SIGMA sd Quattro がやってきました。

SIGMA sd Quattro+SIGMA 18-35mmF1.8DC Art / SIGMA DP2 Merrill
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7月7日の発売日は仕事で取りに行けませんでしたが、予約はキッチリ入れていたので7月9日(土)、安心して新宿のカメラ屋さんに取りに行きました。下取りは、SD1Merrill+PG31と、いちおう、17-50mmF2.8も持って行きましたがたぶん値段がたいして付かないだろうから持って帰ってくることも念頭に置き。
、、、で査定してみると、すべてAランクをつけていただきましたが、予想どおり17-50mmは1万円にも満たない額だったのでこれは残しているSD15用に取っておきました。持って帰ってきた袋は以下のような感じで、、、 (SIGMA DP1 Merrill)
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SD1 Merrillを買ったのは2012年3月でしたから、4年4ヶ月ぶりの更新。新宿のカメラ界隈の風景もすっかり変わっていたように感じました。私にとっては、SD1 Merrillを持ち出す機会が減っていたし、ちょうどいいタイミングだったように思います。
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今回購入したのは以下のセット。
sd Quattro本体、レンズは、18-35mmF1.8 DC Artライン、18-300mmF3.5-6.3 DC MACRO、予備バッテリー、ハクバ液晶保護フィルム、Sandisk Extreme PRO32GB
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液晶保護フィルムは、ハクバ。ハクバはマイナーなシグマ用も速攻で用意してくれるのでとっても嬉しい。SDカードは書き込み速度が速いものが精神衛生上はいいですので、95MB/sec のSanDisk Extreme PRO にしました。
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レンズをこの2本にしたのは、シグマファンの方には分かっていただけるのではないかと思います。
18-35mmF1.8はシグマらしい、焦点距離域を犠牲にしても明るさと画質にとことん拘ったArtラインシリーズのレンズなのでAマークが入っています。今こんなスペックのレンズを出すのはシグマだけだと思うくらい個性的なレンズです。出た時から欲しいと思っていましたが、実用的にはOS付きで50mmまでカバーした17-50mmF2.8が便利だと思っていたので今回のsd Quattro登場時まで待つことにしていました。ちょうどいいタイミング。18-300mmF3.5-6.3はコンテンポラリーシリーズなのでCマークが入っています。旅などにこれ1本でというレンズ。sd Quattro はAPS-Cサイズなので、これで35mm換算450mmまでカバーできる望遠レンズとしても活用したいと思います。画質などはそこそこでしょうけれど、望遠域であればこれで構いません。簡易的なマクロレンズとしても使えます。18-35mmと18-300mmは理想と実用という使い分けになりましょうか。
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では早速、sd Quattro を箱から出してみます。箱は、SD1 Merrillの頃と同じような仕組みなのですぐに分かりました。

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箱から出しました。すでに店頭で使ってみていたので特に驚きはありませんが、質感はとても良くなっていますね。
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箱から出たsd Quattro。ミラーレスタイプのカメラは、昔のレンジファイダーカメラのように四角い本体。今まで発売されたミラーレスタイプのカメラの多くはコンパクト化がお題目だったので、専用マウントのレンズを用意したり、フランジバックの短さを活かした設計になっていましたが、sd Quattroは一眼レフのSD1 Merrillの後継機なので、今までの一眼レフレンズをマウントアダプターなしで付けられるように設計されました。このため、フランジバックの長い一眼レフ用レンズのためにボディ本体からフランジバック部分が鏡筒のように飛び出ています。このため、コンパクト化という点ではミラーレス化は特に寄与した点は感じられず、ミラーレスカメラとしては大きなボディになっています。
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でもこういう造形、ちょっと昔のプラウベルマキナみたいで好きですね。私の手持ちだと中判645AFレンジファインダーのGA645。
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DP2 Merrillと並べてみました。大きさの比較になりますでしょうか。

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18-300mmF3.5-6.3DC MACROは、35mm判換算で27~450mmまでの幅広い範囲をカバーする高倍率ズームレンズ。SIGMAの新しいレンズラインナップは、SIGMA GLOBAL VISIONの元に再編成されている最中で、新しい製品群は、このビジョンの元に再構築されたライン(Art、Contemporary、Sports)のいずれかに区分されています。この18-300mmは、このうちContemporaryに区分されるコストパフォーマンス重視のレンズで、OS(手ブレ補正)付きですし、最短撮影距離は39cm、最大撮影倍率は1:3(専用クローズアップレンズを付ければ1:2)と簡易的なマクロレンズとしても使えるなど徹底的に実用に拘ったレンズ。585gの重さがありますが、まぁ許容範囲。そんなにお値段の張るレンズではありませんが、仕上げも手抜きなし。鏡筒もガッシリしています。レンズ本体にContemporaryの「C」のマークが入っています。
このレンズは、「TIPA Awards 2015 Best Entry Level DSLR Lens」を受賞しています。
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鏡筒を伸ばすとこういう感じ。かなりガッシリできていてズームをするときにちょっと力がいります。鏡筒には最大撮影倍率が印字されています。
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今度のsd Quattroと組み合わせる常用レンズとしては、この18-35mmF1.8DC を選びました。
前述したように、18-35mmと、35mm版換算で言えば27mm~52.5mmと、まるで一昔前の645中判カメラ用みたいな割り切った最小限のズーム範囲(例えばペンタックス FA645 45-85mmF4.5 (35mm版換算で28mm~53mm))をカバーするレンズです。
中判のレンズを例に引いたように、ペンタの45-85mmはベストセラーレンズですから、そのような特定の使い方をする場合にはこのレンジで十分な訳で、むしろこのレンズの特徴は、世界初というF1.8通しにあるように思います。最短撮影距離は28cmとまずます寄れますし、最大撮影倍率は、1:4.3ですから大きなお花などの場合、F1.8の浅い被写界深度を活かしたボケのある柔らかい写真を撮ることもできるでしょう。標準ズームとしては鏡筒が長く、まるで中望遠レンズのようです。12群17枚ものレンズを贅沢に使い重量は810gとこの点でも中望遠レンズ級。今もっともシグマらしいレンズといえばコレでしょう。光学性能を追求したArtラインのシリーズで、「A」マークが入っています。
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レンズを装着しているとかなり立派な感じになります。こんなのを持ち出して写真を撮るには、きちんと撮らないと目立つなぁという感じです。
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やはりこうして後ろ姿を見ると、中判のマミヤ7とかを思い出すスタイルです。

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リアパネルはこんな感じです。フラットな面一のパネルが好感。
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SD1Merrillよりコンパクトにしたいとの思いはどうやら叶わなかったようですが、新しいEVFはハッキリ見えますし、グリップの持ち心地も良いようです。sdはコントラスト方式と位相差検出方式を組み合わせ、スピードの速い位相差と、正確なコントラスト方式の良い点を活かしているのだろうと思います。SD1 Merrill時代は正確なピントが欲しい時はほとんどMFで撮っていたので、この点では少し楽ができそうです。
これから新しいsd(SD1Meriill時代は、「SD」が大文字でしたが、今度の世代から、ミラーレスになったこともあるのでしょう、小文字のsdになりました。)とともに写真ライフを歩んでいこうと思います。
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2016.7.10 自宅にて
bjiman

※最後まで読んでいただき、ありがとうございました。ちなみに、SD1 Merrillは下取りに出しましたが、1,400万画素時代のSD15は手元に残しました。
一眼レフデジタルを残したいという気持ちもありましたし、Foveonがどんどん進化していく中で以前のシンプルな1,400万画素時代の色を楽しみたい時があるのではないかと思ったからです。
実際、今回中古カメラ屋さんを覗いてみた感じでは、旧DPもいい値段がしていましたし、DP1sとかもし1万円位だったら欲しいなとも思いましたが、そうそうないんですよね。もしあったら希少性が出てくるような気がしました。やっぱりこの時代のFoveonでないと出ない絵の雰囲気もあると思うので、、、そういう意味では常に「最新」がよかったデジタルカメラも、中古が楽しめる新しい時代に入ったのではないかという気がしてきました。
※今回売らなかった17-50mmF2.8は、発売途中で価格が大幅に廉価になるなどの価格改定があったこともあるのでしょう。自動的に中古価格が下がりました。こういうレンズは最新とは言えなくても実用上は十分以上(私のも査定してもらったらAランクでしたから光学的には何の問題もない)なので、SD15と組み合わせるには最高だと思いますし、これからSD1Merrillの中古を購入される方にもハイC/Pなレンズとしてまずこのレンズをお勧めします。sd Quattroの場合はAF対応が保証されないなどの問題はあるもののSD15でもSD1 Merrillでも今までのモデルなら問題ないわけですし、50mm側F2.8は、私はマクロ70mmよりも重宝しました。OS付きで、手ブレにも強いです。

by bjiman | 2016-07-10 12:40 | 使用機材シグマのカメラ・レンズ | Comments(2)
Commented by tamsanpe at 2016-07-11 12:36
比べると割と大きいのですね^^
このメカらしい独特の形状がかっこいいですね。
写真楽しみにしてます。
Commented by bjiman at 2016-07-12 01:18
tamasanpeさんこんばんは。
そうですね、DP2 Merrillと比べると大きさが目立ちますね。
購入3日目、私も早くも、「これは、イイなぁ!」と思ってきたところです。
所有の満足感が高いように思います。四角いボディも好きなんです。このカメラのデザイナーさんはレンジファインダーカメラ、特に中判のレンジファインダーが好きだった方なんじゃないかなと思うんです。
特に18-35mmとか50-100mmなんていうレンズを見ていると、かつての中判のレンジファインダー、ゼンザブロニカRF645とか私の愛用したFUJIFILMのGAシリーズとかを思い出します。ゼンザブロニカは45mm,65mm,100mmというライン
ナップだったし、GA645Ziは、45mm-90mmというレンジ域でした。これらのカメラは携帯性が求められる風景写真を作画する方向けに最小限かつ実用上十分なレンジ域をできる限り性能を犠牲にせずコンパクトにするというコンセプト
にデザインされたものでした。
APS-Cサイズで最高を求めるsdも、35mmフルサイズの一眼レフを思ったらコンパクトですから、どこかに似通った思想があるのかなと思います。
いずれにしても、静物をじっくりと、キッチリ写し取る、そんな使い方をするカメラなのかなというのがファーストインプレッションです。
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