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年末を振り返って

12月は猛烈な忙しさで、ブログもあまり書けませんでした。たくさんの方のご来訪に感謝します。
あっという間の年末、少し振り返ってみたいと思います。

11月27日 ANAホテル
ANAホテルは結婚式を挙げた思い出のホテルなので、たまに今でも食事に行きます。 (SIGMA DP1 Merrill)
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この日は、中華「花梨」でした。
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このアワビはとてもキレイで、味も良かったです。詳しくは、また来年にでも取り上げたいと思います。
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12月11日 マリー・アントワネット展
六本木ヒルズで開かれていたマリー・アントワネット展に出かけました。
写真は、この展覧会で唯一写真が撮れる展示だったマリー・アントワネットのプライベートな自室を再現したもの。ヴェルサイユ宮殿内にあった「プチ・アパルトマン」と呼ばれたこれらの自室等は、マリー・アントワネットの好みが色濃く反映されたものなのだそうです。意外と地味な感じでした。
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マリー・アントワネットについて深い興味があった訳ではありませんでしたが、展示は興味深いものでした。オーストリアのハプスブルク家に生まれながら、政治的な思惑によってフランスにやってきて後のルイ16世となる皇太子と結婚し、ルイ16世の即位後は女王として激動の時代を生き、フランス革命の中に命を落としていくその人生は、さながらに走馬燈のようで、華やかさと運命の残酷さが大きなコントラストを描いて見るものにその運命の激しさを訴えかけてくるものがありました。
特に印象的だったのは、革命後、処刑に際しての態度の立派さでした。娘に書き残した、ルイ16世がそういったように、自分が処刑されたことを恨んではならないという言葉はなかなかそういう心境になれないのではという点で、王位、女王の位にあった方の品位を感じさせました。また、ギロチンでの公開処刑、市民の見ている前で行われる残虐な行為に、市民革命の恐ろしさを見た思いでした。
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折角来たので、六本木ヒルズの屋上まで上がってみました。
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12月11日 東京ディズニーランドホテル 「CANNA」
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このエゾシカは絶品でした。
詳しくは、これも別項で取り上げたいと思います。
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クリスマスは、日比谷公園の南部亭。この日のお魚メニュー、伊勢エビの一皿はお見事でした。
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今年の年末は、ハワイの話題もありました。私も、2014年の8月にパールハーバーに行きました。
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楽しいハワイ旅行、それも限られた日程の中で、終日見学に要するパールハーバーを見に行くということは、普通、かなり困難なのではないかと思いますが、私の場合は、理解あるツマのお陰で日程をさくことができました。
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百聞は一見にしかず、といいますが、ここに来ないと実感できないこともあります。その代表的なものは、この戦艦「ミズーリ」の巨大さでしょう。
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1945年9月2日、戦艦ミズーリのこの場所で、降伏文書に調印したことで、我が国の敗戦が確定しました。
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我が国では、ポツダム宣言を受諾した8月15日の方が多く取り上げられますが、本当の敗戦日とはここに記された9月2日だ、ということをこの場所に来ると実感します。
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有名な話ですが、この戦艦ミズーリは、神風特攻隊攻撃を受けています。特攻機が突撃した場所は、衝撃でこのように曲がっています。今回、首相の訪問で基地内に突撃した日本パイロットの埋葬を行った話が紹介されましたが、このミズーリでも、亡くなったパイロットの埋葬を海軍式の水葬で行ったこと、この判断をしたキャラハン艦長が敵味方とはいえ、国を守るためにとった行動は米軍にとっても同じ事であると水兵に諭した話とともに紹介されています。ここでは毎日、こうしてビデオ解説つきでこのように紹介しているのです。戦勝国だからできたことなのかもしれませんが、非常に洗練された立派な態度だと思いました。
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ここからは戦艦アリゾナの沈没した上にある「アリゾナ記念館」もすぐ近くですが、アリゾナ記念館は定員が少ないので私たちは入れませんでした。
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時間があったら、基地内にある太平洋航空博物館をごらんになっていただきたいと思います。ここでは真珠湾攻撃の様子が、詳細に紹介されています。
(航空母艦「加賀」から発艦するゼロ戦の様子を再現したもの)
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とても驚いたのは非常に詳細にわたって攻撃の様子が説明されていたことでした。
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浅瀬に停泊中の軍艦を攻撃するために、沈みにくい魚雷を開発して低空からこれを使う高度な技術が真珠湾攻撃のハイライトですが、このことも丁寧に説明されていました。
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投下されると沈み込んでしまう特性を改良工夫した魚雷はわざわざ再現して作ってありました。
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沈み込まない工夫をした、ということは小学生の頃から知っていましたが、実物がこういう木製のフィンによるものだった、ということはこのとき初めて知りました。

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対米戦争など、始めてしまったこと自体が愚かではありますが、山本五十六連合艦隊司令長官が綿密に計画した攻撃内容自体は、米国では「緻密な攻撃だった」と評価されることが多いように思います。真珠湾攻撃の攻撃隊を率いた淵田美津雄氏は終戦後、東京を空襲したドーリットル空襲の元パイロットと親交を深めキリスト教徒になり、米国の市民権も得ますが、氏の聖書を紹介するこんな展示にも、軍人同士の畏敬の念を持って接している様子がうかがわれます。
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一方、年末にNHKが放送した戦艦武蔵の番組は感心しませんでした。


武蔵が沈没した地点が特定され、米国の調査団によって写真撮影に成功したことがきっかけでしたが、その写真の断片をつなぎ合わせてCGを再現したところまでは見事だと思ったものの、わざわざ内容を書き起こしてくれた方がいてこちらをごらんいただければお分かりいただけるように、この番組のテーマは、絶対に沈まない不沈艦がなぜ沈んだのか、ということと、その原因は、防御装甲をつなぐ鋲であり、鋲が爆風に耐えられずに吹き飛んだことが浸水を招いた、というものでした。
これを、番組では「明らかになった武蔵の思わぬ弱点と海軍がそれを知りながら放置した実態。」
と説明しました。ちょっと詳しい方ならご存じだと思いますが、定説を覆すも何も、(いみじくも番組中で紹介しているとおり)これらは、いずれも昭和18年末の大和が受けた攻撃で日本は知っており、大和型戦艦の設計者でもある牧野茂氏が「艦船ノート」として出版している本の内容にあり、同様の指摘をした構造上の問題を指摘した本も以前から出ていますし、ネットのWebサイトを検索してみれば多数その話が出てきます。戦後、米国調査団が「大和のアキレス腱」と指摘しているなど多くの関係者が知っていることが、「明らかになった武蔵の弱点」なのでしょうか。番組では、「装甲板のつなぎ目の弱点は実は早くから危惧されていた事も明らかになった。」としていますが、もうずっと前から設計者が自ら語っているような、色々な本が出版されていて既に指摘されていることが、なぜ「明らかになった。」なのか。
また、「絶対に沈まない浮沈艦」など設計できようはずもありませんし、武蔵はそのように注文された船でもありません。大和型戦艦の防御能力の注文は、「魚雷2本の命中を受けても戦闘力を維持し、3本命中でも沈没することなく基地に帰投できる」といった範囲のもので、実際に武蔵が沈没した戦闘状態でも、魚雷5本、爆弾2発を受けても速力22ノットを維持し、戦闘状態を保っていたそうですから十分基準はクリアしているのです。まして、沈没までには魚雷20本以上、爆弾17発、至近弾20発というもので、こんなに被弾して沈まない設計などあり得ない、むしろよくぞここまで耐えたというのが通常の見解というものです。「海軍がそれを知りながら放置した実態」というけれど、これだけ耐えられたということが、逆に、弱点ではあっても対策するまでの必要はなかったという判断が、「放置した実態」というものではないことも示しているのではないでしょうか。そもそも昭和19年の資材不足の状態で、しかも溶接技術の問題という時代背景を踏まえれば、有効な対策などなかったでしょう。
番組では、武蔵がなぜ水中でバラバラになったのかを執拗に迫り、壊れるはずのないバイタルエリアが壊れて浸水したのではないか、と指摘していますが、魚雷20本も受けるまで沈まなかったという事実が装甲の頑丈さを裏付けていますし、武蔵は沈没の際、煙突から小爆発があったとの証言があることから、バイタルエリア内の機関部分に引火した可能性は十分あり、それが主砲下部の弾薬庫に引火して大爆発を起こしたとしても少しも不思議な結論ではありません。しかも、この番組ではご丁寧に沈没の際にスクリューが回転している様子が再現されていましたが、これは、4軸あった機関室の内側には浸水していなかったとの立場に基づくもので、これは大和でもそういう証言がありますから、やはり浸水がしにくい構造だったことが分かる訳です。そもそも沈没の際の内部爆発は、設計の問題ではありません。
不沈艦というのは、主として、戦艦を受領した海軍と、それを見た乗組員さんたちが思ってきたことで、それは、この戦艦ミズーリを見たって分かるというものです。こんなでっかい船(まして武蔵はこれより大きいのですから)、沈むなんて思わないのが普通でしょう。私は生まれて初めてNHKに電話して苦情を申し上げました。決して悪意があるのではないことはおわかりいただけると思います。不沈艦というものなどない、設計する方は、相対的な不沈、つまり沈みにくい艦だということで、武蔵はそういうものでした。なぜ拘るかと言えば、客観的なことを学ばないと、目が曇ってしまうからです。歴史から学ぶことができなくなる。
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パールハーバーの基地では、日本の攻撃内容を正確に伝えています。この差は大きいなと思いました。
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大艦巨砲主義の象徴のように言われる大和・武蔵ですが、多くの方が大和・武蔵以外の戦艦というと長門くらいしか思いつかないのではないでしょうか。実際日本は、条約破棄後、戦艦は大和と武蔵の2艦しか建造・就役をしていません。起工された3番艦の信濃は航空母艦に変更、4番艦は途中で中止解体になっています。大和・武蔵が計画承認される段階で、当時航空本部長だった山本五十六は、大和・武蔵の建造に反対し、これを認めるならと同時に正規空母の翔鶴・瑞鶴も認めさせ、条約によって戦艦から改装した加賀・赤城、条約時代の龍驤、蒼龍、飛龍、中小型空母の瑞鳳と祥鳳など10艦を開戦時に揃え、その後も改造空母の準鷹、飛鷹などを続々就役させたのと対照的で、これは、当時の日本が、色々な考えはあっても主力は航空主兵だと考えていた証です。大和・武蔵は実戦に出る機会も、その主砲を撃つ機会もほとんどなかったことから揶揄の対象になりますが、問題だったのは船でも時代でもなく、当時の日本海軍には、自らが作り出した航空主兵の時代なりの戦艦の運用というものを思いつかなかったという運用面の問題だという議論が、そろそろ主流になってもいいのではないかと思います。そのことがここ、パールハーバーにくると分かるのではないでしょうか。米国は条約破棄後に戦艦を開戦時までに10隻を就役させていますし、このミズーリに至っては昭和16年起工で就役は昭和19年です。その後30年に退役、昭和61年には湾岸戦争に伴って再就役すらしています。問題とされた大和・武蔵の船体構造も、アメリカの戦艦でも同様の構造を持っているものもあるそうです。こうした横を眺めないで批判するから浅い、客観的ではない議論に沈泥することになるのです。
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2016年は、いろいろなことが動いた「変化の年」であったと思います。
こうした変化の時代にあって、大切なことはしっかり客観的な事実に基づいて時代を見つめ、そして大いに議論することではないかと思います。
来年は、そうした健全な議論がきちんとなされることを期待して、今年の終わりとしたいと思います。

2016.12.31 bjiman

by bjiman | 2016-12-31 11:04 | ご挨拶・お礼 | Comments(2)

菊之湯 ~お料理が美味しかった松本のお宿~

今年の夏休みの旅行は軽井沢~松本だったのですが、機会を失って印象的だった松本を取り上げられないでいました。
そこで、今更ではありますが、ちょこっと取り上げてみたいと思います。
松本の浅間温泉は規模の小さい温泉街ですが、ここ、菊之湯さんは、なかなかに印象的なお宿でした。
「菊之湯」 SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC ART
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松本地方に多いという本棟造りという形式のお宿の建物はとても立派な古民家という感じで、ロビーも和の落ち着きがあります。
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お部屋の雰囲気の純和室で、とても落ち着けます。 10-20mmF4-5.6はちょっとピンぼけになってしまいました。
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懐かしいプッシュ式電話
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ここは今では少ない部屋食なんですが、何と言ってもお料理が良かったです。
最初から、とにかく美しく、上品。
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前菜の秋茄子胡麻掛け。こういうのお酒が合いますよね。
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イチジクの揚げ出し。針海苔。板さん、お料理が好きなんだなぁって、思いました。お洒落。
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この日のお品書き「初秋」というものでした。
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食べるのがもったいないような美しい盛り付け。前菜のほうづきトマト、小鯛笹蒸しなどなど。からし蓮根も美味しかったし、蓴菜がするするっと来るのもいい。
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笹蒸しの小鯛のきれいなこと!
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お椀は懐石の華だと思うんです。懐石料理店ではないのである程度はまとまって出てしまいますが、お料理は懐石ですね。そういう本格的な感じがしました。
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このお造り、食べなくても、見ただけで美味しい!って分かる感じですよね。実際美味しかった。。。
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お凌ぎ。古代米の蒸しご飯。
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イワナの塩焼き。こんなお洒落な出し方ってありますかね。
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お酒は、松本の地酒。岩波酒造さんの「鏡花水月」。純米生酒、すっきりした美味しいお酒でした。
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これは別注料理の和牛ステーキ。別注料理付きのプランだったので利用してみたのですが、これはちょっとイマイチだったかな。美味しかったですが。
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ちょっとフレンチみたいなお洒落な一皿。ホタテが美味しそう! 旅館じゃなくて、ここの板さんがやっているお店が近くにあったら「通います!」っていいたくなるようなセンス、お料理がお好きなんだなという感じがしました。
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冷やし煮物。カニが食欲をそそります。
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最後に揚げ物。やはり煮たり焼いたり蒸したり、、、色々な技法の中で、最後にちょっと揚げ物をいただくと嬉しいですね。
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お食事。止め椀が赤だしだとやっぱり嬉しいものです。
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こんな調子でしたから、翌朝の朝食も期待していましたが、期待に違わず、朝食もとっても美味しかったです。 SIGMA DP2 Merrill
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ここは、このお料理をいただくためだけにでも、もう一度行きたいなぁと思っています。。。

2016.9.8 @信州松本 浅間温泉 菊之湯にて

by bjiman | 2016-12-05 06:00 | 信州旅日記 | Comments(4)

言葉の美しさ、音の美しさ、美しさを大切にして欲しい

12月に入りました。年の瀬になると何かとせわしなく、私もこれから今年初の忘年会です。
年末になると、その年に流行った歌とか流行った言葉、流行語大賞にあまり美しくない言葉が選ばれたりして話題になったりします。問題提起ということもあるのでしょうが、それが流行語なのか、と思うことも少なくありません。
音楽は、ツマと趣味の合わない唯一のもの(笑)ですが、子供のころから70年代フォークに親しんできた私には、最近気になることが2つあります。
ひとつは若い人たちが美しくない言葉遣いをすること。
きれいな音の世界、きれいな言葉を大切にしてもらいたいな、と思います。
私はよくカラオケでこの曲を歌います。もうあまり歌う人もいませんが、音も言葉も美しい名曲だと思います。
「かぐや姫」加茂の流れに(1972年)
私が「石野田奈津代」という方を知ったのは2000年頃だと思いますが、彼女は路上シンガーとして有名になりました。
デビューしてしばらくは、自分が輝きたいという強い意志を感じさせる歌が多くありましたが、それが強さでもあり、一方で「自分が自分が」という気持ちばかりにも感じました。しかし、きっと一人でやっていくなかで多くの方に支えられたのでしょう、周囲への感謝を込めた歌が聴かれるようになり、ヒットもしたようです。私が好きなのは、神津島の旧い曲を歌ったこの曲。観光協会に依頼されて故郷のために歌ったこの曲は、言葉も美しく、またそれを歌う彼女の声も優しく美しいと思います。仕事が何かへの感謝、何かへの貢献につながるというのは素敵なことだと思うのです。
神津島へ、いこう(神津節)/石野田奈津代

女の子達が、やたらとグループを組んでユニットなるものになることもあまり良いことだと思っていません。
なるほどたくさんで集まってダンスをすれば楽しいとも思いますが、才能とは本来稀少なものです。また、社会に出れば誰でもそうですが、一人で生きていかなければならないし、仕事は、正解のないものだと思います。しばし苦労を前にして呆然とすることもありますが、それでも人は生きていかなければなりません。
私はこの曲が子供の頃から好きでした。フォルクローレを取り入れた曲調も素敵です。
ふきのとう 「風来坊」

年の瀬です。お体ご自愛下さい。

by bjiman | 2016-12-03 16:44 | スポーツ観戦・音楽鑑賞 | Comments(2)

進め!プリウスPHV 自動車ジャーナリズムの不当な批判を相手にするな!

新型プリウスの販売が好調に推移しています。
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そしてこの冬、いよいよ次世代エコカーの本命ともいえるPHV(プラグインハイブリッド車)が投入される見込みです。
PRIUS PHV WIRE ART DISPLAY
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私は、かねてより、次世代エコカーの本命は、現在のハイブリッド車のメリットはそのまま、電池でも走れる範囲が広がるPHV車が、現実的な当面の解だと考えていましたし、このブログでもそう書いてきました。電池で駆動するEV車は、充電が不可欠で、町中で仮に充電量が不足してきた場合、ガソリン車でいうエンストを起こす可能性がありますし、運良くEVスタンドに駆け込むことが出来ても、長い充電時間を要します。一方、今のガソリンスタンドなどのインフラを考えると、ガソリン車では10分も駐まっていればガソリン満タンにして精算まで済ませることができるので、滞留時間の長いEV車ではその点が欠点になり、それだけを考えるなら、FCV(燃料電池自動車)のように、3分程度でフルチャージできて600kmくらい走れるメリットの方が大きいように思います。しかし、FCVの普及にはまだ時間が掛かりますから、そうなると、電池で充電して走れる距離が長くなり、かつガソリンでも走れるPHVが、当面の次世代車の本命になるというのは、普通に考えれば誰でもが思いつくことではないかと思います。しかも、プリウスPHVは、旧型プリウスの世代から既にアメリカでも日本でも発売され、実際に路上を走行していますから、より現実的な近未来と言えると思います。
(旧型プリウスPHV)
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ではEVに可能性はないのかと言えばそんなことはなく、携帯電話やスマホで、既に日常的に充電したものを使っている私たち消費者が、こうした「充電するクルマ」に馴染むことにそれほど違和感があるとは思えません。EVは自宅で充電可能ですから、一戸建てのユーザーであれば充電設備を整えれば自宅で充電でき、日常的なクルマの使用範囲が50km程度の生活圏ですむならば(しかもそういう人は多いはずです。)、EV車の方がコストが安く、メリットがあると思います。トヨタは最近、EV車のプロジェクトチームを発足したとのニュースがありましたが、こうしたごく現実的な考え方をすれば、トヨタの選択も当然だと思います。
つまり、次世代車は、今の軽自動車やコンパクトカーではEVが多く、中型車以上の距離を走る車ではPHVが多くなるのではないかと思うのです。
さきほど戸建てではEVでも問題はない、と書きましたが、逆に言えば、マンションなどの集合住宅では、EVの充電設備が急には普及できないでしょうから、その意味でもHVからPHVへという需要が当面は多くなるだろうと思います。
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今度のプリウスPHVは、フル充電で60km走れるそうです。今のプリウスPHVが20km程度ですから、これは大きな飛躍。40km~50kmの範囲を電池だけで走れるのであれば、例えば私の住んでいる松戸市の場合であれば、柏の温泉施設に行って帰ってくるといった範囲では、ガソリンは消費しないということになります。Co2の排出を考えれば大きな進歩だと言えるでしょう。
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電気リッチなPHVと今のHVの違いは、バッテリーの進化にあります。トヨタのHVは、私のレクサスHSも含め、ニッケル電池を使ってきました。PHVはリチウムイオン電池です。リチウムイオン電池は、既にPCやスマホで、広く普及していますが、発熱や発火事故などもあり、まだまだ技術的にはニッケル電池よりも課題の多い電池でしょう。その分がコストアップの要因になりますから、トヨタでは、ニッケルからリチウムイオン電池への展開を慎重にしてきました。今度のプリウスHVでリチウムイオン電池車を投入しましたが、ニッケル版とリチウム版の両方を出すという慎重さです。

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今年の夏、Web記事で、著名な自動車評論家の舘内端氏が、EVとPHVを集めたイベントで、集まったクルマが欧州車ばかりだったことを例示して、「日本車の危機、次世代車で圧倒的に敗北」と書いたことに、私は著者とは逆の意味で非常に感慨深いものがありました。
そこに集まった欧州車、アウディ、VW、ポルシェ、BMW、メルセデスといった一流の欧州車達が揃いもそろってPHVを投入してきた、つまり、ドイツ車は、ハイブリッド車を「次世代車である」と認識しているということです。ハイブリッド車の歴史は、プリウスが開拓してきた、ということに異論を唱える者はいないと思います。
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そして、1997年に初代プリウスが登場して以来、欧州車のエンジニア、そして日本のジャーナリズムは、プリウスに、そしてハイブリッドに何と言ってきたか忘れるわけにはいかないでしょう。欧州ではクリーンディーゼルがエコカーの主力ですから、欧州車のエンジニアは、必ずしもハイブリッドを次世代車の本命とは見ていなかったと思います。私が当時読んだ雑誌でも、ドイツ車のエンジニアはハイブリッド車の効果は限定的なもの、という風にコメントしているものを読んだことがあります。そしてその雑誌の編集後記では、編集者が、プリウスよりもドイツ車の名前を挙げて、「そっちに乗ろうっと」みたいなことを書いていました。もちろん憤慨したから覚えているのです。しかし、欧州車の各メーカーも揃ってPHVを出してきた。まさに、HVを普及させてきた日本車の、トヨタの勝利であると言ってもいいと思います。だって、PHVはHV車ですから!
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そしてそうなると、今度は、まだPHVの新車が少ない日本車を攻撃して、「次世代車で圧倒的な敗北」と書くのがジャーナリズムです。つくづく困ったことだと思いつつ、なるほど氏の指摘は、その時点ではプリウスPHVの新型は登場していませんから、対応が遅いのではないか?と言っている指摘だと考えてもいいでしょう。
でも、このイベント、よくタイトルを見れば、「EVとPHVのキャラバン」なのです。トヨタやホンダが進めているFCVは入っていないのですね。そして普通のHVももちろん入ってない。考えてみて下さい。
トヨタのFCV MIRAI
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FCVは間違いなく次世代車の候補の一つですが、こちらも欧州ではまだ主力的な考えとは言えません。言えませんが、忘れてはいけないのはアウディははっきりFCV車へも投資していることを明らかにしていますし、e-gasプロジェクトを進めています。BMWはトヨタとの協業でFCVの試作車を発表しましたし、メルセデスもFCVに取り組んでいることが公表されています。今クルマジャーナリズムで水素ステーションやFCVを肯定的に評価しているものはごく稀で、批判ばかりが多く見られますが、こうしたものを鵜呑みにしていると、それこそ世界から置いて行かれるのです。急にこんな高度なものが開発できますか?市販せずに技術が磨かれていきますか?答えは明らかでしょう。批判があっても取り組んでいく、市販することで技術的な課題を超えていく。そうして先行してこそ、欧州車に対する競争力が磨かれるのです。間違っていますか?
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燃料電池車の一番のメリットは、現在のGSのインフラの考え方がそのまま使えることです。航続距離が長いので、今のガソリンスランドの規模のまま、仮に水素スタンドへのスイッチができればスタンドでの渋滞が発生せずに済むでしょう。水素タンクへのチャージは3分程度で済むと考えられているからです。
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水素タンクが爆発したらどうするんだと、著名な経済評論家が指摘していましたが、だったら今のタクシーのLPG車はどうだっていうんでしょう。タクシーは何十万台も走っているんですよ。LPGだってガスですからリスクがありますよ。東ヨーロッパのようにLPG車の普及が進んでいる国もありますし、イギリスのように優遇している国もあります。もちろん水素には水素のリスクがありますが、それは他の燃料にもあるんです。大事なのは適切な対策が取られているかでしょう。少なくとも、日本の国益を害する立場からの批判には、もっと慎重であってもらいたいものです。
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さきほどのイベントは、このFCV車を対象にせずに行われています。そして、件の評論家は、日本車は次世代車を用意できなかった。だから敗北なのだ、と書いているのです。FCV車だったら、日本は世界に先駆けて市販車を発売し、既にトヨタとホンダの2車種が実際に公道を走っています。FCVも次世代車です。日本は遅れてなどいません!
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今後、日本でPHVが普及するか否かは、時代の要請しだいだと思います。なぜなら、日本では十分にHVが普及しているからです。
日本は、世界最高水準のエコカー普及国です。だいいち、走っている車の実に多くの車種にハイブリッド車があります。

カローラ・フィールダーハイブリッド
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こうした十分に高性能なHV車は、燃費も今やリッター20km以上を走り、普及車から最高級車まで揃っています。
(クラウン・マジェスタHV)
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PHVは高性能ですが、まだまだ高価でしょう。製品化はいつでも出来ると思いますが、プリウスから始まったハイブリッド車の展開も、実に慎重だったトヨタは、PHV車の展開も慎重に商品性を探りながら、マーケットの要請を踏まえつつ判断してくると思います。今度のプリウスPHVを4人乗りとしてきたのも、ある意味通常のプリウスとの差別化をするためでしょう。
私たちは、十分に高性能なエコカー、そして次世代車に恵まれています。決して次世代車で敗北などしていません。
舘内氏は、新型プリウスPHVの発売を前にして、ガソリンでも走れるPHVがスタンドで充電をしていたら、電池でしか走れないEVユーザーは不満を持つだろうという趣旨の意見を書いています。そして問題が解決すると譲り合いの精神が不要な潤いのない社会だというようなことを書いています。こんな主張の意味が分かるでしょうか。
技術の進歩を、片方では敗北と書き、もう一方では潤いがないと書く。批判のための批判に過ぎず、物事を進歩させていこうという意思が感じられません。
人類は、進歩を目指していくのです。科学技術もまたそうです。
プリウスは、日本を、またハイブリッド技術の歴史を代表するクルマです。
そうであるが故、不当な批判の的となることもあります。
FCVには、次世代車の方法論としての意見が多様にあり、欧州車が一面ではEVを押してきたこともあって、ジャーナリズムはMIRAIを、FCVを、トヨタを批判してきましたが、欧州車がHVの進化形であるPHVを次世代車と見なしてきたことは、これまでのジャーナリズムのプリウス批判を否定することにつながります。
まして、HVの元祖であるプリウスが、HVの進化形であるPHVに進化してくることは通常の進化であることから、ジャーナリズムは有効な攻め手がないと考えるのでしょう。そういえば、カーグラフィックのプリウスを取り上げた記事では、燃費がまた一層改善し、乗り心地も良くなってきたということで、もはや指摘すべき欠点が見つからないというようなことを正直に書いていました。批判のための批判などおかしいことだと思いませんか。なんのために批判するのですか。
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クラウンの時もそうでしたが、クラウンの開発担当者が、もはやライバルは自分と言っていたように、トップランカーにはトップランカーの悩みがあります。プリウスもそうなんでしょう。だから、豊田章男社長は、「プリウス、カッコ悪いぞっていつも言っているんです」とデザイナーの奮起を促していましたが(私は格好いいと思うんですけど批判的な意見も多くありますからね。)、そのように、トヨタは自らの課題を自ら見つけていかなければならないほど、ジャーナリズムの批判のレベルが問題なものがあると思います。
プリウスで事故が報道されると、プリウスのシフトパターンが問題なのではないか、と指摘する人がいてそれがニュースになる。別に意見を言うのはかまいませんが、こうした論拠のない意見をした人には、「保険会社の車種別評価でプリウスは普通の値です」と数値を出して反論している人がいました。販売台数が多くなれば、危険ならば事故も増えて保険会社の評価に出るはずですが出ていないと。まさに、言われなき批判には、こうした合理的な反論をしていくことが大事だと思います。
著名な評論家の国沢光宏 氏がレクサスを取り上げた記事で、
(レクサスは)トヨタ車に豪華な内装を付けて厚化粧しただけ
(レクサスは)欧州市場など全く評価されず相手にされていない状況。
と書いた記事に対して、私は、
レクサスはトヨタ車とコンセプトが違う。厚化粧したトヨタ車なんて、全然違う。
欧州では全然評価されていないなんていうけど、今年の上半期のレクサスの欧州販売実績は前年比116%の約3.6万台でシェアは伸びています。
レクサスはチャレンジャーです。評価はこれから築いていくものなんです。日本人でありながら後ろから弓を引くような批判はするべできはないでしょう。
と意見したところ、あっという間に「そう思う」というプッシュを多くの方にしていただきました。
今見たら、そう思う:262、そう思わない:20
となっています。
少数の意見が間違っているとはいいませんが、プロの書いたものに対して素人の私が批判したものを、多くの方が「そう思う」と言って下さる。
これは、それだけおかしな意見をプロの評論家が書いているということです。
彼らがおかしなことを書いて自分たちの業界の信用を落とすのは勝手ですが、私たち消費者にとっても良いこととは言えません。
襟を正して、消費者から、素人である私たちが真に参考となる情報を提供するように努めていただきたいものです。

by bjiman | 2016-12-01 06:00 | CAR | Comments(0)