カテゴリ:関東・東海旅日記(伊豆)( 12 )

138羽の鶴が舞う入江長八の傑作~旧岩科学校の「鶴の間」~

(1) 旧岩科学校の2階に上がってきます。 (SIGMA SD1 Merrill,SIGMA 17-50mmF2.8)
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(2) 特徴的なバルコニーに出てみます。 
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カーブするバルコニーの手すりとその向こうに見える整然とした屋根瓦。まさに和洋折衷の美。
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松崎町ならではの「なまこ壁」も目に入ってきます。
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(3) 見上げると「岩科学校」の金色の書。
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(4) バルコニーからの眺め。まさに眼下にゆったりとした岩科の町の雄大な展望。子どもたちを包み込む豊かで優しい自然があります。
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(5) 屋根瓦の整然とした姿に強く惹かれます。
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(6) バルコニーから戻って天井を見上げると、美しい青の背景に映える鏝絵の美があります。
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(7) そしてこの建物最大の見所といってもいいのではないかと思います。入江長八作の138の鶴が描かれた「鶴の間」です。
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裁縫室としても使われていたそうです。
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(8) 長八66歳の時の作という鶴たちが、若人達の未来に輝くように羽ばたいています。
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(9) この急な階段がいかにも時代を感じさせるディティールです。
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(10) 1Fに降りてきました。この町らしい、なまこ壁が覗いています。
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(11) 見所満載の旧岩科学校、ぜひお近くを御旅行の際は寄っていただけると嬉しいな。
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(12) 開花亭
 入り口脇には、旧岩科役場として使われていた建物も展示されています。
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(13) ここの天井にも見事な鏝絵があります。入江長八の高弟・佐藤甚作氏の作とのこと。
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これも、片目は入っていません。半分つぶって、といいますが、世の中、余り見えすぎても良いことはありません。少しこんな余裕がある方がいいですね。
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これで松崎町特集を終わります。

2013.5.6 松崎町 旧岩科学校にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8EXDCOSHSM
by bjiman | 2013-07-11 01:52 | 関東・東海旅日記(伊豆)NEW! | Comments(4)

(後編の(1))旧岩科学校(静岡県松崎町)

(1) 旧岩科学校は、明治13年築の伊豆地区最古の小学校。松崎町ならではの美しいなまこ壁、2階のバルコニーなど洋風のスタイルと和風の折混ざった和洋折衷の建築スタイルが見所です。
それでは、岩科学校の中に入ってみましょう。 (SIGMA SD1 Merrill,SIGMA 17-50mmF2.8)
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(2) 最初に施設全体の説明があります。通されたのは校長室。怖そうな顔の校長先生が執務中です。
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先生の前に進むと、何か怒られるような気がするのは、自分の学生時代の行いのせいでしょうか(笑) (SONY RX100,ツマ撮影)
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(3) 玄関にあった扁額と同じ三条実美による「岩科学校」の書があります。(SIGMA SD1 Merrill,SIGMA 17-50mmF2.8)
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(3) 明治23年に発布された教育勅語が飾ってありました。教育勅語というのも言葉では知っていましたが、こうして改めて内容を読んでみる機会というのもあまりないものですね。
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(4) 隣の教室では、先生が授業中のようです。
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(5) 熱弁の様子が伝わってきます。「今でしょう!」とは言っていなかったと思うけど(笑)
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(6) 生徒にも色々な境遇の子がいたでしょう。子守をしながら勉強している子もいて、こういう風景を今の子どもたちに見せるというのも良い学習になるのではないかと思います。
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当時使っていた教科書なども展示されていて、とてもわかりやすい良い展示だと思いました。
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(7) 岩科学校で実際使っていた給食の食器です。
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(8) 明治時代、授業の合図は、この大太鼓で行っていたそうです。後年は脇にある鐘になったとか。
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(9) こちらの教室(?)では、女性がお裁縫を教えています。ヘリのない畳が当時を感じさせます。
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(10) こういう建物って、この廊下がいいんですよね。子ども達の歓声が聞こえてきそうです。
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こういう展示は当時の事もよくわかり、いい見学の機会になると思いました。後編の(2)では、2階に上がってみたいと思います。

2013.5.6 松崎町 旧岩科学校にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8EXDCOSHSM
SONY RX100
by bjiman | 2013-07-10 01:49 | 関東・東海旅日記(伊豆)NEW! | Comments(0)

旧岩科学校(松崎町の重要文化財・伊豆地区最古の小学校)

(1) 旧岩科学校(静岡県松崎町)は、明治13年竣工という伊豆地区最古の小学校で、昭和50年に国の重要文化財に指定されています。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8EXDCOSHSM)
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(2) 明治12年に、総工費の4割を住民の寄付によって賄うという方式で建設が始められたのは、当時、村ではとても教育熱が高まっていたこともあるとか。当時の明治人の公民意識の高さが窺えます。 
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(3) 正面玄関の「岩科学校」の書は、最後の太政大臣、三条実美によるものだとか。 
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扁額の左側に「実美書」の文字が見えます。龍の彫刻は、松崎町出身の左官の名工で鏝絵(こてえ)の名人・入江長八によるものです。
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はっきりと「岩科」の彫り込みが読めます。当時の彫刻は実に美しいものだと思います。
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それでは、明日は学校の中に入ってみたいと思います。

2013.5.6 松崎町 旧岩科学校にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8EXDCOSHSM
by bjiman | 2013-07-09 01:20 | 関東・東海旅日記(伊豆)NEW! | Comments(2)

伊那下神社 ~松崎町の鎮守~

(1) 伊那下神社は、松崎町の鎮守  (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8)
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(2) 木彫りの偶像やこうした案内版がとても不思議な雰囲気を作り出しているパワースポット。
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(3) 本堂の堂々たる姿 (SD1)
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(4) 神社の縁起が書かれています。
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(5) 精霊の森の不思議な雰囲気。千年の銀杏。 (上SD1下DP3)
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(6) SIGMA DP3 Merrill で、不思議な精霊達のささやきを撮ってみました。 (SIGMA DP3 Merrrill)
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(7) 森全体に不思議な精霊の森の雰囲気が満ちています。 (上下RX100/中DP3)
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(8) 時間のある限りこの空気に包まれていたいと思っていました。(SD1)
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(9) ここにも水琴がありました。とても素敵な音しました。
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(10) 水に誘われていく旅、、私の好きな大西みつぐさんの「ほのぼの旅情カメラ」の中のキーワード、私は、日本を知ることは水を知る、水に触れるということだと思っています。日本の洗練は、清水に清められた清々しさ、ひんやりとした中のびっくりするような美しさ、清水が織りなす美のように思います。
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(11) 牛原山町民の森
    ちょっとしたトレッキングコースのようになっています。ぜひ歩いてみたかったのですが、今回は時間の関係で次回の宿題となりました。
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(12) 松崎町ではかつて琉球畳が伝えられ、作られていたそうです。そんな縁起が書かれています。
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(13) ここはもう少し時間を取りたかったけど、、、後ろ髪を引かれる思いで伊那下神社を後にしました。
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2013.5.6 伊那下神社にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8
SIGMA DP3 Merrill
SONY Cyber-shot RX100
by bjiman | 2013-06-09 00:15 | 関東・東海旅日記(伊豆)NEW! | Comments(0)

浄泉寺 ~松崎町の古刹~

(1) なまこ壁通りの向こうに見えているのが、浄土宗の古刹、浄泉寺。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8)
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(2) この山門、半端じゃない迫力があります。 (上SIGMA DP3 Merrill,下SD1)
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(3) 何かここにいるだけで、不思議な世界の中に舞い込んでしまったよう。 (SD1)
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(4) 浄泉寺は、応永21年(1414)の創建で、本堂は、安永9年に再建されたものだそうです。 (上SD1,下SONY RX100,ツマ撮影)
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(5) こうした欄干の龍など見事な彫刻が見所。
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(6) 左側の経堂(廻転書庫)は文化7年(1810年)築とか。ゆっくり見たかったなぁ。 (RX100)
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(7) お寺の縁起です。 (SD1)
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(8) お寺の名前にあるとおり、周囲に湧き出る清水が、静謐でしっとりした雰囲気を演出しています。 (DP3)
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2013.5.6 松崎町にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8
SIGMA DP3 Merrill
SONY Cyber-shot RX100(ツマ撮影)
by bjiman | 2013-06-08 10:18 | 関東・東海旅日記(伊豆)NEW! | Comments(0)

なまこ壁通り(近藤平三郎生家)と「伊豆文邸」

(1) 観光協会の隣にある「なまこ壁通り(近藤平三郎生家)」の景観は、松崎町を代表するものです。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8)
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(2) 圧倒的な迫力。漆喰と平瓦の織りなす模様の美に魅せられます。
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(3) 江戸末期に建てられたものとのこと。メンテナンスもいいのでしょうけれど、その保存の良さに驚きます。 (上中SD1,下SONY RX100)
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(4) DP3で部分を切り取ってみました。 (SIGMA DP3 Merrill)
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(5) ツマ撮影のなまこ壁。SONY Cyber-shot RX100の優れた描写も手伝い、なまこ壁の印象を質感高く撮っているなと思いました。 (SONY RX100)
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(6) こちらはDP3
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(7) 正面から見たところ。左側が洋風になっていて、和洋折衷の形。 (SONY RX100/ツマ撮影)
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(8) 近藤平三郎は、松崎町出身の薬学者。明治10年、江戸末期に薬問屋として成功を収めた近藤家に生まれ、東京帝国大学薬学部を卒業。ドイツ留学後、東京帝国大学教授等を勤め、アルカロイドの研究に多大な功績を残した方ということです。 (SD1 Merrill/17-50mm)
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(9) なまこ壁通りの向こうには、雰囲気ある浄泉寺の山門が見えています。ここは後で寄ります。 (SIGMA DP3 Merrill)
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(9) 伊豆文邸は、明治43年築で、呉服商だったお店と邸宅。 (上SD1/17-50mm,中下RX100) 
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現在は、町が寄贈を受け、整備。無料開放されています。
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(10) 鉄製の観音扉は、珍しいのだそうです。贅沢で重厚な造り。 (上SD1/下DP3)
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(11) 伊豆文邸のなまこ壁は、松崎町の中でもいちばん厚いのだとか。
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(12) 中へ入ると、呉服商だった当時の面影が感じられます。
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(13) 中から木枠ごしに外が見えます。木枠の隙間から漏れる光。こういう陰影を楽しむ美意識が素晴らしいと思います。
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(14) 東芝の古いラジオが目に留まりました。なんと現役で鳴っているんです!
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(15) 奥には土蔵が見えています。
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(16) 2階に上がると、このまま寛げそうな雰囲気。
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(17) 素晴らしい振り袖が展示されていました。SD1の内蔵フラッシュ使用。
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(18) ここにも水琴壺(すいきんこ)がありました。静謐な中で、壺にしたたり落ちる水の音。それはまるで琴のように、神秘的に響く。明治人は実にゆったりと、文化的な時間を楽しんだのでしょう。
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(19) 伊豆文邸には、足湯(伊豆文の足湯)があります。
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私たちは寄っている時間がありませんでしたが、散策に疲れたときには、ここで少し足を休めるのもいいですね。
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2013.5.6 松崎町にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8
SIGMA DP3 Merrill
SONY Cyber-shot RX100
by bjiman | 2013-06-07 01:22 | 関東・東海旅日記(伊豆)NEW! | Comments(0)

なまこ壁の町を歩く ~松崎町町巡り~(前編)

前回までは、明治時代の商家、依田呉服店の中瀬邸をご覧いただきました。

(1) 今回からは、中瀬邸の外へ出て、なまこ壁の町・松崎町をゆっくり歩いてみます。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8,以下同じです。) 
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(2) 中瀬邸の道路反対側の邸宅。ここも見事な装飾です。
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(3) もうやっていないと思いますが、かつては電器店だったんでしょうね。「レコード」「ステレオ」という文字が郷愁を誘います。 (SIGMA DP3 Merrill)
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(4) 堂々とした造り。実際、丈夫なんでしょうね。 (上中SD1,下DP3)
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(5) 時計塔
   この時計塔は、大正13年に昭和天皇のご成婚を祝して青年団が建てたものの昭和13年の水害により水没したというものを昭和62年に復元したものとのこと。
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13時の時刻が刻まれており、実際には存在しないこの時間になると、前を流れる那賀川の川面に松崎町の風景が映し出されるという言い伝えがあるとか。
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(6) ときわ大橋を渡ります。
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(7) ときわ大橋を渡りながら、中瀬邸、時計塔を振り返って見たところ。
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(8) 対岸の邸宅も、見事ななまこ壁。
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(9) 橋の装飾にも、漆喰とコテで描かれた「鏝絵(こてえ)」があります。まさにその町に受け継がれる伝統的な文化ですね。
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(10) この辺り、観光協会があったり、歴史めぐりの看板があったり、いよいよ観光の中心街「なまこ壁通り」に入ってきます。
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続きはまた明日。

2013.5.5 松崎町にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8
SIGMA DP3 Merrill
by bjiman | 2013-06-05 02:16 | 関東・東海旅日記(伊豆)NEW! | Comments(0)

(後半)松崎町案内(1)中瀬邸

(1) 中瀬邸の後半です。それでは中に入ってみましょう。
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(2) 中瀬邸の「中瀬」は屋号のようなもので、実際には、「依田直吉呉服店」という呉服問屋さんです。
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(3) 豪商だった当時の様子が偲ばれます。
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(4) お店の正面を通り抜けて中へ進みます。
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(5) お座敷があります。
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(6) 欄間や障子の織りなす美に最近は魅せられています。
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(7) 床の間。瀟洒な雰囲気です。
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(8) 床の間の床柱や鴨居に、家紋の橘(たちばな)があしらわれていて、素敵です。これは有田焼だそうです。
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(9) 渡り廊下。湾曲した木材加工が見事です。これは曲げ物が得意な船大工さんの仕事なのだそうです。
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(10) 土蔵(内蔵)に入れるようになっています。
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内蔵のなまこ壁は黒い色をしています。この黒なまこ壁は、白い通常の漆喰に灰墨を混ぜて磨いたものだとか。手間がかかり、豪商の証。当時は鏡のようにピカピカに光っていたそうです。
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内蔵の中は、当時の品々が展示されています。
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(11) 左側の写真、「依田呉服店」の字が見えます。
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(12) アイロンや双眼鏡やレコードプレーヤー。
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(13) 時が止まったような、明治時代にタイムスリップしたような、そんな気持ちでした。
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(14) 入り口脇に、水琴壺(すいきんこ)というものがあります。
解説にあるように、江戸時代に庭師が考案した水琴窟(すいきんくつ)の原理を応用したものといわれ、壺の中にしたたり落ちる水滴の音がまるで琴のように聞こえるというもの。この水琴壺、松崎町のあちこちにあります。とても素敵な音なので、探してみても楽しいと思います。
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(15) 松崎町は、テレビドラマ「世界の中心で愛を叫ぶ」の舞台になった場所。別棟のギャラリーでは、ドラマゆかりのものが展示されています。
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2013.5.5 中瀬邸にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 17-50mmF2.8
SONY RX100
by bjiman | 2013-06-04 08:22 | 関東・東海旅日記(伊豆)NEW! | Comments(0)

松崎町案内(1)中瀬邸(前半)

なまこ壁の連なる美しい町、松崎町。ゆっくり歩いてみたいと思います。

(1) なまこ壁は、民家や土蔵などの外壁の様式のひとつで、明治時代から昭和初期の頃に見られたものだそうです。壁面に四角い平瓦を並べて貼り、継ぎ目に漆喰をかまぼこ型に盛り上げて塗ってある点が特色。松崎町には、なまこ壁を用いた旧家や土蔵が今も多く残り、町もなまこ壁のある町としてアピールしています。写真は、なまこ壁をフューチャーした「ときわ大橋」です。
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(2) 主な観光スポットには駐車場があります。まず今日はなまこ壁観光の見所のひとつ、「中瀬邸」に行きます。中瀬邸に隣接している駐車場にクルマを止めました。 (SIGMA SD1 Merrill/SIGMA 17-50mmF2.8)
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駐車場に、このように観光案内があるので迷いません。
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(3) 創業昭和5年なんていうお店がふっとあったり、昭和初期にタイムスリップしたよう。
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駐車場の近くで。番犬役の犬も、どこかのんびり。
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(4) 「中瀬邸」は、明治時代初期に呉服商として財をなした依田家の店舗(依田呉服店)、邸宅で、明治20年築。4代続いた後、昭和63年に町が買い取り、資料館として公開しています。 (SIGMA SD1 Merrill/上SIGMA 10-20mmF4-5.6下1
7-50mmF2.8)
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(5) 土蔵も含めてなまこ壁で美しく、豪華に飾られています。
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なまこ壁は、防火、防音、防湿などの効果もあるということで、このように土蔵にも用いられたんですね。
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(6) 土蔵には、見事な漆喰彫刻がなされています。こういう漆喰彫刻はコテで描くので鏝絵(こてえ)というそうです。左に虎と右に昇り龍です。
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龍の目は、見えすぎると災いがあるということで意図的に片眼になっているとか。
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(7) 土蔵の中に、素敵なイラストがありました。
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(8) 明治時代の豪商の雰囲気が感じられる当時の姿。
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(9) 明日は、素敵な依田呉服店の内部を特集します。ちなみに中瀬というのは屋号だそうで、お店は依田直吉さんという方が経営した「依田呉服店」です。のれんには、依田家の家紋である「橘」が染められています。
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2013.5.5 松崎町にて
SIGMA SD1 Merrill
SIGMA 10-20mmF4-5.6
SIGMA 17-50mmF2.8
by bjiman | 2013-06-03 07:21 | 関東・東海旅日記(伊豆)NEW! | Comments(2)

「思い出のアジ干もの」の味 ~松崎町・豊崎ホテル~

(1) 今回の松崎町旅行の宿泊先は、「豊崎ホテル」 (SONY Cyber-shot RX100,以下今日は全部同じです。)
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(2) 気取らない、親しみやすさがある宿ですが、さりげなく飾られた生花や吊し雛のようなお花の飾りなど、そこかしこに気配りが感じられて素敵でした。
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(3) ホテルの前にあるのが、ホテル経営の食事処、「民芸茶房」
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漁港の食事処らしい魚を前面に押し出した雰囲気がイイ感じです。
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(4) 朝食は、ホッと安心するような、日本人の朝食、という感じのもの。
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私は以前、ここの民芸茶房で昼食を取った事があり、その時、食べたアジの干ものとお味噌汁の味がとても印象に残りました。お伺いすると、干ものもお味噌汁のお味噌も自家製と言われ、「お味噌もですか?」と聞くと、「昔はここらではみんな作っていたから」との事で今更ながら自分の方がそういう習慣を知らなかったんだな、と思わされました。農村や漁村のツーリズムというのも盛んになってきていますが、まだまだ残っている習慣を、今のうちに伝えておかないとお味噌もみんな買う物という風に思われてしまいますよね。
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(5) そうそう、アジの干ものの事が書きたかったんです。ここでアジの干ものを食べたとき、小ぶりな姿とともに、その味がとても懐かしいものだったのが印象的でした。昔はみんなこの味だった、という。長くなって恐縮ですが、私が高校生の頃だったか、母が近くのスーパーで買ってくるアジが急に大きくなって、身がたっぷり、味もとてもイイなぁと、母に聞くとオランダ産のアジだと聞いて、当時は、外国のものはみんな大きいのかなぁなんて単純に考えていたのですが、考えてみると、最近はむしろこういう方が普通になってきているような気がして、調べてみたところ、オランダ産のアジはニシマアジという種類で、同じ「マアジ」ではあるものの別種なんだそうですね。大きさはそれぞれなんでしょうが、ただ、昔、子どもの頃食べていたようなアジの干ものは、ここ松崎町で食べられるこのアジそのもので、そんな懐かしい気分を味わいたいときは、またここに来たいな、と思いましたね。沼津で買えるものも、こういうのが多いようで、ちょっと嬉しいことです。
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(6) 漁港の朝、とても清々しい空気でした。
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(7) 幸運に感謝して、それでは松崎町の観光巡りに出かけます。
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今日はSONY RX100のJPEGのみでした。
SDとDPの町内巡りの写真は、これからせっせと現像します。
では。

2013.5.5 松崎町にて
SONY Cyber-shot RX100
by bjiman | 2013-05-31 23:59 | 関東・東海旅日記(伊豆)NEW! | Comments(0)