銚子・外川~紀州人が作った町~そうだ、銚子に行こう⑤

千葉県といっても広く、下総、上総、安房ではそれぞれ人も違うという印象があります。そんな中で何か「銚子の人」というのは上総でも安房でもなく、まして下総とも違うような印象がありました。それがなぜか分からなかったんですが、この外川に来たらその理由が分かったような気がしました。
「外川(とかわ)駅」 SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
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外川の町並みを特徴づけるのは、整然とした坂道の並ぶ集落の姿です。
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細い石畳の坂道が連なる集落。非常に整然とした印象が今日まで残ります。どちらかといえば自由で、まとまりのないキャラクターの千葉県人の印象からすると、やや違和感があるんです。
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それもその筈。この集落は、紀州和歌山出身の方が拓き、1,000軒以上の紀州人達が移住して形成された町だったからです。
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銚子といえばヤマサ醤油、ヒゲタ醤油などの醤油醸造業。NHKの朝ドラマの舞台にもなった地域の特徴がありますが、こうした先進技術も紀州などからの移民たちによってもたらされたものだということを知ると、なるほど銚子がちょっと違うという印象にも理由があったんだと分かりました。この資料館に行くと、銚子には非常に多くの氏があるんだというディープなお話しをたっくさん聞かせてくれます。
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集落に入っていくと、印象的なのが立派な屋根瓦の家々
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町を特徴づける坂道には、一本一本、レリーフが埋め込まれています。
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坂道から海が見えます。紀州から移ってきた崎山治郎衛門さんは、ここに漁港のまちを開き銚子漁業の発祥の地として栄える礎を築いたのです。
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坂道から見える海を見ていると、移住してきた漁民たちが見ていた風景も、きっとこんな風だったんだろうと思わせられます。
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道を歩いていると段々になってしまう。歩くのには支障はなくても、これではクルマが通れない。そんなことを気にしていなかった時代の町作りが、今に残っています。
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これも道。普通の道。洗濯物干し場になっているのか、それとも違うのか。
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クルマは、芸術的な腕で駐車されています。
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軽自動車すら、すれちがうことができない道も多く、この町に多い猫たちも、自動車の接近に敏感になります。 (SIGMA DP1 Merrill)
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町中の干物。こんな風景がこの町らしい。
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
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昔から変わらない町割りに、新旧いろいろなモチーフがある。そんな渾然一体となった景観がフォトジェニック。外川は、町の写真が好きな方にオススメです。
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そんな魅力的な外川のまち。次回に続きます。
2016.10.16 @銚子市 外川にて
SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art
SIGMA DP1 Merrill

by bjiman | 2016-11-09 03:14 | 銚子が大好き | Comments(0)
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