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野幌森林公園~秋の風情を探しに~

9月末になるとぐっと冷え込んでくる札幌。大雪山系からは初冠雪の便りも聞こえてきますが、札幌市内で紅葉が愉しめるようになるのはまだちょっと先です。
そんな2008年9月23日、札幌・江別・北広島市に跨る広大な野幌森林公園に秋の風情を探しに行ってきました。
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公園内に広がる「瑞穂の池」
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森林内には、ちらりほらりと気の早い秋の訪れ。
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探せば、あそこにも、ここにも。。。
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森のこだまが、聞こえるかな。。。
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森の神様は、ちょっとずつ、人間が気づかない内に季節を進めています。ちょっとずつ。
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あそこにも、ここにも。。。森の神様が 「秋のタクト」を振りかざしているように。
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全体的には、まだこんな感じです。まだまだ。。。
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コースによっては、隣の「開拓の村」が見えるすぐ脇をとおる箇所があります。
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今年も鮮やかに色づいてくれるでしょうか。。
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   あ!栗だ!
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   今、森の木々たちは、森の神々たちが振りかけていく「秋の知らせ」を受け取って変わっていく途中なんですね。
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   「だいじょうぶだよ。今着替えてるから。もうちょっと待っててね。」という声が聞こえそうです。。。
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  2008.9.23 野幌森林公園にて
  PENTAX K10D
  PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3
by bjiman | 2010-09-30 01:25 | 北海道日記(野幌森林公園) | Comments(6)

羊蹄山を愉しむ(北海道虻田郡真狩村)

2007年9月24日、真狩(まっかり)村をドライブしました。真狩村は、札幌から国道230号線をまっすぐ走り、北海道の代表的な峠のひとつである「中山峠」を超えて、ニセコに行く途中にあります。北海道を代表する名峰「羊蹄山」(蝦夷富士)のふもとでもあり、村のいたるところで、その姿を見ることができます。
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真狩村をドライブしている途中、きれいなヒマワリに彩られた羊蹄山が素敵だなと思い、クルマを停めて一枚撮らせて頂きました。少し雲がかかってしまいましたが、秋の北海道らしい羊蹄山になりました。(ヒマワリは、収穫の終わった畑の栄養のため鋤こみ用のものと思います。北海道では秋に鋤こみ用のヒマワリを植えるので、ヒマワリを見ると、「秋だなぁ」なんていう人もいて千葉県出身の私は驚きました。)
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別角度から見た姿。この角度からみると、蝦夷富士という名前からはちょっとイメージが違うかもしれません。
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     (FUJI GA645w,FUJINON45mmF4,RXP,ISO400,①F22,1/90秒②F22,1/60秒,③F11,1/125秒)

ということで、ここまでは中判FUJIGA645のフィルムスキャン画像で進めてきましたが、以下はPENTAX *ist-DSのデジタルファイルで進めます。
①の写真と同じ場所で、こちらは33mm(35mm換算50mm近辺)で撮ったものです。だいぶ色の印象が違いますね。
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この日はまずまずのお天気で、気持ちのいい田園風景が楽しめました。
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まっすぐで、気持ちのよい景観です。
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羊蹄山のごくふもとにある、真狩キャンプ場で。
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少しトレッキングしてみましたが、時間もなかったのであまり深入りできませんでした。
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近くには羊蹄山の雪解けの湧き水を汲める場所があります。
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私も少し汲ませてもらいました。自然の恵み、羊蹄山の恵みは、とても嬉しいことです。
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こちらでは、この素敵な湧き水を使って仕込んだおいしいお豆腐を各種売っています。
何点か試食した際、素人の私は、タレのかかったお豆腐を食べて、「このタレがおいしいですね~」と言ったところ、お店の方に「そのタレはスーパーで普通に売っているモノだよ」と笑われてしまいました。。。
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真狩村は、細川たかしさんの古里でもあり、衣装などを展示した施設があるのですが、愉しむことに終始し、写真は撮っていませんでした。

   2007.9.24 真狩村にて
   ①~③ FUJI GA645W
   Canon CanoScan9000Fにてスキャン
   ④~⑬ PENTAX *ist-DS
       SIGMA 18-50mmF2.8 EX DC MACRO
by bjiman | 2010-09-29 00:55 | 北海道記(ニセコ・後志管内) | Comments(8)

網走紀行②~cafeしゃべりたい(北見市常呂町)~

能取湖近くでサンゴ草を見に行くとき、近距離でしたがレンタカーを借りたのは、タクシーで往復するのも味気ないことと、せっかくなのでちょっと寄り道もしたかったからです。
ということで、この日寄ったのは、常呂町の 「cafeしゃべりたい」
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常呂町(2006年に北見市と合併)はカーリングですっかり有名になりましたが、網走市の能取湖沿いに走ってオホーツク海に出る国道238号線で市境をまたぐとお隣にある町です。
cafeしゃべりたいは、そんな海沿いの町にあるcafe。
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常呂町が地元という経営者の方がご夫婦で昭和55年から営んでいらっしゃるというこのお店。このときはあまり時間がなくてゆっくりはできなかったのですが、シンプルで居心地のよい空間のcafeでした。
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  さて、何を頼みましょうか。ここはカレー屋さんと間違われるくらいカレーがおいしいのだそうです。
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残念ながら、お昼のお寿司でお腹一杯だった私たちはcafeメニューだけでした。
     私は、ココアを。
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     ツマは、チーズケーキなどのケーキセットを。
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     ↑ はオット撮影ですが、sweetsを撮らせたら、やっぱりツマには敵いません、、、ということでツマ撮影ファイルを拝借。
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    ここのご主人、家具作りなどもお得意とのことで家具の注文までされちゃうとか(笑)
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    そこかしこにさりげなく飾られる小物類などもお洒落で、居心地が良くなります。
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    アルミの地肌感がいい感じの灰皿。私はタバコは吸いませんが、何か別の用途に使ってみたくなります。
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居心地が良くて思い出に残ったお店でした。ちょっと細かい道を入っていくのですが、レンタカーのNAVIのお陰でスムースに来られて威力を痛感。当時住んでいた札幌市内では道は大変わかりやすく、特に必要を感じなかったせいもあって愛車にはNAVIを装備していなかったのですが、この時の印象があったので、千葉に戻ってきてから安いNAVIを買いました(笑)。ここに行くには、NAVIがあった方が良いと思います。
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  ということで、この後網走に戻って特急オホーツクに乗って帰った、、、という旅でした。
  この車両は旧国鉄時代からのロングラン。既に廃車が進んでおり、いつまで乗れるかな、という車両。
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  JR北海道では、黄緑のラインカラーがコーポレートカラーですが、奥の赤い帯のディーゼルカーも好きでした。
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   2008.9.14 北見市常呂町及び網走駅にて
   PENTAX K10D
   PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3
   RICOH GRD2
   PENTAX OptioW30

   
by bjiman | 2010-09-28 00:44 | 北海道グルメ(cafe、食事) | Comments(2)

網走紀行~能取湖・サンゴ草群落~

能取湖(のとろこ/のとりこ)は網走国定公園に含まれる海水の湖。
ここは、アッケシソウ(サンゴ草)の群生地があり、9月頃に群落一面が赤色で埋め尽くされる景観が有名です。2008年9月21日、私たちは「特急オホーツク」の往復割引券を買って一路網走を目指しました。
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特急オホーツクは札幌~網走間を1日4往復しているJR北海道の基幹的な特急の一つで、仕事でも随分これに乗りました。遠軽駅でのスイッチバックや途中で食べる駅弁など楽しみも多い元気なディーゼル特急です。この日は、札幌を朝7:21に出る「オホーツク1号」に乗ります。終点の網走着は12:46。駅近くでレンタカーをピックアップし、まず昼食。昼食は網走に来るといつもここ、という駅近くの回転寿司屋「かに源」
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ここの魅力は、何といっても網走までやってきただけの甲斐がある独自メニュー。「おひょう」「ちか鯛」「カラスハモ」など、札幌でもなかなかお目にかかれないようなメニューがズラリ。「かに源」というだけあって、「かにのふんどし」「かにの外子」や「内子」などかにメニューも充実。外子や内子は札幌でも見られる時がありますが、私はここで初めて食べました。また、網走や根室・釧路管内ならではという、ここの「キンキの寿司」は、、、いやぁおいしいんですよ!
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、、、といいながら、この日は日帰りで時間もなく、大急ぎで食べたせいで、すみません、写真を一枚も撮っていませんでした。ツマのファイルも捜しましたが急いで食べたので2人とも撮っていないことが判明。店内の雰囲気だけで失礼いたします。(時計を見ると13時44分なので、食後に慌てて撮ったようです)
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ということでクルマを飛ばして早速会場へ。ここのサンゴ草群落はつとに有名ですので、この時期は周辺に広い臨時駐車場も設置されますし、ノボリ旗などもあって迷わず来る事ができます。
ということで早速見ました。これがサンゴ草群落です。
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サンゴ草(アッケシ草)は、塩分の多い湿地に生える葉のない一年草で、高さ10~20cm、多くの節のある茎が対生し、9月中旬~10月にかけて美しく赤変するためサンゴ草(またはヤチサンゴ)とも言われます。近くで見るとこんな感じです。
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日本では網走国定公園で最も多く見られる(海水の湖が近くにありますし)そうですが、中でもここ卯原(うばら)内園地は、サンゴ草群落として国内最大規模だそうです。
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残念ながらこの年は、天候の関係か、少し成長が遅く、赤みも今ひとつということだったのですが、初めて見るサンゴ草を満喫しました。
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まだ完全に色づいていないものも見られました。少し早かったかな、、、
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海の近くでもあり、カモメが来ていました。
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園内には木道が整備されています。
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この日はお天気もいまひとつだったでの、もう一度再挑戦したいな、との思いはあります。
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でもやっぱり行って良かったです。
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帰りはまたオホーツクに乗って帰りました。17時18分網走発で22時36分札幌着。
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ツマが友人にサンゴ草を見るために網走を日帰りしたといったら相当驚かれた(呆れられた(笑))そうですが、でも今こうしてみると、やっぱり見る価値があったなぁと思うのです。
温泉泊まってくれば良かった、とも思いますが(笑)。

  2008.9.14
  PENTAX K10D
  RICOH GRD2
by bjiman | 2010-09-27 01:42 | 北海道日記(網走・知床・釧路) | Comments(6)

小平町ドライブ紀行(北海道留萌郡)~旧花田家番屋~

石狩からさらに北上し、留萌のちょっと上に小平(おびら)町があります。2008年9月14日、札幌から足を伸ばして小平町までドライブしました。
       (Citroen X'sara)
自分のクルマってあまり写真に撮ることがないもので、珍しい1枚です。
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北海道の道はどこも快適に走れて、このシトロエン君もいつも良い燃費で快適に走ってくれました。
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        ドライブイン・フリッパーで昼食。
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        ホタテ、カニ、ウニ、海老など海鮮の具がたっぷりでとてもおいしかった「海鮮ラーメン」
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       (にしん文化歴史公園)
夕陽をイメージした美しいモニュメントがあり、遠い昔、小平町を訪れた探検家・松浦武四郎の銅像も設置されています。
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       (旧花田家番屋)
    今日の目的はこれ、旧花田家番屋。
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旧花田家番屋は、明治38年頃に建築された、道内で現存する中では最大の規模を有する番屋(鰊御殿)です。
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旧花田家番屋は日本最北端の国指定重要文化財で、昭和46年に重要文化財として指定された後、解体修繕工事が行われたもの。工事は昭和48年7月から昭和51年3月までの2年半もかけて行われ、総事業費は当時の金額で1億6,900万円という大がかりなもの。平成13年には北海道遺産に認定されています。
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    それでは、中に入ってみましょう。
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    建物の中心部から右半分は、雇用労働者(ヤン衆)達の食堂。ここ旧花田家では雇用者が200名を超えていたという大漁家ですので、食事の風景はさぞかし活気に溢れていたのでしょうね。
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    といってもこれで食堂全体ですので、200名が一気に食べられる訳ではなかったでしょう。交替交替でどんどん食べて交替したのでしょうね。
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    右側に煮炊きをする大型の鍋が4器あるのが見えますでしょうか。
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食堂を取り囲むように、建物の壁側に少し高くなっている場所があります。これがヤン衆達の寝処。一枚の敷き布団をようやく敷ける程度のスペースがあるにすぎないのですが、ここでヤン衆達は寝泊まりします。
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    こちらは建物の左側にある、網元の居住区域。
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    豪華な調度品が数多く置いてあります。
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    食事の様子が分かりやすく展示されています。
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    この旧花田家で私がいちばん魅せられたのが、精緻な細工を施された造作。こうした木工作品に興味のある方にはとても魅力的だと思います。
         (見事な欄間の装飾の数々)
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    この見事な細工は、表と裏両方で別の表情を楽しめるようになっています。
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    裏側は障子を通して。
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    襖の仕上げも型押し紙を使った素晴らしいものです。
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    お手洗いもステンドグラスを使ってお洒落に仕上げてありました。
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    光がきれいに差し込んでいました。でもこれじゃ見えちゃうのでは??
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    改めて建物の外観を見て頂きますと、向かって左側が網元側でこちらは2階建てになっているのに対し、右側のヤン衆側は吹き抜け構造の平屋建てになっていることがわかりやすいと思います。
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    ここは展示がとても充実していて、ゆっくり見学すると半日はあっという間に立ってしまいます。見学を終えて外に出たらすっかり夕方になっていました。
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    夕陽をイメージしたモニュメントは、やっぱり夕方が似合いますね。ちなみに、銅像となっている松浦武四郎は、「北海道」という名前の名付け親だそうです。
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 札幌に2年間いて、道内あちこちを見たつもりではありましたが留萌エリアをドライブしたのは、この時1回だけで、留萌自体には行っていないなど、後から考えると、もう少し細かくいろんなところに行っておけば良かったなぁと思っています。この時は、国道沿いを走って帰ったのですが、うっかりガソリンの残量を見忘れていてガス欠になりそうになり相当慌てました。スタンド自体が少ない上に留萌を出た時点で17時を過ぎていたため、休日は営業が終わっているスタンドが多く、結局残り数リットルというところで石狩から札幌に入ったところでスタンドを見つけて事なきを得たのですが、日中に寄っておかないといけないという教訓を得たドライブでもありました。

   2008.9.14 小平町にて
   PENTAX K10D
   PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3
RICOH GRD2

    
by bjiman | 2010-09-26 01:56 | 北海道日記(石狩、留萌) | Comments(6)

石狩ドライブ紀行~旧長野商店、はまなすの丘公園、石狩灯台~

石狩市は札幌市のお隣。石狩川を渡るとすぐそこにあるのに、札幌生活2年目まで行ったことがありませんでした。
という訳で2008年の9月14日。石狩市へ。札幌市から国道231号線を行くと、ほどなく石狩市へ入り、石狩湾の海が見えてきます。感じのいい場所でちょっとお休み。海を見つめるおじさんは、何を考えていたんでしょうか。。。
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さて、海を見て一休みしたので、またちょっとドライブします。この日の目的は、「旧長野商店」
    (旧長野商店)
旧長野商店は、新潟県出身の長野徳太郎さんという方が創業した商店で、米や呉服、雑貨などを扱ったほか、清酒の醸造まで手がけていたそうです。
この建物は、店舗が明治27年、石蔵は明治10年代に建築されたもので、石造建築物としては道内最古級のものだそうです。平成8年に石狩市文化財に指定されました。瓦屋根に洋風のアーチ窓をもつ和洋折衷の外観と、石造が特徴だそうです。
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続いて、はまなすの丘公園へ。
はまなすの丘公園は日本海と石狩川の交わりに形成された1,500mにも及ぶ砂し(河口まで運ばれた砂が堆積したもの)に沿って整備された公園で約46haもあるそうです。
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もちろん本来であれば名前のとおりハマナスが咲き乱れる季節をご紹介するべきなのですが、ハマナスは初夏の花ですから、9月ともなると、ハマナスは実しかありませんでした。
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でも9月も半ばとなるとすっかり秋模様。綺麗なススキと夕陽がよい感じだったので、広大な海岸風景とススキの秋模様を楽しむことにしました。
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   (石狩灯台)
明治25年(1892年)に建設以来、100年以上の歴史を誇る石狩のシンボルだそうです。
灯台は当初白黒の縞模様だったそうですが、昭和32年に映画撮影の舞台となったことをきっかけに、色彩効果を出す目的で赤白模様に塗り替えられたそうです。
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   静かで、そして少し寂しい気もする秋の入り口を静かに迎えたような気がしました。
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   公園内には、散策路が整備されています。
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   海辺まで出て、広い石狩湾に夕陽が沈む様を静かに、ゆっくり眺めていました。
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   再び公園に戻ると、反対側にきれいなお月様が広い空に美しい絵を描いていました。
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  2008.9.14 石狩市にて
  PENTAX K10D
  SIGMA 18-50mm F2.8 EX DC MACRO
by bjiman | 2010-09-25 01:41 | 北海道日記(石狩、留萌) | Comments(2)

秋の小樽、定山渓・札幌旅行③~北海道開拓の村~

秋の小樽・定山渓・札幌旅行も最終回。今日は「北海道開拓の村」にやってきました。
「北海道開拓の村」は北海道100年を記念して1983年に設置された、道立の野外博物館です。開拓の過程における歴史的建造物等を移設、復元して保存しており、開拓当時の情景を感じられる場所として、(個人的には)北海道観光に欠くことのできないオススメスポットだと思っています。
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村の入り口には、1908年(明治41年)に建てられた札幌停車場(現札幌駅)の縮小レプリカが入場口として迎えてくれます。写真は、上が村の外側から、下が内側から見た札幌停車場。洋風木造建築で、お洒落なデザインは今の目で見てもとても素敵です。
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札幌停車場で入場券を購入して駅をくぐると、最初に見えてくるのが、「旧開拓使札幌本庁舎」。
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開拓使札幌本庁舎は、明治6年(1873)に建てられ、築後5年目の明治12年に火災のため焼失しました。この建物は復元(レプリカ)です。当時の札幌に見られた馬車鉄道を背景に見ると、開拓時代が蘇ってくるようです。
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(旧浦河支庁庁舎)
 大正8年(1919)に建てられた道庁の支庁(出先機関)。今の日高支庁に当たります。上2つの建物は復元でしたが、ここからは当時建てられたホンモノを移築修繕したものです。
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建物内部には、こうした人力車や当時の生活用具などが展示されていて開拓ムードが盛り上がります。
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我が家にも国勢調査の調査員さんがやってきましたが、これは大正9年の国勢調査のポスター。
「国勢調査(こくせいてうさ)は、社会(よのなか)の実況(ありさま)を知る為に行ふので課税(ぜいきん)の為でも犯罪(ざいにん)を捜すためでもありません。」なるほど。
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当時の活字を用いたハガキの印刷体験をやっていました。この活字の箱を見ていると、私は神田・お茶の水の近くで印刷業を営んでいた母方の祖父を思い出します。祖父の作業場はいつも活字とインクの匂い、輪転機の廻る音で溢れ、私が祖父を訪ねると、祖父はいつもこの写真と同じ活字の箱の前で老眼の目を近づけて一字一字、活字を捜して印刷用の版を組んでいました。この時は母を連れていたので、ちょっと懐かしい気持ちに浸ることができました。
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     (旧福士家住宅)
幕末から明治期にかけて、北海道開拓に貢献した福士成豊さんという方が、明治半ばから大正11年まで居住した建物で、洋風建築と和風住宅を接続した、現代風にいうなら和洋折衷の住宅です。
畳の和室から、洋室が見えています。考えてみると、こんなに素敵じゃありませんが、我が家のマンションもこのスタイルです(笑)が、明治時代にこの暮らしは、すごくモダンだったでしょうね。
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     (旧小樽新聞社)
明治27年(1894)に創立された小樽新聞社社屋。木造の骨組みに札幌軟石を積み上げた構造が特徴。
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     (旧開拓使工業局庁舎)
明治6年(1873)に設置された開拓使工業局の庁舎。開拓使関係庁舎としては現存する唯一のものとか。
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    これモノクロで仕上げたら、当時の札幌っぽくなったかな、と。
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     (旧山本理髪店)
北海道神宮裏参道沿いに実際にあった床屋さん。大正期の洋風建築の特徴がよく出ているそうです。
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内部は、こうして丁寧にモデルが置かれ、会話の再現テープも流れています。おもしろいですよ!
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     (旧島歌郵便局)
北海道で近代郵便の取り扱いが始まったのは明治5年だったとか。この旧島歌郵便局は明治19年頃のもので、現在は開拓の村郵便局として、実際に業務を行っています。
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     (旧浦河公会会堂)
神戸から入植した開拓移民たちの指導者は多くがキリスト教徒で、この会堂は、明治27年(1894)に建てられたものとか。
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     (旧来正旅館)
宗谷本線の永山駅前にあった旅館兼待合所。駅の待合室の機能と旅館の機能が合体した複合施設。今でいう駅ナカみたいな、ちょっとした売店やお茶休憩などがあり、泊まるときは旅館へ通されるという合理的な作りです。大正8年建築のもの。2階の旅館部分には人形が設置されていて、道庁の役人とおぼしき人形が出張での様子を語っていてとてもリアルです。
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     (旧札幌農学校寄宿舎)
札幌農学校(現北海道大学)の寄宿舎(恵迪寮)。「恵迪寮」の名は現在も北大キャンパス内にある学生寮に引き継がれています。内部には、寮歌が流れ、当時のバンカラな学生の生活の様子や洋食を中心にしたモダンな食事の内容などを見学することができます。ツマのご両親が来道された際もここにご案内したのですが、義父が「これは懐かしいなぁ」と喜んでくれました。
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     (旧青山家漁家住宅)
一昨日と昨日に掲載した、小樽の網元・青山家のこちらが漁家住宅(いわゆる「鰊御殿」)です。
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鰊御殿といわれる漁家住宅のおおよその作りは大体共通で、左右対称になっており、どちらか一方が網元の住居部分、片方が雇用労働者である「ヤン衆」の寝所、台所、食堂などとなっています。外観は同じでも内部は左右で作りが全然違うところが経営者と雇用者の立場の違い。こちらは、網元の住居部分。ヒグマの敷物が豪華ですね。
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親方(網元)の部屋ですね。たばこ盆と鉄のヤカンが雰囲気あります。
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これは「モッコ」。船から陸揚げする際に、この背負子に鰊を入れて運ぶためのもの。主に女性の仕事だったようですが、とても重いんだそうです。「高島郡祝津村」の字がはっきり読み取れます。
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ここには、番屋をはじめ網倉、船倉等多くの施設が保存されており、とても貴重なものだそうです。
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、、、と駆け足で、「北海道開拓の村」の様子を見てみました。ここには54ヘクタールの敷地に52棟の歴史的建造物があるそうなので、見所を挙げたらキリがありません。ここをゆっくり見学するには最低1日必要となるのでそうそう行く時間は取れないと思うのですが、機会があったらぜひオススメしたい施設です。
、、、ということで、駆け足でありましたが、秋の小樽、定山渓・札幌旅行のシリーズはこれでお仕舞いです。今日も冗長になってしまいましたがご容赦下さい。

 2008.9.6 札幌市厚別区 北海道開拓の村にて
 PENTAX K10D
 PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3ED
 (写真の一部に、開拓の村を説明するため、2007.5.6に出かけたファイルを併用しています。)
 2007.5.6
 PENTAX *ist-DS
 PENTAX FA28-105mmF3.2-4.5AL
by bjiman | 2010-09-24 01:19 | 札幌日記(市内名所) | Comments(6)

秋の小樽、定山渓・札幌旅行②~小樽市貴賓館、鰊御殿、定山渓散策路~

秋の小樽、定山渓・札幌旅行の2回目です。
昨日、ファイルが見つからなかった旧青山別邸に併設されている「小樽貴賓館」のファイルを見つけました。(ツマ撮影ファイルを借用)
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これが、貴賓館でおいしい「にしんお重」です。身欠きにしんっておいしいんだな、と思わせてくれたご飯でした。
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旧青山別邸の別カットを1枚。建物の広さが何となく伝わるでしょうか。旅館みたいですね。
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旧青山別邸の内部は撮影禁止なので写真がありませんが、youtubeで内部を紹介したものを見つけたので、ちょっとだけ雰囲気を。



さて、ツマ撮影のカットやyoutubeの借用などばかりしていると立場がない(笑)ので、気を取り直して、今日のコースに進みます。
   (小樽市鰊御殿)
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小樽市鰊御殿は、現在は小樽市の祝津(しゅくつ)という場所にありますが、もともとは積丹半島の泊村にあったものを移設したものです。鰊大尽とも呼ばれた網元の田中福松という方が明治30年頃に7年の歳月をかけて建設したとされており、現存する鰊御殿では最大規模のもののひとつです。
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現在は小樽市の市営で、鰊御殿に纏わるエピソードや漁具、生活の様子などが展示されています。昭和35年に北海道指定有形文化財に認定されています。
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この建物を建てた田中福松という網元はもともとは網元に雇われた労働者の「ヤン衆」出身ということで、多くのヤン衆達にとって、このような建物を建てるまでのサクセスストーリーは羨望でもあり、目標でもあったのかなとかつての時代に思いを馳せました。
1階を撮影した写真が見つからなかったのですが、1階はヤン衆達の寝所や台所、網元の応接間等があります。2階は広い和室になっており、家族用であったと思われます。
この建物でおもしろいのは、フスマの奥にある板壁。からくり壁になっていて、壁の向こうに小さな隠し部屋があります。網元はお大尽でしたので金銭トラブルのリスクが常にあり、何か起きたときには網元がお金を抱えて隠れたのではないか、との解説に様子が窺えて思わず笑ってしまいました。
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大きな錨が、かつての時代をかすかに偲ばせます。
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この小高い祝津の丘から見える海と山の景色が大好きで、ここの写真を良く飾っていました。
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この日は山方向はあまり天気がよくありませんでした。
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お天気が良いとこのように見えます。(この写真は5月に撮影したものです。)
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この日は、小樽から札幌・定山渓温泉に抜けて宿泊でした。お宿は、定山渓第一寶亭留・翠山亭です。こざっぱりした、定山渓のホテル街では比較的最近にリフォームしたホテルです。
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料理も温泉もそこそこ頑張っていて、特に温泉は源泉かけ流しの新しい別館が雰囲気が良くオススメです。定山渓にはいろんなタイプの宿があるので、他にもオススメがありますが、ここはバランスが良いお宿です。
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翌朝、定山渓温泉街の散策路を歩いてみました。少し気の早い色づき。
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散策路の観光スポットである二見吊橋付近は、まだまだ青々としています。
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定山渓といえば温泉街の中心を流れる豊平側を感じることが大好きです。この少し先の方のあちこちに、温泉が噴き出しているポイントがあります。定山渓の源泉は70度~80度にもなんなんとする高温のものが多く、どこの宿も温度を下げるのには苦労しているようです。
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 この後は、北海道立野幌森林公園の隣にある、「北海道開拓の村」へ向かいます。続きは明日に。

  2008.9.5~6 小樽市、札幌市(定山渓)にて。
  PENTAX K10D
  PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3ED
  PENTAX OptioW30
  (①~③、鰊御殿の部屋の写真、定山渓翠山亭の写真及び料理写真)
by bjiman | 2010-09-23 01:31 | 北海道日記(小樽) | Comments(4)

秋の小樽、定山渓・札幌旅行①~旧青山別邸~

2008年8月24日、札幌(当時)の我が家のベランダでカワラナデシコが咲きました。秋の七草が咲き始めると秋の訪れを感じますね。このカワラナデシコは松戸から札幌に持って行ったものですが、季節の違いにもめげず健気に咲き続け、この年を最後に枯れてしまいました。
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この頃、ツマは、ベランダでのトマト栽培にチャレンジしていました。何度か成果を上げましたがなかなか難しかったようです。
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さて、前置きが長かった(笑)のですが、2008年9月5日~7日に実家の母が札幌に遊びに来ました。札幌に赴任して最初の年は頑張って登別の紅葉などを案内しましたが、2年目のこの時は特に無理をせず、札幌周辺の好きな場所を巡りました。自分なりの好きな札幌周辺の過ごし方というパターンの一つとして振り返ってみたいと思います。では最初に小樽・祝津から。
        (旧青山別邸)
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小樽・祝津の青山家は、明治~大正時代に鰊漁で巨万の富を築き上げた漁家(網元)です。
いわゆる「鰊御殿(にしんごてん)」は、ニシン漁を行う網元と労働者であるヤン衆が共同で暮らすために作られる半分は職場のような建物で、青山家も祝津の港近くにはそのような鰊御殿があり(現在は札幌市にある「北海道開拓の村」に移設保存。)、こちらは3代目の娘のリクエストに応えて、大正6年から6年半もかけて作られた青山家の家族用の別荘です。
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約1500坪の敷地、190坪の建坪、6畳~15畳の部屋が18室もあるという庶民からすれば桁外れの別荘で、当時の網元が金銭的にいかに豊かだったかを象徴するものの一つです。
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こうした瓦の細工も精緻で、贅を尽くされた感じが伝わってきます。(でもこれは外観から見てレプリカかもしれませんね。)
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旧青山別邸は小樽市からも歴史的建造物第三号に指定されています。
今は青山家もここには住んでおらず、ここは別の方に売却され、購入した方が展示施設として経営されています。
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残念ながら内部は撮影禁止なので、写真が載せられませんが、それはそれは見事なもので、とても大正時代に建てられたものとは想像もできないようなものでした。
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「鰊御殿」に纏わる数々のエピソードは、私が札幌にいた2年間で最も印象に残ったものです。この建物の建設に至るエピソードは、正直言って余り感心したものではないのですが、いったい北海道と鰊の歴史ってどういうものだろう、と興味を持ち、以後、道内に残る鰊御殿を訪ね歩くきっかけになったという意味で印象深いです。
建物の前に、きれいなコスモスが咲いていました。
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ここには食事処(小樽貴賓館)が併設されていて食事を楽しめます。残念ながら写真のファイルを見つけられなかったですが、ここの「にしんお重」は気安いお値段ではない(1,785円)ものの、身欠きにしんがおいしくて2回も食べに行ってしまいました(笑)。

というところで今日は時間がなくなってしまったので、また明日に続きます。

 2008.9.5 小樽にて
 PENTAX K10D
 PENTAX DA18-250mmF3.5-6.3
by bjiman | 2010-09-22 01:45 | 北海道日記(小樽) | Comments(4)

野幌森林公園・初秋(北海道札幌市、江別市)

2007年9月1日は長沼町の広大な田園風景でしたが、翌9月2日は、札幌市・江別市・北広島市の3市に跨る広大な野幌森林公園に秋の訪れを感じに行きました。
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菊の色がどことなく、秋の訪れを感じさせます。
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どういう種類なのか、ぶどうが実っていました。こうして見るとおいしそうに見えます。
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一部では紅葉が進んできています。
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  静かに、さわさわと風が吹く中、少しずつ秋が始まっています。
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  森の中は静寂に包まれています。
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  大きな朴の木の葉に射す光の色もだんだん穏やかになっていくような気がします。
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  森の中で見られる花もだんだん変わっていきますね。
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  9月16日にもここへ来ました。あまり変わっていませんでしたが、なんだかかわらしいタネのようなものを見つけました。
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  野幌森林公園内は、わりとこうしたシダ類が豊富です。シダ類を見ると熱帯地方を想像してしまって、この北海道の森林の中なのにと自分の中では不思議な違和感がありました。
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  こうした色が森にしっとりした雰囲気をもたらしているように思えます。
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  可憐な花一輪。
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  落ち葉が色づく季節はもう少し先でしょうか。。。
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  2007.9.2、9.17 野幌森林公園にて
  PENTAX *ist-DS
  SIGMA AF 18-50mm F2.8 EX DC MACRO
  
by bjiman | 2010-09-21 01:08 | 北海道日記(野幌森林公園) | Comments(4)