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国立博物館へ洛中洛外図を見に行く

(1) 11月10日は、東京・上野の国立博物館の特別展 京都 洛中洛外図 を見に行きました。 (SIGMA DP1 Merrill)
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(2) この建物は、和を意識したのだろうと思うけど、ちょっと中途半端な感じがします。
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(3) お土産に買った洛中洛外図屏風 舟木本をデザインしたレンズクリーナー。洛中洛外図の本物なんて初めて見ましたが、実に細かく街の様子やその時来ていた衣装、生活振りが偲ばれる人々の姿に見入りました。写真がない時代、先人がこうした絵を残してくれたお陰で当時の生活の様子が生き生きと伝わってきました。 (SIGMA DP2 Merrill)
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(4) 洛中洛外図を堪能した後は、美術館周囲の夜景をしばし楽しみました。 (すべてDP1)
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(5) 夜景はモノトーンの方がメリハリがつく感もありますね。
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(6) 静かな上野の夜でした。
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2013.11.10 東京 上野にて
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP2 Merril
by bjiman | 2013-11-19 02:04 | 東京の庭園・寺社仏閣等 | Comments(2)

水元公園 秋

(1) 11月16日、夕方にちょっと読書を兼ねて水元公園に。だいぶ秋が深まってきたようです。 (上SIGMA DP2 Merrill,下DP3 Merrill)
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(2) 駐車場でクルマを止めると、隣はクルマ買い替えの際、最初に試乗したハイブリッドのクラウン。特にこの白のアスリートは大人気のようですね。並べてみて初めて気づいたのですが、同じホワイトパール・クリスタルシャインという名前でもトヨタブランドの白とレクサスの白は色合いがだいぶ異なり、クラウンはアイボリーがだいぶ入った感じです。
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レクサスの方は青みがかった白です。トヨタはレクサスの構築の過程で、トヨタブランドの位置づけをずいぶんはっきり整理した感じがします。例えば、このホワイトパール・クリスタルシャインを含めて、レクサスはすべてのグレードに用意されている全色をオプション価格なしで設定できますし、パネルの色もグレードによってはいくつかの選択肢から選択できるようになっています。これはレクサスが全車受注生産であるからでもあります。一方、トヨタブランドの場合は、ホワイトパール・クリスタルシャインはそれが最上級のマジェスタであってもオプション料金設定です。パネルの色も一タイプのみです。かつてはランチアとフィアットでもそのような使い分けがされていましたし、今でもシトロエンは、レギュラーシリーズのCシリーズと受注生産のDSシリーズで同じような使い分けをしています。良い悪いではなく、ブランドの違いとはそういうものだし、トヨタの考えるブランド戦略もわかりやすいものだと思いました。
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(3) クルマの上には、鮮やかな秋が訪れていました。 (DP2)
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(4) 静かな秋の公園です。 (上DP3,中下DP2)
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(5) 9月16日、だいぶ前に水元公園の駐車場でDP1 Merrillで撮ったきれいな夕焼け。 (SIGMA DP1 Merrill)
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ニッサンがスカイラインをモデルチェンジしました。今度のスカイラインはグリルをインフィニティにするということですが、私はどうもニッサンのブランド戦略がよく分かりません。フロントグリルはインフィニティのバッジで、後ろに回るとSKYLINEと書いてあるなんておかしい。インフィテニィの高級なイメージは取り入れたいが、スカイラインという名前も捨てられず、という事だと思いますが、「二兎を追う者は一兎をも得ず」という事になるのではないかと危惧します。インフィニティだけ見ても、従来スカイラインはインフィニティGでしたが、今度のスカイラインはインフィニティQになっています。Qは、インフィニティでは最上級グレードだったはずで、今はフーガがMですから、フーガの上にくる格好になります。なんだかさっぱりわかりません。それにスポーティイメージの強いスカイラインなのに、今度の日本版は全車ハイブリッドだとか。記者会見で、「ニッサンのある限りスカイラインはやめない」と言っていたのも違和感がありました。これまでサニー、ブルーバード、セドリック、とどれだけ日産ゆかりのブランドをなくしてきたか。それにスカイラインとグロリアはプリンス自動車由来じゃないかと思いますし。日産ならではのブルーバードをなくしてサニー車挌の後継車になったブルーバード・シルフィにセドリックの代表的なグレード名だった「ブロアム」を設定した時にもたまげたけど、今もサニー後継のノートというクルマに、どういう訳かローレルの代表的なグレード名だった「メダリスト」を付けたりして「またか」と驚きました。メダリストといえばローレルでしょう、と私なら思います。トヨタでいえば、マークⅡの「グランデ」をカローラに付けているようなもので、ブランドを自分で分からなくしているようなものです。私はかつてアベニールというワゴンを所有していましたし、ニッサンも好きです。今回のクルマ選択も、初期の頃はブルーバードシルフィやスカイライン、ティアナも検討しました。でも、興味を持てばもつほど、残念に思うことが多かった。今のシルフィはブルーバードの名前も外しましたが、北米ではセントラ名で輸出されているらしい。セントラは、いうまでもなくサニーの輸出名だから、これはやっぱりサニーなんでしょ、と思ってしまう。ブルーバードのSSSのような伝統あるグレード名も捨てて、この会社は、グレードとかブランドとかいうことが全然整理できてない、自分がいちばんニッサンのブランド価値を分かっていない気がします。

2013.11.16 東京都 水元公園にて
by bjiman | 2013-11-18 01:05 | 水元公園の四季 | Comments(2)

Lexus HS250h(その3)一ヶ月点検

(1) 一ヶ月点検をしに、レクサスディーラーを訪問しました。 (SIGMA DP1 Merrill)
点検を待つ間は、オーナーズラウンジでくつろいでいられます。
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(2) 飲み物がいつも洗練されていて、月替わりのものも多いので、ディーラーに行く用事を作りたくなります。
レクサスの好きなところは、「和の洗練」を意識している点です。お菓子は洋菓子と和菓子が選べますが、和菓子を選ぶことも多いです。今月の和菓子は右側の「ふまんじゅう」で、とても人気だそうです。
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(3) こういうのも車両価格のうちだといえばそうなのでしょうけれど、日本の洗練を磨きながら、こういうおもてなしをレクサスというブランドイメージの中でチャレンジする試みも、とても好ましく思っています。
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(4) 私はここのラウンジの雰囲気も気に入っています。
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(5) 契約の際にプレゼントしてただいた「たち吉」のフリーカップ。たち吉らしい、白磁なんだけどとっても薄く仕上げて、ボーンチャイナの肉厚な質感とは異なる、いかにも日本の洗練さを感じるこのカップにも、レクサスが和の洗練をブランドイメージにしていきたいと思っている姿が感じられて好ましく思いながらこれでコーヒーを飲んでいます。下に敷いているファブリックは、20年ほど前に盛岡で買った岩手名産の茜染です。 (SIGMA DP2 Merrill)
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一ヶ月点検はあっという間に終わり、もちろん何もありませんが、レクサスでは、点検の際に洗車もしてくれるのできれいになりました。
ディーラーで使っているのはGSにあるような機械式洗車機なので、ふだんもあまり気にせず、機械式であってもこまめに洗車機にかけた方がキレイな塗装を保てるような事をディーラーの方も話されていました。個人個人の選択だとは思いますが、私はきっとそうするかな。でもしばらくは「手洗い」で頼むかな(笑)
実用燃費は、私の場合は今のところ14km/lくらいです。良いスコアで18km/l台。10.8モードで20.6km/lなので、このくらいかなと思いますが、シトロエン・クサラでは市街地中心のこの辺の走行では7km台でしたので、だいたい倍になりました。ただ、シトロエンの名誉のために書くと、クサラでも北海道の順調な道路状況ではエアコンも使っていなかったこともあってコンスタントに10~11km/l程度は記録してくれた事も添えたいと思います。トヨタハイブリッドはエアコン付けっぱなしでかつ市街地が普通に入っても燃費が良い点が◎ですね。

2013.11.2 レクサス店にて
SIGMA DP1 Merrill
by bjiman | 2013-11-05 01:41 | CAR | Comments(0)

(その2)Lexus HS250h

(1) Lexus HS250hは、レクサスでは初めてのハイブリッド専用車です。 (SIGMA DP2 Merrill)
私は、トヨタがレクサスというブランドを20年、ハイブリッドカーを16年かけて育ててきたことをとても素晴らしいことだなと思っています。
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(2) 私たち世代のクルマ好きというと、二言目には欧州車に憧れてきたものです。学生時代に仲が良かった友人がクルマに詳しく、家が自営業だったこともあって仕事用に使っていたメルセデスS300Dに私もよく乗せてもらい、色々教えてもらいました。S300DはSクラスだからもちろん高級なのだけれども、同時にディーゼルで実用車でもありました。質素な内装で室内も決して静かという訳ではないけれど飾らない上品さというものがあり、助手席の足元は先が届かないほど広い。長大なSクラスのボディにシンプルな3000ccディーゼル縦置きのFRなのでボンネットの中はガラガラでハンドルが切れるから、サイズの割にターニングサークルが小さくて大型車なのに小回りが効くこと、高級でありながら実用的でもあったあのSクラスは、今も自分の中でひとつの基準であり続けています。そんな感覚をずっと持っていたので、'89年、ユーノス・ロードスターが登場してから、BMW・Z3、FIAT・バルケッタ、メルセデスSLK、Rover MGFと、欧州メーカーが雨後の竹の子のように2シーターロードスターを発表した時、「欧州車でも日本車の影響を受けることがあるのか!」と驚いたものです。もちろん開発はしていたのでしょうが、先陣を切って発売し、好評を博したのはユーノス・ロードスター(MX5ミアータ)だったという事実は動きません。50万台以上を売り上げ世界で最も生産された2シーター小型スポーツとしてギネスブックに登録されるまでになった、そんなロードスターが私はとても誇らしく、後で自分でも中古車を買って愛車としました。(愛車だったユーノス・ロードスター/Canon PowerShotA5)
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(3) 一方、2シーターのロードスターは、お手本と言われたロータス・エランを持ち出すまでもなく、英国の文化そのものという感もあり、ユーノスもブリティッシュ・グリーンのボディにキャメルのレザー仕様といういかにも英国的なグレードを用意していた事でも分かるように、やっぱりこれは「ヨーロッパの文法」に則ったクルマでした。(私のロードスターは、BBSホイールとナルディのステアリングでした。)
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(4) それだけに、トヨタが独創的なハイブリッドカーのプリウスを世に問い、そして抜群の燃費と未来的なドライブ感覚で米国発のブームを起こし、最初は懐疑的だった欧州車をして、BMWもメルセデスもAUDIも、こぞってハイブリッドを用意せざるを得なくなった時代を作り出したことは、賞賛に値すると思っています。ハイブリッドシステムそのものは、フェルディナント・ポルシェ博士が、メルセデスに引き抜かれる前、ウイーンのローナー社で作った彼設計の2作目の自動車(エンジンでダイナモを回して発電するハイブリッド車)が嚆矢だそうでさすがポルシェ博士だなと思いますが、当時このシステムが普遍性を得た訳ではありません。トヨタハイブリッドはすでに世界中に500万台も出荷したそうですが、最初の100万台を達成するのに10年がかり、それから6年で500万台ということなので、諦めずに追い続けてきたことが実を結んだということだと思います。
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(5) 私は山本五十六氏が帝国海軍の航空技術本部長だった昭和7年頃、まだ外国人が設計に参加している、あるは外国製部品が使われている方が通りが良かった時代に、外国人が設計に参加していない飛行機を作ってみよと指令し、「外国機の輸入は航空科学技術の恥と思わねばならぬ。それは日本科学の試験台だ。もし国産機が外国製の単なる模倣に終わったら、欧米科学に降伏したものと思え、その代わり、これを凌駕する優秀機が作られたら、勝利は日本科学の上に輝いたと思え」と言われたという言葉が好き(プライドをもった考え方という意味で)なのですが、トヨタのハイブリッドカーは、世界に影響を与えたという意味で、クルマではこの言葉が当てはまる初めてのものだったと思います。
(三菱・堀越二郎氏設計の零式艦上戦闘機:SIGMA DP1 Merrill)
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(6) レクサスというブランドを、20年掛かって構築した事も、素晴らしいことだと思っています。 (DP2)
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(7) ブランドイメージってそんなに簡単にできるものではなくて、ずっと挑戦し続けて、評価を受け続けないとできないものです。バッチを付け替えたトヨタ車と言われながら、ずっとチャレンジし続けて、20年がかりで高いイメージを作ってきたこと、まさに「ローマは一日にしてならず」を実践し続けていることが素晴らしいと思います。欧州の牙城は高く諦めればすぐに見えなくなってしまうでしょう。私は、そんなの悔しい。
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終戦連絡事務局次長の要職にあってGHQ作成の日本国憲法原案の翻訳作業に携わった白洲次郎氏は、稀代の自動車好きでもありましたが、氏が後年、トヨタ・ソアラ(2代目)の開発に助言した話はつとに有名です。今回、レクサスを考えるに当たって、氏がソアラの開発に助言した言葉の中で、いちばん好きな「No Substitute」(かけがいのないものを作れ)という言葉を思い出しました。氏は、この言葉を言うためかは分かりませんが、氏が後年最も愛したポルシェをトヨタに寄付した事も、口は出すがカネは出さないというケースが多い中で、なかなか出来ないことだと思います。氏自身、ソアラ初代は購入していたし、2代目ソアラの開発に際しても非常に細かく注文は付けたものの、開発の推移を聞きながら、発売されたら買おうじゃないか、と約束してもいます。(約束を果たせずに氏は亡くなってしまいましたが、夫人の正子氏が購入されました。)
氏も素敵ですが、そういう白洲氏の助言を正面から受け止めたトヨタは懐の深い会社だなと思います。そしてLEXUSというブランドを構築してきた姿勢の中に、氏が残した「No Substitute」という精神がきっとどこかに息づいているのではないかと思うのです。高級を語るにはこういう物語をどれだけ自家薬籠中の物にできるかという事ではないかと思いますし、それはイリュージョンを売るモノであると同時に、受け継がれてきた伝統を売るものだとも思うからです。
もちろんトヨタのハイブリッドも、レクサスというブランドも、激しい競争の中にあって、ホンダはもっと燃費のいいアコードを出しましたし、BMWのクリーンディーゼルも凄いものです。ハイブリッドばかりではなく、ベースのガソリン車の性能向上も必須だと思いますし、ハイブリッドも、バッテリーのリサイクルなど取り組むことは多いでしょう。でも挑戦し続けること、そしてこれまでに成し遂げてきたことには私は賞賛を惜しみません。私はもう外国車に憧れることには飽きてしまいました。もっと国産車を賞賛したいし、賞賛に値するものが溢れた社会の一員でありたいと願っています。そして、注文はつけるがしっかり応援もするという白洲氏の姿勢を見習いながら、生きていきたいなと思っています。

2013.9.28ほか
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP2 Merrill
by bjiman | 2013-11-03 01:33 | CAR | Comments(0)