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神津島特集⑫島の朝、物忌奈命神社

さて、神津島特集も最終回です。
帰る日の午前中、前浜を少し散歩。とってもよい天気です。
〈神津島・前浜〉 SIGMA DP1 Merrill
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波打ち際に来て感じる水晶のような海の美しさ。この前浜の美しさが、この旅の最も印象的なことでした。(上DP1、下DP3)

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ビーチバレー用のネットが設置されていました。(DP3)
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その視線の先に、大型客船が見えています。大型客船は、朝8:55に漁港に到着し、9:30には再び東京に向けて出港します。東京着は17:30です。私たちは、高速ジェット便でしたので午後に出ます。 (DP3)
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この前浜の前に、神津島を象徴する神話「水配神話」のモニュメントがあります。 (DP1)
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神津島は、神が集まる島「神集島」が転じたものと言われます。この神話は、神津島の名前の由来ともなったものです。
その昔、伊豆諸島の中心である神津島の天上山に、島々の神々が集まり、命の源である水をどのように分配するかを話し合い、翌朝、先着順に分けることにした。翌朝、最初に来たのは御蔵島の神様、続いて新島、八丈島、三宅島、大島の順に水が分けられ、最後に利島の神様が到着した時には水はもうほとんど残っていなかった。利島の神様は怒り、僅かに残った水に飛び込んで暴れ回ったので四方八方に水が飛び散り、神津島には至る所で水が湧き出るようになった、というものです。
私はこのお話のとても神話らしいところが好きです。理屈に合わないようなところもありますが、それが「神話」、お話というものだと思います。ギリシア神話の神々が決して品行方正ではなく、浮気者だったり悪だくみを計画する神々であるように。
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〈寝転がった利島の神様〉
他の島の神様が水の分配を受けて喜んでいるのに、利島の神様は寝ています。お寝坊だったのかな。
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そして神津島は、神話を大切にし、また数々の神事をとても大切にしているといいます。
「また来るからね」の思いを残して前浜を後にし、島の基いを開いた斎社という物忌奈命神社(ものいみなのみことじんじゃ)に向かいます。 (DP1)
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物忌奈命神社は、集落の中心の左側にあり、私たちはまず手前にある資料館で島の歴史を勉強してから向かいました。資料館は、雨天時用の「雨プロ」に取っておいたのですが、色々と資料収集も出来て良かったです。神社に向かうと、村の鎮守だけあって荘厳な雰囲気があります。

〈参道〉 DP1
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〈随身門〉

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〈お参りの前に手水で清めます〉
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〈本殿〉
 本殿と拝殿は、規模こそ大きくはないものの、村の鎮守だけあって格式の高い荘厳さがあります。
 祭神の物忌奈命(モノイミナノミコト)は、三嶋大社の祭神であるコトシロヌシ(事代主)ノミコトとその正后であるアワノミコトとの間に生まれた御子で、事代主の長子。(事代主は、神武天皇の岳父とされています。)この神が神津島の基いを開いたとされており、その斎社としてとても大切にされているとのこと。物忌奈命神社は創建年は不詳であるものの、続日本後紀の840年の記事にはその存在が記されていることから非常に歴史が古いことが分かります。本殿は覆堂の形式で、中に中宮があるそうです。

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境内では、例大祭の際に、「かつお釣り行事」が奉納されるそうです。これは神津島ではかつて鰹節が特産だったことから、これに感謝し、初漁を鎮守様に捧げるという由来をもつ行事で重要無形文化財に指定されているそうです。ぜひ見学してみたいものです。
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境内には神仏習合のなごりとして、薬師如来を安置する薬王殿がありました。
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さて長々と12回も取り組んできた「神津島特集」もこれで終わりです。
神津島は、神々の集いし島で深い歴史がありました。観光協会の作成した神津島へ、いこうというビデオでは、島の美しい景観とかつお釣り行事の様子も入っています。石野田奈津代さんが島の民謡「神津節」を現代的にアレンジしたという石野田奈津代バージョンの神津節が何ともほっこりした島の暖かかさを感じさせます。

私たちが2日目に宿泊したこの民宿、もう看板が出ていません。今はお弁当を作るお仕事がかなり忙しそうでした。
でも、私たちが直前の予約で2日目の宿を取るのに四苦八苦していたので泊めてくれました。
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お食事もとっても美味しかったです。
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煮付けは味がしっかりしみていました
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今日のBGMは、石野田奈津代さんの「おいんげぇときちゃーれ」にしてみました。
タイトルは神津島の方言で、「私の家においでネ」という意味だとか。
「うん(あなた)が好きだしかい(好きだから)(私の故郷(島)を)みせたいだじぇん」という方言の響きがキレイなラブソングです。
「透き通る海を、急な坂道を君のその目に映したい」、というところ、やっぱり島の魅力のポイントだなと島の景観が浮かんでいい詩だなと思いました。
「しゃばの田舎だけん」という言葉が出てきますが、調べてみると「しゃば」というのは「たくさん」ということらしいので、「とっても」とか「すごく」というようなニュアンスなのかなと思いながら聴きました。
お台場の白い砂は、神津島から運んだものだそうです。そんなエピソードも含めて、こちらも楽しんでみて下さい。
今日のBGM おいんげぇときちゃーれ (石野田奈津代)

2日目の宿のおかみさんがまた気さくな方で、1日目の宿をチェックアウトしてから電話すると、「追い出されたか?じゃぁおいで」といっ
た風ですぐに部屋に通してくれたのが助かりました。これも「おいんげぇときちゃーれ」というような感じでしたね。
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こんな美しい島に、熱海漁港から2時間で来られるなんて、便利で楽しいことです。
〈熱海漁港にて〉
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神津島特集を、終わります。

2015.8.11 神津島にて
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP3 Merrill

by bjiman | 2015-08-31 05:00 | 神津島、式根島~伊豆諸島巡り~ NEW | Comments(0)

神津島特集⑪ シュノーケルなら赤崎遊歩道へ

神津島に来たなら、透明度が抜群の海を味わいたいものです。シュノーケルなら赤崎遊歩道の下にある入江が最高です。
赤崎遊歩道までは村営バスが出ているので、簡単に来ることができます。シュノーケルの道具は遊歩道の手前にある売店でレンタルできます。トイレで着替えができるのと簡単なシャワーはあるのですが、鍵のかかるロッカーがないので、貴重品は持ってこないようにした方が良いです。私は以前式根島で買った首からぶら下げられるタバコ入れみたいな防水ケースを持って行き、若干のお金などはそこに入れてシュノーケルを楽しみました。

〈赤崎遊歩道下にある入り江〉 (SONY CyberShot RX-100)
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バスクリンみたいな色
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今回はうっかり水中カメラを持ってくるのを忘れてしまい(ドジ)、外からの外観だけですが、シュノーケルでしっかり熱帯魚さんと遊ぶことができました。とっても気持ちが良かったです。 (撮影はツマと私の半々)
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大自然が創造した、天然のプールを楽しみましょう。
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飛び込み台もあるので、大人も子供達も飛び込みを楽しんでいました。監視員が熱心に見ているので安心感があります。

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遊歩道から眺める太平洋の雄大な景色は最高ですよ!

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美しい島の造形も楽しんで下さい。
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シュノーケルを楽しんだ後で。お腹が出ているなぁ。。。
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私たちは午前中は天上山に登っていて、赤崎には午後に来たので、写真を撮っているときには満潮時でした。このため海が深くなって濃い色になっていますが、もう少し浅い時に撮ればもっとキレイのようです。詳しくは、村作成の赤崎遊歩道に来てねでご確認下さい。
この後は、バスで近くにある村営温泉施設に直行する人が多かったです。私たちはいったん宿に戻ってご飯を食べてから夜間温泉巡回バスに乗って温泉に行きました。(リンクは9月ダイヤになっています。)

ここの温泉施設は最高!です。露天は海とダイレクトに繋がっているような感じが楽しめます。露天風呂は水着着用ですので、シュノーケルを楽しんだら、そのまま水着を持って行けば大丈夫。夫婦でも一緒に楽しめます。(内湯は普通の男女別、こちらは水着禁止です。)
神津島温泉保養センター

次回は、神津島の神話や伝統ある神社を歩きます。

今日のBGM 明日の天使 (石野田奈津代)

by bjiman | 2015-08-30 05:00 | 神津島、式根島~伊豆諸島巡り~ NEW | Comments(0)

神津島特集⑩ 神津島でのお食事は、「よっちゃーれセンター」がオススメ!

天上山登山の後はもうお腹がペコペコ。この日のランチは、前浜漁港にある「よっちゃーれセンター」でいただきました。
〈よっちゃーれセンター〉 SIGMA DP1 Merrill
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よっちゃーれセンターは、1階が海産物加工販売所、2階が海鮮レストランになっていて、新鮮なお魚の定食をいただけます。漁協の女性部が運営しているというだけあって、お刺身が美味!。テキパキした女性スタッフの対応も好印象でした。
こちらは、ツマのいただいた、「刺身定食」(1,000円)
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島名産のキンメと赤イカのお刺身が美味しいったら!(私もツマから分けてもらいました(笑))
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こちらは、私がいただいた「漬丼定食」(1,000円)
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ワラサとメダイ、赤イカが載ったこの漬丼は、今回の旅行で最高の美味しさでした!
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翌日も帰郷前の最後のランチにツマもオーダー。(撮影 ツマ SONY RX100)
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使われるお魚は、その時々で変わるようです。次回も楽しみです。
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1階の海産物加工販売所では、色々お土産が売っています。
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写真には撮り忘れましたが、島名産のパッションフルーツを凍らせたアイスがあって、これがとっても美味でした。オススメです。
(写真は、お土産に買ってきたパッションフルーツを凍らせたもの) RICOH GRD2
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よっちゃーれセンターの前は芝のきれいな広場(まっちゃーれ広場)になっていて、よっちゃーれセンターの左側には、観光協会や東海汽船の乗船窓口などがある「まっちゃーれセンター」があります。島の方言の「よっちゃーれ(よっていってね)」「まっちゃーれ(待っていてね)」という響きが優しい感じですね。 (DP1、以後同じです。)
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まっちゃーれセンターは、東海汽船の乗降窓口や待合スペースなどもあって、まさに島の玄関口。村営バスのバス停にもなっています。
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夏の島の雰囲気がありました。
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この日も、前浜の海水浴場は、美しい海を楽しむ海水浴客で賑わっていました。
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この後は、ここからバスに乗って、シュノーケルの好適地、赤崎まで行きます。
続きは次回。

2015.8.10 神津島にて
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP3 Merrill
SONY RX100
RICOH GRD2

今日のBGM 満汐(みちしお) 石野田奈津代

by bjiman | 2015-08-29 16:14 | 神津島、式根島~伊豆諸島巡り~ NEW | Comments(2)

神津島特集⑨ 天上山 黒島登山道(その3)10合目まで

神津島 天上山黒島登山道のコースもようやく6合目。すっかり霧が濃くなってきました。
(上SIGMA DP1Merrill、下DP3 Merrill)
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あ~あ、と思ってベンチに座ったその視線のすぐ先に可憐なキキョウを見つけたときは、何だか癒やされました。(DP3)
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これはツマが見つけたヘクソカズラ。松戸の街中でも普通に見られるお花ですが、こんな山中に咲いているとは。(SONY RX100)
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この辺りは一気に登ってしまったので6合目から7合目(標高396m)までは4分しかかかっていませんでした。

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よく何合目という言い方は耳にしますが、いざどういう意味かっていうと分からないものですよね。(私だけか、、)調べてみると、明確な定義はなく、頂上までの間を10等分したものと、最初は長く取って後半は短く取るものもあるようです。今回も登ってみると、5合目までは各合目の間が長い気がしましたが6合目から上は間隔が短い気がしました。改めて見てみると、3合目が270m、4合目が295mなので間隔は25m。7合目は396mで8合目が427mなので距離的には感じたような差がありませんでした。
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付近は岩場が多く、頂上付近なので山の傾斜も急な感じです。
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ノアザミが咲いていました。 (DP3)
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小さな小さなネジバナ。ピント合わせはもう慎重に慎重に。(DP3)
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シマシャジンとキキョウが並んでいるところがあって、もう息が上がっている時だったのでかなり癒やされましたね。
(DP3)
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9合目。標高は448m。8合目(427m)との差は21m。ちょっと短いですね。
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ここから10合目はもう一気。7分で上がりました。ようやく頂上です。
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ここの山頂エリアはこの先にたくさんみたいところがあったのですが、なにしろ周りはキリで真っ白だったのと、この登山は午前中にすませて、午後は海にシュノーケリングに行く予定でしたので、とりあえず山頂には登ったということで、今回はこれで下山することにしました。
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10合目で記念写真。(ややスリム加工(笑))
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山頂付近から。次は晴れているときに!
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来た道を下山します。今度は段々キリが晴れていくので気分も軽やか。
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こういう細い登山道ですし、木々に囲まれるところもあるので、長袖で保護した方が良いと思います。

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登りでも下りでもトカゲがたくさんいました。下りではヘビもいましたが、みんな向こうの方から慌てて逃げていきましたので写真はこれしか撮れませんでした。有毒性のものはいないとのインフォメーションでしたので安心です。(ご自分で行かれる際にはご確認を。)
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そんなこんなでとても楽しい登山でしたが、まだまだ魅力を半分も味わっていないので、私たちは再度、神津島への再訪と再チャレンジを決意しています。
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2015.8.10 神津島 天上山にて
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP3 Merrill
SONY RX-100

今日のBGM クッキー (石野田奈津代)

by bjiman | 2015-08-28 01:47 | 神津島、式根島~伊豆諸島巡り~ NEW | Comments(0)

神津島特集⑧ 天上山登山 黒島登山道(その2) 5合目まで

神津島 天上山トレッキングコースを楽しむ特集の続編。
さて、前回も書きましたとおり、天上山登山には2つの登り方があって、私は、初心者向け最短コースで行きます。

〈天上山 登り始めでももうこんな素敵な風景〉 SIGMA DP3 Merrill 50mmF2.8
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天上山は花の百名山でもあり、コウヅシマヤマツツジという固有種のほかにもたくさんのお花に恵まれています。
これはオトギリソウかな。 SIGMA DP3 Merrill (トリミング)
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これは、「シマシャジン」 (DP3)
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これはリョウブかな。
小さなお花なので、マクロも兼ねるDP3と言えども、手持ちではピントを合わせるのが相当難しかったです。
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左側を見ると、昨日歩いた神津島灯台や、ジュリアの十字架が小さく見えています。
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そうこうしているうちに20分弱で3合目に到着。標高270m
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前浜の風景も、段々標高が高くなるにつれて視線も見下ろすような感じに変わってきます。
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DP1Merrillで俯瞰した風景。最高のお天気はこの辺りまででした。
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3合目から4合目に上がるときの階段。そろそろ息が上がってきました(もう??(笑))
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少しツマに先行してもらい、上から撮ってもらいました。こんな感じ。
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それからまた10分ほど歩いて、4合目に辿り着きました。標高295m。こうしたベンチがあると嬉しいですね。
        
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この辺りからもうかなりガスってきました。下界は晴れているのですが、天上山のまわりにガスが掛かってしまいました。
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5合目は、岩場の中にあります。よしようやく半分だ。
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明日は、一気に十合目まで行きたいと思います。

2015.8.10 神津島 天上山にて
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP3 Merrill
SONY RX-100(ツマ)

今日のBGM 一等星 (石野田奈津代)


by bjiman | 2015-08-26 02:16 | 神津島、式根島~伊豆諸島巡り~ NEW | Comments(0)

神津島特集⑦ 天上山登山 黒島登山道10合目まで(その①)

神津島の天上山(標高572m)は、神津島観光を代表するスポット。
「神々が集いし伝説の島」と呼ばれる神津島には「水配神話」があります。
天上山に伊豆諸島の神々が集まり、生命の源である「水」をどのように分配するかが話し合われたとか。次の日の先着順で配られることになり、御蔵島、新島、八丈島、、、という風に水が配られ、最後に到着した利島の神が到着した時には水がほとんど残っておらず、怒った利島の神が残り少ない水に飛び込んで暴れ回ったことで水が四方八方に飛び散り、ここ神津島ではあちこちで湧水が出るようになったということです。神津島には湧水地が多くあり、まさに神の恵みに祝福された島だと思っていましたが、その象徴である天上山にはぜひ登っておきたいところ。島のいたるところからその勇姿を見せています。

〈天上山〉前浜からありま展望台に向かう途中で。(SIGMA DP3 Merrill)
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ありま展望台から見た天上山の勇姿。滞在中は、頂上付近はガスっていることが多かったです。
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天上山には登山ルートが2つあって、ひとつは、前浜の集落から最短距離でとりあえず10合目まで登れる「黒島登山口」から上がるコースと、距離は長くありますが、楽しみも多くありそうな「白島登山口」から上がるコースです。初心者向け最短コースは、まず黒島登山口から上がるコースなので私たちもまずは黒島登山口から上がることにしました。今回は、天上山登山のほんのさわりというか、最初の入門編というところです。
登山口までは歩いても行けますが、私たちは時間を節約するために島のタクシーで行きました。

〈黒島登山口〉 SIGMA DP1 Merrill
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登山口には、このような案内板がありました。
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とにかく暑い日でしたので、ミレーのデイパックには冷たい島の井戸水を入れて出かけました。ちょっとラフにスポーツシャツで来てしまいましが、山の中なので長袖はいります。足元は、CEDER CREST の軽いトレッキングタイプのシューズです。
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登山道はよく整備されていて、目指す10合目までの目安はマップで50分ほどなので特に問題はないのですが、かといって、高尾山のようにすごく歩きやすいというのでもありません。一人が歩くには問題ないという程度の幅で、最初からなかなかにワイルドな感じ。 (DP1)
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「おー、これはなかなかにいい感じだねぇ」と思いながら登り始めたところです。
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ところどころ視界が開けると、眼下には美しい前浜の海が見えてきて、「おーこれは楽しみ」と思えます。(DP1)
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こういうラフな感じの岩のごろごろしたような道をせっせと上がっていきます。
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続きは明日。
2015.8.10 神津島にて
SIGMA DP1 Merrill、DP3 Merrill
SONY RX-100(ツマ撮影)

今日のBGM 君のうた (石野田奈津代)


by bjiman | 2015-08-24 02:30 | 神津島、式根島~伊豆諸島巡り~ NEW | Comments(0)

神津島特集⑥ 島のスナップ 街並みを中心に

神津島を訪れていると、何と言っても美しい前浜の景観が印象に残ります。(SIGMA DP3 Merrill) 
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ですが、今日は、島らしい街並みを歩いてみたいと思います。
島を歩いていて、最初に感じることは、「道が狭い!」ということと、お花の似合う風景だな、ということ。
青空と海、赤いハイビスカスのお花がきれいに映えています。 (DP1 Merrill)
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サルスベリのピンクが壁から覗いて。 (DP1)
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神津島の案内看板の下は、かわいいけど、どんどん増えちゃうランタナ。

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島を歩いていると、印象的なのは大人から子供まで島の人が挨拶をしてくれることです。街中の何カ所かで、こうした「自分から、人にあいさつ げんきよく」という看板を見ました。実際に、小さな子供のグループから「こんにちは!」と声を掛けられて、みんなで心がけているんだなととても印象が良かったです。
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そう思っていたら、私たちが宿泊した民宿のお母さんが、クルマを駐めて一声かけてくれました。トヨタの5ナンバーワゴン、ノアは宿の送迎には欠かせないと思いますが、この街ではかなり大きい方に入るクルマです。
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集落の街並みは、基本的にこの後ろにある天上山の稜線に沿って傾斜しています。
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集落を俯瞰するとこんな感じ。 (DP3)

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街はとっても密集しているので、道は当然狭い。ところどころの道路壁に海の絵がペイントされていましたが、見た目にも圧迫感を和らげる効果があるなと思いました。 (dp1)
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このような街中なので、移動は徒歩がオススメ。
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だから、島の方のクルマは軽自動車が中心。街中を走るクルマの9割程度が軽自動車だったように思います。軽自動車でないと走れないような道もとても多いです。坂道が多いので、気軽な移動は自転車よりもバイクの人が多かったように思いました。
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坂道が多いと、ちょっとお休みしたくなりますよね。おばあさんが、ちょっと一休み。
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暑いから、ネコもぐったりとお休み。
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このネコ、前の日は反対側でこんな風に寝ていました。
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漁村は、ネコの大好きなお魚もたくさんありますよね。漁村とネコはよく似合うような気がします。
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初日の宿は、民宿・吉栄丸さん。 (ツマ撮影/RX100)
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かわいい魚拓風の看板が目印です。(DP3)
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民宿なので、親戚のおばさんのお家に来たような。とってもゆっくりできました。

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お料理はもちろんお魚が美味しい。このお刺身は2人でいただきました。

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暑い日に歩き回ったので、ビールが美味しかったです!
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明日は、神津島観光の目玉のひとつ、天上山登山に出かけます。

今日のBGM 60億分の1 (石野田奈津代)

by bjiman | 2015-08-22 17:11 | 神津島、式根島~伊豆諸島巡り~ NEW | Comments(0)

神津島特集⑤ありま展望台~千両池(後半の後半)

千両池は、自然の迫力を感じさせられる景観です。(DP3 Merrill)
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ツマ撮影のSONY RX-100。海の青と千両池の緑青色のコンストラストが鮮やか。
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千両池のコースは最終的には池の水面まで降りられるようになっています。だいぶ降りてきました。(上DP3、中下DP1)
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振り返って見ると、結構、すごいことになっています。(DP1)
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ここから下へは、ロープにつかまって壁に這うようにしていかないと降りられません。注意して降りれば問題はないと思いますが、今回は無理して降りることはないので、ここで切り上げることにしました。
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来た道を帰ります。(DP1)
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入り口まで戻ってきて。近くには神津島灯台が見えています。(DP3)
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この行く道、帰り道の間、ずっとあちこちでこのカラスアゲハがひらひらと舞っていました。(DP3、かなりトリミング。)
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このお花、お花やさんではよく見ますが、自生しているのは初めて見ました。路肩で。
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次回は、神津島の町並みを歩きます。
今日のBGM 「クローバー」(石野田奈津代)


by bjiman | 2015-08-20 02:21 | 神津島、式根島~伊豆諸島巡り~ NEW | Comments(3)

神津島特集④ありま展望台~千両池(後半)

神津島灯台ハイキングコース特集も終盤。今日は神津島灯台のふもとにある島有数の観光ポイント、千両池を見学します。
千両池の入口にはこのような看板があります。二股というかT字というか、後ろに向かって二手に分かれるような道なので間違えないように。

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荒涼とした景観の中を歩いてきました。さきほどのジュリアの十字架もこんなに小さく見えます。(SIGMA DP3 Merrill)
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木々の成長を拒むような環境
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歩いてきた道はこんな道でした。
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千両池の案内版が出ます。もうあと少し。
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(ツマ撮影/SONY RX100)
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ここが千両池入口。崖下に降りていくので要注意。

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人一人がようやくという程度の幅のところをいきなり下がっていくので要注意です。
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ふと脇を見ると、景色はとっても良いです。
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時間にすると上の入口から5分なんですが、もっともっとかかった気がした、、、でも実際には5分。崖道を降りていくと目の前にぱっと広がる景観。これが千両池!

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説明版にあるとおり、ここはもと噴火口だったそうで、入り江になっているので、昔はここに魚がたくさん入り込み、入り江であるために魚が入ったら入り口を網で塞いでしまえば翌日には一夜にして千両得られるということで千両池という名になったそうです。
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続きは、次回。
今日のBGM 「はななり」(石野田奈津代) 

by bjiman | 2015-08-19 01:31 | 神津島、式根島~伊豆諸島巡り~ NEW | Comments(2)

神津島特集③ありま展望台~千両池(前半)

神津島灯台ハイキングコース特集も後半。今日は、ジュリアの十字架のそばにある「ありま展望台」の景観を楽しみつつ、神津島灯台のふもとにあるこの島有数の観光ポイントのひとつ、「千両池」を見に行きます。
「ジュリアの十字架」は、文禄の役の際、孤児となった朝鮮人貴族の娘とされるジュリアおたあを偲んで建てられたものです。キリシタン弾圧の時代、徳川家康の侍女として仕えながら改宗に応じなかったため八丈島(ないし新島)を経由して神津島に流され、この地で亡くなったという説と、その後大阪、長崎へ行ったという説があります。このジュリアの十字架のすぐ近くに「ありま展望台」があります。

〈ありま展望台への路〉 SIGMA DP1 Merrill
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ありま展望台は、このようにカーブしたガードがあります。ベンチもあるので、ちょっと腰を下ろして休憩。水分補給の美味しいこと!そしてここから眺める景観は素晴らしいの一言です。
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ぐぐっと前に出て、DP1とDP3で撮り比べ。上がDP1、下がDP3
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ちなみに、この景観の説明図がここにあります。 (ツマ撮影、SONY RX-100)
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水深や光の加減、角度によって、水晶色からコバルトブルーに変化する色が素晴らしい。この旅でも特に思い出に残った景観でした。
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前浜方面をズームしたツマ撮影/SONY RX-100
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DP3で伊豆方面を向けて。画面左の小さな丸い小山のところが温泉保養センター。神津島は、多くの湧水地に加えて高温の温泉まで湧出する神の恵みに祝福された島です。
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         (上の写真をトリミング。温泉保養センターはここにあります。)
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さて、美しい景観を堪能したら、ウオーキングコースの後半、千両池を目指していきます。 (DP1)
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ここから先の道はこんな感じで周囲に木々などの遮るものがなく、この日のように最高のお天気の夏にはかなり厳しい条件でした。距離はほど近いのですが、私たちも体力を奪われました。
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水平線を見ていると、地球の丸さを少し感じます。
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続きはまた明日。
今日のBGM 春空ーハルソラー (石野田奈津代)



by bjiman | 2015-08-18 02:02 | 神津島、式根島~伊豆諸島巡り~ NEW | Comments(0)