TRIODE(トライオード) TRV-88SE 導入 ~真空管アンプを中心に「old fashioned &contemporary」なオーディオシステムの構築~

15年ぶりにオーディオシステムの核であるアンプとCDプレーヤーを更新しました。

c0223825_00512726.jpg
TRIODE TRV-88SEは、自社発注のKT88をプッシュプルで使うAB級アンプ。
ビーム管の出力管として代表格のKT88は、何と言っても一聴して分かる豪快なサウンドが特徴。中低音の鳴りが大きくて分かりやすく真空管アンプの魅力を伝えてくれます。

c0223825_01250429.jpg
真空管アンプにしたのは、ある時、リサイクルショップで、あまりに良いボーカルの音が鳴っているのが耳に入り、「どんなシステム?」と思い良く見てみたら二度ビックリ。スピーカーが私が使っている JBL Veccio A822 の兄弟機である A622だったから。A622は、私のA822と高音ユニットは共通で、低音ユニットが一回り小さい弟分なのに、実に朗々とした鳴りっぷり。ボーカルが生音のような瑞々しさ。CDがDENONのDCD1650で、これまた私の使用機と同じだったので、うーん、これは違いはアンプだ、というのが一聴して分かりました。私のA822はもう15年も使っているのでボチボチ別のスピーカーを、、、とも思っていたのですが、これでは変えられません。

(私のスピーカー、JBL Veccio A822 20cm2way)
c0223825_01530981.jpg
そのアンプは、LUXMAN SQ-38FD。ラックスマンの真空管プリメインアンプを代表するヒットモデルです。しかし、数十年前の中古機を10万円以上も出して買うのはリスクが高すぎるということで、同じような音が出る代替機を探し始めました。当然ラックスマンの現行モデルから検討するのが筋ですが、現行モデルのLX32uは価格が高い上に、出力管がEL34でSQ38とは異なります。専門店で相談してみても、英国系スピーカーと組み合わせて上品な音を狙った方が良いようで、私の嗜好とちょっと違いそうということでこれは避け、TRIODE(トライオード)を選ぶことにしました。TRIODEは、その名前「TRIODE(トライオード)=3極管」からも分かるとおり、真空管アンプの魅力を廉価で提供しようということに取り組んでいる最近の会社です。真空管も自社発注のもので揃えており、メインテナンスの点でも心配なさそうです。TRIODEの製品はどれも比較的廉価ですが、特に入門用というと、EL34使用のTRV-35SEとKT88使用のTRV-88SEに絞られます。もともとTRV35の方が先にあり、その回路を基本に出力管をKT88に変えたものがTRV-88SEということなので、出力管の音の違いで好みが分かれ、私の場合は両モデルを一聴してすぐに音が大きく、ボーカルの生々しいTRV-88SEに決まりました。
TRV-88SEは、プリメインアンプとはいっても、実際にはインプットセレクターとボリュームがついただけのパワーアンプといった構成なので、操作は簡単。配線もインプット3系統と、録音用のREC-OUTだけなのでシンプルです。
c0223825_02150434.jpg
今回は、CDプレーヤーも更新。CDレコーダーのTASCAM CD-RW900MkⅡにしました。
こちらは、CDレコーダーの機種自体がほとんど比較選択不可能な状態なので、必要な機能と価格を考えてすぐに決まりました。私は、以前まではMDデッキのSONY MDS-JB930をもう16年くらい愛用してきましたがMD規格が市場から消えた後のレコーダーがどうなるのか見通せずにいました。一時期はハードディスクレコーダーになるのかとも思いましたが、「録音機」というものがあまり使われなくなった今、決定的なものはないようです。そこで、メディアの流通量から考えて、もっとも今後長く使えそうなCDレコーダーを選択することにしました。CDレコーダーはメディアや著作権の問題で一般的になることはありませんでしたが、私は、気軽に80分程度の録音をするなら、現状ではCDレコーダーが扱いやすいと感じます。メモリーレコーダなどもありますが、メモリーにファイルで残すという方法よりもCDメディアに記録する方が、家庭で楽しむ、クルマで楽しむという使い方を考えると好適なように思えます。
SONYのMDデッキが動く内に、潤沢にあるMD資源のCD化をしておきたいとも思っています。
TASCAMのCDレコーダーは業務用として長い歴史があり、本機も業務用モデルとしてスタジオや結婚式場などで使われているのでしょうから、信頼性の心配はないでしょう。業務用なのでラックマウント付きで、パネルもブラック一色。操作ボタンなどもどちらかといえば愛想のないいかにも業務用という感じですが、私はもともと高校時代は放送部なので、こういう業務用的な機械は大好きです。MDとはオプティカルでダイレクトにつないでありますが、TRIODEからのREC-OUTも使用できるよう配線してあります。どちらがいいかは使ってみて決めます。
c0223825_02250579.jpg
新しい管球アンプにつなぐソースは3種類。上記のCD-Rと、パソコンからのDAコンバータ(ONKYO WAVIO SE-33UGXV)経由のPCオーディオ。ユーチューブや、インターネットラジオなどはこちらから。
c0223825_02475211.jpg
後はウォークマンからのライン出力。これは近々、ハイレゾタイプに挑戦してみるつもり。
c0223825_02492615.jpg
最近は、オーディオの他にも、懐かしのBCLラジオで深夜ラジオなども楽しむことも加わりました。昔のラジオの音って、箱がしっかりしているから何とも中音が豊かで思った以上によい音を聴かせてくれます。
c0223825_02524549.jpg
そんな真空管アンプ、CDレコーダー、PCオーディオ、BCLラジオといった、old fashioned &contemporary なちょっと変わったオーディオライフが始まりました。

TRIODE TRV-88SE については、Think Globalの先にあるものというタイトルで続編を書きました。良かったらご覧いただければ嬉しいです。

by bjiman | 2015-07-28 02:01 | PCオーディオへの道 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード
<< 私の「いつかはクラウン」⑤ ~... 夏祭りは浴衣 >>