買い取り、資料館として公開しています。 (SIGMA SD1 Merrill/上SIGMA 10-20mmF4-5.6下1
7-50mmF2.8)
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(5) 土蔵も含めてなまこ壁で美しく、豪華に飾られています。
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なまこ壁は、防火、防音、防湿などの効果もあるということで、このように土蔵にも用いられたんですね。
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(6) 土蔵には、見事な漆喰彫刻がなされています。こういう漆喰彫刻はコテで描くので鏝絵(こてえ)というそうです。左に虎と右に昇り龍です。
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龍の目は、見えすぎると災いがあるということで意図的に片眼になっているとか。
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(7) 土蔵の中に、素敵なイラストがありました。
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(8) 明治時代の豪商の雰囲気が感じられる当時の姿。
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(9) 明日は、素敵な依田呉服店の内部を特集します。ちなみに中瀬というのは屋号だそうで、お店は依田直吉さんという方が経営した「依田呉服店」です。のれんには、依田家の家紋である「橘」が染められています。
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2013.5.5 松崎町にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 10-20mmF4-5.6
SIGMA 17-50mmF2.8
by bjiman | 2013-06-03 07:21 | 関東・東海旅日記(伊豆) | Comments(2)

(後編の2)野馬土手の保存について考える。 ~五香駅・野馬除土手~

GWも終わりですね。今回の連休は前半・後半あって、たくさん写真が撮れました。
特に5/5~6にかけては前から行きたかった西伊豆・松崎町を満喫。美しく残るなまこ壁に囲まれた昭和モダンの雰囲気が色濃く感じられる町。この旅だけでも500枚程度の写真があるので、整理はちょっと時間がかかるかな、、、その前に、GW前半にご近所をちょこちょこ歩いた写真からアップしていきますので、おつきあいいただければ嬉しいです。
ということで、今日は気を取り直して、五香・野馬土手の続きです。

(1) 五香駅から歩いて徒歩20分ほどでしょうか。立派な野馬除土手が旧ダイエーの後に出来た複合施設「OWL GOKO」の隣にあります。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6)
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(2) ここは土手全体の半分程度の区画がロープで区切られ、説明プレートが立っています。説明は五香駅前の野馬土手と同じ棒状のものに加えて、立派なプレート状のものもあります。
(こちらは五香駅前のものと同じタイプで説明文も同じものです。駅前のは昭和52年ですが、こちらは平成4年に建てられたようです。)
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(さらに平成11年にはこの立派なプレートが加えられました。)
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説明文の内容は分かりやすいのですが、「荷役用の駄馬の供給源として或いは軍役馬を養成することを目指して、、、」という説明の仕方はもう少し適切にならないかなぁと思います。鎌ヶ谷市の重要文化財指定の文化庁等との説明文によれば小金牧は、「江戸幕府が軍事力を誇示し、全国支配を継続する一環として軍馬を安定的に確保するために設けたもの」と説明されています。また、鎌ヶ谷市の説明では幕府用の野馬は調教のしやすい3歳馬に限られ、当歳馬、2歳馬は野に返されるものであり、民間への払い下げは政権運営が安定し、軍馬の需要が減退したことと野馬が増えた事に伴い、8代将軍吉宗の時代に享保の改革の一環で疵のある馬などが払い下げられ、幕府の貴重な収入源になったとあり、説明文にも「農耕馬等として払い下げられる」と表現されていて説明が丁寧な感じがします。せっかくこのような立派なプレートを掲示されていることは素敵だと思いますが、故にちょっと気になりました。
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(3) それはそれとして、この土手はとても保存状況も良くて当時の雰囲気がよく感じられます。
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(4) この野馬土手はOWL GOKOの区画が終わる部分のところで真ん中に道路が通るので2つに分かれます。
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(5) OWL GOKO側には牧外から牧に入るために設けられていた木戸の遺構があります。
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牧と牧外は野馬土手で区切られているので、牧内に入るためには土手に何カ所か木戸が設けられてたため、木戸に因む地名も残っており、新京成電車には「高根木戸」という駅名まであります。ここの木戸は、小金牧が享保の改革の一環で一部、農地として開墾事業がされた際に、牧内に道路が設けられ、この部分に木戸が設けられていた旨が説明されています。
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(6) 土手の反対側はOWL GOKOの駐車場の一画ということもあり対処が難しいかもしれないのですが、せっかく前側はロープで区切って保存しているのに、こちら側は野ざらしで保存の意図が曖昧に思えて、ちょっともったいない感じです。
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(7) 道路の向こう側の土手もなかなか立派です。
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(8) こちら側は石垣を整備したり花壇を作ったりと親しめるようにしているようです。
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(9) 作業をされていた方にもお話をうかがうことができたのですが、ここは市が買い取って所有しているとのこと。市は公園というコンセプトなのだそうです。野馬土手がどんなに貴重な史跡であっても土手であるので何か活用したいという考えも理解できるのですが、史跡はなるべくそっと保存したいなぁと思うのは好きであるが故の我が儘なのかなぁ、、、と植栽とベンチなどを見てちょっと複雑でした。
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(10) 土手の端の方はかなり急峻で、角度があります。
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竹の子が生えていました。
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(11) いろいろ気になることはあるものの、これだけ広大な土地を市が所有して保存してくれた事はとても嬉しい事です。この土手はずっと今に生きる江戸時代を伝えてくれる教材になるのではと思います。反対側はこうなっています。
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(12) こちら側はかなり急峻で、高さも5m以上はあるでしょうか。
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(13) 最寄り駅は「元山」という駅になります。ちなみに、「元山」、「くぬぎ山」と山がつく駅名が続きますがこの辺一帯に山はなく、資料によると昔の人は、山がないこの地域で、林のあるところを「山」と呼んだのだとか。
小金牧の時代、この辺一体はうっそうと林が茂っていたのでしょうね。
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そんな事を考えながら、この日は次の目的地、「鎌ヶ谷市郷土資料館」のある北初富駅に向かいました。

2013.4.27 松戸市元山付近にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 10-20mmF4-5.6
by bjiman | 2013-05-07 00:55 | 新京成電鉄沿線散歩(new!) | Comments(2)

野馬土手の保存について考える。 ~五香駅・野馬除土手(後編の1)~

五香地区の野馬土手特集 後編です。

(1) 五香駅前を出てもうひとつの大きな野馬土手を目指します。新京成電車の沿線は、割と良さそうな酒屋さんがよく目に付く気がします。印象ですが。  (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6,以後同じです。)
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(2) すぐに目に付くのが五香稲荷神社。
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(3) 印象的な赤いのぼり旗。右には消防団、左は集会所と、地域と密接につながってきた場所であることが分かります。境内には、五香の開墾記念に明治政府が植樹したという開墾記念樹が保存されています。
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(4) この辺りは北丘。北丘団地は早くから住宅地として発展してきた地域。そういえばこの辺りではあまり農地を見た記憶がありません。五香の開墾の歴史も決して順調ではなかった事がうかがわれます。
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(5) 創立100周年という高木第二小学校。高木の名は、この地域周辺が、松戸市が市制移行する際に合併されて消滅した旧高木村に由来します。
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(6) 高木第二小学校の辺りで左折して中へ入っていきます。モッコウバラが満開の時期ですね。ワイドズームは接写にも強いのでお花撮影にもそのまま使ってしまうことも多いです。
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(7) しばらく歩くと、スーパーなどが入った複合施設、「OWL GOKO」につきます。ここはもともとはダイエーだったところです。旧ダイエーが好きだった私にはちょっと残念。
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(8) このOWL GOKOの駐車場に隣接しているのが今日目指す「野馬土手」です。
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(9) とても保存状況もよく立派な野馬土手なのですが、いい史跡であるだけにちょっと考えさせられるところもありました。
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今日は遅いので後編の(2)に続くことにしたいと思います。次回に続きます。

2013.4.27 松戸市五香にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 10-20mmF4-5.6
by bjiman | 2013-05-05 01:56 | 新京成電鉄沿線散歩(new!) | Comments(0)

香り高く実り豊かな土地に ~五香駅・野馬除土手~

新京成電車の旅シリーズ。今回は、五香駅です。

(1) 出発はいつものとおり松戸駅。今日の電車8808-1編成は塗色を更新したのかとても艶っぽい塗装でした。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8)
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京成千葉線乗り入れ仕様は新京成電鉄の沿線4都市(松戸市、鎌ヶ谷市、船橋市、習志野市)をイメージして4本のラインになっており、最初は違和感があったものの見慣れると千葉線非対応の従来型より新しく新鮮なイメージがあります。
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先頭車のラインも従来車のマルーン+キャンディピンクではなく、キャンディピンク+キャンディピンクの2ラインなので、一層明るい印象になります。
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(2) こちらは千葉線非対応の従来型。千葉線対応が6両編成なのに対し、従来型は8両編成で長いので先頭車の前に出られません。先頭車のラインは、キャンディピンクとマルーンの2ライン。
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横のラインもシンプルなマルーンの一本ライン。
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(3) それでは出発します。
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(4) 五香駅で下車したなら、お土産にはこの「松久」が欠かせません。
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(5) 五香はこの辺でも旧い町で新京成電車でも乗り換え線の無い駅では乗降客が最も多いのだそうで、駅ビルには食品や喫茶など多くのお店が入っていて賑わっています。
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(6) 五香駅の「五香」は、明治政府による開墾入植施策で5番目の入植地だったことに因みます。新京成電車では、最初の入植地の「初富」、2番目の二和、3番目の三咲を冠した駅名がありますが4番目の「豊四季」は柏市で東武線の駅になっています。そして五香と来て、次の「六実」はやはり東武線の駅になります。
因みに五香の名は、「香り高く実り豊かな土地に」との願いを込めて付けられたとか。五香地域は六実の地域とも隣接していて、ひとまとめに「五香六実」という住所もあるので、「香り高く実り豊かな」は五香と六実双方に掛かっているのではないかと推察しているのですが、この辺は資料がないとよく分からないところです。
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(7) 新緑の緑が眩しい季節になりました。
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(8) ついてすぐお土産、というのもナンですが、今日は五香駅には戻ってこないプランなので最初にお土産を買います。
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(9) 松久は、昭和2年創業という老舗。とても上品な感じのお店です。
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メインは色々な餡を楽しめる各種どら焼きですが、どのお菓子もお洒落で買いたくなる品が豊富にそろっています。この「さくらひらり」もそんな一品。さくら味のちょっと甘いお餅をどら焼きでくるんだとても春らしいお菓子です。
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(10) 入植地として旧い歴史を持つだけに、風格ある建築物が目に入ります。
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(11) 五香駅に来た今日の目的は2つの野馬土手を見ることにあります。一カ所目は、五香駅を降りてほんとすぐのところにある野馬除土手。よくこんな近郊に残ったなぁという見事な外観の土手です。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6)
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(12) このシリーズではもう何度も取り上げているので詳しい説明は省きます(前回の「初富」のシリーズに詳述していますのでご興味を持って頂いた場合はそちらをお読みいただけると嬉しいです。)が、この周囲一帯は江戸幕府が軍馬育成のために整備した小金牧という牧場の一帯のエリアでした。中でも五香地区は牧の端にあり、農村との境界をなしていた地域です。牧と農村地区は野馬除土手という土手で仕切られており、牧の中の野馬が畑に入って農作物を食べてしまう被害を防いでいました。(「野馬土手」は、枚と牧外を区切る野馬除土手と牧内にある勢子土手との総称です。)
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ここには一応、松戸市教育委員会が説明を書いた棒が建っていますが、注文を付けるとすればちょっと説明不足のような気がします。「この周囲は小金牧といって江戸幕府が軍馬を育成するために野馬を放牧して育成していた牧場でした。」という説明を付けないと、いきなり「小金牧の放牧馬の、、、」と書き出しても、「小金牧」が何なのか前提のない方には意味が分からないと思うのですが。後述するもう一カ所の件も含めて、いずれ松戸市に意見を聞いてみたいと思っています。
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(13) ということはさておき、この土手はとても保存状態が良く野馬除土手の雰囲気がとてもわかりやすい、素晴らしい史跡だと思います。ぜひ保存をして欲しいものだと思っています。
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(14) こちら側の端は、市が設置した自転車置き場のところでスパっと切れていますが、かまぼこ型の土手の作りがよく分かるようにも感じます。
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結構、この土手は幅が広いんです。
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土手の向こう側は民有地のようですが、かつての牧の雰囲気を活かしたお庭のようになっており、雰囲気が楽しめます。(写真は控えておきます。)

さて、次は五香に残るもうひとつの大きな野馬土手を訪ねます。

2013.4.27 五香駅付近にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 10-35mmF4-5.6
SIGMA 17-50mm
by bjiman | 2013-05-04 09:13 | 新京成電鉄沿線散歩(new!) | Comments(0)

捕込(とっこめ)~鎌ヶ谷市の国指定史跡を歩く(後編)~

新京成電車の旅シリーズのハイライト、今回は、平成19年に小金牧関係の史跡としては初めて国指定史跡に指定された鎌ヶ谷市の捕込(とっこめ)を訪ねます。

(1) 捕込は、北初富駅が最寄りです。  (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8,以下同じです。)
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(2) 北初富駅は高架工事の関係で、高架駅が完成するまでの間、こちらに移設されることになっていますが、工事は遅れており、完成していないようです。工事中の橋脚はむき出しの鉄骨が見えています。
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(3) 捕込は、駅から歩いて5分ほど、あっという間に着くのですが特に案内看板がある訳ではないのでうっかりすると通り過ぎてしまいます。この駐車場の一角に見えるのが捕込です。
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(4) 入口はこんな風になっています。
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(5) 国指定史跡の説明看板があります。
看板の内容を書くのは大変なので(笑)昨日の再掲になりますが、文化庁が国指定史跡に指定した際の指定理由を引用します。
「江戸幕府が軍馬供給をまかなうため直轄して設置した小金牧の一つ中野牧の遺跡。放し飼いされた野馬を捕獲選別する施設である捕込や、馬を捕込に追い込むための野馬土手が良好に残る。江戸幕府の軍事力を支えた軍馬生産を知る上で重要。」
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(6) 最初に全体の構造を鎌ヶ谷市郷土資料館にある模型でご覧下さい。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6,撮影許可を得ています。)
捕込は、このように土手に囲まれた3区画から成っています。(4)の写真の撮影位置は、丸印をしてあるところです。
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右上の区画が野馬を施設内に取り込み、網掛けして捕らえる区画(捕込)、左上の区画が捕らえた馬を選別し、軍馬として幕府に送る馬や農耕馬等として払い下げる馬を溜めておく区画(溜(ため)込)。左右両区画の上には、役人が野馬捕りを検分した場所(御小屋場。地元の人は御照覧場と呼んだそうです。)があります。
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下の区画は、捕らえた野馬のうち、若い馬等を野に返すための区画(払込)
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このうち、現存しているのが溜込と払込の部分です。写真は、以下図の「現在地」の部分から撮っていきます。  (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8,以下同じです。)
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(7) 払込の出口部分。馬が野に出る部分は狭くて馬一頭がすり抜けるのにほどよい程度しかありません。
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中に入ると、こんな風になっています。払込として使われていた時代は、周囲の樹木はなかったのではないかと思います。右側の土手上が捕込です。
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払込の奥部分。土手が見えています。
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この土手の向こう側には、茶番所(ちゃばんしょ)と言われた見物客向けの茶店が設けられていたそうです。
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階段から土手上の高さまで上がれる場所があります。そこから払込を俯瞰した感じです。高い土手に囲まれた区画の雰囲気があります。
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(8) 土手の向こう側から見た写真。この左向こう側が溜込で、土手辺りに見物脚がお茶をする茶番所があったのでしょう。
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こちら側にも説明版があります。こちら側は、ぐるっと回ってこないと見られないので案外気づかない方も多いのはではないかと思います。
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この捕込の保存の歴史は古く、今日の国指定への道のりは関係者の継続的な熱意と努力があってこそとの事。鎌ヶ谷市教育委員会の資料によると、昭和40年に都市計画道路がこの捕込の一角を通ることが分かり、まず地権者が捕込保存の重要性を当時の鎌ヶ谷町教育委員会に訴え、教育委員会も保存のためには県指定史跡の指定を取らねばと測量調査を実施。町と県の連携により昭和42年に千葉県指定史跡「小金中野牧の込跡」として指定され、都市計画道路の路線を変更させることが出来たとか。入り口脇には、当時の連携を象徴するように、県指定史跡の碑が建っています。
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しかし、保存は地権者の理解協力頼みであり、40年の日々が経過するとともに理解協力だけでは維持保存が難しくなったことから、県教育委員会は「房総の近世牧跡」として調査報告書をとりまとめ、市はこれらの成果と合わせ、初富小学校校庭に残る野馬土手と一体で文化庁に国指定史跡の指定を申請し、国指定史跡の指定を受けることにより、史跡内の公有地化を実現。このような関係者が一体となった連携と協力で捕込の保存体制が構築されたという事。何だか昔の「プロジェクト何とか」みたいな話ですが、これだけの土地の公有化を実現するための関係者の努力は大変なものがあったんだろうなと思います。
 私たちは、ここにいる時、偶然にも居合わせた元地権者の方からお話を伺うこともできました。とにかく当時の関係者がこの捕込は貴重だから残してくれととても熱心だったとの事でしたが、「もっともっとこの辺一帯に土手があったんだよ」とのお話ぶりからも熱意が伝わってきてとても幸せな気持ちになりました。手元の資料によると、小金牧の各牧内に約1カ所程度、計5箇所はこのような捕込があったと思われますが現存するのはここだけ。何より江戸時代の息吹を伝えるリアルな本物としての迫力が関係者の熱意を引き出したのかもしれませんが、この場所は理解のある地権者、関係者に恵まれて幸せな場所だと思いました。
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(9) このすぐ近くに貝柄山公園があります。
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貝柄山公園のある地域はかつては谷津で水田としての利用もされたそうです。全体が窪地になっています。
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この公園内に、「小金中野牧の野馬」像があります。野馬は国産馬なので、サラブレッドのような感じではなくちょっと小柄です。プレートには、当時の野馬の姿を参考に製作した旨の説明があります。
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(10) 馬三昧の1日でした。なお、もし捕込にご興味をいただいた際は、「鎌ヶ谷市郷土資料館」に詳しい展示がありますのでご覧いただけると嬉しいです。熱心な学芸員の方がいらっしゃり、私たちが訪れた時にもとても熱心にご説明をしていただきました。初富駅下車数分。図書館の隣りです。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6)
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かわいい専用パンフレットもあります。 (この写真のみRICOH GRD2)
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(11) 平成19年に捕込が国指定を受けて以後、鎌ヶ谷市では、捕込を活かしたまちおこしを行っていて、捕込関係のイベントを多数企画しています。私も、最近偶然、新京成電車巡りを始めてこの地域の歴史から必然的に小金牧に夢中になりましたが、何だか最近この地域では「牧」がちょっと「来て」います!  (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8)
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2013.4.13,4.27 鎌ヶ谷市北初富駅近く 捕込にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8
SIGMA 10-20mmF4-5.6
RICOH GRD2
by bjiman | 2013-05-01 10:29 | 新京成電鉄沿線散歩(new!) | Comments(0)

流山寺社めぐり

流山探訪も最終回。今回は、足早に寺社めぐり。

(1) 長流寺には、恵比寿様がいらっしゃいます。  (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6)
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(2) 境内では、白梅が花を付けていました。この日は望遠ズームを持ってきていなかったのでワイドズームのまま撮っていきます。
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ワイドズームは、像倍率は稼げませんが、最短撮影距離が短いので案外お花の接写をするのにもいいと思います。独特の広角感、周囲が写り込む特性を活かすことができれば、ワイドズームなりのお花というのもあるんじゃないかといつも思っています。
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(3) 赤城神社
   赤城神社は、「流山」という地名の由来となっているもの。
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   神社はちょっとした小山(赤城山)の上にあります。その昔大洪水によって上州赤城山の崩れた土塊が流れ着いたのがこの山でだと言われ、「流れてきた山」をもじって「流山」という地名がついたのだとか。
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境内の裏山はご神域らしい雰囲気があります。
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この馬頭観音は、天保14年のもののようです。
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(4) 赤城神社を代表する景観のひとつが大しめ縄
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しめ縄は、神前やご神域の前に掛け渡され、不浄をさえぎるものなのだそうです。赤城神社の大しめ縄は、10月19日~20日の祭礼に先立ち、毎年10月10日に氏子によって作られるのだそうで、長さ10m、重さは500kgもあるそうです。
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(5) 流山のよいところは、こうした案内看板が豊富なところです。
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(6) 赤城神社に隣接する光明院
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ここには菩薩型坐像があるそうです。
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(7) 駆け足で巡ってきた流山探訪もこれで終わり。晩ご飯をいただきます。流山は、江戸川沿いにあり、野田-流山-松戸と続く水運の街です。そして江戸川の鰻は東京名物のひとつでもありましたので、ここ流山の名物のひとつも、やはり鰻です。ここ流山に来たのであれば、鰻をぜひいただいて欲しいと思います。前に成田山でいただいたばかりなので、この鰻不足の時代に申し訳ないのですが、私も江戸川沿い育ちで流山ときくと反射的に鰻と考えてしまいます。今日は古くから続くこの辺りの老舗、「うなぎ江戸屋」さんにお邪魔しました。
(SONY RX100)
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老舗だけに、続々とクルマでやってくるお客さん。
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(8) 店内は、わりとスッキリした感じです。誰もいない?そうです。開店直後に私たちが一番乗りしたので(笑)  (SD1 Merrill/17-50mmF2.8)
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鰻を焼くのを待つ間、マグロカマの刺身などをコップ酒でいただきつつ。
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(9) どーん、とやってきた鰻重(特)。これはボリュームたっぷりで満足間違いなし。
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サイズの確保に苦労している様子がうかがえました。大好きな鰻ですが、資源保護のために大切にいただかないといけないですね。
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(10) 大満足して今回の流山紀行もこれで終わりです。帰りは、流鉄「流星号」に乗って帰路につきました。 (SONY RX100)
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流山特集を終わります。

2013.2.17 流山市にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 10-20mmF4-5.6
SIGMA 17-50mmF2.8
SONY Cyber-shot RX100
by bjiman | 2013-03-09 01:44 | 松戸周辺の庭園、寺社仏閣等 | Comments(2)

流山探訪~スナップに一眼レフはいらないのか?~

流山探訪の続きです。

(1) 呉服店 新川屋  (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6)
明治23年築という土蔵造りの重厚な外観が目立つ呉服屋さんです。
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平成16年に国登録有形文化財に指定されました。
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(2) 商売繁盛を願って、屋根の北側に恵比寿様、西側に大黒様の鬼瓦があります。
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(3) 私は一眼レフが好きですが、最近はある意味の割り切りをもって一眼レフに接しています。一眼レフを使うのはあくまで趣味で、使いたい用途にだけ使う。例えば今回は、流鉄展で狭い部屋の中でワイドに撮りたいという目的があったので10-20mmF4-5.6のワイドズームを主体に使うこととして、荷物になる望遠レンズは持って行きませんでした。仮に持って行ったとしても70-300mmF4-5.6は、町歩きに持って歩きたいとはいえない大きさのレンズです。そこで今回は、一眼レフは10-20mmを付けて歩き、望遠が必要な時はツマが持っている SONY Cyber-shot RX100を借りることにしました。大きくて重い一眼レフを広角に使い、小さいコンデジを望遠に使うなんてあべこべですが、これで十分なのが現在の実態だと思います。
ということで、RX100の最大倍率で撮った 西側屋根の大黒様です。  (SONY RX100,上:100mm相当+デジタルズーム活用/ツマ撮影、下60mm相当、オット撮影)
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(4) ましや呉服店 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6)
江戸時代、安政6年創業という歴史ある呉服店です。
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一眼レフは趣味のもの、と書きました。実際私がSD1を使うのは純粋に趣味です。下のRX100の写真と比べても一目で違う解像感の違いがあり、SD1を使う楽しみもそこにあります。 (SONY RX100)
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(5) ましやの店舗は関東大震災後に建て替えられたもののようですが、土蔵は明治3年築。現存する土蔵では最古の部類だとか。  (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6)
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(6) この辺りは、流山広小路といって、明治時代前後は土蔵造りの家屋や店舗が多くあった場所なのだそうです。
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この説明を読んだあとに見ると、こういう普通の民家も歴史ある町並みの景観に自然になじんでいるように見えます。見事な屋根瓦が整然と美しいです。
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(7) この街の一角に、最近、使われなくなった土蔵を改装してできたカフェギャラリー「灯環」があります。
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(8) 2Fがギャラリーになっています。狭い土蔵をワイドに撮れるのは10-20mmワイドズームならでは。一眼レフを使う楽しみがあります。
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(9) しかしこういう土蔵の暗い中ではF4のズームでは撮影条件が厳しくなります。これはISO800で1/5秒という厳しさ。手持ちでは無理で手ぶれでブレブレです。
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こんな時、RX100なら、広角側の10.4mmはF1.8!ですからもう余裕。ISO500で1/30秒でシャッターが切れます。手ブレ補正もついて鬼に金棒。 (SONY RX100)
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流山PRイベント2012「みりりんぴっく」の際に期間限定でやっていたものが好評で通常メニューになったという「ほっこり♡みりん deスイートポテト」。 さつまいもにみりんの組み合わせでとても優しい味で、みりんの流山らしいメニューです。
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私は、特段カメラ好きでなくても、いい写真を撮っておきたいという方には、RX100クラスのカメラを勧めたいと思います。私のGRD2にしても、2008年に購入してだいぶ経ちますがまだまだ普通に使えます。画質もそれほど問題ではありません。これってやっぱり大事なことだと思いますし、きちんとコストがかけられているからだと思います。RX100もおそらく長期間の愛用に耐えるだろうと思います。意外なことに、ちゃんとMade in JAPANでもあります。
一方、特段カメラ好きでなければ、RX100以上のカメラも特に必要ないように思えます。特に街中のスナップでは、これ一台で28mm~100mmまでカバーするレンズがついていて広角はF1.8で暗くても平気。望遠側の100mmもデジタルズームも併用して300mm相当までカバーできます。趣味の写真を撮るのでなければ、私も、町歩きであればRX100だけで十分です。
それだけに、シグマDP3を買って、趣味の写真の領域ってこういう事なんだなぁと最近しみじみ思っています。
小さくても、不便。上手く撮れれば大型一眼レフも真っ青。シグマの方向も、ニッチではあるけれど、趣味の一分野であることは間違いありません。

2013.2.17 流山市にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 10-20mmF4-5.6EXDCHSM
SONY Cyber-shot RX100
by bjiman | 2013-03-08 02:20 | 写真散歩(松戸days) | Comments(0)

江戸の面影を訪ねて~流山探訪(3)~

流鉄展を楽しんだ後は、江戸時代の面影を色濃く残す街、流山の顔を見ていきたいと思います。

(1) 一茶双樹記念館  (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 10-20mmF4-5.6)
流山は味醂の街。味醂といえば現在でも流山が発祥のマンジョウ(万上)みりんがありますが、ここ一茶双樹記念館は、流山の名家・秋元家とゆかりの深い場所。秋元家のみりんは「天晴(あっぱれ)味醂」というブランドでしたが、この場所は秋元本家に隣接するところで、俳人の小林一茶が秋元本家の五代目・秋元三左衛門(俳号:双樹)と親交があり度々この地を訪れたことに因むものです。庭には一茶が植樹したといわれる赤松があります。
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立派な建物です。風格があります。
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敷地の外側にさえ、こんな見事な枝振りが。ワイドズームじゃないと入り切りません。
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(2) 街のあちこちに、こういった庚申塔があります。
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(3) 流山の顔でもあるマンジョウみりんの工場。現在は「流山キッコーマン」になっています。
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(4) 新撰組 近藤勇陣屋跡  (上下、SD1,中、SONY RX100)
  新撰組の近藤勇が幕府に捕らえられるまで本陣を構え、最後に自首した場所です。ゆかりの土蔵が残されています。訪ねた際は、耐震工事なのか建設現場のようになっていました。
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(5) 和菓子 清水屋
   創業は明治30年代。この地でずっと和菓子店を営んできたお店です。名物は、近藤勇陣屋跡を模した「陣屋最中」。
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(6) 寺田園茶舗 見世蔵
   寺田園はこの流山村の草分けのひとつといわれる江戸時代から続くお店のひとつで、この建物が建てられたとされる明治22年当時はお茶・乾物屋さんでした。昭和38年まで、店舗として使われていたとか。建物は国指定登録有形文化財で、現在は万華鏡ギャラリーとして再活用されています。 (SONY RX100,ツマ撮影)
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流山好きな私は以前からこの通りをよく通っていました。SONYの小さなコンデジ・Cyber-shot DSC-U30を愛用し始めた頃の2003年、偶然この寺田屋の姿を撮っていました。当時は、SUZUKI WAGON-Rの現代の和モダンともいうべき日本的なインダストリアルデザインと、この旧家が妙にマッチしているような気がして撮ったものですが、今のように再活用されていなければ、この貴重な建物も価値をたくさんの方に見ていただく機会を得られなかったかもしれません。国の文化財になるような建物も、繋いでいくのは人の知恵なのかもしれないですね。
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(7) 丁字屋
   古民家を活かして現在はイタリアンになっています。
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流山本町めぐり、明日に続きます。

2013.2.17 流山市にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 10-20mmF4-5.6
SONY RX100
SONY U30
by bjiman | 2013-03-05 01:40 | 写真散歩(松戸days) | Comments(4)