カテゴリ:イタリア日記( 19 )

'永遠の都' ローマを歩く ~イタリア旅行記・7日目~

最終日は帰国するだけなので、実質的にはこの日、9月17日の第7日目がイタリア最後の散策になりました。
(1) 朝食後、ホテル(Giulio Cesare)付近を散策しました。(SonyCyberShotU30)
c0223825_0155937.jpg

(2) ホテルの中庭。お洒落なテーブル。
c0223825_0174724.jpg

(3) 中庭にパーキングするジャグァー。さすがローマはクルマも高級になってきます。
c0223825_0185937.jpg

(4) 市の中心地からちょっと離れた閑静なホテル街でしたので、周囲もホテルが多かったです。
c0223825_021517.jpg

c0223825_0211673.jpg

   小型でもメルセデスだったりして。今回旅行した他の都市ではこういうことはなかったです。やっぱりローマは違いますね。
c0223825_0222737.jpg

(5) ホテル街から地下鉄に乗れば中心地へはすぐ行けますね。スペイン広場で。環境美化のため、今はここでアイスクリームを買ってオードリー・ヘップバーンを気取ることが出来なくなったそうです。
c0223825_0234352.jpg

(6) 近くにジェラテリアはありましたけど(笑)
c0223825_026854.jpg

(7) どんどん歩いて行きます。やっぱり都会的な雰囲気がありますね。クルマもフィアットの後はスマート、その後はポルシェですね。ドイツ車が目立ちます。
c0223825_0271296.jpg

(8) ここは大観光地。ニホン人対策ももちろん忘れてはいません。
c0223825_0331958.jpg

  ちょっと間が抜けている(笑)ところもイタリアらしい。
c0223825_0314028.jpg

(9) とにかくクルマが高級車ばっかり。アウディTT、ランチアイプシロンの隣はランチアの高級車・カッパのワゴン、その隣はBMW。ローマはなんとなく敷居が高いです。
c0223825_0414780.jpg

(10) コロンナ広場の中心にあるマルクス・アウレリウスの記念柱は、ローマの五賢帝の一人、マルクス・アウレリウスのドイツ遠征勝利を記念して建てられたものだそうです。
c0223825_104963.jpg

   ガレリア・コロンナ・アルベルトソルディ
c0223825_110834.jpg

(11) コロンナ広場の近くにある有名なトレビの泉。人だらけで大混雑していて、ここで記念写真を撮るのは至難の業でした(笑)。中央に立つのは、海を支配する水の神・ポセイドン。左は農耕の神のデメテル、右は健康の神、サルース。
c0223825_1133741.jpg

(12) 街中のレリーフも神話の世界。
c0223825_1211640.jpg

(13) 市が出ていました。
c0223825_1265599.jpg

(14) バシリカ(聖堂)。もっと見たかったのですが、時間がそろそろなくなってきたので再び地下鉄に乗ってホテルへ戻りました。残念だったです。
c0223825_1323487.jpg

(15) フィアット・パンダ リッターカーですが、気分的にはワゴンRのリッターカー版みたいな小型車です。
c0223825_1373022.jpg

(16) ホテルの周りで。名残惜しげに。
c0223825_139139.jpg

(17) BMWのワゴン。ローマ周辺は、ドイツの高級車が多かったですね。
c0223825_1422189.jpg

(18) ローマを出て、ミラノ経由で帰国しました。ミラノではトランジットが長かったのですが雨で残念ながらミラノ見物は出来ませんでしたのでミラノ空港の中でお買い物だけで終わりました。
c0223825_144171.jpg


これで長かったイタリア旅行特集も終わりです。
世界遺産の旅は、振り返ってみると、旅行期間も長く貴重な機会でした。ヨーロッパは時間を取らないと十分楽しめないので、今ではなかなか機会を持てずにいます。また行ける機会を狙って旅行貯金でもしようと張り切っている今日この頃です。。。
イタリア特集、長々とお付き合いいただきありがとうございました。

2005.9.17~18 ローマにて
Sony CyberShot U30
by bjiman | 2011-03-08 01:32 | イタリア日記 | Comments(2)

レッチェからローマへ ~イタリア紀行・6日目~

さてレッチェでは、スーパーで買い物を愉しみましたが、何といってもワインの安いことが印象的でした。話には聞いていましたが、やっぱり本当なんだな~と納得。

(1) 夕食は宿泊のホテル(President)で。 (Sony CyberShot U30)
c0223825_161394.jpg

   正直、ここの食事はあまり印象に残っていないのですが(汗)、今見ると美味しそうに見えます。クリームが濃厚そうです。
c0223825_17394.jpg

   メインはお魚料理。
c0223825_181426.jpg

   またえらくシンプルなデザート。
c0223825_183078.jpg

(2) 翌朝、レッチェのホテルからブリンディシ空港へ行き、国内線で「永遠の都」ローマへ。
c0223825_1124073.jpg

(3) あっという間に1時間ちょっとでローマ着。シトロエンC5とC4 picassoのタクシーが新鮮です。
c0223825_1165224.jpg

(4) バチカン宮殿に行ってみました。サン・ピエトロ広場から眺めてみつつとりあえず1枚。
c0223825_1203811.jpg

   ローマでは治安面を考慮して一眼レフを持ち歩かなかったので、写真は小さなサイバーショットのみになりました。トリミングしたら画像が粗いですがご容赦下さい。
c0223825_124226.jpg

(5) ホテル周辺を散策。さすがにローマは大都会。今までの小都市と全然違いました。
c0223825_131146.jpg

   緊張しながら歩いたせいか写真が少ないのです。勿体ないことをしました。。。
c0223825_1334188.jpg

(6) ローマでの夕食は、出発前に日本で選んでおいた地元で評判のレストラン、「オステリア・デランジェロ」で。上手に頼めるかちょっと不安だったので、ホテルのコンシェルジェを通じて予約したので、スムースに食事ができました。
c0223825_1433844.jpg

  でも甘~いワインのせいか、相当ご機嫌になってしまい、写真があまり撮れませんでした。とにかくお腹一杯で、しかもずいぶんリーズナブルでした。
c0223825_1444124.jpg


 明日は、ローマ定番の観光地へ向かいます。。。

2005.9.15~16 ローマにて
Sony Cybershot U30
by bjiman | 2011-03-07 01:25 | イタリア日記 | Comments(2)

イタリアでの素敵な小型車たち(レッチェ編)

南のフィレンツェと呼ばれるレッチェは、プーリア州レッチェ県の首都。道を走るクルマにもどことなく華やかさが感じられました。今日は、イタリアでの素敵な小型車たち(レッチェ編)です。

(1) 古都・レッチェの街並 (Pentax MZ-3,SMCP-A28mmF2.8/Fuji Fortia)
c0223825_1392760.jpg

(2) 歴史ある街の景観に、モダンなデザインのVolvoの姿が妙にマッチしていました。(おっとタイトルが「小型車」なのに、これはちょっと違いましたね(笑))
c0223825_1414038.jpg

(3) アルファ145。 この角張った前衛的なデザインが、なぜかこの古風な景観の中で雰囲気があります。アルファの中世国家的な紋章をいただいたフロントグリルが雰囲気にあっているせいでしょうか。
c0223825_144295.jpg

(4) フィアット・プント。小型車でも雰囲気ある落ち着いた佇まいです。
c0223825_14549100.jpg

(5) ランチア・ムーサ。フィアットイデアと同じ基本デザインながらランチアブランドらしく贅沢なレザーの内装を与えられた、コンパクトでも上級な1台。「ムーサ」はギリシャ神話に登場するゼウスの9人の娘で、それぞれが芸術に寄り添う女神。ムーサからは、musicやmuseumといった言葉が派生しました。
c0223825_1585519.jpg

(6) なによりここレッチェでは、嬉しいくらい、私が大好きなランチア・イプシロンが見られました。
c0223825_233915.jpg

   イプシロンは、ギリシャ文字の「Y」に因みます。
c0223825_285568.jpg

ランチアでは伝統的にガンマやベータ、デルタなどギリシャ文字を車名に用いるケースが多くイプシロンもその例に倣ったものですが、ギリシアと関係の深いここレッチェの街にとてもよくフィットしている気がしました。
c0223825_2101971.jpg

  まるで全てがデザインされた絵のようなパーキング姿のイプシロン。すべてが一枚の絵のようにデザインの中に溶け込んでいます。
c0223825_2123224.jpg

  これは現行型の2代目・イプシロン。グレーの外装にクリーム色に近いベージュのレザー内装のお洒落な1台。(Sony CyberShotU30)
c0223825_2152627.jpg

(7) こちらはまた凄い旧車の高級なランチア。おそらく戦前のものでしょう。
c0223825_2201410.jpg

(8) シトロエンx'sara picassoのタクシー。シトロエンファンの私には堪らない1台。
c0223825_2243880.jpg

(9) FORD kaのかわいい後ろ姿。こんな凄い縦列駐車には、小回りの効く小型車が欠かせないですね。(SonyCyberShot U30)
c0223825_2265912.jpg

(10) すべてがデザインされた、どこを撮っても絵になる、そんな雰囲気がありました。
   イタリア国民に愛された大衆車・フィアットチンクェチェント。
c0223825_2295583.jpg

(11) こんな街で、いつまでも写真を撮っていたくなりました。
c0223825_2311078.jpg

   お洒落なレストランで休憩しましょうか、なんて(笑)(Sony CyberShotU30)
c0223825_2315830.jpg


 この後、レッチェでは、地元スーパーで楽しい食材の買い物をしました。レッチェ滞在も、あと僅かです。

 2005.9.15 レッチェにて
 Pentax MZ-3
 Pentax SMCP-A28mmF2.8
 Fujifilm Fortia
 CanonCanoScan9000Fでフィルムスキャン
 Sony CyberShotU30
by bjiman | 2011-03-06 02:12 | イタリア日記 | Comments(2)

レッチェ ~南のフィレンツェで愉しむバロック建築~

デジタルカメラが隆盛してきた2004年頃、富士フイルムが限定発売したFORTIAというリバーサルフィルムがありました。デジタル画像を意識したような相当派手な色合いで、撮影対象を選ぶ特殊用途という雰囲気でしたが、時代の趨勢がデジカメに移行する中での一つの模索だったのかもしれません。そんなFORTIAの派手な発色で中世の街、レッチェを撮影してみました。

(1) レッチェは、バロック様式の建築で有名ですが、なんといっても凄いのが、このサンタ・クローチェ聖堂です。1353年に建築が始まって、完成したのが1695年という壮大な建築物で、レッチェのバロック建築の中で最高のものだとか。動物や人身像に支えられて飛び出したバルコニーの装飾に時代の凄みが感じられます。(Pentax MZ-3,SMCP-A28mmF2.8/FUJI Fortia)
c0223825_19102330.jpg

(2) ドゥオモ広場
  旧レッチェ市街地の中心地にあって、有名な建築物が集まる広場。イタリアで最も美しい広場の一つだそうです。
c0223825_1931117.jpg

(3) ドゥオモ
  このドゥオモは1670年頃の建築だそうで、建物の上部部分が一種の凱旋門のようなデザインになっています。
c0223825_19345658.jpg

   鐘楼は五層構造だそうです。
c0223825_19375871.jpg

(4) サントロンツォ広場には、町の守護聖人であるサントロンツォの像をあしらった円柱がそびえ立っています。
c0223825_20192743.jpg

(5) 円形闘技場
  サントロンツォ広場の近くにあり、ローマ時代のものだそうで、建築年台は2世紀頃とのこと。同種の建築の中で最も保存状態が良いそうです。ただし、この建物の上に数世紀にわたって別の建築物が建てられていたため、闘技場部分は地中に埋まっています。
c0223825_2025838.jpg

c0223825_2137122.jpg

(6) 凱旋門
  別名ナポリ門ともいわれる凱旋門。中央に王の紋章が入っているそうです。
c0223825_20311189.jpg

  これも鷲のような鳥のデザイン、あるいは神話の中の神々のような姿があしらわれています。
c0223825_20365224.jpg

(7) 有名な建築物ばかりでなく、レッチェの街は、街中に中世的なデザイン、ディティールが満ち溢れていて、まるで神話の世界に迷い込んだようです。
c0223825_22384866.jpg

c0223825_223978.jpg

   ドゥオモ広場で。fortiaの強烈な色彩が青空を鮮やかに写してくれました。
c0223825_2239581.jpg

(8) レッチェはとても整然とした印象で、時空を飛び越えて、中世の時代にワープしたような雰囲気を味わえ、印象深い街でした。この旅行を決めるとき、代理店の方に「レッチェはいいですよ~。ギリシャみたいな雰囲気が味わえます」と言われていたため、今度はギリシャに行きたいな、と思わせられた街でした。
c0223825_22403136.jpg

  2005.9.15 レッチェにて
  Pentax MZ-3
  Pentax SMCP-A28mmF2.8
  Fujifilm Fortia
  Canon CanoScan9000Fにてフィルムスキャン(1600dpi)
by bjiman | 2011-03-04 20:39 | イタリア日記 | Comments(4)

中世の街、レッチェへ ~イタリア紀行5日目~

(1) アルベロベッロの楽しい観光もそろそろ終わり、、、(SonyCyberShotU30)
c0223825_1434970.jpg

(2) 昼食は、アルベロベッロのレストラン、'L' Olmo bello’で。 (CybershotU50)
c0223825_1453457.jpg

c0223825_1454968.jpg

(3) 昼食後、バスで「南のフィレンツェ」と呼ばれる素敵な建築物が溢れる中世の街、レッチェへ移動しました。
c0223825_15111100.jpg

c0223825_152537.jpg

(4) レッチェは、本当に素敵な建物が多くて、上を見上げっぱなし(笑)
c0223825_154684.jpg

c0223825_155471.jpg
c0223825_1564281.jpg


今日はフィルムスキャンの時間がなかったのでデジカメのスナップを載せてみました。
続きはまた今夜。

2005.9.15 レッチェにて
Sony CyberShotU30,U50
by bjiman | 2011-03-04 01:58 | イタリア日記 | Comments(0)

イタリアでのかわいい小型車たち~後編~

私はイタリアやフランスの小型車の、愛嬌あるデザインが大好きで、ヨーロッパに行ったらぜひそんな小型車たちがどんな暮らしをしているのか見てみたいと思っていました。
(1) 憧れだったランチア・イプシロン(奥はプジョー106、右奥はルノー・トゥインゴ) 
c0223825_0593368.jpg

(2) 手前の後ろ姿はフィアットのベーシックカー・プント。プントは「ポイント」の意で文字通りのベーシックカー。右奥はアルファロメオのベーシックカー・147。147の特徴的な5角形のリアウインドウは、前身の145時代からのものですが、このデザインはずいぶん色んなクルマに真似されています。
c0223825_155148.jpg

(3) フィアット・イデアは日本車と似た雰囲気。そんなせいもあるのか、ランチアブランドのMUSAが来ただけで、イデアは日本には来ませんでした。
c0223825_1135277.jpg

(4) 横に3列のイスを並べて異様に幅広のフィアット・ムルティプラは日本では全く売れないまま輸入中止になりましたが、さすがにイタリアでは見かけました。右端がムルティプラ。隣は、大胆なかわいい後ろ姿が魅力的だったものの大胆すぎて日本ではまったく売れずに輸入中止になったドイツフォードの ka。
c0223825_112228.jpg

(5) 小型車のフロントに背の高い大きな荷台を付けるスタイルはフランスのルノーがオリジナルだと思いますが、プジョーやシトロエンなども作っています。フランス好きの日産も一時期似たものを出していましたが、根付かなかったのかやめてしまいました。これはスペインのセアト。セアトはVW傘下の比較的メジャーな会社ですが日本ではまず見かけないですね。左奥には、これも残念ながら日本には来なかったアゥディのベーシックカー・A2が見えます。
c0223825_1542575.jpg

(6) フィアット・セイチェント(600)
  セイチェントは、排気量を示す600(cc)の意味です。フィアットは500ccのチンクエチェントなどベーシックカーを単に排気量で呼ぶことも多いですね。ただし、実際にチンクエチェントやセイチェントが500ccや600ccだったのは1950年~60年代の話で、このセイチェントの排気量は1100ccでした。それでもやっぱり'600’で名前が通っているので変えないのですね。イタリア人は保守的だなと思います。奥に日産マーチが見えます。マーチは、小型車が好まれるヨーロッパでは人気があると聞きます。
c0223825_138510.jpg

(7) シトロエンC3(初代)は、かつてのシトロエンのベーシックカー・2CVを思わせるデザインで、日本でも少し人気を博したモデルでした。
c0223825_143667.jpg

(8) 当然ながら地元フィアットの小型車はたくさん見かけます。左がパンダ、右がブラーバ。その前はアバンギャルドなデザインの小型クーペ・オペルのティグラですね。
c0223825_148397.jpg

(9) かわいい門扉の奥に鎮座するのは、日本ではもう歴史となったフィアットの大衆車の元祖・チンクエチェント(ルパン三世の愛車ですね。)。隣はシトロエン・サクソ。
c0223825_1525288.jpg

(10) 駐車場には小型車ばっかり。小型車を見たかった私には夢のような時間でした。
c0223825_1575278.jpg

   大好きだった、FIAT・PUNT
c0223825_23434.jpg

夢の時間を過ぎ、明日はレッチェに移動します。
2005.9.15 アルベロベッロにて
 Pentax  MZ-3
 
by bjiman | 2011-03-03 02:00 | イタリア日記 | Comments(6)

アルベロベッロ散策 イタリアでのかわいい小型車たち

トゥルッリ観光の後、アルベロベッロの街中を少し散策しました。
(1) 立派なドゥオモ (Pentax MZ-3,SMCP-A28mmF2.8/FUJI RVP100F)
c0223825_7161834.jpg

(2) 街中の市警察
c0223825_716411.jpg

(3) 相当にレアなフィアットには、思わず見入ります。
c0223825_7193171.jpg

(4) 朝市が開かれていました。
c0223825_7222771.jpg

(5) イタリアを代表する新旧大衆車のフィアット。左がチンクエチェント(500)で右が現代の大衆車・ムルティプラ。こうして見ると、イタリアのベーシックカーもずいぶん大きくなったものです。
c0223825_719836.jpg

(6) でもやっぱり狭いイタリアの小都市には、小型車が似合います。左がフィアットのブラーバ、右がフランス・ルノーのベーシックカーのトゥインゴ。
c0223825_725293.jpg

(7) こちらは小型車でもちょっと高級なランチアブランドのベーシックカー・イプシロン。薄い水色がラグジュアリーなイメージのランチアに良く似合っています。
c0223825_7281524.jpg


イタリアやフランスの小型車が大好きな私は、街中でクルマウォッチングをするのを楽しみにしていました。今夜はその続きをまとめてみたいと思います。

2005.9.15 アルベロベッロにて
 PENTAX MZ-3
 PENTAX SMCP-A28mmF2.8
 FUJIFILM RVP100F
by bjiman | 2011-03-02 07:34 | イタリア日記 | Comments(0)

アルベロベッロ・後編~世界遺産・トゥルッリの成り立ち~

トゥルッリの石を積み上げたとんがり屋根はとても不思議な外観です。このような街並みが成立した背景には、当時の国家体制と税制があります。
(1) 15世紀後半、ナポリ王の時代。アルベロベッロの領主は、土地を開拓するために周囲の農民を多く移住させましたが、石だらけの街で、農民達は貧しい家しかなく、石づくりのきちんとした家の建築を領主に要望し、領主もこれを叶えることにしました。 (Pentax MZ-3,SMCP-A28mmF2.8/Fuji RVP100F)
c0223825_1382772.jpg

(2) しかし王国時代の話、国の許可無く国の領地内に家を建築すること禁じられており、また、家の数によってその土地の領主から取る課税額が決められていたため、課税額の増額を嫌ったアルベロベッロ領主は、「国の検査官が来た時にすぐに取り壊せる家」の建築を命じました。
そこでモルタルなどの接着剤を使わず、石を積み重ねただけの「とんがり屋根の家」が考え出されたのだそうです。
c0223825_158786.jpg

(3) 農民達は、国の検査官が来そうな気配があったら直ちに屋根を壊し、領主が「これは家ではない」と検査官に主張できるよう、他の土地に逃げて暮らすという不安定な暮らしを強いられたとか。
c0223825_214617.jpg

(4) しかしそんな不安定な暮らしは続かず、農民達の国王への直訴によって領主が追放、国の直轄地となって安定を取り戻した農民達は、「自由の象徴」としてモルタルを使い始めたため、今では、とんがり屋根をモルタルで修繕したトゥルッリも見ることが出来ます。
c0223825_1542890.jpg

(5) かつて貧困に苦しんだ街の象徴としてのトゥルッリも、世界遺産として登録された今は、こうしたお土産物屋などにも利用され、「現代のおとぎの国」として観光客に親しまれるようになった事は、とてもいい話だなと思います。
c0223825_2141153.jpg

こんなかわいいとんがり屋根のアルベロベッロの街。オススメのスポットです。
c0223825_232625.jpg

(6) チンクェチェント
  永くイタリア国民の生活を支えたベーシックカー、「フィアット・チンクェチェント」(排気量の500ccの意)。この街の長い歴史とともに暮らしてきた時の重みを感じさせてくれます。
c0223825_222131.jpg


  2005.9.14 アルベロベッロにて
  Pentax MZ-3
  Pentax SMCP-A28mmF2.8
  Fujifilm RVP100F
by bjiman | 2011-03-01 01:33 | イタリア日記 | Comments(6)

世界遺産・トゥルッリの立ち並ぶおとぎの国へ~アルベロベッロ・前編~

マテーラ観光の後、奇岩の家「トゥルッリ」が立ち並ぶアルベロベッロへ移動します。アルベロベッロ到着は夕方、ちょっと出歩いただけで夜になってしまいました。観光は明日です。
(1) アルベロベッロの街で。 (Pentax MZ-3,SMCP-A28mmF2.8/FujiRVP100F)
c0223825_1544094.jpg

(2) 夕食はASTORIAというかわいいホテルで。これは、プーリア州名物「オレキエッテ(耳たぶ型のパスタ)」です。
  (Sony CyberShot U50)
c0223825_1591488.jpg

  メインのタコ料理は、左のタコツボから取り出すのです。ちょっと迫力がありました。
c0223825_212821.jpg

(3) 翌朝、2005年9月15日。お天気は快晴。午前中は、まず神秘の鍾乳洞・カステッラーナ・グロッテを観光しました。(写真左奥に洞窟がありますが、洞窟内の写真は撮り忘れました。)
(Pentax MZ-3,SMCP-A28mmF2.8/FujiRVP100F)
c0223825_27444.jpg

(4) カステッラーナ・グロッテ観光の後、アルベロベッロの街を散策しました。出かけましょう。
c0223825_2155878.jpg

   アルベロベッロのトゥルッリも世界遺産ですが、トゥルッリとは、、、なんだかとんがり屋根の家がたくさん見えてきましたね。
c0223825_2174161.jpg

(5) トゥルッリは、平らな石を何層にも積み重ねてとんがり屋根を作った家です。
c0223825_2255238.jpg

(6) とんがり屋根の家は、白い壁と相まってとてもかわいらしく、おとぎの国に舞い込んだかのようです。(Sony CyberShot U50)
c0223825_2321846.jpg

(7) マテーラのサッシが洞窟の石を削って住居にしたのに対し、トゥルッリは、石を積み重ねて家にしている、、、なんだか逆のアプローチですが、どちらも石がふんだんにあり、石と密接に生活してきた歴史が感じられます。
c0223825_2373074.jpg


 ではなぜこのような街が、、、というところまでは書く時間がなくなりました。フィルムスキャンの続きとともに、また明日に続きます。

 2005.9.15 アルベロベッロにて
 Pentax MZ-3
 Pentax SMCP-A28mmF2.8
 fujifilm RVP-100F
 CanonCanoScanにてフィルムスキャン
 Sony CyberShot U50 
by bjiman | 2011-02-28 01:49 | イタリア日記 | Comments(4)

世界遺産・マテーラの洞窟住居(イタリア) 後編

(1) マテーラのサッシ特集(後編)です。 (Sony CyberShotU30)
c0223825_22334278.jpg

(2) サッシは、もともとは岩壁だった場所に浸食で自然に出来た洞窟に人が住み始め、やがて石を削って少しずつ街の形を形成していくというまさに悠久の歴史の時間を感じさせる街です。
c0223825_22384752.jpg

(3) 一つの山から、段々掘り下げていって下へ街が形成されていく。人間の工夫というのは凄いものだと思います。どこまでが岩壁で、どこからが人間が継ぎ足したのか削ったのか分からないくらい。
c0223825_22402598.jpg

(4) 岩を削り出した部分と積み上げたレンガがどこで繋がっているのか、と思わず見上げてしまう断面。(MZ-3,A28mmF2.8)
c0223825_22463233.jpg

(5) ドゥオモ。サッシの中には13世紀に建てられたドゥオモもあります。
c0223825_22575032.jpg

(6) 洞窟住居の内部。
c0223825_22594264.jpg

   こうして馬などの家畜も一緒。
c0223825_230511.jpg

   教会の内部
c0223825_2363852.jpg

(7) 岩壁を切り崩し、下へ下へと作られた街。貧しさ故下水道の十分な整備もままならず、傾斜を利用して汚水は下へと流す仕組みだったため、衛生環境も良くありませんでした。疫病の蔓延などを恐れたイタリア政府が洞窟住居の住民を強制退去させたため、一時期、誰もいなくなったサッシは、荒廃した景観を晒していたそうです。
c0223825_2312415.jpg

(8) しかし、この特異な形状が保存されたサッシが世界遺産に登録されてから、イタリア政府も再整備に乗り出し、最近では、ホテルなどの整備も進んでいます。
c0223825_23145536.jpg

c0223825_23151517.jpg

  これはカフェですね。
c0223825_23162994.jpg

(9) その結果、今では7割の洞窟住居が使われるようになったとか。サッシ付近の街並みも今では整っています。
c0223825_23192888.jpg

c0223825_23203955.jpg

c0223825_22582562.jpg

c0223825_23254546.jpg

 こうした洞窟が今も保存され、そして使われていることが凄いと思います。世界遺産の暮らしというのはどういうものでしょうか。。。
 マテーラのサッシは、一度は見る価値がある世界遺産に相応しい街だと思います。

  2005.9.14 マテーラ・サッシにて
  Pentax MZ-3
  Pentax SMCP-A28mmF2.8
  Kodak E100/Fuji RVP100
  Sony CyberShot U30
by bjiman | 2011-02-26 23:27 | イタリア日記 | Comments(4)