<   2016年 11月 ( 11 )   > この月の画像一覧

(補足追記)誰のための自動車評論なのか。~レクサスHS250h に1年乗って、そしてそれから2年経って~

レクサスHS250hを購入する際、ある自動車専門誌のWeb記事でHSを取り上げたものを読みました。HSとクラウン、カムリ、SAIといったトヨタ・ハイブリッドセダンの中で、HSを選択する理由がよく分からないという趣旨でしたが、正直に言ってこのような議論をすること自体に相当驚いてしまいました。ではクラウンやカムリが高く評価されるかというとそういうことでもなく、むしろあまり好意的な評価を見ないし、その評価を読んでも共感できないものが多くあります。私はクラウンもカムリも好きでそれぞれに思い入れがあります。事実上国内専用の高級車として60周年を迎えるクラウンは多くのファンに愛され続けてきた「日本の高級車」です。カムリは8カ国で生産され、100カ国もの国で販売されるトヨタ最大のグローバルカーであり、全販売車種の1割を占めたことがあるというほどの重要な車種です。2007年には、USA TODAY が過去25年間に最もインパクトのあった自動車として、1992年型カムリを1位に選出しています。2014年11月現在のデータでも米国の乗用車販売1位です。
レクサスのエントリー・セダンであるHSは、この2車とは車挌や狙っているターゲットも販売台数も全く異なり、キャラクターの違いや魅力の違いが明確です。兄弟車であるSAIとHSも、キャラクターの違いをよく考えており、どちらもそれなりに選択する理由があります。しかし、自動車ジャーナリズムにとっては、どれもピンとこないもののようです。

(クラウン・アスリートと並んで)
c0223825_02272892.jpg
このWeb記事に限らず、自動車専門誌の記事や経済誌の記事の議論に感じる違和感の要因は、その評価が、クルマの背景や仕向地などのターゲットに沿ったものになっていないこと、車挌やサイズ、価格や販売台数などのファクトに基づいた客観的なものになっていないことだと思います。
落語の噺家は、藍染めの職人、蕎麦屋、ご隠居の先生から花魁にまで、了見に従ってその者を演じきる芸があるからこそ、聞き手が共感するのだと思います。クルマを語ることも同じ筈であり、その評価は、それぞれに生まれ持った相手の立場を踏まえた複眼的なものであることが必要ではないかと思います。また、実際のサイズや価格、販売台数などのファクトに依ったものでなければ客観性が担保されません。

(北米で販売好調な、Toyota Camry とNissan Altima 。ハワイで車窓から。)
c0223825_16463980.jpg
自動車専門誌や経済誌などの自動車記事は、概して欧州車、特にドイツ車寄り、国産車にはアンフェアと感じるものが多くあります。また、私が長年愛用したシトロエン・X'sara のような地味なクルマにも目を向ける機会などほとんどなく、当時、シトロエンといえば、その独特のサスペンションであるハイドロを装備しているかどうかばかりに目がいきがちであり、兄弟車のプジョー306との違いを「サニーとカローラよりも違う」という風に評価してくれたものは僅かなものでした。今でもエキゾチックなDSラインばかり取り上げているのを見ると相変わらずだと思います。自動車は国民性や文化の違いが色濃く出るものです。このようなものを評価する際に、単眼的であったり、自虐的であったりすれば、精神性の豊かな評価などできようはずもありません。

2015.1.10 bjiman
Camera SIGMA DP1 Merrill DP2 Merrill

☆補足追記☆2016.11.23
この記事もたくさん読んでいただいているのでお礼も込めまして補足追記します。

私が1999年から2013年9月まで14年乗ったシトロエン・X’sara (日本では「クサラ」と呼ばれていましたが、フランス語読みでは 'x' を発音せず、単に「サーラ」と発音するようです。)は、私が出会ったクルマの中でもとりわけ印象の深い、一目ぼれのクルマでした。
CITROEN X’ sara 1999年型 (ディーラーの工場にて)
c0223825_19141628.jpg
全長は、わずか4,165mmと4.2mにもならないコンパクトさ。同じCセグメントの兄弟車、プジョー306がVW・ゴルフが標準化したともいえる5ドアハッチバックスタイルであるのに対し、リアウインドウ以下のボディラインにほんの少しノッチをつけてセダン風に見せている点がスタイル上の特徴。ノッチがある分、ハッチバック車よりもいく分フォーマルに見えて、ひとつ上のクラスの人気車・Xantia(エクザンティア)との共通イメージを持たせる役割もあったと思います。
c0223825_19471736.jpg
シトロエンはプジョーに吸収合併されてPSAとなってからは、プジョー車の先行開発という面も担っていたので、X'saraも306より早く登場するのですが、同じシャシーを使いながら306はスポーティ、X'saraはエレガントと上手くキャラクターに差を付けていると思いました。それは当時のメーカーのイメージそのものでもあり、当時、親しかった友人の306に乗った時にも驚いたくらい。306は、当時のホンダ車のように、ウインドウスクリーンの見切りが低く、地面に低く這って獲物を狙うライオンのような意識をドライバーに印象づけましたし、ATのトルクコンバータは同じZFを使っているのにシフトスケジュールのセッティングがまるで違っていて、1→2→3とストンストンと上がっていく感じがマニュアルシフトみたいだと思いました。私のシトロエンは「あれ?シフトしないの?」というくらい動かないんです。4速でしたが4速はOD状態で町中ではまず入ることはなく、3速ATみたいでしたね。だから都市での燃費は悪かったですけど。

友人のプジョー306と CanonEOS650QD/EF35-135mm
c0223825_01062201.jpg
1999年当時、X'saraを買った私の次の目標は明確で、もちろんエクザンティアでした。当時、CGの小林編集長が絶賛して長く社用車としても愛車としても愛用したこのクルマに、私はとても憧れていました。ベルトーネ・デザインのボディラインはシャープでした。ベルトーネデザインといえば、免許を取って間もない学生時代、親しかった友人の部屋の窓から見える駐車場にいつも駐車していたのが、エクザンティアを後継とすることになるシトロエン・BXでした。このクルマを初めて見たときの驚きは今でも忘れられないくらいで、ベルトーネに在籍していた時代の鬼才 マルチェロ・ガンディーニのデザインしたBXは、80年代当時の私にはまるで未来から来たクルマのように見えていました。ガンディーニデザインでは、ルノー5(サンク)が大好きでした。ルノー5には、日本ではサンク・ファイブなる訳の分からない名前のバージョンも出ましたが、こういうのも日本のフランス車ならではの笑い話。本名がホンダのディーラーと重なって使えなかったために「ルーテシア」(パリの古都名)なる名前で売られたクリオもそうですけどね。(トヨタ車がフランスで、トヨタ・エドとかって名前で売られるようなもの。)

シトロエン・BX @私が通っていたディーラーの工場で
c0223825_21332937.jpg
スポーティに対するエレガント、あるいはコンフォータブルというブランドメーキングは、当時、「スポーティなアルファ、エレガントなランチア、みんなのフィアット」とも言われたイタリアでも見られた手法ですが、VWに対するAUDIもどちらかといえば、クールでエレガントという方向にデザインされているように思います。ちょっとオシャレというか。初恋のクルマは、私に欧州FFのスタイルを教えてくれた初代FFコロナEXサルーンだった私は、何かにつけヨーロッパのDセグメントFFセダン、殊にフランス車に欲しいクルマが集中していました。エクザンティアだけではなく、ルノー21(ヴァン・ティアン)ターボは、ジョルジェット・ジウジアーロさんの端正なボディ、プジョー405、406は、歴代フェラーリをデザインしてきたピニンファリーナのデザインで、実にクリーンでシャープ。406クーペは殊に美しくてフェラーリが2drHTクーペを作ったらこんな感じかなと思わせるものがありました。今でこそ、シグマ、レクサス、着物の日々なんていって国粋主義みたいに思われる私ですが、クルマは、ヨーロッパ車が大好き。それはずっと変わらないんです。スペイン料理もイタリア料理もフランス料理も大好きですしね。

シトロエン・札幌の今はなきディーラーの工場で。初めてのミシュラン・スタッドレスタイヤを装着しているところ。わざわざ輸入したんで高く付いたことも思い出。
c0223825_22231209.jpg
私はこのクサラをとても気に入っていました。余りに気に入っていたので、この時代、クルマの雑誌をまったく読まなくなっていました。シトロエンはある意味唯我独尊ですから他を気にしないでいられるというところもありました。シトロエンファンは旧車好きがほとんどですから、古くなっても気にならない、むしろ最初から、シトロエンは旧くなってからの方が味がある、なんて若い頃から思っていたこともあって、旧くなったことすら良いように(ヨシヨシ旧くなってきたな、なんて)思っていましたから、確か、12年目に2度目のタイヤ交換をした時はディーラーの方でも新車を勧めるのを諦めていたようでした。
c0223825_22381396.jpg
そんな私がクサラをとうとう諦めた時、シトロエン、ないし大好きなフランス車のDセグメントセダンを検討しなかったのは2つ理由があります。
一つは単純。今でもそうですが、当時ヨーロッパ車のDセグメントセダンは軒並み大型化してしまっていたのです。私があれほど憧れていたシトロエン・エクザンティアのサイズは、わずか全長4,445mm×全幅1755mmしかありませんでした。現行型プリウスは4,540mm×1,760mmですからプリウスより小さい。当時の欧州Dセグメントセダンは、今日本で乗ったらコンパクトカーなんです。そういう時代でしたが、私がHSを買った当時の2013年、シトロエンのDセグメントセダンはC5。全長4,795mm×全幅1,860mm、回転半径6.1mというシロモノですから、特に全幅1,860mmと回転半径6.1mはあまりにデカすぎ検討しようがありません。ほどなく輸入中止になりましたがむべなるかなです。背景には、ヨーロッパでもセダン市場が縮小していることがあります。日本のメディアはすぐ日本のメーカーがセダンが売れなくなったりすると欧州車に席巻されているとか、「ミニバンばっかりの日本」と書きますが、フランス車、イタリア車のセダンを見て下さい。Dセグメント車の大型化に伴って上のクラスのEセグメント車の行き場がなくなり、DとEの統合が進みました。日本では欧州車的な展開をするマツダを見ると分かりやすいと思うのですが、旧カペラを大型化したアテンザはルーチェと統合されましたから余計大きくなりました。なぜか?もちろんメディアの皆さんが「日本はミニバンばっかり」と書くミニバンやSUVの市場が世界的に拡大しているからです。そもそも、今の欧州スタイルのミニバンの嚆矢は、ルノー・エスパスです。どっちが本家か考えて書いてもらいたいものです。
シトロエンも本国フランスでもC5の上の、サルコジ大統領が公用車とした「C6」は生産中止になってEセグメントが途絶えてしまいましたし、プジョーもDの407とEの607を統合した508を登場させていましたから同じ。全長が4.8mに届こうかというFFのセダンが日本で売れた試しはありません。ましてや全幅が1.86mにもなるFFセダンの日本での市場はほとんどありません。回転半径が大きくなるので物理的にとても乗りにくいということもあります。
もう一つは、年齢も重ねて、これから先、どうせ同じように使うお金なら、日本の企業戦士が作ったものにしたいという風に思ったこともあります。
クサラはハイオク指定で都市の使い方では燃費もリッター7km台(札幌時代は12kmくらい走ってくれた)でしたから、レギュラー仕様の燃費のいいクルマにしたいといこともありました。札幌時代、私の駐車場の隣はクラウンで、そのスタイルにかなり惹かれていました。そんな事から、当時のトヨタ・セダンのハイブリッド車として、クラウン、カムリ(とハイブリッド車じゃないけどマークXも)を候補に試乗したんです。レクサスは価格面でCTのみ考えていました。
c0223825_23142579.jpg
クルマは試乗してみなければ分かりませんが、試乗すればすぐに相性みたいなものがあると思います。
最初に試乗したのはクラウンでした。楽しみにもしていたし。でも、いざ試乗車が出てきたらその迫力に圧倒されました。えぇこんなの乗るのという感じでしょうか。運転してみると静かだし、後席に乗った妻の評判も上々でしたが、やはり乗せられている感がとてもありましたし、私が愛してきたヨーロッパのFF車からすると変わりすぎるということがありました。年齢的にも、ちょっと早い感じがしました。これは、ニッポンのセダンなんです。最高級の。そういう乗り物ですよね。見積もりはしてもらいましたがすぐに気持ちは決まりました。

toyota crown royal /SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8
c0223825_23221303.jpg
次に試乗したのがHSでした。なんとなれば私が試乗したクラウンの店の、隣がレクサスだからです。レクサスは、予算的にはCTしか検討したくなかったのですが、CTは展示車に乗っただけで検討から外しました。このクルマは、日本車では初めての欧州車的なサイズ感覚で作られたCセグメントカーですが、高級車ブランドの小型車の性格としてよくあるタイプでちょっとリッチなセクレタリーカー的な設計になっています。
c0223825_23410003.jpg
私のシトロエンと比較してみていただければ後席のドアの大きさが全然違うことが分かっていただけると思います。シトロエンは4枚のドアが同じ大きさに切られて、真横から見るとウィンドウグラフィックが台形に切られています。しかしCTは明らかに前席が大きくてクーペのような作り。これがファミリーカーとパーソナルカーの設計方法の違いです。
c0223825_19471736.jpg

実際CTのMC担当は女性でしたし、メーカーのCM動画を見ても明らかです。

そこで、隣にあったHSを見てみたらこれが一目惚れ。初めてクサラに乗った時を思い出しました。あぁこれだ!というものがありました。
c0223825_23490477.jpg
内装を見れば、これがイタリア車やフランス車を非常に意識していることがすぐに分かりました。第一この「エクリュ」というベージュとキャメル色のカラー設定の組み合わせは、私の大好きだったランチア・イプシロンのコニャックというカラーの組み合わせに非常に似たものでした。
c0223825_23534476.jpg
c0223825_23575593.jpg
ボディの基本が同じトヨタブランドのSAIと一緒にするピントのはずれた評論家がいますが、SAIとHSはコンセプトやターゲットが全然違うクルマです。
内装を一つ一つ選んで注文するHSは、SAIと比べたらずっと高額です。それは当たり前のことですが、その分SAIはお買い得です。HSは、フランス車的な香りがする内装色を選んでおり、豊富なカラー、特に明るい色、ベージュ、エクリュ、アイボリー、キャメルのほか、赤色も「ガーネット」なんていうしゃれた名前のカラーです。こういう色から選んだHSは、ちょっとオシャレなパーソナルカーという性格が強くなるでしょう。
(アイボリー色のHSと限定色車のHS)
c0223825_00103123.jpg
c0223825_00115962.jpg
SAIはトヨタ車として共通のブランドイメージで作られており、当然ながら注文生産などではありません。カラーの設定はトヨタ車としては多い方ですが、もちろんHSのようにシートの色や素材、パネルの色の組み合わせをパーソナルにすることは考えられていません。でもその分ずっとお買い得なんです。それでいいという方もたくさんいらっしゃるでしょうし、クルマ選びとは元来そういうものです。
c0223825_00173627.jpg
レクサスのような高級品を買うのは、ある意味ライフの一部を一緒に買うようなところもあります。
場所代込みみたいなところもあるでしょう。その分、対応も非常に良く、ディーラーでは行き届いたサービスで、いつも満足させてくれます。実は、今日も電話があり、恒例の年末の演奏会を鑑賞できることになりました。セールスマンの方もずっと変わらずケアしてくれています。そういう「ライフ」というのも、大事な要素です。
c0223825_00231840.jpg
「大人のクルマ」というところでは、カムリはちょっと悩んだクルマです。
アメリカで長年ナンバーワンカーとしての地位を築いてきました。このクルマのコンセプトは米国流に磨き抜かれたもので、その分、虚飾を排した合理的な大人感があります。逆に言えば、それが日本での不人気になっているとも言えます。カムリといえどもオーバー300万円の高級車です。高価格になると、日本ならもっと違う何かが求められるでしょう。大型車でもありますから、それは欧州車のステータスだったり、あるいはクラウンのような豪華感だったり、、、その点カムリは合理的すぎるんでしょうね。
c0223825_00262021.jpg
カムリの室内はキレイに整理されていますが、どこか異国感の感じられるもので、外国でレンタカーに乗ったような感じというか。私にはちょっとブカブカ感がありました。
c0223825_00360581.jpg
それと、あまりディーラーの悪口はいいたくないのですが、私が交渉したお店は、正直に言ってカムリを売る熱意みたいなものがまるでありませんでした。いいですよとかもなく、カムリのような(日本では)稀少車は試乗のために在庫を調べて、在庫車を予約しないとおちおち試乗にも行けませんからあらかじめネットで調べて予約してから行ったのに、出てきた試乗車のシートは埃が目立ちました。売っている方がシンパシーを感じていない、、、そういうものはお客にも伝わります。ちょっと残念でしたね。ツマの印象も良くありませんでした。カムリの場合、なにしろ上に引用しているアメリカの記事にあるように、アメリカ人をして「日本人が初めて作ったアメリカン・セダン」との評がすべてを表しているように思います。このクルマは米国人の普段着のクルマなんです。そういうクルマを育ててきたトヨタは郷に入っては郷に従えを実直に詰めていった結果として素晴らしいことだと思います。一方、クラウンが守っている1.8mの横幅を、カムリは優に超えてしまっています。ツマ目線では、もう「その時点でない」。ということになりますし、実際、日本では横幅1.8mを超えるセダンが売れるということはそうそう例があるものではありません。

(悪くはないが、絶対これに!という印象も持ちにくい、それが個性でもあるカムリ)
c0223825_00414673.jpg
冒頭、レクサスHS250hを購入する際に最初に読んだある自動車専門誌のWeb記事で、「HSとクラウン、カムリ、SAIといったトヨタ・ハイブリッドセダンの中で、HSを選択する理由がよく分からない」という趣旨のものをご紹介しましたが、それに対する私の答えがこれです。
「ちょっと前のフランス車的なDセグメントセダン。FFで。」というコンセプトで探せば、このHSしかないと思います。他にありますか?と聞きたいくらいです。
冒頭で引用した記事の記者が、HSに対して、積極的に勧める理由がわからないとしつつ、「期待するものを間違えなければ長くつきあえるクルマだと思う」ともしていました。その、「期待するものを間違えなければ」を、このように具体的に説明することが、商品としてのジャーナリズムに求められるプロの仕事であるはずだと意見しておきたいと思います。
c0223825_00505245.jpg

2016.11.23 追記
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP2 Merrill


by bjiman | 2016-11-24 00:54 | CAR | Comments(0)

松戸の旨い店あれこれ②(居酒屋編)

居酒屋だと、駅前の大黒もいいけど混んでいることが多いですね。
いいお店はどこも常連さんがついてますから混んでますが、私が好きなのは「奈兵衛」(なへえ) RICOH GRD2
c0223825_12431668.jpg
ご主人は越後の方だと思いますが、ここの普通のお酒は、なぜか会津の「会津ほまれ」。もちろん地酒はずらりと各地の銘酒がありますが、会津好きの私は会津ほまれがあると安心です。
c0223825_12503941.jpg
さて、おいしいお通しをいただきながらメニューを検討。
c0223825_12561269.jpg
c0223825_12590790.jpg
ここはおやっさんが全部手作りしているお料理ばかりで優しい食べ心地なんですよね。
まずはお刺身から。美味しそう。
c0223825_13020391.jpg
大好きなのが「エビ団子」
エビのすり身の団子は、ほくほくサックリ、、、ソースをつけて昭和風。熱々ですから火傷に気をつけて。
c0223825_13041985.jpg
さんまをカリカリに揚げたもの。これはお酒が進みますよ!
c0223825_13075461.jpg
名物「越後のっぺ」。身体が温まるのっぺ汁です。

c0223825_13145408.jpg
こうやっていただく煮魚はとても美味しいですよね。
c0223825_13175207.jpg
ほっとする店内。一人で呑む男達にも優しい空間です。「誠実、明朗、努力」という文字がこのお店らしい感じがします。
c0223825_13211959.jpg
小雪も過ぎ、肌寒くなってきた今日みたいな日、ここ「な兵衛」で一杯なんてのもいいかもしれませんね。(今日やってるかな?)
c0223825_13243168.jpg
もうひとついきましょうか。
こちらも寒い日にいいですね。焼き鳥「鳥孝」(とりこう)
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC
c0223825_13294910.jpg
ここは鳥の素材が自慢でもありますし、焼き鳥が美味しいのはもちろん、メニューの豊富さも目立ちます。
c0223825_13353803.jpg
寒くなってきたので鍋類もありますね。
c0223825_13374954.jpg
お酒は、このお店では、新潟の「極上 吉野川」か、土佐の「司牡丹」をいただくことが多いです。
c0223825_13401703.jpg
なみなみと注ぐ。表面張力でぐぐっとこらえるしずくを啜りながら呑む。ニッポンの居酒屋の正しいお作法です。
さすがシグマのクワトロだけあって艶めかしく撮れています。
c0223825_13441416.jpg
居酒屋の善し悪しは、何気ないお通しで決まる。勝負はここから始まっているともいいますが。古来変わらない法則です。
c0223825_13461949.jpg
「チキンの殿堂」、、、いいですね。
この偏った出店の仕方がまたいい。この魅力、西側の人間にゃぁ分かるまい(笑)。
c0223825_13484784.jpg
「チキンの殿堂」ですから、鳥の唐揚げが美味しくない訳がない!
c0223825_13510790.jpg
ここはお刺身も美味しいんです。何をやらしても、、、ということかな。逆のお店も少なくありませんが。
c0223825_13525633.jpg
2杯目は土佐の銘酒・司牡丹。「おばちゃん、もっとこぼして!」なんて酔っ払いは言ってしまいます。
c0223825_13561993.jpg
鳥ちゃんこで身体を温めました。
c0223825_14002025.jpg
松戸の旨い店、和洋とりまぜて4店ほどご紹介しました。
今夜のご参考になれば幸いです。

SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC
RICOH GRD2

by bjiman | 2016-11-23 14:08 | おいしい幸せ | Comments(2)

松戸の旨い店あれこれ①

千葉県の端っこにある松戸市。人口は49万人もいてやたらと多いけれどもベッドタウンであるが故に、あまり自分の町で飲んだりすることがないものです。
そんな中ではありますが、私たちのお気に入りの何店かをご紹介します。

気軽に本場スペインのバルを ~バルマル・エスパーニャ松戸店~
バルマル・エスパーニャ松戸店は、気軽にバルで、おいしいスペインワインとスペイン料理をいただきたい時に伺うお店です。もともとは大阪のお店らしんですけどね。調べて見ると西梅田が本店って書いてありますね。
ワインにもいろいろあって自分は素人ですが、スペインワインに出会った時はちょっと感激しました。こんな美味しいワインがあるのかって。
そんなワインにも気軽なセレクトがたくさんあって、このバルではお気軽なランクとちょっといいランクの2種類で豊富にラインナップがあります。
(おいしいスペインワインで。/SIGMA DP1 Merrill)
c0223825_00520609.jpg
店内はバルですから、もうお気軽な感じで。 (RICOH GRD2)
c0223825_00594071.jpg
お気軽なタパスをちょいちょいつまみながら、、、

c0223825_01543577.jpg
やっぱりアヒージョが美味しいですね。
c0223825_01041529.jpg
これは、名前は忘れましたけど、タラのすり身を揚げたもの。これ美味しいんです。
c0223825_01065453.jpg
こういうパテ類も大好き。もちろんイベリコ豚の生ハムとかも好きですけどね。
c0223825_01093427.jpg
パエリアは美味しいんですが30分以上前には頼まないといけない。でもそんなに待てない、というときはこのおじや風のでいいんです。これがまた旨い!
c0223825_01115233.jpg
スペインなにするものぞ、やはりイタリアンでしょう、という時には、タベルナ・デル・ヴィットリオ。
ここはシチリアに徹したワインの品揃えや、南イタリアの美味しいタベルナです。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
c0223825_01164797.jpg
お気軽なポテトのサラダなんかをいただきながら、会話も弾みます。
c0223825_01195336.jpg
シチリアのワインというと爽やかでフルーティな白ワインを思い出しますが、赤ワインも美味しい。
この日いただいていた、Cavallina Rosso というワインは、シチリア地品種のネロ・ダヴォラに、国際品種のシラーをブレンドしたものだとか。美味しい赤ワインをいただきながら、こんな「地鶏レバーペーストのパテ」ってとっても合うと思うんです。
c0223825_01222367.jpg
これはイワシのブルスケッタ バルサミコソース。写真を見るとトビッコみたいな卵も入っていて凝ってます。これは美味しかったなぁ。
c0223825_01320805.jpg
これはナスが入った「色々野菜のトマト煮 ジェノバサラミ添え 」
c0223825_01401310.jpg
そしてここはなんと言ってもリゾットが旨いんです。以前はポルチーニ風味のリゾットが絶品だったのですがさすがにコスト高なのか最近はいろいろ本日のリゾットなどに変わってきたりして、、、でもこの活サザエのリゾット 漁師風 は旨かったです。
c0223825_01451771.jpg
新しいお店もいいのがたくさん出来ているけれど、ここは松戸で20年はやっているというベテラン店。出入りが激しい飲食店業界でこれだけ長くやっているということはお客さんが付いているということと、長年飽きさせないだけのものがあるということだと思うんですよね。ここはオススメです。

他にもいろいろあるんですが、また別の機会に、、、次回は和食編で行きたいと思います。

2016.11.22 風邪でグズグズしながら。

by bjiman | 2016-11-22 01:50 | おいしい幸せ | Comments(0)

東京フレンチ・最近のアタリ 新橋・ビストロUOKIN

新橋の ビストロ UOKIN は、新橋界隈ではかなり有名なんだそうです。ツマに誘われて出かけてみたら、この店、素晴らしく良かったです。

ビストロ UOKIN SIGMA DP1 Merrill
c0223825_16514743.jpg
’UOKIN’ は「魚金」ですから、魚がやっぱり目玉。おいしそうなメニューが並びます。
c0223825_16544116.jpg
c0223825_16563859.jpg
魚中心に、ということでまずは白ワイン(グラスワイン)をオーダー。ハウスワインですがもうなみなみとグラスの縁まで注いでくれます。こういうところは日本の旧い居酒屋さんみたいですね。
c0223825_16593610.jpg
この写真はツマ撮影。表面張力で粘っているなみなみワインの雰囲気はツマの勝ち! (SONY RX100)
c0223825_17194271.jpg
メニューにも大書きされていますが、ここの売りのひとつ、ツマが調べて「絶対食べた方がいい」というのでオーダーした「名物・海の幸のカルパッチョ」
うん、これは絶対食べた方がいい!
c0223825_17031543.jpg
私は日本人ですから、刺身ならば日本酒で、醤油でいただくのが最高だ!ということは決して譲りませんが、白ワインとオリーブオイルでいただくこのお店のカルパッチョは、「確かに旨い」ということもまた間違いないことだと思います。
c0223825_17062616.jpg
これはツマ撮影。おいしそう。
c0223825_17214022.jpg
この「ズワイガニをのせた焼ポテトサラダ」がまた絶品。軽く炙ってあるポテトが風味を増していました。 (DP1)
c0223825_17141718.jpg
ズワイガニがベストマッチ。(RX100)
c0223825_17285128.jpg
これはサンマのフリット。この頃になると写真を撮るのも忘れがちにになって途中で慌てて。
c0223825_17243179.jpg
お通しのパンとオイル類。私のはブレブレで使えず。
c0223825_17482641.jpg
ここで赤ワイン。もう手ブレでブレブレ(笑) DP1
c0223825_17305768.jpg
次はお肉で。フォアグラのソテー・フレンチトースト添え トリュフソース。 これは前菜のメニューなのですが、この日はもうお腹いっぱいだったので、これをメイン代わりに。 (DP1)
c0223825_17414741.jpg
このお店は、アタリ! またぜひ行きたいと思っています。

2016.10.9 @新橋 ビストロUOKINにて
SIGMA DP1 Merrill

by bjiman | 2016-11-19 17:51 | おいしい幸せ | Comments(0)

SIGMA 150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary特集~おまけ・SIGMA超望遠レンズの系譜~

SIGMA 150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary特集のおまけ、SIGMA超望遠レンズの系譜です。
実は、私にとって、SIGMAの300mmオーバーレンズを使うのは今回が3本目。
以前は、ペンタの一眼レフ愛用時代に400mmF5.6、135-400mm F4.5-5.6 ASPHERICAL RFといったシグマレンズを愛用してきました。

SIGMA TELEPHOTO400mmF5.6
c0223825_04425671.gif
このレンズは、1988年頃に発売されていた400mm単焦点レンズで、レンズ構成は6群7枚、全長204mm×最大径83mmととてもコンパクトで鏡筒がスリムのため、とても持ちやすいレンズでした。重量はわずか830gしかなく、スリムな鏡筒が魅力。中古屋さんで8千円で買ったもの。
画質を初め時代の古さは否めませんでしたが、当時の愛用機・Pentax K10Dとの組み合わせで、ボディ内蔵の手ブレ補正が効くので便利に使いました。
常磐線快速電車・E231系 Pentax K10D+SIGMA TELEPHOTO 400mmF5.6
c0223825_04495102.jpg
常磐線は周辺のベッドタウンのサラリーマン達を東京に送るため伝統的に15両の長大な編成で走っています。400mmが生きるのは、こうした長大な編成を圧縮して表現する感じかなと思っています。
c0223825_12013420.jpg
2階建てグリーン車の連結されているE531系。400mmレンズで圧縮したメタリック感がいいです。
c0223825_12071790.jpg
最近廃車が進み、見かけることが少なくなった旧営団地下鉄6000系。
400mmらしい圧縮感のある描写。画像は甘く、シャープネスを掛けると色ノイズが凄い。
c0223825_11441359.jpg
c0223825_11445803.jpg
1982年登場の旧国鉄203系。今は全車廃車されてインドネシアやフィリピンで第二の人生を歩んでいます。
c0223825_11512667.jpg


続いて、K10DからK20D時代まで、ズームレンズの SIGMA 135-400mm F4.5-5.6 ASPHERICAL RF を愛用しました。
c0223825_04522101.gif
お花を撮ってみた Pentax K20D+SIGMA 135-400mm F4.5-5.6 ASPHERICAL RF
c0223825_04555446.jpg
これら以前の2本もいいレンズでしたが、それなりに時代を感じさせるものでもありました。
しかし、今回購入したSIGMA 150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary は、夢のようにいいレンズです。
c0223825_05015329.jpg
肉眼では親指くらいにしか見えない鉄塔の拡大写真を、ごく普通にシャープに切り取ってくれます。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary
c0223825_05041216.jpg
鉄道の車両も、十分に安全上の距離を取った離れたところから、まるで近くで撮ったように撮ることができます。最初のTELEPHOTOの時代からするとまるで眼前の霞が晴れたような、クリアな絵。

(小田急の車両が、常磐線内を走るようになりました。)SIGMA sd Quattro+SIGMA 150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary  @600mm
c0223825_05075283.jpg
千代田線の最新車両である16000系。私はこの車両の乗り心地が通勤系では抜群に好きです。時間のあるときは朝もこれが来るのを待つことがあるくらい。私はノスタルジックな車両をみるのは好きですがこういう乗り心地のいい車両に乗ると、過去は思い出の中で美しくあるものと思ってしまいます。
シルバーに輝くメタリック感がいい感じです。@540mm
c0223825_09584558.jpg
E531系同士のすれ違い
c0223825_12102619.jpg

クルマも、超望遠レンズで捉えてみればまた違った迫力
(ArfaRomeo)
c0223825_05134451.jpg
今回こそは、超望遠レンズの決定版。私はこのレンズで満足できなければ当分超望遠レンズは買いません。
このレンズとともに、新たな超望遠の世界を練習していきたいと思っています。

by bjiman | 2016-11-18 06:00 | 使用機材シグマのカメラ・レンズ | Comments(0)

SIGMA 150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary を使ってみた

SIGMA 150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary のような「超」のつく望遠レンズの魅力って何でしょうか。
私は普段の用途は28mm広角レンズ派で、望遠レンズって全然使わないのですが、それでも望遠ならやっぱり300mm以上の望遠域(の写真)に魅力を感じます。何故か?
それは、写真ならではの「非日常」がそこにあるからだと思うんです。

SIGMA sd Quattro+SIGMA 150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary  (SIGMA DP2 Merrill)
c0223825_00460090.jpg
400mm以上の望遠レンズで、昔から言われてる魅力、その一つは「圧縮効果」です。
例えばこんな線路の景観で、線路がぐにゃりと曲がったように見える視覚効果。近くにあるものは1cmの差でもきちんとその奥行きが見えても、遠くにあると数メートルも離れているようなものが面一に見える、その遠近感の見え方の差が、実際には緩やかなカーブでも、ぐにゃりと見える。私は、超望遠レンズは、まず何を持っても電車の写真に使いたいのです。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 150-600mmF5-6.3DG@562mm(843mm相当)、F6.3、1/320秒、ISO400、手持ち
c0223825_00561249.jpg
上の写真を見てもらえると、線路は画面右から左へカーブしています。だから、下の写真も画面右側から撮っているのですが、左側から撮っているように見えると思います。そしてこの圧巻の圧縮効果。人間の視野ではまずこのようには見ることができない写真ならではの世界がこうしたレンズを使うメリットの一つですね。手持ち、AFでもピントは問題なし。900mm相当なのに。本当にいい時代になったものです。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 150-600mmF5-6.3DG@600mm(900mm相当)、F7.1、1/400秒、ISO400、手持ち
c0223825_01054089.jpg
上の車両は鋼鉄製ですが下の車両はステンレスカーです。ボディ側面のメタリック感が、圧縮効果でより光を放ってキレイです。
c0223825_01143100.jpg
私は、超望遠レンズというと、電車で、こうした窓枠のシャープなメタリック感を撮りたいといつも思ってしまいます。
c0223825_01172752.jpg
AFの追尾もバッチリで、夕方で光量の稼げない状況だったにも係わらず、とてもシャープに決まってくれます。これは使いやすい!
SIGMA sd Quattro+SIGMA 150-600mmF5-6.3DG@600mm(900mm相当)、F9、1/800秒、ISO400、手持ち
c0223825_01214186.jpg
我が愛する地元の新京成電鉄は、車両の塗色を変更中で下のアイボリー系の色から上のピンク中心にしています。最初は違和感のあったピンクですが、時間が経つと新しい塗色の方がとてもフレッシュな感じがします。この写真、向かってくる車両をAFで捉えてみたものですがとてもシャープ。架線の圧縮効果がいいです。
c0223825_01320322.jpg
こちらは上の車両が走り去った後ろ姿を追尾。AF撮影で問題ないと思います。
c0223825_01382156.jpg
この旧塗色車両同士のすれ違う姿が見られるもの今のうち、、、ってごくマイナーな新京成ファンの話です。今のうちですぞ。
c0223825_01443239.jpg
6両編成の車両が短く見える、まるでおもちゃのBトレインショーティみたい。そんな撮影を十分楽しみました。手持ちで。
c0223825_01485424.jpg
c0223825_01533463.jpg
翌日、こんどはお天気のいい中を近くの水元公園に出かけて今度は3脚でしっかり固定してアオサギを撮ってみました。
c0223825_01574864.jpg
上の写真、顔の辺りを中心にトリミングしてみました。さすがにチリチリしたノイズは目立ちますが、まぁこのくらい撮れれば文句ないです。
c0223825_01594556.jpg
近くの木の葉を撮ってみました。個性的な風景写真にも適します。
c0223825_02335707.jpg
別の場所で。今度は手持ち。アオサギが片足で立って周囲を睨んでいます。怖い顔です。
c0223825_02045317.jpg
上の写真の一部を切り抜いてみました。
c0223825_02065858.jpg

c0223825_02180857.jpg
木の上の、肉眼では小指の先ほどにしか見えないアオサギもしっかり撮れます。
c0223825_02104007.jpg
c0223825_02114288.jpg
150mm側で、木々の輝きを撮ってみました。とてもキレイです。
c0223825_02204450.jpg
この日、水元公園の駐車場は紅葉がとてもキレイでした。18-35mmレンズの21mmで撮るとこんな感じ。ちょっと平凡な感じになりますが、、、

c0223825_02260028.jpg
150-600mmの150mm側で撮ってみると印象度もUP。普通に風景撮影にも使えると思います。
c0223825_02281688.jpg
c0223825_02301766.jpg
一週間後。今度は近くの21世紀の森公園で小鳥を狙ってみました。これはRICOH GRD2での風景。28mm広角の目で見るとこんな景色(RICOH GRD2)
c0223825_02375037.jpg
小さな小鳥が行き交っているのですが、止まり木に留まった瞬間を狙って600mm(900mm相当)でパチリ。手持ちでこれだけ撮れれば十分。
c0223825_02451403.jpg
c0223825_02461586.jpg
これはコサギを離れたところから。
c0223825_02475102.jpg
c0223825_02480620.jpg
きれいな紅葉風景を撮って、十分風景撮影にも使えることを確認してテストを終わりました。
c0223825_02501122.jpg
2016.11 東京都葛飾区水元公園、千葉県松戸市21世紀の森公園にて
SIGMA sd Quattro+SIGMA 150-600mmF5-6.3DG

by bjiman | 2016-11-16 02:52 | 使用機材シグマのカメラ・レンズ | Comments(0)

SIGMA 150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary

sd Quattro を導入するときから決めていたこと、それはレンズのラインナップをどうするかということで、Artシリーズの18-35mmF1.8DCがまずあって、レンジの狭いこのレンズの欠点をカバーする意味で、便利なContemporaryシリーズの高倍率ズーム(18-300mmF3.5-6.3)で補うことが基本形。そしてもう一本ということで真っ先に候補にしていたのが、「150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary」 でした。

SIGMA sd Quattro+SIGMA 150-600mmF5-6.3DG OS HSM Contemporary (上SIGMA DP1 Merrill、下DP2 Merrill)
c0223825_02284567.jpg
c0223825_02333926.jpg
今、SIGMAでは、150-600mmF5-6.3という凄いスペックのレンズを2種類揃えています。一つはスポーツ撮影を考慮したヘビーデューティ仕様。もう一つがこのコンテポラリーシリーズの軽量仕様で、こちらはレンズ重量が1,830gに抑えられています。そうはいっても重いですけどね。そして、こちらであれば価格も実質10万円程度で入手できるようになっていて、一昔前なら考えられないリーズナブルさ。いい時代になったものだと思いつつ、このレンズに狙いを定めていました。今買うならコレだと思うんです。 (SIGMA DP3 Merrill)
c0223825_02494838.jpg
軽量化のために、例えばズーミングした時の鏡筒はプラスチックで、18-300mmと同じようなものですが、、、
c0223825_02514289.jpg
カメラ本体との接続部分とレンズ先端部分は相当しっかりした作りになっています。三脚座は簡単に外すこともできます。
c0223825_02533615.jpg
c0223825_02552537.jpg
手ブレ補正は、通常のモードと、流し撮りモードの2つがあります。あとはAFの際にピント合わせの距離レンジを望遠側に制限してAFを早くするモードがあります。
手前の細いリングがピントリングなんですが、これは慣れないとかなり戸惑うのではないかと思います。レンズフード側の幅広いリングはズームリングでこちらは操作しやすいだけにちょっと残念。MFで使うようなレンズではないのかもしれないのですが、、、私としては珍しく、今のところほとんどAFで使っています。
c0223825_03001915.jpg
このレンズは600mmまでという超望遠域をカバーしながら、明確に手持ち撮影を考慮しています。それらしく使うにはしっかりした三脚が必要ですが、フィールドでは手持ちが使えるのはやっぱり便利。次回は、テスト撮影の結果を中心に書いてみたいと思います。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 150-600mmF5-6.3DG Contemporary
c0223825_03073473.jpg
2016.11.13

by bjiman | 2016-11-14 03:09 | 使用機材シグマのカメラ・レンズ | Comments(2)

銚子・外川~やっぱり旨い魚を食べなきゃ!~そうだ、銚子に行こう⑥

外川(とかわ)は、瓦屋根がよく映える、散策が好きな写真好きにはいい街だと思います。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
c0223825_01543124.jpg
ちょっとひと味違う、昭和的な写真が撮れるのではないでしょうか。
c0223825_02443090.jpg
c0223825_03012182.jpg
SIGMA 18-35mmF1.8DC ART は、久し振りに私の「好みのツボ」にあったレンズです。35mm側は35mmフルサイズなら広角ですがAPS-C の sd Quattroであれば
52mmなので、50mm単焦点レンズで軒下のお花を切り取るような好みの写真が撮れます。最短撮影距離は28cmなので、50mm単焦点時代よりもずっと寄れますし。
c0223825_02493839.jpg
石畳の坂の向こうに海が見える。そんな漁師町。海が見える町ってやっぱりフォトジェニックです。
c0223825_02590391.jpg
こんな坂の道を、好きなカメラを持って迷いながら歩いてみるのはとっても楽しい。私にとっては写真を撮る原点みたいなものです。
c0223825_03040449.jpg
さぼてんがいっぱい。
c0223825_03072196.jpg
この家、屋上に外壁に使うようなブロックがおもしろい。
c0223825_03185167.jpg
外川は漁港として拓かれた町なので、もちろん今でも漁港施設があります。
c0223825_03110467.jpg
だから猫も多い。銚子の本によると、この地区の猫な「モデル慣れ」してるらしいとか。確かに。
c0223825_03132435.jpg
釣り船でも出してそうな民宿。
c0223825_03162255.jpg
坂道の散策もちょっと疲れてきました。。。お腹が空いてきますよね。ちょうどお昼時。いいお店を見つけました!その名も「いたこ丸」(DP1)
c0223825_03250823.jpg
魚店も営んでいるようなお店。これはいいだろうと即決。
c0223825_03265698.jpg
どうです、これ。「いたこ丸定食(上)」1,600円。豪華!外川の町は、これをいただくだけでも来る価値がある!
c0223825_03301268.jpg
刺身は切り方も厚くて、、、カジキの旨さったら。しらすは生。やっぱり魚は漁港で、海の近くでいただきたいですね。
c0223825_03350704.jpg
天ぷら。ヒラメは、「今朝釣ってきたやつだから旨いよう!」って。ホント旨かった!
c0223825_03383866.jpg
船も「いたこ丸」
c0223825_03403850.jpg
c0223825_03422713.jpg
漁港の町っていいねぇと景観もお腹も満足。

c0223825_03453938.jpg
外川の町はとっても道が狭い。大きなクルマで集落にうっかり入ってしまったら大変。 (以下sd Quattro)
c0223825_03492798.jpg
この町を散策するときは、どこかにクルマをパーキングしておく必要がありますが、そうであるならば、この町ならではの電車・銚子電鉄を利用するのも一案です。
c0223825_02412836.jpg
外川は、銚子電鉄の終点の駅でもあります。駅前には、役目を終えた旧車両が展示されています。
c0223825_01572146.jpg
軽自動車でもすれ違えないのでは、と思う道が多いこの町。電車が好きな方ならクルマはちょっとパーキングして、この銚子電鉄を利用するものいいのではないでしょうか。
c0223825_02010872.jpg
駅には時折、レトロな雰囲気の電車がやってきます。
この車両(2501)は、1960年代から1980年代に京王線を走った2010系車両です。その後、伊予鉄道を経て銚子電鉄で3度目の人生(車生)を過ごしています。京王線時代のライトグリーン塗装。沿線の方は懐かしいのでは。
(SIGMA DP1 Merrill)
c0223825_02304158.jpg
銚子電鉄は市民に愛され、市民がその維持に協力する電車。写真家の中井精也さんもその盛り上げに一役買っているようです。鉄道写真がお好きな方にも、この町はオススメですよ!
c0223825_02374692.jpg
線路に猫が歩くのどかさもこの町らしい。
c0223825_11563225.jpg
c0223825_11541803.jpg
このとき11:40。次に電車が出るのは12:20ですから。、猫が歩くのには支障ないですね。
c0223825_12073297.jpg
c0223825_12165461.jpg
皆さんもぜひ、機会があったら外川を訪れてみて下さい!
ということで外川特集を終わります。

2016.10.16 銚子市 外川にて
SIGMA sd Quattro
SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
SIGMA DP1 Merrill

by bjiman | 2016-11-13 03:52 | 銚子が大好き! | Comments(0)

銚子・外川~紀州人が作った町~そうだ、銚子に行こう⑤

千葉県といっても広く、下総、上総、安房ではそれぞれ人も違うという印象があります。そんな中で何か「銚子の人」というのは上総でも安房でもなく、まして下総とも違うような印象がありました。それがなぜか分からなかったんですが、この外川に来たらその理由が分かったような気がしました。
「外川(とかわ)駅」 SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
c0223825_01565486.jpg
外川の町並みを特徴づけるのは、整然とした坂道の並ぶ集落の姿です。
c0223825_02032115.jpg
細い石畳の坂道が連なる集落。非常に整然とした印象が今日まで残ります。どちらかといえば自由で、まとまりのないキャラクターの千葉県人の印象からすると、やや違和感があるんです。
c0223825_02064521.jpg
それもその筈。この集落は、紀州和歌山出身の方が拓き、1,000軒以上の紀州人達が移住して形成された町だったからです。
c0223825_02082000.jpg
銚子といえばヤマサ醤油、ヒゲタ醤油などの醤油醸造業。NHKの朝ドラマの舞台にもなった地域の特徴がありますが、こうした先進技術も紀州などからの移民たちによってもたらされたものだということを知ると、なるほど銚子がちょっと違うという印象にも理由があったんだと分かりました。この資料館に行くと、銚子には非常に多くの氏があるんだというディープなお話しをたっくさん聞かせてくれます。
c0223825_02205073.jpg
集落に入っていくと、印象的なのが立派な屋根瓦の家々
c0223825_02263970.jpg
c0223825_02385997.jpg
町を特徴づける坂道には、一本一本、レリーフが埋め込まれています。
c0223825_02412170.jpg
c0223825_02424853.jpg
坂道から海が見えます。紀州から移ってきた崎山治郎衛門さんは、ここに漁港のまちを開き銚子漁業の発祥の地として栄える礎を築いたのです。
c0223825_02470474.jpg
坂道から見える海を見ていると、移住してきた漁民たちが見ていた風景も、きっとこんな風だったんだろうと思わせられます。
c0223825_03033162.jpg
道を歩いていると段々になってしまう。歩くのには支障はなくても、これではクルマが通れない。そんなことを気にしていなかった時代の町作りが、今に残っています。
c0223825_02491717.jpg
これも道。普通の道。洗濯物干し場になっているのか、それとも違うのか。
c0223825_02512637.jpg
クルマは、芸術的な腕で駐車されています。
c0223825_02533133.jpg
c0223825_02551656.jpg
軽自動車すら、すれちがうことができない道も多く、この町に多い猫たちも、自動車の接近に敏感になります。 (SIGMA DP1 Merrill)
c0223825_03000738.jpg
町中の干物。こんな風景がこの町らしい。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
c0223825_03072984.jpg
昔から変わらない町割りに、新旧いろいろなモチーフがある。そんな渾然一体となった景観がフォトジェニック。外川は、町の写真が好きな方にオススメです。
c0223825_03102029.jpg
c0223825_03121736.jpg
そんな魅力的な外川のまち。次回に続きます。
2016.10.16 @銚子市 外川にて
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
SIGMA DP1 Merrill

by bjiman | 2016-11-09 03:14 | 銚子が大好き | Comments(0)

そうだ、銚子に行こう!④九十九里の海岸線を歩く

10月16日の朝、お天気はとても良かったんです。
SIGMA sd Quattro+SIGMA C 18-300mmF3.5-6.3DC
c0223825_02045894.jpg
そこで九十九里の雄大な太平洋の海を眺めに浜に出てみました。午前中の爽やかなお天気で、散策はいい気分です。
c0223825_02231398.jpg
c0223825_02144863.jpg
どことなく荒涼とした景観が異国を思わせます。
c0223825_02255479.jpg
海岸線の遠くを航行する船の姿も18-300mmの300mm側であれば鮮やかに撮ることもできます。いい時代になったものです。
c0223825_02291752.jpg
神津島のような白い砂浜ではないけれど、十分気持ちの良い海岸です。右上に、上の写真で写した船が小さく映っています。こちらは広角端の18mmなので。
c0223825_02330096.jpg
この建物、夏の海水浴用に、シャワーや着替え室、トイレなどがある設備が整っている公設のものですが、南国風のデザインで気に入りました。
c0223825_02362108.jpg
c0223825_02373872.jpg
c0223825_02440200.jpg
c0223825_02422193.jpg
ツマは、こういうガラス壁を家に取り入れたいと言っていました。昭和の、ちょっとモダンな家には良くあったデザインですね。
c0223825_02470626.jpg
上の写真に撮った船が近くまで来ていました。割と大きい船でした。これは違うようでしたが、銚子では海上保安庁の船なども見ることができます。
c0223825_02511975.jpg
この海岸線のエリアは、銚子ジオパークを形成しています。銚子ジオパークは、日本ジオパーク協会が認定する43のジオパークの一つで、千葉県最古とも言える2億年前~1.5億年前に形成された地層によって出来ているだそうです。そういう目で見ると、こういう岩一つとっても長い歴史を感じます。
c0223825_02595216.jpg
c0223825_03050627.jpg
c0223825_03063122.jpg
広い海岸で、こうして一人で悠然と釣る。釣り師というのも格好いいものですね。
c0223825_03084138.jpg
排水路から流れ込む水。きれいな水でしたが、ずいぶんと大胆な、、、と思いました。
c0223825_03105349.jpg
この説明板はデザインが立体的になっていて印象的でした。

c0223825_03140135.jpg
お散歩は終わり。明日はちょっと懐かしい町並みが残る外川の町並みを歩いてみたいと思います。

2016.10.16@銚子にて
SIGMA sd Quattro+SIGMA C 18-300mmF3.5-6.3DC

by bjiman | 2016-11-04 03:15 | 銚子が大好き! | Comments(0)