「俺のフレンチ」に行ってみました。

立ち食いのスタイルでコスパが高いと評判の「俺の〇〇」シリーズ。銀座などを歩くと行列を見かけることはありましたが自分で行ってみようとはなかなか思いませんでした。最近は一時の行列も少し落ち着き、予約も取れ、座れるお店もあるということで、人形町の「俺のフレンチ」に行ってみました。
〈俺のフレンチ 人形町店〉 SIGMA DP1 Merrill
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お値段は、これは安いなぁと思うものもあるし、凄い!という程ではないものもあるしという感じ。
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お手軽に行くならハウスワインもありますが、せっかくの「初オレ」なのでこれはお得!とお店がコスパをアピールしていたシャンパンにしてみました。普段お店では無理せずスパークリングワインにするので、シャンパンなんて久し振りだなと思いました。これはフィリップ・ゴネのシャンパーニュだそうです。ラッキーなことに、ニューボトルを開けるところでした。泡がすごくきめ細かくて澄み切った感じでしたね。999円でした。
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冷前菜は鮮魚。真鯛のカルパッチョ。これは量が多くて、しかも真鯛が肉厚でいてフレッシュな感じもあり、非常に美味しかったのが印象的でした。最初良し!です。これで810円なのでなる程、コスパが高いですね。期待感が高まります。
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グラスワインは、お手頃なハウスワインと、ちょっとだけプラスになる世界のワインがありましたが、今回はいい方にしてみました。最初に頼んだこれも新品のボトルを開けるところでした。「美味しいですよコレ。ラッキーですね」と言われつつ。オーク樽の熟成香のような香り高いものでした。これ、もう一口飲んじゃってますね。すみません。
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続いて温前菜。「ムール貝 ノイリー酒蒸し タイムの香り」(780円)
量があるなぁという第一印象はともかくも、美味しいのでパクパク食べてしまいました。スープがたくさん下にあるので、バゲットを別料金(150円、2人で300円)を取って、パンに付けて食べました。
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ムール貝が美味しいものだからワインもスイスイなくなって、2杯目をオーダー。プレミアのグラスは2、3種類あったと思いますが、これはソーヴィニヨン。カベルネ・ソーヴィニヨンのようなオーソドックスな味かなと思いきや、全然タイプが違うワインで、南イタリア料理屋さんで出るようなフルーティでトロピカルな味。さきほどの濃厚なタイプといいコンビだなぁとすっかりご機嫌。
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もうすっかりご機嫌でしたが、メインに時間が掛かる物を頼むときは30分以上余裕を持って下さいということだったので、前菜と一緒にメインも頼んでしまっており、これが後でちょっと後悔することに。
ここで「最初の」メインが来ました。
「これだけは食べといた方がいい」という事前のツマ情報でオーダーしたのは、人気No1という「牛フィレとフォアグラのロッシーニ」。
なんで作曲家のロッシーニなのかな?と思ってググってみたら、ロッシーニさんは食べることが大好きで、トリュフを探す豚を飼育するほどだったとか。それでロッシーニ風というとトリュフやフォアグラを使った料理なのだそうです。ふむふむ。
何はともあれ、このメニュー、座って食べると1,980円ですが、立ち食いの場合は999円なんですって!これが売りなんですね。
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このフィレ肉がボリュームたっぷりだったものですから、2人で食べてもこれでもうお腹いっぱい。まして、美味しい赤ワインもいただいたので、これで終わればとてもちょうど良かったのですが。赤ワインはちょっとひねってスペインのものにしてみましたが、こちらは案に反してオーソドックスな感じの味でした。
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普段は、メインを2種類、違うのをとってツマとシェアしながらいただくのが好きですが、今日はちょっと多すぎでした。この「子羊のロースト シェフスタイル(1,580円)はとても美味しかったのですが、できれば持って帰りたかった(お持ち帰りはできませんとのこと。)私はマトンも大好きなのですが、羊が苦手という方は脂のクセのことを言っているんだろうと思います。この子羊、ラムらしくお肉にはまったくクセがありませんが、脂の部分は羊らしい味がするので、苦手な方はやっぱり難しいだろうとは思います。私はとても美味しくいただきました。ごろっとした玉葱が箸休めにとてもいい。
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これ、食べる前はとても食べきれないと思ったものの、ひとり2ピースだし、美味しいものだからあっという間にペロリと食べてしまい、もう何も食べられないという状態になって、コーヒーもデザートもいただけずにこれで終わりにしました。
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しばらくお水をいただいて呼吸を整えて、おしゃべりして落ち着いてからお店を出ました。
お店を出るとき、たまたまシェフの方が出てきてお見送りをしてくださいました。
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最近は若い方はあまりフレンチに行かないそうで、この日のこのお店でも、場所柄もあるのか高齢の方が目に付きましたが、上手に利用すればとてもリーズナブルに本格的なフレンチがいただけるこういうお店で、フレンチの魅力を知って欲しいなぁと思います。
私は学生時代は神楽坂と飯田橋の間あたりに住んでいましたが、就職してすぐの頃だったか、飯田橋に気軽なフレンチを売りにしていた「東京パリ食堂」があって、簡単なテーブルにビニールクロスを敷いて雰囲気を出していました。中学生時代からの大貫妙子マニアで、「朝まで熱くパンとワインで語り合う」ことばかり頭でイメージしていたし、それもあってフランス車好きと化していた私はこういったお店でカジュアルにフレンチを楽しむ生活に憧れていましたが、残念ながらこの東京パリ食堂も昨年だったか閉店になってしまいました。マキシムが閉店になった時も相当驚きましたが、東京パリ食堂の時も時代の流れとは言え残念な気がしたものです。私は普段は当然和食派ですが、こんなフレンチの魅力も若い方にはアピールしたいですね。

2016.3.21 @人形町 「俺のフレンチ」にて。
bjiman SIGMA DP1 Merrill

すっかりご機嫌なbjiman。この日のジャケットは、幕張アウトレットのMITSUMINEで買ったイギリスのMOON社のツイード素材のもの。MOONはハリスツイードよりも素材感もお値段も軽快なのが特徴でこの日の食事みたいなカジュアルな装いの時に愛用しています。
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by bjiman | 2016-03-23 01:47 | おいしい幸せ | Comments(2)
Commented by tamsanpe at 2016-03-23 11:54
先週末に家内と東京に滞在していて「俺のフレンチ」に行こうか話してました。
結局行かなかったのですが・・・
お写真と記事を読んだら行けば良かったと激しく後悔してます(笑)

結構難しいと思うんですけど、ほんとに料理を美味しそうに撮られますね^^
Commented by bjiman at 2016-03-24 00:28
tamsanpeさんこんばんは。
そうだったんですか。それは偶然でした、、、初めてのお店と行列は苦手なのですが、行って良かったと思います。今ではお店と時間を選べば予約も取れるし全席座席のお店もあるとかで初期の「俺」のコンセプトからはかなり変わってきたようですが、ドトールコーヒーでもそうだったように、やっぱり簡単な椅子でも座れる方がいいですから。素材にコストを掛けてCPを売りにしているコンセプトは素直で利用者にもよく浸透しているような感じでしたね。やっぱり美味しいのが一番。
今後もいろんな「俺の〇〇」にチャレンジしてみようかと思っています。また見てみて下さい。
写真、ありがとうございます。そんなに工夫している訳ではないのですが、自分が美味しいものが大好きで、目で見た「美味しい」が感じられるように写ってくれ!と思いながら撮ったり現像したりしているので、そういう目とか気持ちが撮らせてくれているんだと思います。あと、Foveonはワイングラスと水が織りなす光を得意にしている気がするのでいつもそこは意識して撮っています。
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