わたしの「いつかはCROWN」

読んでいて、知的な文章だなと思う時はとても爽やかな読後感があります。
ここ数年では、筑摩文庫「ギリシア神話」で読ませて頂いた串田孫一先生の文章、最近では京都大学の佐伯啓思教授の書かれたものを読むと、知性溢れる文章から上品さが偲ばれるような気がします。佐伯教授が、長崎県の軍艦島などの世界遺産登録の際に、これらが象徴する明治以降の近代化は、日本の産業革命を推し進めはしたが、同時に、常に西洋諸国をモデルにして取り入れるという思考のバイアスを掛けることにもなってしまった。現代は第二の産業革命とも言われるが、もはや欧米に追いつくことが目的ではなく、西洋がモデルにもならない時代であり、今私たちに必要なことは自分たちがどんな社会を作っていくかという考え方なのであって、そういう思考の改革が求められているのではないか、という趣旨のことをお書きになっているのを拝見したときは、まさに自分の考えていたことはこれだ、と思いました。それが自分がクルマのジャーナリズムを読みながら考えていたことだったからです。
と長くなりましたが、明日からは、私が以前から書きたかった、「日本のクラウン」について書いてみたいと思います。

(TOYOTA CROWN ATHLETE) SIGMA DP1 Merrill
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by bjiman | 2015-07-17 02:11 | CAR | Comments(0)
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