<   2016年 10月 ( 9 )   > この月の画像一覧

そうだ、銚子に行こう!③本州最初の夜明け

銚子の犬吠埼は、本州で最初の夜明けが見られる場所なんだそうです。
せっかく海の見えるいいお部屋だったので朝は目覚ましを掛けて5時30分頃から備えてみました。

10月16日朝の夜明け。朝5時36分。右海面沿いのところが赤くなっていて陽が出てくるのが近いことが分かりました。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-300mmF3.5-6.3DC Contemporary
c0223825_02180919.jpg
赤い陽が出て来るってキレイですね。
c0223825_02195335.jpg
18-300mmズームはこういう時便利です。@300mm
c0223825_02215624.jpg
陽が出た瞬間です。5時41分でした。毎日繰り返されていることとは言え、やはりちょっと感動しました。
c0223825_02241772.jpg
@70mm 300mmとではだいぶ雰囲気が変わりますね。
c0223825_02262234.jpg
陽が出てから1分で、あっという間に空も明るくなってきました。
c0223825_02290182.jpg
犬吠埼ホテルの露天風呂は朝5時からやっているので、この写真を撮ってから、私もこの雄大な景色を眺めに朝風呂に行きました。

2016.10.16 早朝 @犬吠埼にて
SIGMA sd Quattro
SIGMA 18-300mmF3.5-6.3DC Contemporary

by bjiman | 2016-10-30 02:31 | 銚子が大好き! | Comments(0)

そうだ、銚子に行こう②~犬吠埼灯台の美とホテルの美味しいお食事~

銚子の突端、犬吠埼灯台を望むその名も「犬吠埼」ホテルに来たなら、じっくり味わいたいのが犬吠埼灯台の眺め。

「犬吠埼灯台」 SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
c0223825_01404748.jpg
犬吠埼灯台は、明治7年に竣工したという我が国でも貴重な灯台の一つだそうで、日本に5つしかない「世界灯台100選」にも選定され、登録有形文化財になっています。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-300mmF3.5-6.3DC OS HSM,Contemporary
c0223825_01464729.jpg
灯台に使用するレンズにはレンズの焦点距離によって5種類の大きさのものがあって、犬吠埼灯台は最大の大きさがある「第一等灯台」です。焦点距離は920mm。第一等灯台は日本に5灯台しかないそうです。日本製、それも県内産のレンガが用いられた構造で、120年以上の年月の重みに耐えている貴重なもの。
銚子の犬吠埼に第一等のレンズが用いられた理由としては、周囲に岩礁なども多く、航行上の難所であったことも理由のようです。
それにしても県内産のレンガで出来ているなんて、、、ちょっと感激しました。
この大きなレンズで銚子沖を行き交う多くの船舶の航行の安全を守ってきたのでしょうね。
c0223825_02140549.jpg
日が暮れると、ギリシア神話で言えば、ヘリオス(太陽の神)からセメレ(月の神)に交代するかのように、きれいなお月様が浮かびあがりました。
c0223825_02175665.jpg
月を撮ることなど滅多にありませんが折角ですから手持ちですが、300mmで撮ってみました。
c0223825_02262296.jpg
この後お風呂に入ってお楽しみのお食事。メニューも豊富です。 (SIGMA DP1 Merrill)
c0223825_02294668.jpg
先付けの海藻こんにゃく(奥の緑色っぽいこんにゃく)と右側の「のげ海苔」は銚子市の名産品だそうです。下のおとうふの上に載っているのは「ひしお」というお味噌で大豆と大麦で仕込む銚子伝統のものですが、味はしっかり醤油の味がするというちょっと珍しいモノ。
c0223825_02391129.jpg
私たちの利用したコースはお飲み物1杯付きでしたので、私はビールをオーダー。
c0223825_02420775.jpg
お造りは5種盛りでそんなに量はありませんが、一つ一つが美味しかった!特にマグロと右側の金目は良かったです。鯛が2種類付くのが漁港沿いのホテルらしい。
c0223825_02451838.jpg
こうなるとお酒です。千葉県は、美味しい地酒がたくさんあります。地元の酒屋ですらあまり置いていないこともある千葉のお酒ですが本当に美味しい銘柄もたっくさんあるんです。私はこういう地元愛というのはもっともっと市民、県民が持つべきだと思っています。この東薫(とうくん)は旧佐原市(現香取市)のお酒。千葉県産米(総の舞)100%使用というまさに地酒。地元の金目鯛をいただくにはコレしかないでしょう!
c0223825_02505247.jpg
ランチョンマット代わりに、市民の愛する銚子電鉄が描かれたかわいいペーパーシート。
c0223825_02524687.jpg
焼き物は姫鯛若狭焼き
c0223825_02545076.jpg
鍋物は、胡麻豆乳鍋
c0223825_02564654.jpg
c0223825_02580390.jpg
この海鮮蟹味噌茶碗蒸しは、見た目も美しく、味も良かったです。

c0223825_03012558.jpg
酢の物は秋刀魚博多錦糸巻 これは美しい料理ですね。秋刀魚は銚子名物ですから地元の味でもありますし。
c0223825_03084454.jpg
私は美酒に酔って写真を撮り忘れたのですが、ツマの撮った写真をちょっと拝借。右側に移っているのが陶板焼きの豚肉。 (SONY RX100)
c0223825_03051878.jpg
これもツマ撮影。お食事。このつみれ汁の美味しさったらないです。地元のいわし団子が素晴らしい味を出しているんです。お土産にも買って我が家でも楽しんでいます。
c0223825_03112103.jpg
お腹いっぱいでしたから、デザートは、もうこれで十分な量でした。特別、お料理に何か別注したのではなかったのですごく期待値が高かった訳ではありませんでしたが、最近では稀に見るコスパの高さと味の良さが印象的でした。
c0223825_03143172.jpg
このレストラン、浜木綿。なかなかのものです。
c0223825_03161693.jpg
ロビー。派手さはありませんがこぎれいにまとまった、いい雰囲気のところ。
c0223825_03181196.jpg
とっても満足しました。明日朝は、太平洋沿い、本州で最も早いという夜明けを見てみました。
続きは次回。

2016.10.15~16 @銚子にて
SIGMA sd Quattro
SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
SIGMA 18-300mmF3.5-6.3DC OS HSM,Contemporary
SIGMA DP1 Merrill
SONY Cyber-shot RX100

by bjiman | 2016-10-29 03:20 | 銚子が大好き! | Comments(2)

そうだ、銚子に行こう!①

日頃、仕事仕事の毎日に追われていれば、いろんなことでクヨクヨ悩んだりするモノです。
ですが、こんな雄大な太平洋の海を眺めながら温泉に浸かっていれば、そんなことはどうでもいいじゃないか、そんな風に思えるような気がします。
そんな気分に浸りたいとき、私は銚子の温泉に行きます。

犬吠埼観光ホテルから眺める雄大な太平洋の眺め。この部屋の下に露天風呂があります。
SIGMA sd Quattro+SIGMA Art 18-35mmF1.8DC
c0223825_02371276.jpg
犬吠埼ホテルは、旧京成ホテルだったところで、ここはとにかくロケーションがいいんです。千葉県の端にあって、九十九里の端もである。その地球が丸く見える海岸線を眺めながら旨いお魚をいただくこともできる。銚子っていう魅力的な町の宿泊場所として、ここは本当に気に入っています。
c0223825_02420909.jpg
昔、自転車競技をやっていた頃は私の住んでいる松戸から銚子っていうと直線90kmくらいと、なんとか「自転車圏内」で実走したこともありますが、クルマだったら千葉経由で110kmくらいとほどよいドライブ距離。ちょっと足を伸ばすくらいの感覚で素晴らしい景観、漁港もあって美味しいお魚。すごくいいロケーションなんです。そんな訳で土曜日昼過ぎまで家でゆっくりして、午後からゆっくり出かけても夕方にはきっちり到着。通された部屋は角部屋で2面採光。私はちょっと本気で、「この部屋が欲しい」と思ってしまいました。
c0223825_02582008.jpg

c0223825_03020252.jpg
c0223825_03280076.jpg
そんな銚子特集、始めます。

2016.10.15~16 @銚子市にて
SIGMA sd Quattro
SIGMA Art 18-35mmF1.8DC

by bjiman | 2016-10-27 03:30 | 銚子が大好き! | Comments(2)

翻訳時代からの卒業~レクサス・LFAから見た私のレクサス論(後編の②)~

私が若い頃、国産車と欧州車のいちばんの差は、高速性能だと言われていたと思います。ハンドリング、スポーツ性、、、きっとそういう要素のいくつかは今でも国産車と欧州車では差があるものがあるでしょう。長年シトロエンに乗っていた私は、あの居心地の良さを他で体感することはありませんでした。そういった差の証言の集合がいつか伝説となって、欧州車=進んでいる、国産車=遅れているというステレオタイプな批判につながってきたと思います。
その意味で、レクサスは、トヨタの、欧州プレミアムブランドに対する挑戦でもあるし、私はその点で強く共感しています。
レクサス・LFAは、近くで見るととんでもないスーパー・スポーツカーだと思います。

〔レクサス・LFA(開発用のモデルをほぼ市販車仕様に仕立てたもの)〕 SIGMA DP1 Merrill
c0223825_23393565.jpg
c0223825_23412586.jpg
最近、LFAを開発した、トヨタのテストドライバーだった、故・成瀬弘さんと社長の豊田章男さんの「師弟関係」を取り上げた「豊田章男が愛したテストドライバー」(稲泉連著)という本を読みました。2016年3月に初版一刷だったものが6月には3刷になっているので多くの方が読まれたのだと思いますが5年間取材して書かれたということや、トヨタも写真を提供したり、豊田章男社長ご本人のコメントや多くの社員、テストドライバーの証言も多くあることから広報部が協力したのかなと感じさせるところもあって、読み応えがありました。著者は、若者の労働問題を多く取り上げている方であるせいか、成瀬弘というメカニック、テストドライバー一筋に生きた一社員が、社長の考え方に深く影響をさせたという点に「光を見る思い」があったと書かれていましたが、年配の私から見ると、トヨタという会社の懐の深さの方が印象に残りました。
c0223825_23562881.jpg
豊田章男さんは、改めて言うまでもなく、世界一の販売台数を誇る自動車会社の創業者の家に生まれた方という特殊な世界にあり、あれほどの企業を牽引していくというそのビジネスの求める厳しさは想像を絶するものです。ドイツの、例えばVWなんかのエンジニアを取り上げたクルマの記事を見ると、彼らが博士号を持っていることも多いので、Dr.○○氏はこういった、、、なんていかにも知的な雰囲気で語られることが多い一方で、豊田家が歴代工学系であったことはそんなに取り上げられることはなかったと思います。例えば章男社長のお父様、章一郎氏は工学博士ですし、祖父の喜一郎氏も東大の法学部で学ぶ前に工学部を卒業しています。そういうエンジニアの、ものづくりの精神が強い職場で、経営学を勉強して米国でMBAを取った章男さんが御曹司の立場で会社の役員になってどういうアプローチを取るのか、、、というのは私のような一介の給与所得者でも難しいものがあるだろうな、、、と想像させます。
c0223825_00384726.jpg
トヨタのテストドライバー部門を統括する成瀬氏が、そんな章男氏に、「クルマの運転もわからないような人にとやかく言われたくない」と正面切って言って、「良かったら俺が運転を教えてやるよ」なんていうストーリーは、通常の会社組織ではなかなか考えがたいことだと思います。
しかし、歴代エンジニアの家系だった豊田家の歴代社長、章一郎氏も喜一郎氏も、現場に頻繁に顔を出し、メカニックやテストドライバー達とも親しかったといいます。この本の中でも、前述の成瀬氏の発言は、父の章一郎氏から、「運転を教えてやってくれ」と頼まれていたという話もあるというエピソードも拾っていました。そんなことでもなければなかなか言えることではないと思いますが、言われた章男氏の方も大変だと思います。でも、氏は成瀬氏に「弟子入り」し、テストコースで、サーキットで、レーシングライセンスを取れるようになるほどのレベルになるまで練習し、周囲のテストドライバー達ですら呆れるほどクルマから降りなかった、、、というのですから凄いモノです。ついにはアルテッツアの中古車を買ってレーシングカーに仕立てて、ニュルブルクリンクの24時間レースに出るまでになっていく話は迫力があります。
(エンジンは、4.8㍑V10)
c0223825_00413708.jpg
c0223825_01423814.jpg
c0223825_00515601.jpg
このLFAでも、豊田社長は、200kmを超えるようなスピードで、サーキットを走れる訳です。いくら大会社の社長とは言っても、こんな凄いクルマのコックピットに座って、200km以上のスピードでサーキットを走れ、、、なんて言われたら、、、ご本人も「とにかく怖かった」とコメントされていますが、ここまでやらないと大トヨタを牽引していくリーダーにはなれないのか、、、という厳しさを語っているものでもあると思います。
c0223825_00243943.jpg
しかし、レクサスがプレミアムブランドになっていくには、欧州のライバル達と同じような「ストーリー」が絶対に必要であり、こんなスーパースポーツを、ニュルブルクリンクという敵地のサーキットで徹底的に走り込んで開発していくという姿勢は、欧州のプレミアムブランドが取っている方法そのものであり、かれらもLFAの開発には敬意を払っていた(LFAがコースに出ようとすると、欧州のプレミアムブランドのテストドライバー達ですら道を空けた)というストーリーは読み応えがありました。
(タイヤサイズは、305/30ZR20。聞いたこともないようなスペック)
c0223825_01463664.jpg
クルマは欧州の伝統の上にあるのであり、グローバルにやっていこうとするなら、「彼らの言語」(単なる言葉、という意味ではなく)で話せなければなりません。最近はサッカーの日本代表選手がイタリアやドイツで、現地の言葉で流暢に話す姿が印象的ですが、彼らはもちろん言葉だけじゃなくて、全ての態度に対して、欧州のスタイルに適応しているんだと思います。そして倣うのではなく、「自分の考え」を持たなければなりません。トヨタが、ル・マン24時間レースにハイブリッドで勝負に出ているのはまさにそんな強い考えによるものだと思います。
LFAは、レクサスが飛躍していくイメージそのものであり、決して欧州のプレミアムには負けないぞという強い意志の表れでもあり、ブランディングなのだと思います。
レクサスのバージョン名にもなっている「F」は、富士スピードウエイ(FISCO)のFです。レクサスは、まさに、欧州を「翻訳」しているんです。
c0223825_00372519.jpg
そして、レクサスは、このLFAで培った技術・イメージを、市販車の各車に応用しています。スーパー・スポーツカーを開発するのは、そんな技術のステップアップを狙うという効果もあるんだと思います。
(レクサス・RC-Fのカーボンコンポジット製ボンネット。LFAはボディ各部をカーボンで仕上げており、こうした技術が活かされています。それにしても、このオレンジのボディにブラックのエンジン・フードと言えば、私的には、ISUZUのベレットGT-R。日本車初のGTを名乗った「ベレG」の頃流行ったブラックのフードは、太陽光の反射を抑えるためだったようですね。そんな70年代へのオマージュも感じられるカラーリング。やっている人はもちろん分かってやっているんでしょうけれど。)
c0223825_00583481.jpg
(レクサス・LFAのコックピットのタコメーターを中心にしたレイアウト。このデザインは、ISに応用されています。ISのボディ構造接着剤による接着技術も、LFAからの応用です。)
c0223825_01003889.jpg
そういう目で、もう一度、レクサス・GSを見て下さい。
GSにも、他のレクサスと同じように、GS-Fには、LFAと同じ「F」のデザイン。ブランドイメージは大切です。
c0223825_01062281.jpg
レクサスGSを取り上げて、
「トヨタではない、レクサスを買うのならいちばん大きいLSではないのか」
「いちばん大きいわけでも、使いやすいサイズでもないGSがどこを目指しているかまったく分からない」
「このサイズでこの価格のクルマが、レクサスでなかったらどう評価するのか」
なんて、ばかげたことを言うのはもうやめて欲しいんです。
GSは、この特集で書いたように、プレミアムブランドのEセグメントカーとしてはごくごく普通のコンセプトで、価格も、サイズも、欧州のライバル達と同じフィールドの中にあります。わざわざ分かりきっていることを、文字にし、表に整理して欧州的なセグメントからも、米国のEPA規格からも比較したのは、少しでも客観的な、数字に置き換えて説明し、クルマジャーナリズムがくだらないことを書くのを本当にやめてもらいたいと思っているからです。
c0223825_01113508.jpg
「(レクサスに乗っている人は)バッジにお金を払っているところがあるから」なんてくだらないことを書くのはもうやめるべきです。
プレミアムに挑戦していくには、中身にお金をかける必要があります。これまでさんざん説明してきたように、私のHSですら、内装は標準車以外はすべて皮で、本革の色は6色、素材は廉価版と高級版の2種類もあるんです。(廉価版の場合は色は2色)それに、パネルの色も何パターンの中から選ぶことができるグレードが多くて、こういうクルマを一台一台、ユーザーの注文を受けて作る、、、こんなやり方をしていたら価格が高くなるのは当たり前です。当たり前ですが、欧州車では、ごく普通に行われてきたことなんです。大型車だけじゃない、小粋なミニ、英国のヴァンデン・プラ仕様、フランスのルノー・5のバカラ仕様、イタリア・ランチアの私が好きだったテーマというクルマの内装は紳士服では有名なプレミアムブランド・ゼニアの生地が張られていました。最近ではポルトローナ・フラウ社製の高級な本革とかね。そういうものなんです。それどころか、以前、前のクルマですが、VWのパサートの英国仕様のページを見ていたとき、カーペットの色(オプションで付ける「フロアマット」じゃないですよ、床全体に張るフロアカーペット)を選択できるようになっていたのにも驚かされました。だからこそ、いまでもBMWがミニを作ればあんなに素敵に、FIATがチンクエチェンとをあんなにかわいらしく作れるんです。
(レクサス・HS Version-L)
c0223825_01273832.jpg
ましてや、セダン全体が不振の日本の中で、セダン中心のラインナップを取っているのですから台数が出ません。価格が高くなるのはある意味仕方ないのだと思います。
最近は、200t(ダウンサイジングターボ)も導入して、求めやすいグレードの設定にも努力しているように思います。
c0223825_01334108.jpg
レクサスに対して、「使いやすいサイズでもないGS」なんていう国際的な視点を欠いた批判はもうやめるべきです。
なぜレクサスが大きいか。それは欧州車と戦っていく必要があるからでしょう。大きいと言ってもそれは横幅がグローバルサイズになっていることが要因です。
だからこそ、GSの横幅が気になるなら国内専用のクラウンにすればいいのです。そのために、クラウンは国内専用にして、国内事情である横幅1,800mmピッタリにしているんです。GSはそれにならう必要はないでしょう。同じになっちゃうなら作り分ける必要なんてないんですから。
(この薄ピンクのクラウンの色はいい色でした。)
c0223825_01411573.jpg
クラウンはいま多色展開を図っていますが、以前から日本のクルマはボディ色が少ないなんて、欧州車びいきのメディアからは批判されてきました。それがいざクラウンの多色展開がされると、「話題づくりだ」なんて批判している評論家もいて、私はめまいがしました。話題づくりだろうが何だろうが、高級車には色の選択肢が多いことはいいことなんです。もっと前向きな批評をしてください。
c0223825_01450512.jpg
そして、ホンダの社員だった山野哲也氏が、ホンダに対して
「今のホンダのラインナップには幹がない。良いクルマがあっても枝なので、幹がしっかりしていなければ枝も輝かない」という趣旨のことを書いておられたことに対して、私は、強く共感しつつ、「とっても冷静に、客観的に言えば、このことは、ホンダも、ホンダを愛するユーザーも分かっているのです。」と書いた訳もここにあります。
クラウンがなぜ毎月2千台も3千台も売れているのか。GSが数百台なのに。それは、クラウンのサイズ設定は、国内事情を考慮したものだし、やっぱり日本の国内で使うには、今の欧州車の基準は大きすぎるんです。シトロエンだって、DセグメントのC5は輸入中止になりました。
昔の自動車ファンは、翻訳世代でした。欧州車そのままを受け入れていました。昔は排気ガスの規格もあって、並行輸入車の方が速いなんてよく言われたものです。左ハンドルの方がいいとかね。でも今のユーザーはそのままを受け入れません。大きすぎるものは大きすぎると選択しない。右ハンドルを選ぶ。それは翻訳時代を卒業したんだということだと思います。
c0223825_02034209.jpg
でも、翻訳すること自体は勉強として続けなければなりません。
今のホンダになぜ「幹がない」と感じるのか。それは、欧州車ならみんなやっているセグメントに沿ってクルマのラインナップを素直に揃えることをしていないからです。
でもこれは「しない」のではなくて、「できない」のです。
レクサスを見ると分かります。レクサスのラインナップは、CセグメントのCT、DセグメントのIS、EセグメントのGS。。。と欧州流に並んでいます。そして、コンパクトのCTだって、欧州流に横幅が1,765mmあります。長い間、こうした3ナンバーハッチバックではCセグメントカーは難しかったでしょう。そして今でも日本では難しいのです。
「プリウスだって3ナンバーだけど売れているじゃないか」と書いているライターがいましたけど、時間軸を考えて欲しいんです。クルマは、縦軸(同じブランドの大中小)横軸(同じサイズのライバル)、そして時間軸(どういう歴史を持っているか)がバランス良く揃うことが必要なんです。プリウスは量販車になった2代目からずっと3ナンバーなんです。時間軸から見て、クラスが変わった訳ではないんです。
c0223825_02084651.jpg
ホンダの米国版アキュラのホームページを見ると、セダンがコンパクト、ミドル、フラッグシップと素直に並んでいます。こうやって展開すれば幹がないとは感じないでしょう。でも、今セダンでベスト10入りしているのは5ナンバーのカローラだけなんですから、全車3ナンバーの今のアキュラのセダンを日本にはもって来ても量販は見込めません。シビックも今まではそうだったでしょう。シビックがなぜ日本で売れなくなったか、時間軸で考えれば分かるんです。初代シビックは全長が3.4mしかありませんでした。これは同時代のVW・POLO(3.5m)とほぼ同じです。ポロはBセグメントカーでカローラのCセグメントよりひとつ下のクラスです。でもシビックはカローラクラスまで上がって、5ナンバーさえも超えてしまった。POLOは登場以来40年経った今もBセグメントで、全長4m以下、全幅は1,685mmで5ナンバーに入っています。CセグメントのGOLFのように大きくなることはありません。決してラインナップの構成を乱さない。「だから」太い幹があるように見えるんです。もしトヨタがカローラを3ナンバーで出したらどうなるでしょうか。批判されるでしょう。カローラはずっと5ナンバーで作られてきた車だという時間軸を守らないと批判されるんです。それにトヨタは大衆とともにある会社です。だからカローラを、レクサスのCTとは同じクラスでは作らない。横幅を1,695mmに抑えて、5ナンバーセダンにするんです。コロナをプレミオに改めても5ナンバーは守る。マーク2をマークXにしても、全幅1.8mを超えない。クラウンを超えることはないんです。そしてそのことをユーザーもよく理解しています。だからトヨタには幹があるように見えるし、今でもカローラは、ベスト10ランキングに入るんだと思います。(この点ではマツダのラインナップは昔から欧州的で、デミオーアクセラーアテンザとB-C-Dセグメントで展開し、デミオとアクセラをベスト30に入れているのは立派。)昨日の毎日新聞のカローラを取り上げた記事にはこうありました。「(今のカローラは)ハイブリッド車に燃費で及ばないし、ハイブリッド車や軽自動車に押されてランキングも低迷している」。ばかなことを書くモノではありません。今のカローラはハイブリッド車もあるし、ランキングもセダンでベスト10入りしているのはカローラだけなんですよ!と言いたいですね。以前、Web記事にそう書いていたら、カローラにはフィールダー(ワゴン)があるじゃないかと書かれたことがありましたけど、これもおかしな話です。セダンベースのワゴンは結局は派生車種なので、元のセダンが支持されなければ太い幹、ブランドにはならないんです。ライバルのサニーカリフォルニアの後を見れば分かるでしょう?と言いたいですね。最近の自動車の記事はこういう基本的な認識を欠いたものが目立ちます。
(カローラ・ハイブリッド)
c0223825_02243318.jpg
翻訳から卒業することは大切です。日本には日本の事情があるのですから、それに沿った解釈をし、そういう製品を評価することは大事。ユーザーはそうやってクルマを選んでいます。
だからと言って翻訳(勉強)することも大事。国内事情だけではガラパゴス化してしまい、国際競争力が低下してしまいます。
今年4月、レクサスのハイブリッド車は、全世界での販売台数が100万台になりました。
北米が34.5万台、欧州が23.7万台で、日本(22.5万台)よりも多いんです。車種別に見ると、トップはRXで33.5万台。CT、ESと続いて我がHSは6.7万台で4番目です。
LSは4万台そこそこでRCの次に少ない。ハイブリッド車同士の比較ではありますが、100万台のうち、LSは4万台、4%に過ぎないんです。レクサスが求められ、評価されているのはLSがいちばんじゃないんです。GSハイブリッドは5万台でLSよりももちろん多い。
(もっとも愛されているレクサス・RX(ハイブリッドのRX450h)
c0223825_02444563.jpg
冒頭、この記事を書くきっかけとなった「レクサスを買うならいちばん大きいLSじゃないのか?」に対する世界の答えがこれだと思います。
もしレクサスがLSだけになったら、100万台のうちの4万台分しかないんですから、たった4%。その他の96%、96万台分の販売シェアはどこにいくんですか?セダンだけで見たって、ESとHSとISとGSの計は、28.95万台。LSの4万台の7倍以上になります。みんなが選んでる「レクサスのセダン」はLSだけじゃないんです。欧州のライバルメーカーは強大だし、アジアの各国もどんどん追い上げてきます。そのシェアを、そっくりライバルに渡すことにつながるんですよ。それは、当然、我々には失われた利益になるんです。雇用にも景気にも影響するでしょう。日本の中で、日本人として、日本の基幹産業である自動車界で生活しているのなら、少しはそういうことも考えて欲しいと思うんです。大本営発表をして欲しいと言っているんじゃないんです。でも、国益を害することになる無意味な批判は避けて欲しいと切に願ってこの特集を終わります。

by bjiman | 2016-10-24 02:45 | CAR | Comments(0)

翻訳時代からの卒業~私のレクサス論(後編の①)~

レクサスGSを取り上げて、
「トヨタではない、レクサスを買うのならいちばん大きいLSではないのか」
「いちばん大きいわけでも、使いやすいサイズでもないGSがどこを目指しているかまったく分からない」
「このサイズでこの価格のクルマが、レクサスでなかったらどう評価するのか」
「(レクサスに乗っている人は)バッジにお金を払っているところがあるから」
と書かれていた記事をきっかけに始めた特集。お陰様でたくさんの方に読んでいただきました。これから本編に入りたいと思います。
今回の特集。まず普通に考えて、レクサス・GSのようなごく普通のEセグメントセダンに対して、ちゃんと名のあるクルマジャーナリストが批判してくる意図がまったく理解できないことから始めたものですが、正直なところ、今のメディアというのは、こういう議論をいくら尽くしても無駄だということも一方では分かっています。
ただ、私は私なりのレクサス応援歌を謳いたい。そういうことなんです。

◎メディアはクルマ界から置いて行かれる
私が批判した記事が掲載されている同じクルマ雑誌の中で、かつてホンダの社員だった山野哲也氏が、ホンダに対して
「今のホンダのラインナップには幹がない。良いクルマがあっても枝なので、幹がしっかりしていなければ枝も輝かない」という趣旨のことを書いておられました。
私はこの意見に強く共感します。
そして、とっても冷静に、客観的に言えば、このことは、ホンダも、ホンダを愛するユーザーも分かっているのです。分かっていない(分かろうとしない)
のは、メディアなのです。今回のテーマ「翻訳時代からの卒業」は、そこに意図があります。

ハワイには溢れていた、ホンダ・シビック (Pentax OptioW80)
c0223825_00450911.jpg
◎私たちの青春時代は、「翻訳の時代」でした
 まずは私の敬愛する吉田拓郎さんの歌う、ボブ・ディランの「風に吹かれて」を聴いていただけたら嬉しいと思います。

吉田拓郎さんのファンの方であれば言うまでもないことですが、「拓郎」は広島時代、ザ・バチュラーズやダウンタウンズなどのバンドでビートルズのコピーやR&Bをしたりする活動が主でしたし、地元のカワイ楽器に就職も決まっていたのですが、プロになりたいという強い思いがあったこととボブ・ディランとの出会いが大きな影響を与えて、一人で単身上京、ハーモニカを手作りのホルダーにぶら下げて一人で弾き語りをするスタイルが平凡パンチに取り上げられたことがメジャーへの道になりました。そんな拓郎が、この「風に吹かれて」を歌う姿は、まるで「ボブ・ディランのように」しているように思います。そのように、レコードが擦り切れるまで聴いたのだろうし、敬愛しているのだということが聴いているこちらにも伝わってきます。
続いて、大瀧詠一さんと山下達郎さんのエバリーを良かったら。
洋楽音痴だった私は、敬愛する大瀧さんや達郎からこうしたアメリカのレジェンドを学んできました。
拓郎もそうですが、70年代~80年代の日本のポップスシーンを牽引したミュージシャン達は、ニッポンポップシーンの創造者であったと同時に英米の偉大な先達を日本に紹介するマニア中のマニア、「翻訳者」だったと思います。彼らは、英米のレジェンドを知らない私のような市井のリスナーに、英米のポップ文化とはこういうものだということを、ある意味では「本人達のように」再現し、翻訳して見せてくれて紹介してくれました。
同時にそれは戦後日本の歩んだ道のりが、こうしたアメリカの先達を翻訳し、勉強する時代だったということだったと思います。ある意味それはモーレツ受験勉強時代という時代背景ともリンクすると思うのです。
私は学生時代、YMCAでキャンプ活動をしていました。キャンプではPPMやアメリカのフォークシーンに影響されたフォークソングをたくさん歌ってきました。キャンプのプログラムもアメリカから輸入してきた考え方を取り入れたりしました。私たちにとって、こうしたアメリカ文化は、翻訳し、勉強するものだったのです。
クルマもそういう影響を多く受けたものです。クルマは、アメリカだけではなく、ヨーロッパからも学んだので余計大変です。
そんな中で、「レクサス」は、ヨーロッパの考える、また、それをプレミアムだと考える米国人の考え方というのはこういうものだ、ということを必死に勉強した日本人の、極めて成績優秀なテスト結果のようなものだと思います。
それを象徴するのが、レクサスのフラッグシップたる「LFA」なんだと思います。
レクサス・LFA (SIGMA sd Quattro+SIGMA Art 18-35mmF1.8DC)
c0223825_02003823.jpg
メディアがなんと言おうと、メーカーは、そしてそんな姿勢を理解している我々ユーザーは、自分たちの考えで「翻訳時代」を卒業していく。
そんなテーマを書いてみます。
続きは次回。

by bjiman | 2016-10-20 02:02 | CAR | Comments(0)

翻訳時代からの卒業~私のレクサス論(中編)~

「敵(彼)を知り己を知れば百戦殆うからず」との孫子の兵法は、
「彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」
と続くわけですが、レクサスを評論するなら、ドイツを初めとする欧州を知り、主戦場の米国を知り、そして己である我が国の立場を知らなければなりません。
レクサスGSを取り上げて、
「トヨタではない、レクサスを買うのならいちばん大きいLSではないのか」
「いちばん大きいわけでも、使いやすいサイズでもないGSがどこを目指しているかまったく分からない」
「このサイズでこの価格のクルマが、レクサスでなかったらどう評価するのか」
「(レクサスに乗っている人は)バッジにお金を払っているところがあるから」
なんて書いてある論評は、まさに「敵も知らず」「己(の立場)も分からない」、まさに戦う毎に「必ず危うい」という状況を招くものです。私がこの手のジャーナリズムに厳しく批判するのは、必ず危うい=我が国の為にならないというその一点に尽きます。

LEXUS GS (SIGMA DP1 Merrill)
c0223825_01550516.jpg
前回は、欧州のセグメント基準に沿ってレクサス・GSが欧州のEセグメントのライバルたちと同じ土俵で戦っているんだということを書きましたので、今回は視点を変えて、ではレクサスの主戦場である米国のEPA規格で見てみるとどうなるかという風に見てみたいと思います。
欧州のセグメント(EU委員会の示したA-Fセグメントを示した文書はこちら)は、単に全長によって区分するものですが、米国のEPA(環境保護庁)によるクルマのサイズ規格はとても合理的で、パッセンジャーとカーゴのスペースを立法フィートの計で区分します。空間の量で実際どのくらいあるのか、という視点です
c0223825_02184718.jpg
これでドイツのプレミアムセダンと我がレクサス・GSがどう違うのか、米国のEPA規格ならではの燃費データと併せてご覧下さい。
c0223825_03071148.jpg
これらのライバル達は、このEPA規格で比較してみても、Midsize Cars の110~119というわずか9立方フィートの範囲の中の、111~116とたった5立方フィートの差しかありません。ほとんど同じ空間の量を持っているんだ、ということが分かると思います。それぞれのメイクの差を探せば、BMWの5が空間はわずかですが広く設計されているということ、メルセデスのEクラスは意外にもこの方法ではキャビンもトランクもこの中ではいちばん狭いことが分かりますが、まぁほとんど同じと言ってもいいでしょう。違いがあるのが燃費。比較的似通ったスペックのグレード同士で見てみましたが、メルセデスとBMWの3literターボエンジンはそれぞれ優秀ではあるもののまるで意図したかのように、燃費データが23マイル/ガロンと全く同じ数値。アウディは同じ3リッターターボでもディーゼルなので30マイル/ガロンとこちらなら1ガロン辺り7マイル多く走れるということになります。我がレクサスは3.5リッター・ハイブリッドはやはり燃費が優秀。31マイル/ガロンとこのポイントでは最も優秀な値を出しました。これが我がレクサスのストロングポイントであることは言うまでもないことです。
c0223825_03191001.jpg

欧州のセグメントと米国のEPA規格でそれぞれレクサス・GSとはどんなクルマなのかを横軸で見てみました。
クルマジャーナリストの皆さんには、クルマの批評を横軸、縦軸、時間軸を駆使しながら、敵を知り、己を知れば百戦危うからずという風になるように見てもらいたいものです。
次回に続きます。

by bjiman | 2016-10-14 06:00 | CAR | Comments(0)

「翻訳時代」からの卒業~私のレクサス論~(前編)

最近少しはましになったのかなと思って手に取った自動車雑誌。相変わらずの酷さで、許しがたいところもあります。
その中でも、レクサス・GSについて書かれたものがひどかったので、ちょっと取り上げてみたいと思います。
内容のどうのこうのではなく、私自身、自分の思うようにレクサスを解説したものを見たことがないので、ちょっと例は良くないけれどもレクサスを取り上げた記事を題材に、自分なりのレクサス感を書いてみたいと思います。

◎著名な自動車ライターの記事で、GSについて、
「トヨタではない、レクサスを買うのならいちばん大きいLSではないのか」
「いちばん大きいわけでも、使いやすいサイズでもないGSがどこを目指しているかまったく分からない」
「このサイズでこの価格のクルマが、レクサスでなかったらどう評価するのか」
「(レクサスに乗っている人は)バッジにお金を払っているところがあるから」
と書いてあった記事を目にしました。自動車を専門とする著名なライターがこれではただ呆れるばかりです。こうした言葉が、私を含むレクサスユーザー全体に向けられているということが分からないのでしょう。GSがどこを目指しているのか「まったく分からない」とのことですので、説明したいと思います。

LEXUS GS300h (SIGMA DP1 Merrill)
c0223825_02501372.jpg
 レクサスのセダンは、欧州流のセグメントに基づいたFR車のIS-GS-LSというラインと、アメリカの指向に合わせたFF車のES(昔のカムリ・ウインダム)がありますが、欧州流のセグメントのラインをドイツのプレミアムカーと比較整理するとこうなります。
c0223825_02530919.jpg
 レクサスがライバルとしているドイツのプレミアムブランドは、最近ラインナップをCセグメント以下にも広げてきていますが、D、E、Fセグメントの基幹車種は昔から変わらずにずっと同じ形式でメルセデスとBMWはFRで、アウディは純粋に技術的理由ですべてFF及びFFベースのAWD。この考え方は太い幹のように変わりません。変わらないからこそ、太い幹になり得るのです。このラインナップの中で、Eセグメントのメルセデス・EクラスやBMWの5シリーズは、このプレミアムセダンの中で多くのユーザーに愛用され、ブランドのイメージを作ってきた中心的なクルマです。レクサス・GSはこれらをライバルとするEセグメントセダンとしてごく常識的なコンセプトのものです。
c0223825_02560275.jpg
 セグメントにはそれぞれ適正なサイズというのがありますから、どのブランドであれ、それぞれのセグメントにふさわしいサイズを持っています。EセグメントのライバルたちとGSを並べてみれば分かるように、GSのサイズは、ライバル達とほとんど同じディメンションを持ち、むしろ少しコンパクトで、回転半径が最も小さい。従って、これらのライバルたちと比べて、「使いやすいサイズでもない」どころか、唯一4.9mを下回る全長と、ちょっとだけ小さい横幅、最小の回転半径なので、小回りが効き、他のプレミアムセダンよりも日本で使うときにも少し扱いやすいでしょう。A4の回転半径が5.7mと大きいのはこの車がFFだからで、同じように5.7mのスペックであるFFのHSに乗る私から見ると、GSの5.3mはうらやましいスペックなんです。価格もハイブリッドの300hで、ライバルのクリーンディーゼル車とほぼ同様の価格帯にあります。GSを一言で言えば、欧州プレミアムセダンのEセグメントクラス。目指していく方向は、これらの欧州Eセグメントセダンに伍してライバルとして勝負し続けられるように磨いていくことに尽きるでしょう。これほど分かりやすいコンセプトの一体何が「分からない」のか。その感覚にはレクサスユーザーとして受け入れ難いものがあります。
c0223825_04230945.jpg
◎「レクサスを買うならいちばん大きなLSではないのか」ってどういうこと?
  ばかばかしくて論評する気にもなれませんが、レクサスユーザーとして説明したいと思います。
  レクサスにもいろんなクルマがあります。この写真は2014年のものですが、右から、SUVのNX、DセグメントのIS、同じくDセグメントのHS、奥がコンパクトなCセグメントのCT。すべてがLSより廉価で小さなクルマですが、これらすべてが揃ってはじめてレクサスというブランドが成り立ち、そのフラッグシップとしてのLSがあるんです。当たり前のことですよね。
c0223825_17563311.jpg
c0223825_18040350.jpg
 DセグメントのFR車であるISは、メルセデスならCクラス、古くは190シリーズ。BMWなら3シリーズというプレミアムカーの激戦区を闘うクルマです。
c0223825_18052697.jpg

比較していただければ一目瞭然なように、DセグメントのFRであれば、ビーエムもベンツも全長は4.6m台、全幅は1.8mそこそことほとんど同じディメンションを持っています。ISもほぼこれらのライバルと同様のディメンション。回転半径から見るとCクラスの5.1mは立派で、昔からメルセデスはターニングサークルの小ささ(前輪タイヤが倒れるように曲がると聞いたことがあります。)が特徴。ビーエムの5.4mとの差があります。アウディが5.5mで最も大きいのは前述のとおりFFのFRに対する欠点です。
c0223825_01580402.jpg
レクサス・ISは全長が4.66mのコンパクトなFRですから、当然後部座席に余裕があるとは言えません。全高もスポーティにするために1,430mmと抑えられています。
c0223825_18085997.jpg
足下には、FRですから大きなセンタートンネルがある。これで大人の5人乗車は我慢を要するでしょう。
c0223825_18111755.jpg
余談ですが、私のHSは全長が4.7mあり、A4と同じようなディメンションのFF・Dセグメントセダンです。でも、全高が1,495mmとISよりも65mmも高く取られているので、年を取ってちょいと屈むのにおっくうになってもISより楽に乗降ができるんです。写真の撮り方にもよりますが、ヘッドレストと天井の間の空間に差があることが一目で分かると思います。この空間の差が、ISかHSかの選択の目安の一つにはなるでしょう。
c0223825_18195628.jpg
センタートンネルがないFFの後部座席ってこうなんです。特にHSはこだわってフラットなフロアにしています。これならば、まん中に座った人も足をゆっくり下ろせます。これがFFファミリーカーの作り方。でもISはFRのスポーティなセダンですからコンセプトが全く違います。FRにはFRにしかない醍醐味があります。こういうのが「クルマ選び」の一つの見方というものではないでしょうか。
c0223825_18244263.jpg
◎LSのFセグメントは、色々な意味で「別格」
 Fセグメントセダンは、実用クラスのものとしては欧州車でも最高級ですから、色々な意味で別格です。セグメントという定義はもともとマーケティング会社が便宜上設けたものが元ですが、E以上のセグメントはありません。それがどういうことか、サイズと価格を見れば分かります。

 LEXUS LS600h
c0223825_03420906.jpg
どのクルマも標準車と全長の長いロングタイプの2種類を備え、標準車でも全長は5mを超え、価格は1,000万円超。横幅は1.9m台で、アウディA8に至っては1.95mもあります。日本のトップレンジのひとつであるトヨタクラウンの横幅が1.8mですから、それよりも15cmも大きい訳です。いかに特殊なクルマか、明らかです。トヨタでは、クラウン・マジェスタでも4,970mmで5m以下に納め、価格は642万円からですから、端的に言ってマジェスタ2台分。それが、Fセグメントのセダンというものです。レクサスGSも上の表にあるように300hで615万円ですからLSの価格はGSの2台分近いんです。いかにクラスが違うクルマなのかおわかりいただけるかと思います。
c0223825_02393028.jpg
5mを超えると駐車場も利用できない場面が増えるでしょう。マンションの駐車場なども5m以下となっているところも多いようです。その昔、クルマの価格は年収の半分くらいまで、という目安もありましたから、LSを買おうと思ったら年収2千万円以上が目安となります。駐車場の大きさにせよ、年収にせよ、普通の給与所得者の届くものではないと思います。駐車場が見つからないと言っても運転手がいるのであれば自分が探すわけではないですから。そういうものですよね。
c0223825_02490680.jpg
でも、だからといって、欧州に行って、メルセデスやBMWってそんな特別なクルマでしょうか。違うでしょう。実際、今やメルセデスのCクラスやBMWの3シリーズであればクラウンと価格面では変わりません。3シリーズなんて、我々世代なら「六本木のカローラ」なんて言われたものです。ビーエムもベンツも、昨今のFF車はおろか、伝統のFRプレミアムカーだって、そんなに別世界のものという訳ではありません。でもベンツのSクラスやビーエムの7シリーズは別世界です。アウディのA8なんて、日本ではそうそう見られるモノではありません。「レクサスならLSなんじゃないですか」なんて、「メルセデスならSクラスじゃないんですか」と言っているのと同じです。いかに生活感のない指摘だということが分かるというものです。「トヨタがあるのに」というのは、欧州基準で闘うレクサスと、日本基準が必要なトヨタの違いを分からない説明にしかなりません。そのことは後でじっくり書きます。
c0223825_03200681.jpg
クルマ選びには、縦軸と横軸があると思います。
横軸は、今ここで見てきたような、同じクラスのライバルとの比較です。1個のクルマとしてGSを見た時、価格とサイズを見ればレクサスのバッジが付いていてもいなくてもこれはプレミアムセダンだと分かりますから、比較するならメルセデスのEかBMWの5となります。そうやって比較してみれば、アウディのA6を並べてみても、このクルマたちは実に似通ったディメンション、価格になっていることがよく分かるはずです。当然各メーカーも意識しているはずです。
では縦軸は?と言ったら、それは同じブランドの中の小さい方か大きい方か。ビーエムで言ったら3か5か。こういう議論は普通にあったはずです。なんとなればこの2車は、同じエンジンを積んでいるグレードがあるからです。
、、、というところで続きは次回。




by bjiman | 2016-10-12 06:00 | CAR | Comments(0)

トヨタ・センチュリー〈国産随一のリムジン〉補足追記・写真追加

トヨタ・センチュリーは、国産車随一のメーカー製リムジンです。

〈TOYOTA CENTURY〉 @お台場 SIGMA DP1 Merrill
c0223825_00313072.jpg
前回、マジェスタを取り上げた勢いで、身分違いであることを承知の上でセンチュリーを取り上げてみたいと思います。
センチュリーは、V12・5,000ccもの巨大なエンジンを搭載して、静々とキレイに走るように作られた高級リムジン。私が書くまでもありませんが、トヨタにはレクサスがあって、最高級のLS600hLは1,595万円もして、センチュリーの1,253万円よりも高額な訳ですが、「別格感」はこちらの方が上です。レクサス・LSは、トップの乗る車というイメージがあります。働く人のものなんですね。だから、内装も丈夫なレザーシートなんです。でも、センチュリーは違います。お好みならレザーも選べますが、基本は、このウールファブリック。リムジンは、ドライバーズシートにレザーを使うことはあっても、それはショーファー(運転手)さんの仕事場だからで、オーナーの居場所である後部座席は、滑るレザーではなくて、肌にしっとりと馴染むウールなどのモケット、というのがクラシックスなのです。
c0223825_00521400.jpg
昨今、エコ指向を反映して知事車などに高級な公用車として使われてきたセンチュリーが、他のハイブリッドカーなどに代替されるというニュースを耳にします。もっと言えばそれはセダンですらなく、アルファードなどのハイブリッドカーとか。時代とともに、そうした地位にある方の立場というものも徐々に変わっていくからではないかと思いますが、私から見ると、センチュリーというクルマは、もっとずっと上品な、第一線と距離をもった、いわば時間の制約の中で寸暇を惜しんで働く人のクルマではないということではないかと思います。
まぁあえて第一線で使われるとすれば、国賓送迎とか、そう、ゆったりした時間の中で行われるパーティなどの送迎に使われるもの。
c0223825_01014366.jpg
100台程度は輸出されたこともあるようですが、基本的には国内のみを考えられた仕様。仕事場であるダッシュボードは全部日本語表記です。
c0223825_01054207.jpg
後部座席のこうした操作系なども、分かりやすく表記されています。
c0223825_01084442.jpg
センターコンソールの後ろ側に、DVDが見られるモニターが付けられます。リモコンも入れられるようになっています。
もうあくせく仕事をしなくてもいい人のためのもののように見えます。
c0223825_01145080.jpg
センチュリーは多くの部分が手作りになっていて、技術の伝承という面もあるようです。
ビジネスなどで現役の地位の高い方は、多忙です。分刻みのスケジュールに追われ、ゆっくりしている暇はないでしょう。
エコ指向の社会ですから、ハイブリッドでガソリンも食わない、そして丈夫なレザーシート。今はそういう用途向けにはレクサスがありますから、ビジネスカーとしてのレクサス・LSやGSがこうした高額車のかなりの部分を占めるようになって、今の社会でセンチュリーが似合うような高貴な人、というのも相当限られたものであるように思います。
c0223825_01213495.jpg
私が今回、身分違いを承知でセンチュリーを取り上げたのは、マジェスタとの位置関係のことが書きたかったからです。
私は、トヨタにとっての「高級車」というのは、このセンチュリーが最上級で、厳然としてあることがいいのだと思います。
現役のビジネスマンには、そのトップに、ビジネスマンズ・エクスプレスたる、レクサス・LSがあって、LSは例えアウトバーンに持ち込まれても、ライバルのドイツ車に伍して、ある意味ではライバルの顔面を蒼白にさせてでも、「日本車ここにあり」を示して戦っていかなければなりませんし、そう期待しています。
でも、「トヨタ」のクラウンは、私たち市民の日常の中で、高級なドライバーズカーとしてどこにでも走って行く。よく言われることですが、本当に私も思ったのですが法事の席にあっても全く違和感がないだけでなく、その場の雰囲気をまったく壊さない高級感があるというのはクラウンならではです。マジェスタもそういう系列にあるべきクルマです。マジェスタは、もちろん後部座席のウェイトが高いという点ではセンチュリーと同じなのですが、明らかにクラスも使われ方も違うものです。センチュリーで法事に行けるとすれば、それはかなり相当に地位が高くなければ嫌みになると思いますがマジェスタではそうではないでしょう。レクサスとも違います。マジェスタは、アウトバーンで200km超で走る必要はないけれども、日本の高速道路を100kmで走るときには、後部座席に乗る人も含めて、静々と、快適に過ごせなければなりません。クラウンのちょっといいモノ、クラウンを昇華させたもの、そういう性格付けがとてもちょうどいいな、そのことが、このセンチュリーを見ていると改めて思ったのです。
c0223825_01372936.jpg
2016.8月補足
リオオリンピックの閉会式で2020年tokyoのプレゼンテーションビデオが流されましたが、登場する安倍首相のお乗りになっているクルマがセンチュリーでしたね。
こういう「日本」を代表するシーンにさりげなく映るクルマがセンチュリーだったというのも、なかなかのセレクションと思いました。
(下の動画で、1分17秒頃、センチュリーが登場。公用車らしくレザー仕様なのが印象的。ビジネス用途ということですね。)


(ご愛読感謝追記:2016.10)
昨年の8月にアップした記事であるにも関わらず未だに多くの方にお読みいただいていることに本当にありがたいと思っています。
そこでご愛読感謝という訳でもないのですが、写真が少なかったので追加で写真を撮ってきました。
お台場のトヨタ・メガウェーブでのセンチュリー。風格があり、これこそ、日本を代表するクルマというオーラがあります。
(SIGMA sd Quattro+SIGMA A18-35mmF1.8DC)
c0223825_02504910.jpg
特に今回思ったのが「鸞鳳(らんぽう)グロリアスグレーメタリック」というこの濃銀の塗装の美しさでした。銀という渋い色を使いながら、光の具合によって、少し青みがかっても見えます。青は若々しさを感じさせますし、黒みたいに威厳を表そうとするよりも、青みがかった銀は「大人の余裕の甘い雰囲気」をまとっているように思いました。威厳の中にも優しさを感じさせるような。
c0223825_02560690.jpg
以前は知事公用車などに用いられることも多かったセンチュリーですが、最近はそういう役職者のプレステージを表す表現が日産のエルグランドやトヨタのアルヴェル(アルファード&ヴェルファイア)のようなものに変わってきた今日、その背景を考えると、結局センチュリーのような立場のクルマがポジションに合わなくなったということがあるかと思います。もし日本が欧州のような階級社会だったとすれば、ロールスやベントリィのような貴族の乗るものとジャグゥアのような貴族ではない者が乗ることができるトップのクルマという区分けが厳然とあることになり、センチュリーは貴族の乗るもの=普段は汗水流して働く階層の者ではない者の乗るクルマというキャラクターが自ずと出てきます。センチュリーからプレミアムワンボックスに変えるような判断は、知事職にある者が、センチュリーに乗るような層の方ではなくなっているという事の裏返しのように思います。
c0223825_03095226.jpg
 戦前には我が国にも貴族ともいうべき華族制度がありましたから、戦後になってもそういう家庭で育った人がまだ多く残っていました。私の尊敬する白洲次郎さんの奥さんの白洲正子さんのご実家は華族の樺山伯爵家で、正子さんの父・樺山愛輔氏と白洲次郎さんの父は共にドイツ・ボン大学で学んだ学友でもありました。でも、白洲家は貴族ではないので、白洲次郎さんが正子さんと結婚するという報告を聞いた時、父の白洲文平さんは、「カービー(文平さんは学友時代から樺山氏をカービーと呼んでいた)の娘なんかもらって大丈夫か?」と仰ったというところに身分の違いを感じます。)。
ベントリィを愛用した白洲次郎さんは「一般の人が乗っていいのはジャグゥアまでなんだ」とお話しされてたそうですが、英国のケンブリッジで貴族の級友たちの中で青春を送った彼のような階層の者でないと、センチュリーは捉えきれないものだと私は思っています。
c0223825_03305501.jpg
だからといって、トヨタの最高級車がセンチュリーであることは厳然とした事実です。
クルマジャーナリズムは、こういったクルマの醸し出す車格感の高さ故、トヨタの最高級車はマジェスタなんだからとセンチュリーを脇に置いて議論しますが、とんでもない。センチュリーは、レクサス・LSよりも車格で言ったら上です。最高級車、本当の高級車は高額所得者が乗る物ではなくて高級なレベルの者が乗る車というものなんだと私は思います。
c0223825_03350457.jpg
そこを分からないと、レクサスについても誤解するばっかりになってしまいます。レクサスについては別項で触れますが、あくまでもこれはグローバルスタンダード=実質的な=である欧州車の価値観によって構成されているラインで、センチュリーとは見ている世界が違います。

c0223825_03372618.jpg
ずっとシトロエンに乗ってきた私から見ると、やっぱりレクサスには欧州車的な価値観を感じ、それも好意的に受け止めます。
ずっと欧州がお手本だ、優秀なのは欧州車だと言ってきた自動車ジャーナリズムを勉強してきた私には、成長するに連れて、いったいいつまで割高なプレミアを払って欧州ご三家を崇め続けなければならないのかとの思いがありました。その意味ではレクサスは欧州車の伝統が生み出したモノとも言えるしそれとセンチュリーとは世界観が違うということかと思います。
c0223825_03482589.jpg
センチュリーが大好きですが、欲しいとはなかなかいえないですが、、、
以上補足を終わります。

2016.10.5

センチュリーが新型になりましたね。今度の新型も期待できそうです!!


by bjiman | 2016-10-06 06:00 | CAR | Comments(8)

軽井沢の夏休み⑧~万平ホテル編の⑤とっても素敵なメインダイニングでの朝食

万平ホテルの最大の魅力が、このメインダイニングでのお食事だと思います。

メインダイニング SIGMA DP2 Merrill
c0223825_22451345.jpg
とてもスタンダードなアメリカン・ブレックファストのオーソドックスさが却って新鮮。このメニューカード、大正時代から使われているデザインなのだそうです。
なんてかわいらしいんでしょうと思いました。
c0223825_22561830.jpg
とにかく雰囲気がいいダイニングの空間です。
c0223825_22591325.jpg
c0223825_23010670.jpg

特徴の一つがこの「折上格天井」。上品な格式を感じさせます。
c0223825_23141863.jpg
箱根の富士屋ホテルにも同型式のものがありますが、富士屋ホテルの方は図柄があるのに対し、こちらはそれがないのが特徴なのだそうです。これは、万平ホテルの特徴であるステンドグラスに視線を集めたいという設計者の意図なのだそうです。
c0223825_23171510.jpg
ちなみに旧い写真ですが、2005年のGWに箱根富士屋ホテルに行ったときに、この折上格天井を撮っていた写真があったのでこの機会に載せます。こちらには可憐なお花の数々が描かれています。当時の200万画素の小さなデジカメ(SONY DSC-U30)で撮ったものなのでブレてますがご容赦下さい。
(箱根・富士屋ホテルの見事な折上格天井/SONY Cyber-Shot DSC-U30)
c0223825_23242381.jpg
万平ホテルのセンスの良さは、こうした和と洋のマッチング。和風の照明の向こう側、少し見にくいですが天井は網代になっています。網代の天井は好きなんです。
c0223825_23285842.jpg
ステンドグランス。クルマにゴルフバッグを載せている姿が描かれて軽井沢らしい感じがします。
c0223825_23322187.jpg
この写真はわざとマイナス露出にして、森の中で緑に包まれながら食事をしている雰囲気を写してみました。実際、ダイニング内の照明は小さく落とされているので朝の明るさの中ではこんな風の雰囲気に見えるんです。
c0223825_23463505.jpg
かわいいすずらんのお皿。そろそろ食事を始めないと。
c0223825_23502081.jpg
ジュースは、もも、りんご、グレープフルーツ、、、色々ありますが、私は長野県に敬意を表してりんごにしました。
c0223825_23540000.jpg
パンに載せるジャムは万平ホテルオリジナルのもので何種類か種類があります。これはブルーベリー。
c0223825_23563235.jpg
おいしい珈琲をいただきながら。
c0223825_23594394.jpg
オーソドックスな英国式で山形パン。やっぱりこれがいいですね。
c0223825_00031226.jpg
メインの卵料理は、ボイルド、フライド、スクランブル、プレーンオムレツから選べます。組み合わせはハム、ベーコン、ソーセージの中から選べます。私はスクランブルエッグとベーコン。

c0223825_00155297.jpg
厚切りでボリューム感のあるベーコン。あぁ食べたい(笑)
c0223825_00171617.jpg
こちらはツマ。プレーンオムレツにソーセージ。あぁこっちも食べたい! (SONY Cyber-Shot RX100)
c0223825_00201557.jpg
健康になれそう。朝のフレッシュサラダ。
c0223825_00220388.jpg
先端の形状が工夫されたような形になっています。食べやすいのかな?

c0223825_00280384.jpg
最高のダイニングの中で行き届いたサービスでいただく朝食。私はすっかり満足しました。、、、と同時に今度はこのダイニングで伝統のフレンチをいただきたいと思いました。
(SONY RX100)
c0223825_00333452.jpg
c0223825_00334403.jpg
満足の食事後、ホテルをちょっと見学。朝のホテルのロビーは、静謐な中にもキリッとした爽やかさがありました。
(上SIGMA sd Quattro+SIGMA A18-35mmF1.8、下DP2)
c0223825_00392207.jpg
c0223825_23121309.jpg
高い天井に、おめでたい亀をあしらったステンドグラス。(sd Quattro)
c0223825_00410924.jpg

カフェテラスの爽やかな朝は、多くの利用者で賑わっていました。
c0223825_00455600.jpg
行く人来る人、、、朝のロビーは大賑わいです。(DP2)
c0223825_00513215.jpg
私たちは売店でお買い物。ここの売店は内容も充実していて私たちには欲しいものがたくさんありましたが、記念になりそうな一彫堂のコーヒーカップや手ぬぐいなどを買いました。
c0223825_00582467.jpg
c0223825_00585416.jpg
ホテルの周りはちょっとした散歩ができます。 (sd Quattro)
c0223825_01015008.jpg
c0223825_01032315.jpg
c0223825_01152320.jpg
しっとした散歩の後は名残惜しかったのですが、万平ホテルを後にしました。
ホテルに宿泊してこんなに感動したのは久し振りでした。
c0223825_01164675.jpg
c0223825_01282145.jpg
c0223825_01270669.jpg
2016.9.6 @軽井沢万平ホテルにて
SIGMA sd Quattro+SIGMA A18-35mmF1.8DC
SIGMA DP2 Merrill
SONY CyberShot DSC-U30、RX100





by bjiman | 2016-10-03 01:30 | 軽井沢が好き! | Comments(0)