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トヨタ カローラ50周年に思うこと(自動車ジャーナリズムに対する意見)

トヨタ・カローラが発売50周年を迎えました。
カローラについては、トヨタ カローラ・アクシオ ~諦めないということ~ の記事でも書いたように素晴らしい、日本の自動車史を代表するクルマだと思っています。

〔現行型 カローラ・フィールダー〕SIGMA DP1 Merrill
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しかし、相変わらず自動車ジャーナリズムはユーザー目線のない単眼的な視点が目立ちます。
昨日の新聞記事にも、著名な自動車評論家氏が、カローラの偉大さという点で、以下のように分析していました。
「カローラの人気の秘訣は、5ナンバーを守っていることだ」
 これは一面では合っていますが、一面では合っていません。カローラがプリウスに販売の主役を譲ってからもう長い時間がたちます。今の主流はプリウスで、プリウスの横幅は、2代目から5ナンバーを超えていて、2代目(1725mm)、3代目(1745mm)、4代目の現行型(1760mm)というように、代を追うごとに拡幅しています。
 これは、プリウスが世界的に販売するグローバル商品であるからですが、世界の標準(例えば世界のこのクラスのベストセラー、VWゴルフの横幅は1800mm)からすればこれでもコンパクトなくらいで、当然ながら日本での使用を考慮に入れているからでしょうし、販売結果に見られるように、日本でも受け入れられています。1695mm(1700mm以下)という規格は、戦後、自動車産業を育成するための保護貿易的な観点から日本独自に定めたものなので、これだけにこだわっていると、欧米の主流から見れば縦長のクルマになってしまい、そうなればなったで「ガラパゴス化」と批判するのが自動車ジャーナリズムです。

〔現行型プリウスと私のHS〕
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続いてこの評論家氏は、「自宅の車庫だけではなく、一般の駐車場などで、クルマの大型化に伴って駐車枠が拡大されることはほとんどないはずだ」と指摘しています。
しかしそうでしょうか。昔、私がゴルフに乗っていた18年ほど前、松戸駅の駐車場は5ナンバー車専用でした。しかし今、5ナンバー車専用なんていう駐車場をほとんど見かけません。
試しに図書館に本を返しに行った時に図書館周辺の貸し駐車場やレストランの駐車場を見てみました。古くからある駐車場は機器の入れ替えなどもあったのでしょう、駐車枠を拡大するラインの引き直しをしたものが多く見られました。私が自動車ジャーナリズムにしばしば意見するのは、こうした「事実ではないこと」、建設的ではない議論を平気で行うことにあります。
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確かにクルマの大型化に伴って、隣との間隔が厳しい駐車場もあるでしょう。でも最近の施設は、下の写真のように、大型車に対応できるよう駐車枠を単なる線ではなくて楕円で囲ってドアをあけられるスペースを取っているところが多くなっていると思います。

〔横幅1800mmに抑えているクラウンは、日本独自の縦長のサイズ。最近の新しい駐車場ならバッチリ。〕
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さらに、この評論家氏は、「5ナンバー車は、国内で最も現実的な車体寸法なのに、各メーカーがそこを見誤り、3ナンバー車の品ぞろえを優先した結果、クルマ離れが起きた」と指摘しています。
しかしそうでしょうか。各メーカーが3ナンバー車になったのは、世界の流れに合わせると、1700mmの横幅では安全性や室内の居住性が相対的に不足(狭くなる)することから、世界の他社から見た場合の競争力が落ちることになるからです。例えば、レクサスのコンパクトカー・CTは全長4350mmに対し横幅は1765mmもあって、これがグローバルサイズのコンパクトカー(Cセグメントカー)というものです。写真隣のレクサス・ISも横幅は1810mmで、クラウンよりも大きいのですが、これもライバルのメルセデスCクラス(1810mm)を考えれば同じなんですから全く問題のない設定です。Cクラスは日本でも大人気ですよね。そして、横幅が1800mmもあるVWゴルフにカーオブザイヤーを出し、メルセデスのCクラスなら賞賛する一方で、日本のメーカーに対しては横幅1695mmの5ナンバーサイズが合理的だ、なんて書くのが日本の自動車ジャーナリズムです。これではメーカーがかわいそうです。
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むしろトヨタが心がけているのは、国内専用のクルマは、敢えてちょっと小さく作るということだと思います。
セダン後退後の人気車といえば、世界的にはハリアーのようなRV車です。レクサスのRXはもともとはハリアーでしたが、モデルチェンジによってサイズアップしたため、国内用のハリアーとしては少し小さく作りたい。現行型のハリアーはそんなニーズに合わせて作られていて、わざわざRAV4のシャシーを使って国内専用ハリアーを仕立てたのです。ハリアーの横幅は1835mmもありますが、国内販売ランクは5月で26位。この種のクルマとしては十分に人気車です。だいたい大型化がクルマ離れを招いたというのなら、なぜ大型ワンボックス車のアルファードやRV車のマツダCX-5とかが若者の人気車になるんですか?若者の車離れは、そんなことが理由ではないと思います。
自動車の性能が良くなり、昔のように6年くらいで乗り換えるということも少なくなり、今は10年以上乗ることも普通になりました。私が昔愛読していた本には「クルマを10年10万キロ持たせる本」なんていうのもあって、それはそれなりに難しいことだったからでしょう。今はそんな苦労が少なくなったのではないでしょうか。私はHSの前のシトロエンには14年乗りましたが、本当に最後までトラブルらしいトラブルがほとんどありませんでした。少子高齢化で人口が高齢化しています。このこともクルマの買い換えの頻度を下げるでしょう。今の若い人はあまりクルマでドライブデートをしなくなりました。大型化したからですか?そうではないでしょう。小型のクーペ、例えばセリカとかシルビアとかそういう車種の人気がなくなってしまいました。私たちの頃はプレリュードなんて若者には大人気だったのに。それは文化が変わったからでしょう。3ナンバーサイズとかそういうことじゃないと思います。

〔レクサスRXとトヨタハリアー〕
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さらにいうなら、最近では、スバルがレガシィのモデルチェンジに際し、米国からの大型化のニーズに応えると国内市場とのギャップが大きくなるからと、専用にレボーグを仕立てたのは記憶にあたらしいと思います。レボーグは、カローラクラスのインプレッサがベースですが、横幅は1780mmあります。レボーグが配慮した(と思われる)のは全長を、かつての5ナンバー車の4.7m以下に抑えたことでしょう。

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私が自動車評論家氏、ジャーナリズムに言いたいことは、もっと建設的な評価を、もっと事実に即した評価をすべきだということです。
世界に合わせてばかりいたのでは国内で使いにくくなるのは事実ですが、一方、日本だけを見ていては世界の流れについて行けず、相対的な製品の競争力が低下します。
それは、私たちのような労働者のためにもなりません。
自動車ジャーナリズムに対しては、もっと客観性を、もっと公平性をと願わずにはいられません。

by bjiman | 2016-06-29 07:00 | CAR | Comments(0)

SIGMA sd Quattro H を待たない理由(補足追記)

7月7日の発売時に入手できるかは分かりませんが、SIGMA sd Quattro の予約が無事出来て、一緒にオーダーした18-35mmF1.8も同時に確保できそうです。
無事入手ができましたら今後愛用して、このブログ上で投稿していきたいと思っています。
今回のsd Quattro へのモデルチェンジについては、センサーサイズを目一杯拡大し、APS-Hサイズにしたsd Quattro H が遅れて登場することになっており、世間的な話題という点では、Hの画質がどの程度向上するのかがポイントであるのは間違いのないところです。
でも私にとっては、あえてHを待つ必要はありません。
理由その① まず使ってみたい!
理由その② 小型・軽量化がしたい。
 一眼レフのSD1を持ち出す機会がすっかり減りました。DP-MerrillシリーズとSD1は、厳密に言えばそれぞれ最適化がされているとはいうものの、センサーの基本的な性能は同じですが、DPシリーズのサイズはすごく小さく、DP1だけなら、28mmF2.8の性能をどこにでも持ち出すことができます。今度のSDに期待することは、第一に小型・軽量化でした。Hはボディは一緒でもより高画素機だし、次に書くセンサーサイズの関係でレンズの使い勝手に違いが生じます。
理由その③ APS-Hでは、APS-C用のレンズがそれらしく使えない(かもしれない。)
 私は、レンズの焦点距離は、実はそんなに種類が必要ないと思う一方、長く愛好されてきた焦点距離には、それなりの理由があると思います。
 70年代のフィルム時代から、単焦点レンズといえば、基本は28mm、35mm、50mm、85mm、135mm、200mmの6種類があればほとんどの撮影はカバーできるはずで、このうち、28mm、50mm、85mmが担ってきた役割を、DP1、2、3でカバーしています。
 フィルムカメラの時代にヒットしたリコーGRは28mmF2.8で、バリエーションにあったのが21mmF3.5のGR21でした。この21mmF3.5レンズは、単体でもライカマウントで発売されたほどマニアには愛好されたものでしたし、カメラのGR21はTIPA2001の受賞モデルで高く評価されました。このアイディアが、SIGMAの20mmF4 DP-O Quattoro の発想の元にあるのは明らかです。
 私は、フィルムカメラの時代から28mm単焦点レンズが大好きで、35mmフィルムカメラなら28mmF2.8レンズを何種類も愛用してきました。中判645フィルム時代は28mm相当の画角を持つFUJI GA645Wを、デジタルのAPS-Cになってからは同じく28mm相当の焦点距離(18mmとか19mmとか)のレンズを愛用しています。広角単焦点の好みは、私のように28mmF2.8が好きな方もいれば、35mmF2が好きだという方もいます。同じようであるけれど、35mmF2は、自然でゆがみのない目で見た感じに近く、ほどよい広角感と、F2のように大口径化ができるので望遠レンズのように被写界深度の浅い写真が楽しめる(28mmF2.8はパンフォーカスになる使いやすさ)というように、使い方が異なります。
 ズームレンズを、それなりに使いやすいように使いたい。そう考えると、APS-Hサイズには専用の焦点距離域を持ったレンズがなく、35mmフルサイズを使う必要も出て来るかもしれません。レンズがどうしても相対的に大きくなる点、ズームレンズを使うにはレンジが中途半端になること。この点が私にはデメリットでした。(といっても単焦点レンズを中心に使い、高画質を求める方であればこの点は問題ないだろうということも分かってはいます。)

以上が、私がHを待たない理由です。①がいちばんですけどね。(笑)
これだけ列挙しても、数年後、中古の値段がリーズナブルになれば、一度Hを使ってみたくなるかもしれない、、、愛好家っていうのは、そういうものだとも思います。

2016.6.29
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(2016.8.29補足)
この記事が私のブログではよく見ていただいているので、感謝しつつ、sd Quattro 購入後1ヶ月半くらいですが、実際に購入した後の使用感も含めての感想を補足したいと思います。
sd Quattro Hを待つべきか、、、
APS-C のsd Quattroなら、今買うことができます。SD1Merrillを使っていた私からすると、sd Quattroは全く別の使用感を持ったカメラです。
sd Quattroも、今までのSDやDPと同様、使い勝手には独自のものがあります。sd Quattroを使ってみて、RAW+JPEGで撮っていますが、撮って出しのJPEGは、時に便利であってもやはり私にはRAW現像しないと意味がないと思えるようなものです。RAWから現像で好みの画像を作っていく、、、その過程で得られる画像が好き。
SIGMAの魅力は、私にはそんなところです。これは初めてのDP1sの時からずっと変わっていません。
sd Quattroも、今までのSD1 Merrill同様、発展途上にあるカメラだと思います。これからまだまだ良くなるでしょう。特にEVFとAFは要改善点です。
バッテリーの持ちは、DP Merrillシリーズから考えれば夢のようで、ずいぶん良くなりました。ただしカメラボディ全体の発熱が多くて、すぐに高温注意になるところなど、いかにもまだまだ未完成と感じるところです。
sd QuattroとSD1 Merrillはまったく別の使用感、世界観を持ったカメラなので、これまでSDやDPを使ってきて好きなユーザーだったら、もうHを待つ必要なんて全然ないでしょう。すぐにゲットして、新しいQuattroの映像、世界観を楽しめると思います。
しかし、これが初めてのSIGMA、という方でしたら、私はレンズマウントがSAで独自であることも含めて、まず、最初はDP Quattroのどれか、、、例えばDP1かDP2を最初に使ってみて気に入るかどうかを見た方がいいような気がします。Hを待つ云々の前に。
sd QuattroのQuattroセンサーは、SD1Merrillの世代と違って、第一層のピクセル数を増やす代わりに、全体のファイルの重さを抑えるため、輝度情報を第一層からのみ得ることにして、それまでの1:1:1から1:1:4の構造を取ってファイルのデータ量を抑えていますが、それでもピクセル増により、ファイルの重さはそれまでのメリルセンサー時代より重くなっています。メリル世代だと1ファイル40MBくらいでしたが、Quattroは50MBくらいあります。これがHになればもっと重くなるでしょう。
ピクセル増により、一層精密な画像が得られることが期待されますし、SIGMAのカメラは常に発展途上なので、内容も向上しているでしょう。その意味で、新しいHは、より良いsd Quattroであることは間違いありません。なので、私もいずれはHに手を出すような気がします。
つまり、私の考えは、Hを今待つ必要はない、新しいsdの魅力は、今のsd Quattroで十分味わえる、でもHが出たら、また購入に向けて前向きに検討するでしょう、ということです。
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sd Quattroは、誤解を恐れずに言えばバンカラっぽい道具というところでしょうか。孤高の存在で、他がどう思っていても知らない、というか。
本当は意識しているんでしょうが、他の人みたいになりたい、と思ったらこんな風なカメラにはならないでしょう。
8万円そこそこ、という価格も、(私も含めて)大方のSIGMAファンから見たらとてもリーズナブルに設定されたと思うものの、EOS7DⅡはともかくペンタのK3Ⅱとは同価格帯なので、APS-C機として見れば特別廉価でも高価でもないという範囲ではある、ある意味市場価格が決めた価格なのだと思いますが、SIGMAファンはそういう観点では見ていないと思います。これと比べて割安感があるから、とか思って買うカメラではないと思うんですね、SIGMAは。APS-C機としての画質は最高水準にある、というような記事も目にします。でも、それも(大胆に言えば)関係ないことです。仮に、sd Quattroの価格が12万円に設定されても私は買ったでしょう。APS-CだAPS-Hだ、というのも時々の技術的、経済的水準によるもので、35mmフルサイズがあるんですから、それが出来るなら待っているSIGMAファンも多いと思います。でも、APS-Cでいてくれた方がレンズラインナップの関係では都合がいいということだってあるでしょう。18-35mmF1.8は、35mm相当28mm~52mmだから、F1.8というスペックが生きてくると思いますしね。軽量化にもなるし。(私はそう思っています。)でも、Hのように、進歩することも決して忘れて欲しくない。世の中には35mmフルサイズカメラが溢れてきているのだから。sd Quattroの標準モデルと、Hの関係は、そんな関係ではないでしょうか。おおざっぱにいえば理想と現実、合理的に言えば、これで十分というところでもあると思いますし。
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SD1 Merrillユーザーの立場からすれば、今度の「SD」は、より完成度の高い一眼レフになって出て来るんじゃないか、大方の予想は、私も含めてそういうものだったと思います。実際やることもたくさんあったでしょうし。でも、高性能化を求めれば重量級にならざるを得ず、ミラーレス一眼の普及してきた今日では、そんな重量級のSDは、あまり商品性がないと思ったのでしょう。それはあながち間違ってはいないと思います。ミラーレスと考えると、sd Quattroのボディは、一眼レフ用のレンズを装着するためにフランジバックの長さを担保したボディになっていることが合理的に考えれば無駄です。ボディからレンズが大幅に飛び出してしまっているから。合理性のない設計は正義ではないと思いますが、従来のSDユーザーがそのままレンズを使えるという正義があります。今度のsdは、そういうSIGMAの考えに共感するユーザー(私もその一人です)にとっては、とてもユーザーフレンドリーな、それでいて、SIGAMAファンの望む画質はきちんと担保し、かつレンズを初め着実に進化している、そういうカメラになっていると思います。sd Quattroは、わざわざHを待って買い控えをするような中途半端なモデルではないと思いますが、同時に、進歩することも期待しています。なので、Hも楽しみ。SIGMAには、頑張って欲しいですね。

※2016.11.3 追記
SIGMA sd Quattro が、2016年度グッドデザイン賞の金賞に輝きました。おめでとうございます!
※2016.12.26 追記
SIGMA sd Quattro H 出ましたね。
価格も適切なところかな、と思います。実は今回、ちょっといっちゃおうかな、と思わないでもなかったのですが、別項で触れる理由で急遽、プリンターを買い換える必要が生じたため、やっぱり見送りになりました。(プリンターは、エプソン SC-PX7V/Ⅱを導入済み。なかなかいいプリンターでビックリしました。)
sd Quattro Hは、予想されたことですがファイルサイズが大きすぎるように私には思えます。私のPCでは、現在のHなしのsdでも結構「じっくり」現像するので、DCクロップするくらいなら現在のまま、Hなしの方が当面はメリットがあるなと思いました。当面、ですが。
bjiman


by bjiman | 2016-06-29 05:00 | 使用機材シグマのカメラ・レンズ | Comments(2)

初夏のお花をDP3で味わう

お出かけまでのちょっとした間、周辺でDP3だけを使って初夏のお花の風景を味わってみました。

(1)アガパンサス  (SIGMA DP3 Merrill 50mmF2.8,F6.3,1/400秒,ISO200)
   おとといの日曜日、朝から日差しは強くてDP3の標準ISO200では絞りを入れないとシャッター速度限界に行っちゃう。強い光に照らされて、アガパンサスの薄い紫が蛍光のように輝いていました。
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FoveonのX3ファイルは、やっぱりSIGMA PhotoProのX3 Fill Light の使い方。極端な+は好まれませんが。。。 
(SIGMA DP3 Merrill 50mmF2.8,F4,1/1200秒,ISO200)
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Foveonの現像は、どこかキャンバスに向かって水彩画の絵の具を溶かしていくような、、、 
(SIGMA DP3 Merrill 50mmF2.8,F4,1/1600秒,ISO200)
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赤の葉の産毛のような微細な毛が消えてしまわないように。。。
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上の写真、ピントが合っている部分だけを切り出すと、、、
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ピンク色のトーンがきちんと残るように。

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美しい景観の中、、、というのではなく、荒木経惟さんが、「都市のマンホール」と呼ぶような。都市ってデコボコがいい、うっかりするとひっかかったりして「おっとっと」となるような。そんな景観の中でするスナップというのが、私の写真の原点です。
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キキョウのお花がもう咲いていました。真ん中の星形が、オーディオ好きの私からするとホーンツイーターのディフューザーのように見えます。
(SIGMA DP3 Merrill 50mmF2.8,F8,1/160秒,ISO100)
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あじさいがまだ残っています。
(SIGMA DP3 Merrill 50mmF2.8,F8,1/160秒,ISO100)
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コケティッシュな、ピンク
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赤は色飽和がしやすいので露出補正も有効に使いながら、画像からトーンが抜けてしまわないように気をつけています。
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ギリシャでもイタリアでもこんな感じのワインの瓶をお店がおいていましたね。
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2016.6.27 市内周辺にて
SIGMA DP3 Merrill

by bjiman | 2016-06-28 02:49 | 写真散歩(松戸days) | Comments(0)

喜多方市を歩く⑦蔵の町を歩く(大和川酒造)最終回

大和川酒造店は、江戸時代中期の寛政二年(1790)創業ということで、老舗らしい貫禄がありました。
(大和川酒造:SIGMA DP1 Merrill)

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蔵群そのものが、こうした近代化産業遺産になっています。酒文化の歴史を、今に伝える貴重な建物ですね。
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美味しそうなお酒がズラリ
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蔵の中にある座敷。ちょっとここで休んでいきたい気もしました。円形の大きなテーブルが印象的です。
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座敷は二間続きになっていました。こちらにも大きなテーブル。
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蔵の中で、耐えることなく湧き続ける清水が、自然の恵みを感じさせてくれます。
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コンサートなどに使うのでしょうか、フロントホーンの大型スピーカーが設置してありました。印象に残ったのは、ユニットがALTEC 409-8Cだったからです。私は高校時代、スピーカー設計に熱中していましたが、ユニットはALTECが最も好きでした。もちろん買うことはできませんでしたが、旧い時代のものは緑のハンマートーン仕上げが美しく、一度使ってみたいと思っていました。この409ユニットは高級なラインではなく、壁などに埋め込みで館内放送などに使うシーリングスピーカーで、現在でもエレクトロボイスに引き継がれて日本でも新品を買うことができます。しかも安い。ただ、有名なシアター用のラインとは違うものです。
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この蔵は現在は見学用となっていますが、江戸時代から使われているとのことで、そのタフな造りにも驚いてしまいました。
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今は少し離れたところで、酒造りが行われています。飯豊連峰の素晴らしい清水を用いて仕込まれているとのこと。
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今では酒造りに使う原料米も自社生産しているとのこと。酒造好適米が展示されていました。
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酒造好適米は、主食用の米(左のコシヒカリ)と比べて背丈が長いんですよね。
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最近のお酒は酒質の向上のために高精白のものが多いですよね。私が普段いただくような純米酒は50-60%精白程度のものが多い(それでも十分だと思うのですが)のですが、この展示でも40%精白まで展示されていました。
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大正時代に作られたという大正蔵は、今は展示室になっています。
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餅米を使ったお酒など、特徴的なものがありました。
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日本酒の種類って案外たくさんあるんですよね。本醸造と純米の違いとか生酒の意味とは知っていましたが、、、
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こちら昭和時代に建てられた昭和蔵は、今はコンサートなどに使われているようです。
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手すりのところも日本酒の瓶を使っておしゃれに。
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酒造りの仕込み水に使われる飯豊山の伏流水を引き込んでありました。水はずっと流れっぱなしです。自由に飲めます。
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あちこちでいろいろ買ったので、お酒がたくさん。レクサスHSのトランクは日本酒だらけでした。
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この後、漆塗りの工房に行って、お土産にお味噌汁用の小型の汁椀とお盆をここで買いました。
ここでは学校給食用の漆器も作っていて、子供時代から、こういうものを使う方針はなかなか良いなと感心しました。
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自宅に帰ってお土産の日本酒を並べてみました。二本松市でもたくさん買ったし、今後はしばらくは福島県の日本酒をいただけそうです。
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長々と続いた東北旅日記。とりあえず終わりです。
2016.5.5@喜多方市にて
SIGMA DP1 Merrill

by bjiman | 2016-06-27 05:00 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)

喜多方市を歩く⑥蔵の町を歩く(若喜商店のレンガ蔵群)

この、ただならぬ雰囲気の蔵。すごいです。
国の登録有形文化財となっている若喜商店のレンガ蔵群です。中でもこの蔵座敷は、明治37年に建てられたもので、外観もさることながら、内部がすごい。

(若喜商店 座敷蔵) SIGMA DP1 Merrill (トリミング)
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座敷の中は、贅沢な縞柄の縞柿の木材で、テーブルや柱、天井に至るまで総縞柿仕様。そのウネウネっとした模様に圧倒されます。
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反対側から覗いたところ。詳しい説明があります。
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縞柿は、茶室などで使われるのを目にしますが、こういうものです。
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こちら若喜商店の店舗自体も相当なものです。喜多方市出身で後で大成建設の社長になった方が東京工業大学の学生だった時に卒業制作として建てたものだそうです。
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こんなところで、ちょいと一杯ひっかけたい。
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こちらの店舗(昭和館)では、懐かしいプラモデルなんかがあって、正直欲しいものが山のようにありましたが、、、我慢しました。あっても荷物になるだけだし。。。
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入り口の細工が面白いと思いましたね。ちょっと星みたいにギザギザっとした形。
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この笹屋旅館の建物もすごい。創業は明治12年というからこの建物も相当なものでしょう。現役の旅館で、奥に新館があるそうです。
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郵便局までおしゃれに。
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駐車場に日産シルフィが止まっていました。今のシルフィはデザインが伸びやかで、ちょっと気の利いたコンパクトで気軽なセダンが欲しいと思った時に候補になる一台だと思います。シルフィは、初代の頃から憎からず思っている(実質的には)サニーの後継車ですが、日本ではティーダをサニーの後継としてプッシュしたこと、車種統合の関係でブルーバード・シルフィとして登場したことなどが影響してやや混乱させたかなという気もします。アメリカではごく自然に、サニーの米国名であった「SENTRA」名で売られていて2015年年間セールスは全米ベスト10の10位に入る人気車です。中国でも人気で、上海ショーでデビューして人気を博し、2015年年間セールスは4位。私はもう読まなくなりましたが、その頃読んでいた自動車車種別評論の単行本に、「誰も喜ばないクルマ」みたいに書いてあってひどく憤慨した覚えがあります。著書の評価は著者のリスクによってなされるものなので他人がどうこういうことではないのですが、自動車評論がユーザー目線に立っていない客観性を欠いたものになっていると思ったことのひとつでした。私はこういうバランスを欠いた感覚がはびこる自動車ジャーナリズムを非常に問題だと思っています。
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神社があったのでしょうか。存在感があります。

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おしゃれでレトロモダンな整骨院

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すごい蔵もある。
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次なる見学の酒蔵は、ここ大和川酒造。

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続きは明日。
2016.5.5@喜多方市にて
SIGMA DP1 Merrill

by bjiman | 2016-06-26 01:43 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)

SIGMA sd Quattro 予約しました。

SIGMA sd Quattro 予約しました。バッテリーグリップはまだ後にしておこうと思います。メインのレンズは、18-35mmF1.8を併せてオーダーしました。この機会に、旅用に18-300mmもと考えております。現有機のSD1Merrill+メインレンズ18-50mmは下取りでトレードする予定です。7月7日発売ですが、実際に実機がいつになるかはまだわかりません。とりあえずご報告まで。2016.6.25 bjiman
by bjiman | 2016-06-25 22:12 | 使用機材シグマのカメラ・レンズ | Comments(0)

喜多方市を歩く⑤蔵の町を歩く

喜多方市の中心部に出ました。蔵の町の町歩きを楽しみたいと思います。

蔵の町・喜多方 SIGMA DP1 Merrill
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観光地然としてはいますが、演出された昭和レトロな感じも楽しいものです。
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懐かしいたばこの箱は、見本だそうです。
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私が子供の頃は、こういう個人のメーカー販売店がどこにもあったものです。
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おいしそうな喜多方ラーメンのお店を見つけました。せっかく来たのですから、誰でも知っている行列店ではないようなところに寄ってみたいものです。
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旨さには自信を持っている、そんな感じがします。
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そしていただいたこのラーメン。最近私がいただいたラーメンの中でも記憶に残るおいしいものでした。なるほどいろんなラーメンがあるけど、喜多方ラーメンはブランドだけあって、特徴がありました。太い麺とスープの味のバランスがとても良く、コッテリ系のものではないため、何度でも食べられる気がします。(個人の感想です(笑)が、ホント、おいしかったですよ。)店主の方はお年を伺ってビックリの若々しい方でしたが、お話し好きな方ですっかり話し込んでしまいました。正確に言えば話し込んだ、、というのではなくお話しを伺っていた、という感じですが。お好きな地酒とか。ここでおすすめいただいたお酒、後で買いました。
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メニューはこれだけ。「喜多方ラーメン」600円。これが却って潔くて清々しい。
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おいしいラーメンをいただいて、さて町の散策に繰り出すと、あらあら素敵な建物。
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あちらこちらに貴重そうな建物があり、ここも有形文化財。なるほどじっくり見なければ、、、と思いました。
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長くなるので、続きは次回。できれば明日に。

2016.5.5@喜多方にて
SIGMA DP1 Merrill

by bjiman | 2016-06-22 02:51 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(2)

喜多方市を歩く④酒蔵訪問(ほまれ酒造)

喜多方市は蔵の町、酒の町。酒造メーカーがしのぎを削っています。
そんな酒蔵訪問、まずは喜多方の酒蔵でも最大規模、ほまれ酒造から訪問しました。
(ほまれ酒造駐車場にて)SIGMA DP1 Merrill
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駐車場から降り立ったけど、こんな工場がドカッと建っているだけでどこから入っていいのか全然わかりません、、、が、上の写真にあるとおり、この写真の真ん中の細い通路のところに「見学順路」みたいに書いてあって、あぁ指示のとおりに見れば良いのかと合点して歩いてみました。


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最初に見た看板がこれ。日本酒製造の最終工程の「上槽」に関連する説明から始めるというのも、(レイアウト上しょうがないのかもしれませんが)何故かなとの違和感がありました。
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巨大なステンレスタンクが林立しています。きっと施設の機械化も早かったのでしょう。
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日本最大の屋外型仕込みタンクで、1基当たり1,200石(一升瓶で12万本分!)の仕込みができるのだそうです。
これで1基12万本分か、、、と林立する一升瓶を思い浮かべながら見学しました。
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ほまれ酒造は、喜多方だけでなく、会津、福島県を代表する酒蔵だけにその規模も半端じゃありません。
工場の一部分には、立派な庭園もありました。
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日本庭園の前にある建物「雲嶺庵」では、いろいろなおもてなしができるようになっていました。
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早速、売店が主の内部に入ってみました。
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会津ほまれは、2015インターナショナルワインチャレンジにおける「チャンピオン・サケ」に選ばれています。
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売店のレイアウトも美しく、試飲をしながらお買い物が楽しめます。私はドライバーなので駄目ですが、代わりにツマが試飲しました。
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前社長の奥様の手作りというステンドグラスがきれいにお酒達を飾っています。

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建物の中から見る先ほどの庭園は、いっそう趣がありました。
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こうした建物の特徴でもありますが、欄間などの装飾は見事なものです。
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こうして工場見学しただけで、ずいぶんと親しみが湧きました。これも工場見学のメリットですね。
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工場見学を終えて外に出ると、きれいなニチニチソウのようなお花が咲いていました。
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おとなしく待っていた駐車場の我がレクサス・HS250h。お土産も一杯買ったし、次の蔵に向かいます。
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喜多方酒蔵めぐり、次回に続きます。
2016.5.5 @ほまれ酒造にて
SIMGA DP1 Merrill

by bjiman | 2016-06-21 05:00 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)

喜多方市を歩く③熱塩駅に残る旧車両

旧日中線は、ここ熱塩駅(旧耶麻郡熱塩加納村:現・喜多方市)と喜多方の11.6kmを結ぶ地方選で、昭和13年に開業し、昭和59年に旧国鉄の再建計画の一つとして廃線になりました。熱塩駅の駅表示が、かつての鉄道の歴史の記憶をとどめています。(SIGMA DP1 Merrill)
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この駅舎の先に、旧車両がひっそり保管されていました。
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このラッセル車、キ100型という形式のものです。
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雪深かったであろう当時の日中線で、雪を吹き飛ばしていた姿が忍ばれるウイングです。
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ウイングの裏側はこうなっています。雪の猛烈な抵抗に耐えられるようにしっかり支えられています。
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飯野車両 昭和29年、と書いてあるように思えます。調べてみると、キ100型ラッセル車は、国鉄初の単線用鋼製ラッセル除雪車で、昭和3年から昭和31年まで、国鉄と飯野産業等において製造され、全部で194両あったそうです。キ100型からキ293型まであったそうなので、この車両は、キ100型としては最後の頃の飯野産業製のものということになりそうです。(SIGMA DP3 Merrill)
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内部にも入れるようになっています。こういう時、子供のようにワクワクします。(DP1 Merrill)
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中に入ってみます。内部は木造になっていました。明るい水色の塗装。運転席とその後ろに交代用でしょうか、同乗する乗務員用の座席とストーブがあります。
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運転席はちょっと高い部分にあります。運転席側から全体を俯瞰してみました。木造の内装、大きなタンクをまたぐ鋼製の梯子(というか踏み板というか)などの様子がわかります。
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運転席です。ハードな男の職場という雰囲気が満ち満ちています。2席あるようですが、右側は壊れてしまったのか、おいてありました。
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ハードそうな操作系。除雪翼の操作系のようです。私は零戦のコックピットと似ているなぁと思いました。年代的なものかもしれませんが。
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綺麗に整備されています。スイッチ類は可動しそうな感じがします。
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客車の方も覗いてみます。オハ60系客車は、木造車両を鋼体化した、戦後昭和の輸送を支えた車両の一つです。
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オハフ61-2752。オハ61系は1500番台までしかないので、?と思って調べてみると、電気暖房改造車は元番号+2000番なのだそうですので、この客車の元番号はオハフ61-752ということで、初期型0番台のものだと思います。北海道向けに作られたものだとか。三等緩急車です。
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台車部分もきれいに整備されています。保存車両としてはいい見学になりますね。
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三等客車ということで、背板は木製のままでクッションもないし、座席間ピッチも狭く、当時の緩急車両の標準的な定員が80名に対し、この車両は88名と詰め込んだ仕様であるのがわかります。車両も少ない戦後昭和の時代、とにかく輸送量を確保しようという思想が見て取れます。
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車両の窓と窓の間の柱には、日中線が現役時代の写真が展示されています。これは当時の状況がわかりやすく、非常にいい展示だなと思いました。
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列車は長距離運転の仕業に従事するので、こうした洗面台やお手洗いが必須の装備だったんですね。今見ると、なんともレトロモダンな感じがするものです。
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もう少し見ていたかったのですが、先があるので名残惜しく、熱塩駅を後にすることにしました。
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駅では、記念切符が買えるようになっています。当時のままの切符ホルダーのようなものから自分で取る方法。手間もかからず、なんともおしゃれです。100円を入れるのを忘れずに。
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この桜は、日中線が開通した昭和13年に植樹されたものなのだそうです。訪れた時は、運良くきれいに咲いていました。
日中線は開業当時から1日6往復、戦後すぐには朝、夕、夜の1日3往復に削減されたというローカル線で、昼間(日中)に走らないことから、「日中走りま線」等と揶揄されたとか。それでも、地元の方にとっては貴重な鉄路で、誘致に当たっては対象の用地を思い切り安くして融通するなどして配慮したのだそうで、廃線が決まった時は、あの時配慮してあげたのに、、、という複雑な思いがあったとか。朝夕は、鉄道を利用する子供達で賑わうこともあったろう、そんな過去への思い入れが、この保存につながっているのかなと思いました。

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日中線記念館の案内があります。往事の日中線開業の際の住民の歓喜の様子や、戦後、さらなる延伸に期待する運動とその中止、やがて廃線に至る経緯などが詳しく書かれています。
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この辺りの観光案内図です。ご参考まで。
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近くのバスターミナルのようなところに、ライラックが咲いていました。
DP3の解像感溢れる画像は、時にお花を即物的に見せてしまうキライもあるような気がします。 (DP3 Merrill)
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シモクレンは満開でした。
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次回は、喜多方の蔵の町へ行きます。

2016.5.5 @喜多方市、熱塩記念館にて
SIGMA DP1Merrill
SIGMA DP3Merrill

by bjiman | 2016-06-20 10:47 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)

喜多方市を歩く②旧日中線熱塩駅

翌朝、目が覚めてホテルの窓から外を見ると、見慣れない駅のようなものが見えていました。喜多方の蔵の町に出る前にちょっと寄ってみようと思いクルマを向かわせると、そこは廃線になった国鉄の旧日中線、熱塩駅を保存してあるものでした。
旧熱塩駅(日中線記念館) SIGMA DP1 Merrill

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現在は、旧日中線の記録を保存する日中線記念館として運営されています。(見学は無料です。)

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懐かしい駅舎の雰囲気。いますぐ硬券の切符が買えそうです。
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駅舎の中は廃線となった日中線の歴史がわかる資料展示がされていて、ちょっとしたミニ鉄道博物館。鉄道好きにはたまらない施設になっています。
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地元の方がコーヒーを入れてくれていて、ちょっとした喫茶コーナーにもなっています。
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平成20年に近代化産業遺産に指定されています。

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ここのカフェコーナーでコーヒーをいただいている時、居合わせた方が、昔のこの駅の写真を見ますか?とおっしゃってご自分の持ってこられていた本を見せてくれました。そこには熱塩駅の現役時代の写真が載っており、お話しを伺うと、子供の頃からこの駅の写真を見てどこなんだろう?と思っていましたが偶然熱塩駅だということがわかり、ここを訪ねてきたのです、とのこと。子供の頃からどこなのか?と興味を持った駅舎がこうして保存されているなんて、素晴らしいことだなと思ってお話しを伺っていると、その方のクルマのナンバーを見たら近くのエリアだったので伺ってみたら本当に近所にお住まいの方でした。偶然ってあるんだなと感激の出会いでした。

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駅の中に入ってホームに出ると車両展示もあります。
日中線の歴史や車両については明日に。

2016.5.5@旧日中線熱塩駅にて
SIGMA DP1 Merrill

by bjiman | 2016-06-16 07:34 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)