カテゴリ:東北旅日記(福島、会津)( 13 )

喜多方市を歩く⑦蔵の町を歩く(大和川酒造)最終回

大和川酒造店は、江戸時代中期の寛政二年(1790)創業ということで、老舗らしい貫禄がありました。
(大和川酒造:SIGMA DP1 Merrill)

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蔵群そのものが、こうした近代化産業遺産になっています。酒文化の歴史を、今に伝える貴重な建物ですね。
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美味しそうなお酒がズラリ
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蔵の中にある座敷。ちょっとここで休んでいきたい気もしました。円形の大きなテーブルが印象的です。
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座敷は二間続きになっていました。こちらにも大きなテーブル。
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蔵の中で、耐えることなく湧き続ける清水が、自然の恵みを感じさせてくれます。
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コンサートなどに使うのでしょうか、フロントホーンの大型スピーカーが設置してありました。印象に残ったのは、ユニットがALTEC 409-8Cだったからです。私は高校時代、スピーカー設計に熱中していましたが、ユニットはALTECが最も好きでした。もちろん買うことはできませんでしたが、旧い時代のものは緑のハンマートーン仕上げが美しく、一度使ってみたいと思っていました。この409ユニットは高級なラインではなく、壁などに埋め込みで館内放送などに使うシーリングスピーカーで、現在でもエレクトロボイスに引き継がれて日本でも新品を買うことができます。しかも安い。ただ、有名なシアター用のラインとは違うものです。
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この蔵は現在は見学用となっていますが、江戸時代から使われているとのことで、そのタフな造りにも驚いてしまいました。
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今は少し離れたところで、酒造りが行われています。飯豊連峰の素晴らしい清水を用いて仕込まれているとのこと。
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今では酒造りに使う原料米も自社生産しているとのこと。酒造好適米が展示されていました。
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酒造好適米は、主食用の米(左のコシヒカリ)と比べて背丈が長いんですよね。
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最近のお酒は酒質の向上のために高精白のものが多いですよね。私が普段いただくような純米酒は50-60%精白程度のものが多い(それでも十分だと思うのですが)のですが、この展示でも40%精白まで展示されていました。
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大正時代に作られたという大正蔵は、今は展示室になっています。
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餅米を使ったお酒など、特徴的なものがありました。
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日本酒の種類って案外たくさんあるんですよね。本醸造と純米の違いとか生酒の意味とは知っていましたが、、、
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こちら昭和時代に建てられた昭和蔵は、今はコンサートなどに使われているようです。
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手すりのところも日本酒の瓶を使っておしゃれに。
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酒造りの仕込み水に使われる飯豊山の伏流水を引き込んでありました。水はずっと流れっぱなしです。自由に飲めます。
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あちこちでいろいろ買ったので、お酒がたくさん。レクサスHSのトランクは日本酒だらけでした。
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この後、漆塗りの工房に行って、お土産にお味噌汁用の小型の汁椀とお盆をここで買いました。
ここでは学校給食用の漆器も作っていて、子供時代から、こういうものを使う方針はなかなか良いなと感心しました。
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自宅に帰ってお土産の日本酒を並べてみました。二本松市でもたくさん買ったし、今後はしばらくは福島県の日本酒をいただけそうです。
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長々と続いた東北旅日記。とりあえず終わりです。
2016.5.5@喜多方市にて
SIGMA DP1 Merrill

by bjiman | 2016-06-27 05:00 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)

喜多方市を歩く⑥蔵の町を歩く(若喜商店のレンガ蔵群)

この、ただならぬ雰囲気の蔵。すごいです。
国の登録有形文化財となっている若喜商店のレンガ蔵群です。中でもこの蔵座敷は、明治37年に建てられたもので、外観もさることながら、内部がすごい。

(若喜商店 座敷蔵) SIGMA DP1 Merrill (トリミング)
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座敷の中は、贅沢な縞柄の縞柿の木材で、テーブルや柱、天井に至るまで総縞柿仕様。そのウネウネっとした模様に圧倒されます。
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反対側から覗いたところ。詳しい説明があります。
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縞柿は、茶室などで使われるのを目にしますが、こういうものです。
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こちら若喜商店の店舗自体も相当なものです。喜多方市出身で後で大成建設の社長になった方が東京工業大学の学生だった時に卒業制作として建てたものだそうです。
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こんなところで、ちょいと一杯ひっかけたい。
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こちらの店舗(昭和館)では、懐かしいプラモデルなんかがあって、正直欲しいものが山のようにありましたが、、、我慢しました。あっても荷物になるだけだし。。。
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入り口の細工が面白いと思いましたね。ちょっと星みたいにギザギザっとした形。
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この笹屋旅館の建物もすごい。創業は明治12年というからこの建物も相当なものでしょう。現役の旅館で、奥に新館があるそうです。
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郵便局までおしゃれに。
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駐車場に日産シルフィが止まっていました。今のシルフィはデザインが伸びやかで、ちょっと気の利いたコンパクトで気軽なセダンが欲しいと思った時に候補になる一台だと思います。シルフィは、初代の頃から憎からず思っている(実質的には)サニーの後継車ですが、日本ではティーダをサニーの後継としてプッシュしたこと、車種統合の関係でブルーバード・シルフィとして登場したことなどが影響してやや混乱させたかなという気もします。アメリカではごく自然に、サニーの米国名であった「SENTRA」名で売られていて2015年年間セールスは全米ベスト10の10位に入る人気車です。中国でも人気で、上海ショーでデビューして人気を博し、2015年年間セールスは4位。私はもう読まなくなりましたが、その頃読んでいた自動車車種別評論の単行本に、「誰も喜ばないクルマ」みたいに書いてあってひどく憤慨した覚えがあります。著書の評価は著者のリスクによってなされるものなので他人がどうこういうことではないのですが、自動車評論がユーザー目線に立っていない客観性を欠いたものになっていると思ったことのひとつでした。私はこういうバランスを欠いた感覚がはびこる自動車ジャーナリズムを非常に問題だと思っています。
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神社があったのでしょうか。存在感があります。

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おしゃれでレトロモダンな整骨院

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すごい蔵もある。
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次なる見学の酒蔵は、ここ大和川酒造。

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続きは明日。
2016.5.5@喜多方市にて
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by bjiman | 2016-06-26 01:43 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)

喜多方市を歩く⑤蔵の町を歩く

喜多方市の中心部に出ました。蔵の町の町歩きを楽しみたいと思います。

蔵の町・喜多方 SIGMA DP1 Merrill
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観光地然としてはいますが、演出された昭和レトロな感じも楽しいものです。
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懐かしいたばこの箱は、見本だそうです。
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私が子供の頃は、こういう個人のメーカー販売店がどこにもあったものです。
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おいしそうな喜多方ラーメンのお店を見つけました。せっかく来たのですから、誰でも知っている行列店ではないようなところに寄ってみたいものです。
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旨さには自信を持っている、そんな感じがします。
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そしていただいたこのラーメン。最近私がいただいたラーメンの中でも記憶に残るおいしいものでした。なるほどいろんなラーメンがあるけど、喜多方ラーメンはブランドだけあって、特徴がありました。太い麺とスープの味のバランスがとても良く、コッテリ系のものではないため、何度でも食べられる気がします。(個人の感想です(笑)が、ホント、おいしかったですよ。)店主の方はお年を伺ってビックリの若々しい方でしたが、お話し好きな方ですっかり話し込んでしまいました。正確に言えば話し込んだ、、というのではなくお話しを伺っていた、という感じですが。お好きな地酒とか。ここでおすすめいただいたお酒、後で買いました。
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メニューはこれだけ。「喜多方ラーメン」600円。これが却って潔くて清々しい。
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おいしいラーメンをいただいて、さて町の散策に繰り出すと、あらあら素敵な建物。
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あちらこちらに貴重そうな建物があり、ここも有形文化財。なるほどじっくり見なければ、、、と思いました。
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長くなるので、続きは次回。できれば明日に。

2016.5.5@喜多方にて
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by bjiman | 2016-06-22 02:51 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(2)

喜多方市を歩く④酒蔵訪問(ほまれ酒造)

喜多方市は蔵の町、酒の町。酒造メーカーがしのぎを削っています。
そんな酒蔵訪問、まずは喜多方の酒蔵でも最大規模、ほまれ酒造から訪問しました。
(ほまれ酒造駐車場にて)SIGMA DP1 Merrill
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駐車場から降り立ったけど、こんな工場がドカッと建っているだけでどこから入っていいのか全然わかりません、、、が、上の写真にあるとおり、この写真の真ん中の細い通路のところに「見学順路」みたいに書いてあって、あぁ指示のとおりに見れば良いのかと合点して歩いてみました。


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最初に見た看板がこれ。日本酒製造の最終工程の「上槽」に関連する説明から始めるというのも、(レイアウト上しょうがないのかもしれませんが)何故かなとの違和感がありました。
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巨大なステンレスタンクが林立しています。きっと施設の機械化も早かったのでしょう。
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日本最大の屋外型仕込みタンクで、1基当たり1,200石(一升瓶で12万本分!)の仕込みができるのだそうです。
これで1基12万本分か、、、と林立する一升瓶を思い浮かべながら見学しました。
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ほまれ酒造は、喜多方だけでなく、会津、福島県を代表する酒蔵だけにその規模も半端じゃありません。
工場の一部分には、立派な庭園もありました。
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日本庭園の前にある建物「雲嶺庵」では、いろいろなおもてなしができるようになっていました。
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早速、売店が主の内部に入ってみました。
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会津ほまれは、2015インターナショナルワインチャレンジにおける「チャンピオン・サケ」に選ばれています。
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売店のレイアウトも美しく、試飲をしながらお買い物が楽しめます。私はドライバーなので駄目ですが、代わりにツマが試飲しました。
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前社長の奥様の手作りというステンドグラスがきれいにお酒達を飾っています。

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建物の中から見る先ほどの庭園は、いっそう趣がありました。
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こうした建物の特徴でもありますが、欄間などの装飾は見事なものです。
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こうして工場見学しただけで、ずいぶんと親しみが湧きました。これも工場見学のメリットですね。
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工場見学を終えて外に出ると、きれいなニチニチソウのようなお花が咲いていました。
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おとなしく待っていた駐車場の我がレクサス・HS250h。お土産も一杯買ったし、次の蔵に向かいます。
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喜多方酒蔵めぐり、次回に続きます。
2016.5.5 @ほまれ酒造にて
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by bjiman | 2016-06-21 05:00 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)

喜多方市を歩く③熱塩駅に残る旧車両

旧日中線は、ここ熱塩駅(旧耶麻郡熱塩加納村:現・喜多方市)と喜多方の11.6kmを結ぶ地方選で、昭和13年に開業し、昭和59年に旧国鉄の再建計画の一つとして廃線になりました。熱塩駅の駅表示が、かつての鉄道の歴史の記憶をとどめています。(SIGMA DP1 Merrill)
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この駅舎の先に、旧車両がひっそり保管されていました。
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このラッセル車、キ100型という形式のものです。
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雪深かったであろう当時の日中線で、雪を吹き飛ばしていた姿が忍ばれるウイングです。
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ウイングの裏側はこうなっています。雪の猛烈な抵抗に耐えられるようにしっかり支えられています。
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飯野車両 昭和29年、と書いてあるように思えます。調べてみると、キ100型ラッセル車は、国鉄初の単線用鋼製ラッセル除雪車で、昭和3年から昭和31年まで、国鉄と飯野産業等において製造され、全部で194両あったそうです。キ100型からキ293型まであったそうなので、この車両は、キ100型としては最後の頃の飯野産業製のものということになりそうです。(SIGMA DP3 Merrill)
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内部にも入れるようになっています。こういう時、子供のようにワクワクします。(DP1 Merrill)
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中に入ってみます。内部は木造になっていました。明るい水色の塗装。運転席とその後ろに交代用でしょうか、同乗する乗務員用の座席とストーブがあります。
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運転席はちょっと高い部分にあります。運転席側から全体を俯瞰してみました。木造の内装、大きなタンクをまたぐ鋼製の梯子(というか踏み板というか)などの様子がわかります。
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運転席です。ハードな男の職場という雰囲気が満ち満ちています。2席あるようですが、右側は壊れてしまったのか、おいてありました。
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ハードそうな操作系。除雪翼の操作系のようです。私は零戦のコックピットと似ているなぁと思いました。年代的なものかもしれませんが。
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綺麗に整備されています。スイッチ類は可動しそうな感じがします。
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客車の方も覗いてみます。オハ60系客車は、木造車両を鋼体化した、戦後昭和の輸送を支えた車両の一つです。
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オハフ61-2752。オハ61系は1500番台までしかないので、?と思って調べてみると、電気暖房改造車は元番号+2000番なのだそうですので、この客車の元番号はオハフ61-752ということで、初期型0番台のものだと思います。北海道向けに作られたものだとか。三等緩急車です。
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台車部分もきれいに整備されています。保存車両としてはいい見学になりますね。
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三等客車ということで、背板は木製のままでクッションもないし、座席間ピッチも狭く、当時の緩急車両の標準的な定員が80名に対し、この車両は88名と詰め込んだ仕様であるのがわかります。車両も少ない戦後昭和の時代、とにかく輸送量を確保しようという思想が見て取れます。
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車両の窓と窓の間の柱には、日中線が現役時代の写真が展示されています。これは当時の状況がわかりやすく、非常にいい展示だなと思いました。
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列車は長距離運転の仕業に従事するので、こうした洗面台やお手洗いが必須の装備だったんですね。今見ると、なんともレトロモダンな感じがするものです。
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もう少し見ていたかったのですが、先があるので名残惜しく、熱塩駅を後にすることにしました。
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駅では、記念切符が買えるようになっています。当時のままの切符ホルダーのようなものから自分で取る方法。手間もかからず、なんともおしゃれです。100円を入れるのを忘れずに。
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この桜は、日中線が開通した昭和13年に植樹されたものなのだそうです。訪れた時は、運良くきれいに咲いていました。
日中線は開業当時から1日6往復、戦後すぐには朝、夕、夜の1日3往復に削減されたというローカル線で、昼間(日中)に走らないことから、「日中走りま線」等と揶揄されたとか。それでも、地元の方にとっては貴重な鉄路で、誘致に当たっては対象の用地を思い切り安くして融通するなどして配慮したのだそうで、廃線が決まった時は、あの時配慮してあげたのに、、、という複雑な思いがあったとか。朝夕は、鉄道を利用する子供達で賑わうこともあったろう、そんな過去への思い入れが、この保存につながっているのかなと思いました。

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日中線記念館の案内があります。往事の日中線開業の際の住民の歓喜の様子や、戦後、さらなる延伸に期待する運動とその中止、やがて廃線に至る経緯などが詳しく書かれています。
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この辺りの観光案内図です。ご参考まで。
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近くのバスターミナルのようなところに、ライラックが咲いていました。
DP3の解像感溢れる画像は、時にお花を即物的に見せてしまうキライもあるような気がします。 (DP3 Merrill)
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シモクレンは満開でした。
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次回は、喜多方の蔵の町へ行きます。

2016.5.5 @喜多方市、熱塩記念館にて
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by bjiman | 2016-06-20 10:47 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)

喜多方市を歩く②旧日中線熱塩駅

翌朝、目が覚めてホテルの窓から外を見ると、見慣れない駅のようなものが見えていました。喜多方の蔵の町に出る前にちょっと寄ってみようと思いクルマを向かわせると、そこは廃線になった国鉄の旧日中線、熱塩駅を保存してあるものでした。
旧熱塩駅(日中線記念館) SIGMA DP1 Merrill

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現在は、旧日中線の記録を保存する日中線記念館として運営されています。(見学は無料です。)

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懐かしい駅舎の雰囲気。いますぐ硬券の切符が買えそうです。
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駅舎の中は廃線となった日中線の歴史がわかる資料展示がされていて、ちょっとしたミニ鉄道博物館。鉄道好きにはたまらない施設になっています。
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地元の方がコーヒーを入れてくれていて、ちょっとした喫茶コーナーにもなっています。
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平成20年に近代化産業遺産に指定されています。

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ここのカフェコーナーでコーヒーをいただいている時、居合わせた方が、昔のこの駅の写真を見ますか?とおっしゃってご自分の持ってこられていた本を見せてくれました。そこには熱塩駅の現役時代の写真が載っており、お話しを伺うと、子供の頃からこの駅の写真を見てどこなんだろう?と思っていましたが偶然熱塩駅だということがわかり、ここを訪ねてきたのです、とのこと。子供の頃からどこなのか?と興味を持った駅舎がこうして保存されているなんて、素晴らしいことだなと思ってお話しを伺っていると、その方のクルマのナンバーを見たら近くのエリアだったので伺ってみたら本当に近所にお住まいの方でした。偶然ってあるんだなと感激の出会いでした。

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駅の中に入ってホームに出ると車両展示もあります。
日中線の歴史や車両については明日に。

2016.5.5@旧日中線熱塩駅にて
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by bjiman | 2016-06-16 07:34 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)

喜多方市を歩く①山形屋

二本松市から喜多方市へは道路のアクセスも良いので安心し過ぎてしまい、二本松市での滞在が予想以上に長くなってしまったこともあって、喜多方市に入ったのが夕方遅くになってしまいました。そんなことで、宿泊予定のホテル、山形屋さんの写真は外観の写真を撮り忘れてしまいました。
お部屋に通されて、、、和洋室の広いお部屋で、とっても気に入ってしまいました。こんな別荘に住みたいなぁという感じです。
(SIGMA DP1 Merrill)
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軽くお風呂をいただいた後は、お楽しみのお酒。喜多方は蔵の町、酒の町。まずは地酒の利き酒セットをいただきました。普段、家でいただくお酒は基本的には純米のみと決めているお酒ですが、こういう時はそんな野暮なことはなく、本醸造も純米も、それぞれの良さを味わいます。一般に本醸造はキリッとして、癖がなく、お料理の邪魔をしないという印象があります。味を調えやすいのかなぁとも思うのですが。
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おいしそうな前菜がいろいろ並びました。
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特にこのお皿は見た目にもとても美しいものでした。

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こごみの胡桃かけ
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地元の磐梯マスを中心に。
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エゴマ豚しゃぶ
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鶏のトマト・モッツァレラ。火が通るとチーズがとろりと。
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宿オリジナルブランドのお酒。「山形屋一流の田舎」をいただきます。私はお店ではそのお店のオリジナルブランドのお酒もよくいただきます。昔はそういうのは好みませんでしたが、お店が店の料理に合わせて発注しているものなので、お料理を邪魔しないお酒が多いように思います。
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蕨豆腐 ワラビが入った独特の食感、きれいなワラビ色のお豆腐。
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ほかにも、ヨモギのおそばとか、会津ユキマスのオレンジ焼きとかいろいろあり、、、どれもおいしかったのですが、、、
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この夜のハイライトはなんと言ってもこの地元会津牛とブランドの米沢牛の食べ比べでした。
確か手前の3切れが米沢だったと思います。
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これはほんと、おいしかったですよ! 米沢牛はもちろん柔らかくておいしかったのですが、焼き方もあるのか思った以上に地元会津牛がジューシーで、こちらも大変に美味でした。
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地元熱塩産のコシヒカリ。いやぁおいしかった。福島県産、頑張って欲しいですね!
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地元西会津のイチゴもいただいて満足
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この夜のお品書き。テーマは、「郷土愛」。素敵ですねこういうの。応援したいです。
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山形屋さんの一夜。温泉にもじっくり浸かってゆっくりできました。
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すっかりくつろいだ喜多方の夜でした。明日は蔵の町へ出かける前に、ちょっと旧い記念の場所によります。

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2016.5.4 @喜多方 山形屋さんにて
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by bjiman | 2016-06-15 02:26 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(2)

二本松市を歩く⑥~二本松城跡、二本松少年隊~

二本松城の正面、箕輪門の前の千人溜というところに、戊申戦争時、追い込まれた二本松藩を守るために決死に闘った少年隊の像が建っています。
(SIGMA DP1 Merrill)
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味方兵力の大半が他出している状況で城が攻められようとしている時、当時13歳~17歳の少年たちが出陣を藩主に嘆願し、城の守りを固めようとしたその姿を見て、銅像ではあるものの胸が熱くなりました。
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少年隊の一部隊25名を率いた木村銃太郎隊長はこの時22歳。幼少時より砲術を学び少年たちを指導する師範でもあった彼の表情は、国を守るという責任感に溢れた表情のように感じます。明治維新は大きな一種の革命でもある訳ですが、同時に壊してしまったもの、失ったものも多くあるなと思わせられます。少し離れたところに墓地があるのでこの後、お参りに行きました。 (DP3 Merrill)
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箕輪門です。 
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この辺りは、戊辰戦争後、明治6年に日本最初の民間機械製糸を行う「二本松製糸株式会社」が設立された場所なのだそうです。二本松少年隊の奮闘もむなしく焼け落ちた城の跡地に、家が藩士でもあった山田脩らが蚕糸業での故郷の発展のために製糸工場を建設、山田氏は単身渡米し、ニューヨークに直販のための支店を開設し大成功を収めたそうです。その功績を称えて銅像が建てられています。
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戊辰戦争を挟んで少年隊たちの悲劇とその後の再建を見届けて、二本松城跡を後にしました。
なまこ壁の風格あるたたずまいのお菓子屋さん、「二本松羊羹」が看板の日夏さんでお買い物。
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なまこ壁は防火対策としてのものですが、景観上も風格、落ち着きを感じさせます。
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二本松市は、城下町である故か城作りに集まった職人たちがタンス作りをしたという説もあり、300年の伝統を誇る家具の町でもあります。
そんな二本松家具も少し見学していきました。
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我がHSは快調に走ってくれました。駐車場でちょっと一休み。この後、喜多方市へ向かいます。
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明日は、喜多方市編に移ります。
2016.5.4@二本松市にて
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP3 merrill

by bjiman | 2016-06-09 02:26 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(2)

二本松市を歩く⑤~岳温泉神社を歩きながら~

風格あるたたずまいの松渓苑 閉店したのが残念な旅館です。誰か再建しないかな。
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この建物を通り過ぎてちょっと歩くと温泉神社。
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由来が掲示されています。現在の社殿は昭和17年に建てられたものとか。貴重な建物です。

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境内には、かつて温泉の引湯に使われていた木管(湯樋)が展示されています。現在でも湯本付近では800mにわたりこのような構造の湯樋が使われているそうです。
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ここでも綺麗な八重桜が咲いていました。 SIGMA DP3 Merrill、DP1 Merrill
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神社の隣は湯の森公園になっています。自然豊かで静かないい公園です。
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昼食はちょっとピリ辛の味噌ラーメンをいただきました。
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二本松市岳温泉街散歩もここまで。この後は、近くの二本松城跡へ移動します。
今回散歩したコースのマップはこちらをご参照ください。

2016.5.4@二本松市 岳温泉にて
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP3 Merrill

by bjiman | 2016-06-07 23:54 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)

二本松市を歩く④~DP3も使いながら~

二本松市を歩くシリーズ4回目。今日は50mmマクロのDP3も使いながら。

季節はずれですが、この時撮った「青空に八重桜」。「石段と八重桜」です。 (SIGMA DP3 Merrill)
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芝桜の表情を捉えるために、DP3の絞りはいつも以上に意識してF8で。
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岳温泉のこの通りがとても気に入りました。 (DP1 Merrill)

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DP3のマクロは最近使ってなかったのでピント合わせは気を遣いました。
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これはDP1。19mmF2.8レンズは、F6.3まで絞れば十分パンフォーカスになります。
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ホテルに泊まらなくても、日帰り銭湯もあります。岳温泉の酸性湯がとっても気に入った私は、ここも入ってみたかったけど、次のチャンスかな。
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沿道の八重桜並木がきれいだったこと!
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町なかにはおいしそうなカフェやソースカツ丼のお店などが建ち並んでいました。 (DP3)

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立派な構えの旅館。今度はこういうところでもいいかな。 (DP1)
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こういうお宿もおしゃれ。

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可憐なすずらんが咲いていました。ベーシックですが、DP1で全体を絞って、DP3で柔らかく。(上DP1、下DP3)
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お花を撮った後は酒屋さんでお酒をお土産に。花より団子ならぬ花より銘酒。
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ツマは、花より団子。
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明日はこの先にある神社にちょっと寄ってみましょう。

2016.5.4@二本松市岳温泉街にて
SIGMA DP1 Merrill
SIGMA DP3 Merrill

by bjiman | 2016-06-04 00:51 | 東北旅日記(福島、会津) | Comments(0)